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毎年話題となった言葉を選出する「ユーキャン新語・流行語大賞」の有力候補で、美容家のIKKOさん(45)がブレークさせた「どんだけぇ〜」に絡む商標登録が、複数出願されていることが18日、分かった。米菓会社や酒造会社が出願している。また、「そのまんま」関連や「ハニカミ王子」「千の風になって」など、ノミネート語に“乗っかった”と思わせる出願も多数。ブームになった言葉の影響力は、どんだけぇ〜!
一大ブームとなったフレーズ「どんだけぇ〜」から拝借したと思われる商標「どんだけ」を出願したのは、おせんべい「ばかうけ」でも知られる栗山米菓(本社・新潟)。「菓子、パン」の区分で、6月6日に出願、「ばかうけ」を詰め合わせた「どんだけセット」をすでに販売している。
同社ホームページによると、1990年に発売された「ばかうけ」の名前の由来も「当時の人気テレビ番組で『ややうけ』『ばかうけ』という言葉を使ったコーナーがありました…(中略)…このテレビの影響で当時は『ばかうけ』という言葉が、大変流行っていました」とのこと。今回、流行をいち早くキャッチしての出願もうなずける。
お菓子だけでなく、鹿児島県の酒造会社が焼酎の区分で「薩摩どんだけ」、日本酒、洋酒などの区分で「芋どんだけ」を8月に出願。栗山米菓の「どんだけ」を含め、現時点ではいずれも登録はされていない。
「新語・流行語大賞」のホームページによると、「どんだけぇ〜」は「どれほど〜なのか、それほどでもないだろう」の意味。反語的に使われ、嫌み、非難などが含まれることが多いという。
注目されたきっかけは今年2月、ダウンタウンが司会のTBS系「リンカーン」だった。お笑いコンビFUJIWARAの藤本敏史さんが、新宿2丁目のゲイのマーチングバンドに参加。ゲイバーのママが使っていたフレーズに魅せられ、使い始めた。
これにIKKOさんも呼応して使用を開始したところ大流行。今やIKKOさんの代名詞的なフレーズに。アニメやテレビドラマの登場人物が使ったり、CM内でも使われるなど大受け。「どんだけぇ〜」に返す言葉として「いかほど〜」も浸透しつつある。
15日に発表された同賞のノミネートにも「欧米か!」「そんなの関係ねぇ」などとともに候補入り。大賞を取ればさらに登録希望が増えそうだ。
◆ノミネート語にまつわる商標出願、登録
▼ハニカミ王子 男子ゴルフの石川遼選手を示す愛称は、織物、ビニールクロスや清涼飲料、果実飲料の区分で今年6月に出願されている。9月には三重県の鶏卵を扱う会社が「ハニカミ玉子」を出願。
▼千の風になって 「」歌手・秋川雅史さんが歌い大ヒットした曲は、その内容に沿って「墓地又は納骨堂の提供、葬儀の執行」「線香」「ろうそく、マッチ」などのほか「扇子」など多数の区分で出願されている。
▼そのまんまショック 冷凍庫、メガネ、納豆、牛乳…。東国原宮崎県知事の「そのまんま」を冠した商標は、ジャンルを問わず全国各地、各業界から届け出が殺到。
▼ハンカチ世代 佑ちゃんブームは今年も健在。「ハンカチ王子」そのものは「被服」「ハンカチ」などで多数出願されているが、「ハンカチ王女」「名茶ハンカチ王子」とともにまだ登録はない。一方「ハンカチ姫」はすでに登録済み。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071119-OHT1T00115.htm
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