『出口のない海』公式ブログ「届かなかった手紙」

甲子園の優勝投手はなぜ二度と帰れない作戦に志願したのか…

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初日舞台挨拶・速報

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今日は公開初日!
プロデューサーNからも舞台挨拶の模様を随時お届けいたしましたが、先ほど終えた舞台挨拶の速報をお伝えします。
監督・キャストの皆さんのご挨拶(敬称略)
市川海老蔵:高いところから失礼します。市川海老蔵です。本日はどうもありがとうございました。後で質問があったらお答えしたいと思います。

伊勢谷友介:今、現実に自分が生きていてもこんなに生きるのが大変なのかと思うことはほとんどありません。戦時中に生きてきた方々の思いなどが皆さんに伝われば、この映画が現代にも生きてくるのではないかと思います。楽しんでいただければ幸いです。

上野樹里:皆さんこんにちは。今日はお越しいただきありがとうございます。本当に嬉しいです。今回、佐々部監督とは2度目のお仕事なんですけれど、ワンシーン、ワンシーンしっかりと頑張って演じました。皆さん、見てくださって本当にありがとうございます。自分も見て本当に感動したので、この作品に出会えて良かったと思っております。ありがとうございました。

塩谷瞬:皆さんこんにちは。今日は見ていただいて本当にありがとうございます。何か感じていただけましたでしょうか?現場で僕たちが回天とボールとともに青春を過ごして、たくさんの人たちの気持ちを僕らなりにこの映画に注ぎ込んだと思っております。それを感じていただけたら嬉しいです。ありがとうございます。

柏原収史:皆さんこんにちは。柏原収史です。今日はこんなにたくさんの皆様にお越しいただき本当に嬉しく思っております。この映画に関わってから約1年ちょっとたつんですけれども、こうして公開の日がこんなに満員の方々で迎えられたことをすごく感激しております。戦争に向かっていった若者達の思いを芝居を通して少しでも伝えられたらと思っておりますので、この映画に参加できたことを光栄に思っております。ありがとうございます。

伊崎充則:初めまして。伊崎充則です。29歳です(笑)。本日はありがとうございました。この作品は僕にとって一生の宝物です。天国にいるおじいちゃんも見てくれてるかなと思っております。ありがとうございました。

佐々部清監督:こんにちは。監督の佐々部です。この作品は尊敬する山田洋次監督から「一緒にやらないか?」と声をかけていただいて、1年半くらいずっと(荷物を)背負いながら過ごしてきました。やっと肩の荷がスッと降りたような感じです。伝えよう、伝えるべくといった気持ちで「伝える」映画を撮ったつもりです。皆さん、もうご覧になった後だと思うので気に入っていただけたら、是非周りの人に伝えていただけたらと思います。今日はありがとうございました。

続いて質疑応答
(佐々部監督に)太平洋戦争を取り扱った題材や、初めて他の方の脚本を手がけられるということで、撮影中のご苦労などありましたか?

佐々部監督:ずっと一人で脚本を書いて映画を撮っていたので、山田監督と冨川さんという二人の巨匠が作り上げた脚本でも、自分では「こう撮れないなあ」というところもありまして、最後に「こうやって撮りたい」ということを山田さんに直接お持ちしたら、すごくしかられまして、本当に失礼なことをしてしまったんですが、その中で自分の思いを脚本の中に少し入れていただけたことでようやく「ヨーイ・スタート」がかけられました。それ以降、全部映画が出来るまで山田監督は何もおっしゃらずに、完成した後(山田監督に)見ていただいた時に握手をしていただいて、「頑張りましたね」と言われたときに、「やって良かったな」と本当に思いました。すごくいい経験をさせていただきました。

(伊崎さんに)ムードメーカー的存在ということで劇中では歌をうたってみんなを和ませるシーンがありましたが、同年代の多い撮影現場でどう感じていましたか?

伊崎充則:回天搭乗員4人の中で僕と伊勢谷君が一番年上なんですね。

伊勢谷友介:二人でビール飲み交わしてましたしね。

伊崎充則:ビール飲める年なんですけれども(笑)。撮影中はすごく和やかで海老蔵君もすごく盛り上げてくれましたし、オチは完全に塩谷君なんですけれども、みんなに可愛がられていました。

(柏原さんに)回天の搭乗員の役で、実際に複雑な操縦方法や回天の内部も体験されていかがでしたか?

柏原収史:本当に狭い回天の中で座るポーズというのがありまして、こう足を組んで座るんですけど、このポーズ以外では座れないくらい機材などもあって、これが精一杯のポーズと言われました。それで出発をして、出発したらもう外はのぞけないので、後は時間と角度でいつ爆発するか分からない時間を待つのみという鉄の棺桶と言われているものなんですけれども、ほぼ本物そのままのセットを作っていただいて、それに入った瞬間、妙なテンションというか、寒気がして、その瞬間だけは実際の乗組員の気持ちが憑依したような感じがあって、ちゃんと演じることが出来たんじゃないかなと思っています。

(塩谷さんに)野球を通じて並木と心を通わせるという役でしたが、野球の練習をかなりなさったそうですが。

塩谷瞬:僕は子供の頃から野球少年というわけではなくて、最初この脚本を読んだときに、佐々部監督は大好きな監督でしたのでやりたいと思ったんですが、伊藤と並木の関係はキャッチボール、野球を通してつながるものなので、僕自身どういう風に表現していいのかまだ体で理解していない部分がありました。それを監督とプロデューサーに話したところ、映画のクランクインの前から野球の練習をさせていただけるということで、その練習が始まる前からマネージャーから「肩が痛い」と言われながらも一緒に付き合ってもらい、練習しました。現場でも海老蔵さんや永島敏行さんが細かく気持ちからフォームまで全て教えてくださって、その中でキャッチボールというものでこんなに人と人との気持ちがつながるんだと教えていただいた気がしました。それがスクリーンで伝わればいいなと思います。

(上野さんに)上野さん演じる美奈子は古風でありながら行動力のある女性ですね。

上野樹里:今だったら普通にデートして歩いたり、相手の家で一緒にご飯食べたりすることが出来るけれども、あの時代にそういうことをするのはすごく勇気のいることだと思います。連絡をとる方法も電報くらいしかなくて、すごく相手を思う気持ちがあったから、最後、列車のシーンまで並木と一緒にいることができたし、その後、時代の流れを変えることが出来なかったけれども、愛する人を信じて生きていく力というものを強く持っている女性だと思います。

(伊勢谷さんに)自ら回天に志願する役ということで、心境を演技で表現するために工夫されたことはありますか?

伊勢谷友介:最初、テストもしていない段階で特攻隊員だった方とお話ししたんですけれども、その中ですごく印象的だったのが、死にに行くと分かっているのに、その特攻隊員達が別れ際などでは意外と明るいものらしいんです。普段も落ち込んでいるわけではなく、映画の中でもありますが笑っていたりするんですね。どんな状況でも正常な心を保とうとする強さというものを感じることが出来ました。

(市川さんに)今の時代、なかなか自分に重ね合わせることの出来ない役でしたが演じていかがでしたか?

市川海老蔵:この夏は久しぶりに甲子園が斎藤さんや田中さん初めとする選手達の活躍ですごく盛り上がったということで、今、彼らは大学に進学するのか、日本の球界に行くのか、または大リーグに行くのかという風に夢が大きく語られています。この映画に出てくる並木浩二さんは同じ甲子園のピッチャーですけど、やはり彼にも未来があったと思うんです。でも、その時代に生まれてきてしまったがために野球を捨てなくてはならない、家族とも別れないといけない、そして恋人とも離れないといけない・・・今の時代に生きている我々はこの映画を通じて今だからこうやって生きることが出来る、幸せでいられるんだということを僕も映画を見たとき皆様と同じように感じました。
監督がおっしゃってますように、ドンパチがあって、盛り上がりのあるエンタテインメントでもないのかもしれませんが、ちゃんと残さないといけない映画なのかと思います。特に去年が戦争が終わって60年ということで、いろんな戦争映画がございました。しかし翌年の61年となりますと極端に戦争の映画がなくなってしまい、語られることが少なくなりました。これは非常に良くないと思うんです。戦争を知らない人間達がさらに戦争を知らない人間達へ戦争を伝えなくてはならない義務があるという中でこの映画は非常に価値のあるものであったと思いました。

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はじめまして!今日の舞台挨拶観に行きました☆大和とはまた違った戦争の歴史を見ることが出来てほんと良かったです。

2006/9/16(土) 午後 8:06 [ aso*ini*t* ]

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たまたま舞台挨拶の回のチケットが取れたので行ってきました。実際にあの時代をすごしてきた方も何名かいらしていたようですね。 登場人物は架空ですけど、台詞はホンモノなのですね。「ああ、もしかして」と思う部分がいろいろあり、上映中の暗い中で涙ぼろぼろ流して観てました。

2006/9/17(日) 午前 0:38 [ Arashi ]

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後ろの座席で見ていたのですが、隣の席のご年配のご婦人が、昔はああだったというようなことを実感としてつぶやいておられました。私には想像するしかないあの時代のさまざまな制約や、さまざまな呻きや、さまざまに届かなかった思いを、この映画を通してなんだか少し理解できたように思います。何度か目に涙するシーンがありました。死が明日にでもやってくるあの時代を生き抜いた方々に敬意を表するとともに、戦争の犠牲になった方々にご冥福をお祈り申し上げます

2006/9/17(日) 午後 10:02 [ かちたろう ]

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