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本日のテレビ放送で見ました。
色々カットされてる場面もあるんでしょうか??まぁ僕はTV版のレビューで。
この作品を「好き」って言う人は読まないで下さいね。不愉快になるだけでしょうから。
この作品、女性ファンの多い「ジョニー・デップ」の名を世界に知らしめた作品です。
見た人は口々に「J・デップ最高!」「ジャックスパロウは彼のための役だ!」
みたいな事を僕も散々耳にしてきました。それは「分る」。
確かにJ・デップが演じる「ジャックスパロウ」ってな海賊には魅力があるのかもしれない(笑)
でもそれって「J・デップ」が演じていたからであって作中での「ジャックスパロウ自身」に
観衆を魅了するだけの「キャラ」の確立がされていたのかい!?って。
僕が今日見たのはノーカットじゃなくてTV放送用の細切れだったかもしれませんけども
そこまで連作を願い、映画館までわざわざ足を運んで見に行くほどの「映画」だとは思えない。
普通に楽しめはしたけどね。つまらなくはないけどまぁ、「普通」カナって。
作品に対すして「ツマラナイ」は誰にでも言える事なので、
どこがどう面白味に欠けたのかを具体的に述べなきゃいけませんね。
まずは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界観が「セコイ」。
海賊ってのは「七つの海」をナンチャラってなくらい広大な海原に生きる男の「生き様」なんでしょ?
色々なシーンの奥行き、広さが画面を通して伝わってきませんでした。
一番の見せ所の海が狭いのよ・・・ちっとも広さを感じられない。
水平線に沈むドデカく燃える夕日。風を受けて広がる海賊旗・・・・小さいのよ。
屋内の浅い海のセットにお船をプカプカ二艘浮かべて撮りました、って感じ。
そしてストーリー展開・・・知らない話なんでアレですが・・・・このシリーズって
最初から連作にするつもりだったんですか!?たまたま「ウケた」から続けたんぢゃないの!?
ラストへの盛り上がりが長い放送時間に反して伝わってこないんですよ。
んで!?どうしたかったの!?って。
都合の良いテンポがある意味、リズム良く続きすぎちゃってここ一番の盛り上がりが乏しい。
小粒・中粒の雨あられっぱなしかな!?晴れずに終わり、みたいな。
冒険モノの割には全然危機感が煽られないから緊迫感・爽快感に欠けている。
そして「ジャックスパロウ」のキャラクター。
俳優の演技におんぶに抱っこはあまり好ましくない、と僕は思う。
この役をJ・デップがあそこまでデフォルメしていなかったらと想像すると失笑してしまう。
この映画は実写版のアニメだと思う。そこには「ディズニー作品」だからというのも加味されるが。
「スパイダーマン」「スーパーマン」「ディック・トレイシー」のような
アニメを実写版にしたのとは違う。ハナから「実写」を「アニメ調」に撮った映画じゃないか、と。
作中において所々観客を「笑わせよう」とするシーンがあるがその「間」や役者の立ち回り、
セリフ回し・・・等がいかにも作り込まれた戯画的なモノとして僕には感じ取れた。
ここまで好き放題書いてるから遠慮無しに言わせてもらうとそれが「薄っぺらい」のだ。
本作にはジャックスパロウに「深み」をもたせる為の見せ場が極端に少ないような気がする。
コレは連作と考えずに、尺を考えての結果なのかもしれないが・・・・。
色んなシーンを詰め込み過ぎて「人物像」が描ききれていないんだと思う。
以前に、スピルバーグがメガホンを握りR・ウィリアムズ主演、D・ホフマン、J・ロバーツ共演の
ピーターパンを題材にした「フック」という作品があったがそれと同じ結果のような気がする。
演者も豪華過ぎてスポットを満遍なく当ててしまったが為に希薄になってしまった。
2時間の尺の中で「主人公」を描き切れずに終えたのだ。
じゃぁどうなってたら楽しめたんだよ!?
僕なりに考えてみました。
最大限に「伏線」として使えるのが一発の弾丸が残された銃とアステカの呪い、の2つだろう。
ジャックがバルボッサへの復讐に燃えるエピソードも弱いのだが・・・。
無人島に残されたジャックが「自殺用」にと自分を裏切ったバルボッサから受け取った銃。
いつの日かバルボッサへの復讐としてヤツにこの銀の玉を打ち込んでやる!
このジャックの思いがあまりにもアッサリし過ぎのような気がする。展開としては良いと思うんだけど。
この「伏線」をラストへ向けての緊張感を増す為に、
作中においてジャックがバルボッサへの復讐のために使わずにおいた「銃」を
危機を乗り越えるために「撃たざるを得ない」シーンを与えるべきだったんじゃないかな!?
自分の命と引き換えに、この銃を撃たなければ危機を回避出来ない・・・
さぁ!どうする!?キャプテン・スパロウ・・・・!!
こんな場面でも銃を使わずに機転を利かせて乗り切る。まだ使うべきじゃない!
こういう流れがあってこそ復讐を終えた時の爽快感に感情移入出来るんだと僕は思う。
そうすれば、ジャックの信念、バルボッサへの憎しみが観客に伝わり、
またキャラの魅力のになるだろうって思うんだけど。
こういったシーンが無いからラストまで銃を使わずにおいた・・・・にも関わらず銃の使い方に至る
チャンバラからの流れも悪くなってしまうワケ。
セリフでもあったがいつまで続ける気なの!?って。
バルボッサに刺されて「終わりだ」と観客に思わせた後で銃を撃てば良かったんじゃない!?
ベタだけどそれで何で!?・・・・実はあの時金貨をくすねていたからさ・・・みたいな流れの方が
物語の帰結としても良かったような気がするなぁ。。せっかく金貨の伏線があるんだから
もうちょっとジャックが刺されるシーンは緊迫感を持たせないと。
まぁそうなると「血」を必要とするシーンをいつ挿入するのか!?って話もありますけどねw
兎に角・・・・続きをレンタルや映画館で見る気はありませんww
こないだトピにあったけど「4」もあるかもよ!?
みたいな感じらしいね。これでJ・デップが自分の首を絞めない事を祈っております。
僕は・・・・アレですね・・・人が褒める、面白いよ!なんて言われる部類の作品は
あまり見ない方が良いのかもしれませんな・・・・天邪鬼はこういうの見てはイカンって事ね。。
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