ETS被害 後遺症 ごく普通の日常生活を奪われて

少しでも、永遠の健康を失ったこの身体を知ってもらえれば

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滅茶苦茶な身体

私はETS(交感神経切除手術)を受けたことにより、自分の身体をコントロールできなくなりました。

一緒にごく普通の日常生活にも対応できなくなりました。

 
何故この手術を受けたかというと、この手術が手の掌などの多汗症などに困っている人に対する手術にな

っており、当時私は、手の掌の多汗症で悩んでいて、医師の説明でも副作用も心配するものはなく、

「大丈夫やし、何も心配することはないし、安心して受けてください」と言われたその言葉を鵜呑

みし、手術を受けてしまいました。

 当時、私も若く、名の知れた大病院ということもあり、医師を疑うという選択肢もなく、

 今現在のように後遺症者の直接の情報も手に入らない時代でした。

よって、信じれるものは医師本人と、厚労省に保険適用されているという事実だけでした。

 結局、まんまと騙されました。


 今思えば誰でもいいから、とりあえず数をこなしたかっただけだったのだろうとつくづく思います。

 人の身体はスキルアップに使う道具ではない!
 
 このような非人道的手術を何故、保険適用にしているのか!と、声を大にして言いたい。



 その結果、このような身体になりました。
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 1は、上半身の胸側
2、3は背中側です。

 これは7月中旬に掃除機で部屋を10分軽く掃除した後の写真です。
 部屋の気温30℃ちょっとぐらい  湿度も50%ぐらいだったと思います。


 たったそれだけの作業で体が汗で水浸しです。

はっきり言えばじっとしていても、この気温なら同じです。裸でも体感的に気持ち悪いのですが、

これが服を着てとなると、さらにベチョッと体に引っ付き、さらに汗の量も増えてしまいます。

止まることを知らず、汗が玉になって次から次へと流れていく感覚はほんとにもう我慢できる限界を超えています。

 なんといってよいか分からないですが、大量発汗時は水(お湯)に浸かっていないのに、身体の体感は水

(お湯)のなかでいるかのようです。服を着たまま湯船に浸かっているような不快感です。

 なので常にのぼせ感があります。これも非常に身体に厳しいです。


    


 なぜ、このような現象が起きるのかというと、手汗を止めるために、手術で結果的に私をはじめ多くの

深刻な後遺症者は手術で、気温や体が暑かろうが、胸から上、背中側も肩甲骨から上、両腕の先

まで、肩、首、顔、頭部にまで汗を掻けなくなります。(ちなみに私は脇はダラダラです。) 

 私の場合は医師に頭の汗だけは現状より減るかも知れないと言われたのですが、全く出なくなりました。

 術前に、仮に頭部などの汗が全く出なくなっても日常生活には全く支障がないと断言してましたし、過

去に受けた人は頭の汗が止まっても皆大満足して普通に生活をおくってますよ的な・・・・。

 オリンピック選手など目指さない限りは全然問題ないですよ。と、しかし

 今の私はスポーツどころか、生活の基本中の基本歩くことだけでも、息が切れ、体温が上がり、下げる

ことが出来ず、汗まみれになります。仮にじっとしていても、熱がこもり、風が通らないので汗まみれで

 す。どうしようもない身体です。


 

 一番大事なところがここなのですが、

後遺症として、汗が出なくなった部分の変わりに、胸から下、背中から下の、汗を掻ける範囲の場所にそ

の出なくなった部分の汗が補てんされ、代わりに汗が出ることで汗の量がその分だけ増えると吹聴さ

れました。つまり、

 
  手術前の体の汗の総量  =  手術後の体の汗の総量   
  (体全体から発汗)       (胸から下側の発汗)


 このように言われました。つまり汗の出る場所は違えど、量自体は、相殺されるというふうに。


 しかし、現実は全くもってかけ離れていました。


  明らかに、


  手術前の体の汗の総量  <  手術後の体の汗の総量 


  であることがわかりました。しかも倍ではきかない相当量です。

 なのでアルバイト中などは、脱水で筋肉が痛くなって痙攣したり、身体のあちこちが痛くなり、視界が

曇ってきて、朦朧としながら気力だけで絶えています。

 

 はっきり言ってこの時期、日中は怖くて外に出れません。 
  


 そして、この異常発汗の一番の原因は、頭部など脳付近の発汗を止められたことに起因しています。


脳には体温の調節を担当する視床下部があり、暑いから汗を掻いて気化熱で体温を下げるように、交感神

経を通じて全身に指令を出し発汗して視床下部自体の温度も下がるのですが、

私たちの場合は、その中枢である視床下部、脳自体の温度を直接的に汗を掻いて下げることができない

のです。

 
なので、どんだけ胸から下に汗を掻こうとも、視床下部は「何をしてるんだ!命令を出しているのにいっ

こうに俺自体の温度が下がらないぞ、早くしてくれんと、俺が焼きついてしまうぞ!」

と、命令が出っぱなしになるのです。

 
 その時の状態は、身体上部は、カラカラに乾き熱をすごく持ち、たくさんのスポットライトをかざさ

れているような感覚で、熱すぎて酸欠状態になりものすごく息苦しいです。

 悲しいですが、犬のように口を空けて体温を下げようとしている自分に気づきます。

 と同時に、胸から下は汗が流れっぱなしの、二重の苦しみです。


 大半の後遺症者は、一番大切なこの事実を知らされないまま、執刀されていると思います。

 これが事実です。

 毎日がこれの繰り返しです。

 私にとってこれはもう拷問としか言いようがないし、本当の生き地獄です。




 この身体になってつくづく人間の身体はものすごく完成されていることに悲しいが気づかされました。

 何故人類がこんなに繁栄した文明を手に入れることが出来たかというと、

 簡単に言えば人間が全身発汗で体温調節に長けている生物であったからではないかと思います。

 術前と、術後では明らかに実際の気温と、身体の体感温度が、滅茶苦茶になったことに気づかされ、

 打ちのめされます。


 
 

 だから私はこのように完成したすばらしい身体に逆行して、多汗症に対する治療という名目で、

体温調節機能を破壊するETSは存在していること事態、非情であるし、一般の人よりも、体温調節という

ものがどれだけ大事なのかを把握しているはずの医師に対しても、疑問を投げかけたいです。

国に対しても、何故このような人間の特権である体温調節機能を壊す手術を保険適用としたのか、

犠牲者がたくさん現れている現在も無視し続けるのか・・・。

 
 
 


 このまま苦しむだけ苦しんで、社会に埋もれたまま自然淘汰されてしまっては、あまりにも酷く

 本当の意味の   「代償性」    であり
 

  、逃げ得など絶対に許したくはないです。


  
 何もないペラペラの日常しか送れないけど、これからもこのブログでこの身体について思っているこ

とや、ETS後遺症について話したいと思います。


   

閉じる コメント(7)

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いちさん、勇気ある写真ありがとうございます。私も同様です。家では家族に了解を得て大判バスタオルを巻いて、取り替えています。
いちさんが正直に書かれたので、ひた隠しに生きるのは止めようと思いました。それにしても、ぺらぺらですよね。うんうん・・・・。

2009/9/11(金) 午後 10:33 [ ちいぽぽちゃん ]

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いえいえ、こちらこそです。
ETSというあまりにも非道な手術と、それに伴うあまりにも酷すぎる後遺症の説明書になればいいかなと思いブログを立ち上げました。
あと、言葉だけでは後遺症が伝わらないと思い、思い切って
写真もアップしました。

世間の方々に少しでも理解してもらえたらと・・・思っています。

2009/9/12(土) 午前 2:03 [ いち ]

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とにかく私も苦しいの一言ですが、国や医者や病院もこちらから何かアクションを起こさない限り、ひどい事実があることを把握していても、あり得ないことですが、見事なまでに、ほったらかしです。
何のための、行政機関なのかもわからないし、このような悪魔的な手術をやり続けている医者も、人道から逸脱しているとしか言いようがありません。
この体では何をするにも、嫌になるぐらい大変なのですがね。

http://sky.geocities.jp/etshigaisya/me/saiban.html
私はETS被害者連絡会の会員です。
私以外にも多くの被害者の方がおられるので、よければ入会してみてはどうでしょうか?
私も何ヶ月前かに入ったばかりです。

2009/10/4(日) 午後 11:50 [ いち ]

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はじめまして、私はものごごろついた時から手や足の異常な汗に悩ませられてきました。恋人とも手をつなげす書類は手を置くと破け、裸足でいると床はべちょべちょ、とにかくなやんで悩んでここまできました。しかしある日テレビでこの手術で人生が変わって喜んでる人の番組をみました。私は嬉しく今まで隠していた親や妻、子供にもうちあけ(知ってたし思ってたと言われましたが)この手術を受けたいと思って今日ルンルン気分でネットを調べました。すると、こちらにたどり着きました。正直、半々な気分です。みなさんも手足の汗に悩まれていたと思います手の汗をコップですくうと汗が液体として溜まっていきますすごい汗です足もポタポタ落ち常に濡れています。冬場は手足の体温が下がりまくって汗はかくけど手足は冷えまくってかじかむほどです。この汗が止まるなんて夢のようだと思ってます。しかし
「いち」さんなどのメッセージを読んで、しかも同様のことを訴えている方が他にも多数いらっしゃるようなのでなやんでいます。やはりやめるべきでしょうか?他に方法はないのでしょうか?ワラにすがる気持ちで書いています

2013/5/24(金) 午前 0:14 [ cr1*5k ]

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私には、こっち側からの人間の意見として、絶対にやめておいたほうがいい、としか言えないです。

2013/6/9(日) 午後 11:18 [ いち ]

はじめまして。

私も代償性発汗で悩み続けて約15年が経ちます。

正直 辛過ぎて自ら命を絶とうと思った事も何度かあります。

もう嫌です…

2013/8/24(土) 午後 2:54 [ alo*a_*oc*mo*o3 ]

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このサイトを見て手術を踏みとどまりました

今は極薄手の指切り手袋で仕事をこなしています

長時間キーボードを扱う時もあれば、上司のドライバーをしたり、毛筆で文章書いたり古文書を扱ったりと手汗が気になってしょうがなく、医者の兄に相談したところ交感神経を切ることはどんな理由があれ大反対だ、人間の調整機能を破壊する行為だ、と言われました

それでも諦めきれず、情報収集して、ここを見つけました

2016/6/18(土) 午後 0:41 [ 田舎のハゲ ]


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