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西宮市、山口町の公智神社境内に、塩津神社(竹篭神社)があります。
竹 篭 の 神 塩 津 神 社
説明立て札には次のように書かれています。
滋賀県伊香郡塩津村に鎮座す、塩土翁(しおうすのおきな) 火々出見命(ひこほほでみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の三神を祀る
塩土翁は国神にして別名識槌翁(しきつちのおきな)とも言う博学多才の神にて竹の目無篭(ア代編)の舟を作り 山の幸彦命を海宮に送るの古事あり
(古事記より)
昭和27年11月竹篭組合の事業として滋賀県伊香郡塩津村、塩津神社より御分身を受け公智神社境内に一社を建立して竹篭業者の守護神として祭る
有馬竹製品商工企業組合
財団法人山口町 徳風会
「有馬篭」(ありまかご)という名で知られる竹製品が、山口で作られ始めたのは江戸時代の中ごろとされています。
明治時代に茶の輸出にあたって、茶の入った容器の入れ物として利用することがきっかけで、伝統的な技術が高く評価され、新たな技術の開発によって「かばん」「花篭」「買い物篭」などが生産されるようになり、山口の竹篭としてその名声を高めました。
しかし戦後になってプラスチックやダンボール製品に替わり急速に減少し、現在では高度な技術に支えられた芸術的な製品が僅かに作られております。
後を継ぐ人材がいないこともあって、その存続が危ぶまれています。
竹篭の代表的なものに、「菱木篭」があります。
これは「サンビン(シャンペンを入れる篭)」「ピクニックバスケット」「買い物籠」などとして輸出されていました。現在は九州の別府、鹿児島で受け継がれています。
また茶室で使われる「花生け篭」は有馬温泉みやげ品として有名です。
「うすもの」と呼ばれる網代編み製品の「手提げ篭」があり、テレビ番組「おはなはん」がきっかけで西陣織の布をつけた、和装ハンドバックは大きなブームとなりました。
またお茶席用の「野立て篭」「呂扇(ろせん)」「御所篭」などが作られ、とくに六つ目の「花刺し」は美しく有名です。
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