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10月28日8時3分配信 スポーツ報知
三重県伊勢市名物の和菓子「赤福餅」が偽装問題で揺れる中、イメージキャラクターの侍「赤太郎」グッズが、インターネットオークションで人気を呼んでいることが27日、分かった。問題を受け、グッズが店頭から引き揚げられたことなどが原因と見られる。赤太郎は伊勢内宮前の土産物店街の地図に現在も起用される一方、地元紙で行っていた天気予報からは撤退するなど、一連の騒動に翻弄(ほんろう)されている形だ。
「♪ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃな〜いかっ」のテーマとともに、かつては赤福餅のテレビCMにも登場していた赤太郎。インターネットオークションに、500円の開始価格で出品されたクリアファイル2枚は、すでに1120円と2倍以上の額に。100円でスタートしたタオルハンカチも500円と5倍の値がついている。
背景には赤太郎グッズが今後「レア化」するとの見方がありそうだ。赤福餅の製造元「赤福」(伊勢市)のグループ会社で、伊勢内宮前の土産物店街「おかげ横丁」を運営する「伊勢福」によると「ストラップやキーホルダーなど5種類くらい」を取り扱ってきたが、12日に問題が表面化。「赤福が営業停止となりグッズも店頭から引き揚げた」という。
旅姿の侍「赤太郎」は、1963年に赤福餅のイメージキャラクターとして誕生。年齢、出身地や旅の行き先などの設定は「特にない」(赤福・広報担当)が、手に持っている小包が赤福餅だ。担当者は「赤太郎を通じて伊勢を売る狙いだった。赤太郎にとっては残念なことに? そうですねぇ」とつぶやいた。
影響はグッズ以外にも及んでいる。前出の「おかげ横丁」では、赤太郎が登場する絵地図を、引き続き店頭で無料配布。伊勢福では「お客さまのためには地図を置かないわけにもいかない。(赤太郎は)あくまで案内人のひとりと考えている」と、複雑な事情を説明した。
一方、地元紙「伊勢新聞」からは撤退。同新聞社によると、赤太郎は1面の「まんが天気予報」に登場、これまで読者に予報を伝えてきた。しかし「騒動後は赤太郎が消え、ただの天気予報になった」(同紙)。
今後、赤太郎のイメチェンの予定については「まだ何も決まっていない。また同じ姿で帰ってくる可能性もある」(赤福・広報担当)。いつかまた赤福餅が店頭に並べば、赤太郎も完全復帰できそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071028-00000088-sph-soci
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