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猪名川町、上阿古谷(かみあこたに)大歳神社(おおとしじんじゃ)のご紹介です。


御 鎮 座 地


当神社は、猪名川町の南部の山間部、旧中谷村で上阿古谷(かみあこたに)地区に鎮座されております。


美しい田園地帯の中を南北に走る県道603号線を、当社より北に1kmの所が峠で、大阪府豊野郡との

県境となっています。

一枚目の写真が峠付近から見た上阿古谷の集落です。



御  由  緒


当社の創建は不詳ですが、


宝永二年(1705)十月、宝殿が再建されたと

神祠御扉に記載されております。

又、本殿の覆い屋再建の棟札には、

嘉永五年(1852)八月二十九日吉辰

加持験者 廣淵山龍雲寺令龍大和尚 とあります。


明治六年八月村社に列せられています。


御祭神は、大歳神(おおとしのかみ)で、農耕の神様ですが、

猪名川町では、本社のみとなっています


木 喰 仏(もくじきぶつ)


当社から少し登った所に毘沙門堂があり、木喰仏がまつられております。

猪名川町教育委員会「猪名川の木喰仏」より

「木喰」(もくじき)とは、五穀や肉を断ち、火食せず、木の実や山菜、蕎麦粉などを常食とする真言宗の戒律の一つであって、この修行を成し遂げた高僧を木喰上人という。

猪名川を訪れた木喰上人は、木喰明満上人といい、木喰仏を彫ったのは、この木喰明満上人だけである。木喰明満上人は江戸時代後期に山梨県丸畑に生まれ、22歳で仏門に入り、60歳を過ぎた頃から93歳で没するまで、北は北海道、南は鹿児島まで全国を廻回しながら各地に一千躯以上の仏像を奉納しつづけた。 

木喰仏の大きな特徴は、見る人を微笑ませるユーモラスな風貌ですが、さらなる秘密が背銘(仏の背中の銘文)と像底(像の足裏)にある。

これにより木喰仏の概要を知ることができる。 

木喰明満上人の仏像が大正時代末日本民芸運動の開拓者である柳宗悦氏により偶然発見され、発見から約20年後の昭和48年、猪名川町の木喰仏26躯は町指定文化財に指定された。

平成10年度、「猪名川木喰仏調査団」によって、初めての本格的調査が実施され、翌4月、兵庫県指定文化財に指定された。

木喰上人が猪名川を訪ねられたときは、既に90歳。 約3ヶ月間滞在して、その間に3日に約1躯という驚くべきベースで造像したと思われる。 

普段は「木喰さん」の愛称で親しまれている。これら猪名川町にある木喰仏は木喰上人の最晩年の最も円熟した作品であり、町内のお寺やお堂などに、ほぼ当時のまま残され、今も大切に保管されている。






ご参考   :川辺郡猪名川町上阿古谷字宮ノ下803


 能勢電鉄 日生中央駅  阪急バス 上阿古谷下車 北にすぐ

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