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今年のホリデーシーズンは、小売業界の一部にとって厳しいものになるとの見方も出ていたが、Eコマース大手の Amazon.com にとっては、実入りの大きな商戦だったようだ。
Amazon.com は26日、2007年のホリデーシーズンが、同社創設以来13年間で最高の内容になったと発表した。同社によれば、最大の商いとなった日は、一般に Eコマースの最繁忙日になると言われているサイバーマンデー (感謝祭明けの月曜日で、今年は11月26日) ではなく、同じ月曜日でも12月10日だったという。同日は、毎秒平均62.5個の商品が売れた。
同社は発表のなかで、今シーズンの際立った動きについても報告している。たとえば任天堂の『Wii』は、在庫がある状況で毎秒17台が売れたという。
10日に最繁忙日を迎えたとはいえ、クリスマス当日に向けて Amazon.com が暇になった訳ではない。トラフィック計測を手がける調査会社 Hitwise によると、22日までの12月第4週、すなわちクリスマス前の週に最も多くのトラフィックを獲得したサイトは Amazon.com で、Hitwise が集計している米国上位100サイトのトップになったという。
また ForeSee Results と FGI Research が実施した年次調査『Top 40 Online Retail Satisfaction Index』でも、Amazon.com は高い評価を得た。同調査は、販売規模の大きな上位40サイトにアクセスした消費者1万1000人に聞き取り調査を行ない、満足度を算定するものだ。
同調査で満足度が最も大きかったのは、オンライン DVD レンタル会社 Netflix (満足度86) で、Amazon.com は第2位 (満足度82) となった。調査報告によれば、同率で3番手になったのは、満足度80を獲得した L.L. Bean と QVC だったという。
今回の調査で、上位5サイトのうち Amazon.com だけが前年比で満足度が減少した。ただし2006年ホリデーシーズン時の満足度に比べ、わずか2.4% (2ポイント) の減少で、上位40サイト全体の満足度も、前年比で1.3% (1ポイント) 減少して74となった状況と一致する。
これは、Amazon.com の勢いが鈍ったことを意味する訳ではないようだ。Hitwise によると、12月第4週における米国小売りサイトのなかで、Amazon.com のトラフィックシェアは12%を記録し、文句なしのトップになったという。続く Walmart.com のシェアは8%をわずかに下回り第2位で、Target は約5%を獲得して第3位だった。
http://japan.internet.com/ecnews/20071228/12.html
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