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下谷上天彦根(しもたにがみひこね)神社 は、山田町のほぼ中央地区、箕谷駅の北700mの山裾、市立山田中学校の隣に、鎮座されております。 創建、由緒に就いては、全く不詳ですが神域には古木もあり、相当古くの創建と考えられています。
ご祭神 は、 天津彦根命 で、境内社に白髭大明神・小神社・稲荷神社(宇賀魂命)が祀られています。
また境内には、 宝暦九年 (1759)十一月八日の刻銘のある 石灯籠 があります。境内入口には、天保11年(1840)に建てられた、 国の重要文化財指定の農村舞台 (下谷上舞台)が保存されています。
農村舞台とは、 村で 歌舞伎、人形浄瑠璃、能を演じる ために、神社の境内に設けられた舞台建物で、全国にも2000棟近くがあるそうですが、神戸市の農村舞台は、この北区に集中しており、中でもこの山田地区に現存しているのは、年代の古さ、規模、舞台構造から大変優秀な物とされております。
この 下谷上舞台 は、場面を変える時に使う 皿廻し式の廻り舞台、ぶどう棚 (舞台の天井に組み込んだ竹のすのこで、幕や背景を吊り下げる棚のこと)等が完備され、特に、花道の一部が回転して、そり橋が飛びだす、 花道裏返し装置 は大変珍しいそうです。この舞台が建てられた天保11年は、「水野忠邦(みずのただくに)の天保の改革」が始まる前年で、この舞台も無用の長物となるかと心配されたそうですが、大阪の芝居小屋が改革の風俗粛清で閉鎖され、職を失った 浄瑠璃の太夫や人形遣い が、この 山田地区に流れて きて、水野忠邦失脚後は以前にも増して盛んになったそうです。 この山田地区の人形浄瑠璃は、 「山田文楽」 と呼ばれ有名で、この地の発祥のようです。
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