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いらっしゃいませ。
本日は「真贋判定講座」にようこそお越しいただきました。当店はお品物ではなく、“ブランド品の真贋判定”という知識と情報について、この講義に来られた皆様に、楽しみながらお買物のように“知識集め”をしていただきたいと思います。
ですので今後も、この講義の始めは「いらっしゃいませ」、終わりは「ありがとうございました。」で締めくくりたいと思います。
第5回目の講義は、前回予告どおり「GUCCI」についてです。
GUCCIについては、 現行のグッチの他に“オールドグッチ”と呼ばれる商品のカテゴリーもあるのですが、今回は現行のGUCCI、中でも人気も高く、オークションでも高値で取引される事が多いバッグに 焦点を絞って、真贋判定のコツについて述べていきましょう。
まずは、バッグの中を 見て、「GUCCI」と刻印された“革タグ”を探してみて下さい。(写真は真正品です。) 大抵の場合、商品の内ポケットの上側に縫い付けられている場合が多いと思います。
次に、この「革タグ」を触ってみましょう。真正品はこの部分も革で出来ていますし、 本体との接合縫製もしっかりしています。多くの偽造品の場合、合成皮革だったり、適当に縫い付けてあったり、曲がったりしている物もあります。(写真は偽造品です。)
また、この部分の「GUCCI」「made in Italy」という刻印も、よーく見て下さい。この刻印部分の文字の間隔が均等でなかったり、潰れている場合、注意しましょう。※この時、ライトなどで革タグを照らすと、客観的に刻印の文字の鮮明さや、深さが見れます。
さらに、この革タグの裏を見てみましょう。二列の製造番号が刻印されています。財布などの場合は金文字印刷で、横一列に並んでいます。商品の素材にもよりますが、GUCCIの一般的素材=布×ピッグスキンのバッグ等の商品革タグは、革が柔らかいので 刻印も鮮明で、刻印の深さも一定の深さで刻印されています。
これが偽造品になると、刻印の深さが右と左で深さが異なったり、文字列も不安定で崩れたりしています。※ネットオークションの場合は、出品者に革タグに斜めからライトを当てた画像の提供を依頼してみましょう
最後に、革タグだけに惑わされないように、金具パーツの造形なども確認しましょう。
これはどのブランドにも言える事なのですが、商品真贋のポイントとして、革タグなど一箇所のみの判断に頼るのは非常に危険です。もちろん、判断ポイントを広げ過ぎても疑心暗鬼に駆られてしまい、真正品か偽造品かの判断に迷うだけなので、偽造品なら手を抜きそうだな、という細かい部品に焦点を当てると、迷わないかもしれません。ただ、ブランドの傾向と特性もあるので、それは今後少しずつご説明していきます。
さて。もう、講義の終わりの時間になってしまいました。今回もお役に立ちましたか?
第6回目はTIFFANYについて取り上げましょう。こちらも息の長い人気があり、同時に、偽造品の流通と歴史も長い“手ごわい相手”となっています。次回の講義は「明らかに偽造品とわかる商品を見ること」で、ポイントを見分けるコツを教えます。
本日はご来訪、誠にありがとうございました。またのご来訪をお待ちしております。
http://aucfan.com/know-how/brand_2_5.htm
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