越えたくて、会いたくて、私は走りはじめた。 走らなくちゃ…一歩でも前に進むために…。 もしもあの時こうしていたら… 環の心は、突然家族が亡くなったあの日から止まってしまっていた。 もう一度家族に会いたい。 ある日、自転車を走らせたその先に待っていたものとは? 出会いと別れ、誰の人生にも必ずついてくる喜びと悲しみ。 せつなさとあたたかさ溢れる森絵都ワールド。 一歩踏み出す勇気をくれる一冊です。 久しぶりの森絵都さんでした。 すごい久しぶりだよなぁ〜って思っていたら… 最後に読んだのは、去年の4月でしたww 何も考えず(いつものことですが(^o^;) 森さんの新刊だってだけで予約してたら… 図書館のシールは、児童書になっていました。 で、読みはじめて… 子供に読ませるだけなんてもったいないって思いましたww っていうか… 中高生ならともかく… 小学生に、生きていながら死に近い感覚なんて持って欲しくないしww (いや…やっぱり、中高生にも持って欲しくないですねww) いろいろ経験してきた大人が読んだ方が、 感情移入はしやすかったんじゃないかなぁ〜なんて思いましたね♬ 『ラン』ってだけあって… 普通に生活している、いろんな人が、 フルマラソンの挑戦しながら、 いろんなことにぶつかりながらも、ぶち壊していくっていう… そういう話なんですけど(え?ちょっと違う?(^^;) 他にも、未読作品もあるだろうから… かなりの数、出回ってるんですよね。 そういう… 「走る」ことに重きをおいて書かれた作品からしたら、 「走る」部分は、なんだか、ちょっと物足りない気もしたんですけど… コレは、「走る」ことを小道具として書かれてるから(たぶん…(;^_^A ) コレはコレでよかったんだろうなぁ〜〜 なんて思ってます♬ 森さんぽくというか… 『カラフル』っぽくというか… 基本(?)は、ファンタジーなのかな? ひょんなことで知り合った人に、 ひょんなことから譲り受けた自転車が、 この世とあの世を橋渡ししてくれて… この世にいない家族達に出会えて… そのあの世の家族達と触れ合うことによって、 この世の変な友人達とも触れ合うことになっていって… 「走る」「走る」「走る」… 表紙のイラストも、簡単なんだけど… 妙に、いい感じなんですよね。 勝手に想像すると… トンネルの先に見える光に向かってる道を走っていて… その表紙をめくると、 道の両側に明かりがついているところにたどり着いて、 今度は、その光に沿って走っていく…みたいな?!ww 読むまでは、意味のわかりにくいイラストだったけど、 読み終わってから見たら… ほぉ〜〜〜って感じになりましたねww 序
1 こよみが逝き、紺野さんが去り、私はモナミ一号と出会う 2 モナミ一号、発進 3 パパとママが言うことには 4 検証(で、ほんとのところはどうよ?) 5 奈々美おばさんの言うことには 6 楽園が揺らぐとき 7 ビギナーズハイと焦燥とスランプの日々 8 もみあげ男、現る 9 ゆるい人たち in 駒沢公園 10 磨けば光る?八人目の女 11 彼らがフルマラソンを走る理由 12 私がフルマラソンを走る理由 13 本格始動…そしてたぬきは恋をする 14 皇居二周レース in 丸の内 15 天才ランナーと凡才の幽霊 16 アンハッピーバースデイ・トゥ・ミー 17 そして世界はますます混沌としていく 18 強化合宿 in 軽井沢 19 あきらめなきゃいけないこと 20 最後の晩餐、そしてぴぃろろろろ 21 本物の敵は事務室にあり 22 目覚めよ、と私たちは呼びかける 23 拝啓。紺野さんへ 24 肉じゃがと五目ごはんとマカロニサラダの夜 25 前略。環ちゃんへ 26 42・195 in 久米島 終 登場人物は、主人公の夏目環。 遺産を食い潰しながら(?)バイト先を点々として、 なんとなく生活している。 自転車屋さんの紺野さん。 最初に環に売った自転車が調子悪く… 3日に1度のメンテナンスで環と話すようになる。 自分が引っ越すときに、亡くなってしまった息子のために作っていた自転車を、 環に譲り渡す。 奈々美おばさんは、環の両親と弟が事故で亡くなってから、 環の面倒を見てくれていた男前のおばさん。 ドコロさん。 変なもみあげ男で、イージーランナーズのリーダー。 環の走りを見て、メンバーにと口説く。 大島尚良(なおよし)。 イタリアンレストランで働くむっつり熱血青年。 極度な方向音痴で、霊感が強い。 藤見孝一。 65歳前に早期退職して趣味で走っているおじさん。 幡山信太。ハタくん。 ボンボン大学生で、モテるためのダイエットのために走る。 木処(きどころ)優菜。小枝ちゃん。 ドコロさんの姪っ子で、走らずに木陰で読書をしている。 緑山清花(せいか)。 派手ないでたちの美女。 走ったあとのビールが楽しみで走る。 真知(まち)栄子。 環の天敵。 クリーニング屋でケンカをし、バイト先にも現れ、またもやケンカ。 しぶとい精神と根性の嫌味な主婦。 イージーランナーズのメンバーは、大島くん以下7人と、 環の8人。 それぞれの目標と思いを抱えて、 フルマラソンを走る!走る!走る! 走り続ける!生き続ける! 最後に、森絵都さんからのメッセージを…。 走るのが嫌い。生きるのが嫌い。
そんなあなたに読んで欲しい物語です。 |
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チュウさん、こんにちはです。
森さんの最新刊、私は運よく書架でみかけましたが、
やっぱりチュウさんも「カラフル」を想像しましたか・・・!
私も同じく思いました。カラフルから10年経っているそうですが、
あのお話からはパワーアップされた内容のお話のような気もしました。
大島君がなんかよかったです。優しそうで温かそうで方向音痴!
方向音痴だけ私と一緒です。このお話の後はイタリアに行ったのかな?とか、いろいろ想像したり少し余韻に浸ったりしていました。
「ラン」というからには陸上のお話だと思いましたが、
こうきたか〜!って森さんらしい陸上のお話でしたよね。
和ましてもらえました。そして元気がでてきました!
私からもトラックバックさせてください☻
2008/8/1(金) 午後 2:54 [ バニラ ]
>バニラさん 大島くんはよかったですよね♪イタリアに行って迷子になってないか…密かに心配していますww
TBありがとうございました♪
2008/8/1(金) 午後 8:00
森さんって誰か大切な方を喪っていらっしゃるのかな…?死者に対する葛藤を描いた作品が心なしか多い気がします。陸上物と思いきや、そう来るかと…。
久しぶりの森作品は、最高に楽しめました♪
トラバ返しさせてくださいね(*・∀-)☆
2008/8/2(土) 午前 11:47
また同じ頃に読んでたみたいですね〜久しぶりの森作品、十分に楽しめました。
うんうん、子供だけじゃもったいないですよね〜登場人物のみんなが愛おしくて・・・よかったです。
トラバ、させてくださいね。
2008/8/2(土) 午後 9:22
>金平糖さん なるほど!そうなのかもしれないですね。
死者とこうありたい!みたいな、そういう気持ちを描かれてるのかもしれないですね。
TBありがとうございました♬
2008/8/2(土) 午後 10:28
>mrtさん ほんとですね\(◎o◎)/!また同じようなタイミングでしたね♬なんだか、こういうのは、嬉しいですよねww
それぞれの登場人物の物語が書けそうな感じでしたよね♪
TBありがとうございました♬
2008/8/2(土) 午後 10:50
分類が児童書になってると知って驚きました。
でも理論社ってそもそも、キッズやヤングアダルト向けの本を扱っているところだったのですね。
本当に子供向けなんて勿体無過ぎますね。
大人が読んでも学ぶ事が多い作品だと思いました。
TBさせて下さい♪
2008/8/3(日) 午後 6:00 [ - ]
>うららさん 理論社だからって理由だけかもしれないですよね?ww
(そんなこと言ったら、お世話になってる図書館に失礼か(^o^;)
かえって…死に向かっていくなんて…子供には難しいような気がしますよねww
TBありがとうございました♪
2008/8/3(日) 午後 8:40
森絵都さんは読んだこと無いのです…ただ今図書館に予約中です!
皆さん、お勧めみたいなので楽しみにしてます。(あと9人待ちまでこぎつけました)
2008/8/7(木) 午後 4:35
>く〜みんさん 森さんは未読ですか?
じゃぁ、「ラン」まちで、「カラフル」とか「DIVE!!」とかを先に読まれてもいいかも?です《*≧∀≦》
2008/8/7(木) 午後 8:41
自分だけが大変なんじゃないんだって気づかせてくれますね。
そうそう!これは読んだ後、表紙を見てやっと納得なんですよね。まさにドンピシャの絵ですよね。
「ラン」と言うからにはさぞかし体育系なのかと思いきやでしたけど、私は好きな作品です。
2008/8/22(金) 午前 10:28
>☆COiCO☆さん 読んだ後に表紙の絵を見たらドンピシャ!
「DIVE!!」があるだけに、もっとスポーツ色が濃いのかと思ってたら…ちょっと違いましたよねww
TBありがとうございました♬
2008/8/25(月) 午後 8:46
うん!
読んだら、表紙にうなずける!
なかなか、はまりました。登場人物も個性いっぱいで、面白かった!
トラバさせてくださいね
2008/9/7(日) 午後 10:17
>く〜みんさん 読む前は、どういう意味のイラスト?って感じだけど、読めば納得でしたよね♪
トラバありがとうございました♬
2008/9/12(金) 午後 10:53
私も『カラフル』みたいだな〜〜って思って どこかに「プラプラ」が出てくるんじゃないかと思わず思っちゃいましたよ。この本では「こよみ」と「菜々美おばさん」がその役割だったような気もしますね〜。体を鍛えることで心を鍛える 明日を生きる力をつけることができる そんな素敵なメッセージを受け取った気がしました。
2008/9/14(日) 午後 1:19
>tammyさん ひょっこりプラプラが顔を出したりして〜なんて、思わず期待してしまいましたが(;^_^A
森さんは、あんまりそういうリンク遊び的なことは、なさらないのかもしれないですね(*^艸^)残念!ww
TBありがとうございました♪
2008/9/27(土) 午後 9:08
自分は、「カラフル」ほど良いとは思えなかったです・・。
どうも、死を扱っている割には主人公の悲壮感が弱い気がして。。
生と死の世界を繋ぐ場所に向かうために・・という走る動機にも共感できなかったですね・・。うーん。
2009/3/28(土) 午後 9:29
>スキマカゼさん たしかに、「カラフル」と比べてしまうと、ちょっと物足りないっていうか…違いますよね><
TBありがとうございました♪
2009/3/28(土) 午後 9:43
ワタシ、スポーツものだろうと思って借りて読んだら・・・・なんと全っ然違うお話でした^^;ビックリした〜☆
楽しかったり切なかったりvvでもやっぱりどうしようもないことはある。きっぱりとそれだけは言われた気もしました☆
好きな作品です^m^元気もらえますよね!TBさせてくださぁいv
2009/4/11(土) 午後 4:06
>きゃん♪さん 私も…飛び込みの次には、陸上か?って思って借りましたww
全然、違ってましたよね。ププッ ( ̄m ̄*)
TBありがとうございました♪
2009/4/11(土) 午後 8:39