『出口のない海』公式ブログ「届かなかった手紙」

甲子園の優勝投手はなぜ二度と帰れない作戦に志願したのか…

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『出口のない海』歌舞伎座完成披露試写会 舞台挨拶レポート
2006年8月28日(月)東京・歌舞伎座にて『出口のない海』の完成披露試写会が行われ、主演をつとめる市川海老蔵、佐々部監督はじめ主要キャストが勢揃いいたしました。ここでは舞台挨拶の皆様のコメントをテキストにて紹介いたします。


市川海老蔵:この度、私、市川海老蔵、映画の初主演を務めさせてさせて頂きました。それがまた、このように子供の頃から育った歌舞伎座という場所で試写会上映ができますことを、本当に嬉しいことと思っております。また、それも皆様のお力添えの賜物と厚く感謝しております。初主演ということで、未熟、不鍛錬な点も多々あるかと思いますが、鷹揚ご見物のほど、一重にお願い申し上げます。

伊勢谷友介:こういう場に立たせていただくことは、稀にもあることではないので、ぜひ花道を歩いてみたかったのですが、今日は怪我をしているので、舞台の袖から出させていただきました。僕はこの映画で回天乗りを演じさせていただいたのですが、いろいろ感じることがありました。現代の若い人たちが、この映画を観て、どういうふうに当時の若者たちの気持ちを捉えてくれるのか楽しみにしています。感想をぜひ何かの機会に聞かせてください。

三浦友和:海老蔵くんと初共演、しかも親子! 初めて撮影所のロビーで会ったときは、もうまるで格闘家のようで、「この男の親父はいやだ!」と思ったんですけど(笑)、撮影が始まったら、10何キロも減量をされて、改めてすごいプロ根性を持った、すばらしい役者さんだな、と思いました。戦争を扱った映画は私たちは作り上げていく義務があると思います。映画は戦争を扱ったものなのでハッピーエンドなわけはないのですが、特に若い人に観てほしい、観るべき映画です。

香川照之:最初脚本を読んだとき、最後主人公が回天に乗っていくところがあるんですが、何度読んでもそこで涙が出るんですね。あまりに素晴らしい脚本で、佐々部監督に「回天に乗る方をやりたい!」って言ったら、「そんな歳とって回天に乗る人はいません!」って言われてしまって(笑)。いつの間にか、若者たちを送り出す艦長をやる歳をとってしまったんだな、と月日の重さを感じました。艦長の役は、とてもリアルな感情を持ってやらせていただきました。今日は、こうして海老蔵さんのおかげで40歳にして初めて歌舞伎座という舞台に立てて、そして花道が歩けて本当に良かったです。

上野樹里:監督にお世話になったのは今回で2回目で、初めてお仕事させていただいたときは映画初出演だったので一生懸命やっても全然お芝居できなかったんですが、今回また佐々部監督と一緒にお仕事ができるということので、今回は少し成長して頑張りたいという気持ちがありました。私が演じた美奈子はとても魅力的なので、一生懸命演じました。すごくいい作品で、自分の出ていないシーンもたくさん観ていて、作品に入り込んでしまい最後にはボロボロに泣いてしまいました。泣いていると、監督に「ちゃんと脚本読んでたのか!?」って言われてしまいました(笑)。一観客として、魅せられました。

塩谷瞬:僕はこの映画を通して、もうひとつの青春をいただいた、と思っています。回天というひとつの事実を教えていただいて、海老蔵さんや雄介くんと一緒に、下関の現場で潮の匂いをかいで、美術さんが作ってくださった回天に実際に入って、「鉄の棺桶」とも言われた、重苦しいものに入った当時の彼らの感情がとてもリアルに感じられました。佐々部監督は、一発OK、ワンカットというときもあるので、そんな時は男4〜5人で素っ裸で温泉に入って1日を振り返って話したりしたんですが、それがとても嬉しかったです。僕は、あまりキャッチボールをしたことなくて最初は監督にご迷惑をおかけしたんですが、毎日現場で練習させてもらって好きになりました。僕はこの作品で号泣しましたが、みなさんにも好きになってもらえたらと思います。

柏原収史:撮影は去年になりますが、この映画に出演するにあたって、実際に回天に乗られた方の話や、当時の人の話を聞くことができて、ここまで深く戦争について知ることができ、役者としてというより人として光栄だったと思っています。映画を観てくださった方に、何か感じてもらったり伝えられたらいいな、と思います。

伊崎充則:沖田少年は18歳です。僕は今、29歳です。まだまだイケるな、と思いました(笑)。今日は楽しんで帰ってください。ありがとうございました!

佐々部監督:僕が映画小僧の頃から憧れて、尊敬して敬愛してやまない山田洋二監督からこのお仕事をお誘いいただいて、それだけで僕にとっては天にも昇る気持ちでした。すばらしいキャスト、スタッフがいて、今日こうしてお披露目できることに幸せを感じております。ひとつだけ、これだけのキャストがいて、ご覧のとおり女子は1人です。いかに現場が男ばっかりだったか……。今度は女子挺身隊の話を撮ろうと思います(笑)。ぜひ、今日観ていただいていいと思った方はそれをたくさんの周りの方に良さを広めていただいて、イマイチだった方は口にチャックで(笑)、ひとつよろしくお願いします。

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先日の911テロの5周年追悼イベントを観て改めて、戦争というものの意味を考えさせられました。 日本の「闇」の部分である「特攻」という思想。 改めて学ばなければと思います。

2006/9/13(水) 午後 8:01 [ POS ]

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原作がとってもさわやかで感動的だったので映画化はずっと楽しみにしておりました。公開したらぜひ見に行きたいと思います。 ですがどうしても言わせてください。何なんですかあのくだらないCMは。素人が出てきて「感動しました」「最高です」などのコメントを言う低俗なCMのことです。他の映画でもいいかげんむかついてきていたのですが、まさかこの映画でやるとは! 戦争で亡くなった方たちに失礼です!今すぐやめてください。変な素人の押し付けでなく素直な目でこの映画を観てみたいので普通のCMにしてください。お願いです。

2006/9/15(金) 午前 0:42 [ hikaru ]

ある意味歴史的な舞台挨拶だったんですね。

この舞台挨拶のあと、香川照之さんは歌舞伎入りの意思を固めていったと聞きました。

2016/12/23(金) 午前 0:29 [ kanikichi ]

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