山口町、船坂山王神社(ふなかささんのうじんじゃ)のご紹介です。
御 鎮 座 地
当神社は、西宮市、山口町の南、有馬街道の船坂峠にある小さな丘の上に鎮座されております。
隣の小さな山(標高500m)には、頂上に「国玉稲荷神社」が、西側の麓に「秋葉神社」が夫々鎮座されております。
周辺には茅葺きの民家が立ち並ぶ歴史のある地ですが、有馬に抜ける車がひっきりなしに通る道でもあります。
高地であるため冬季の冷え込みはきつく、その寒冷を利用した「寒天作り」が盛んであったが、輸入品などにおされ、現在では無くなっております。
御 由 緒
当社の由緒について、境内の由緒碑には次の様に記されております。
当社の創建年代は不詳ですが、文明以前(〜1469)の御鎮座。
播州三木城主、別所氏の祈願所で、安土桃山時代の武将、別所長治が厚く信仰して、鏡、甲冑、社号の扁額を奉納される。
天正八年、織田信長の三木城攻めの際、社殿、宝物など全てが兵火に遭い焼失。(簡略しました)
国玉稲荷神社と秋葉神社
隣続きの小山の頂上には「国玉稲荷神社」があり、商売屋さんを中心とした13戸の稲荷講で維持管理がされています。
境内は美しく掃除がされており、信仰の深さを窺い知る事ができます。
また、境内からの見下ろす村落と、前には六甲の山並みを見ることが出来ます。
西側の麓には、猫の額ほどの所に秋葉神社があります。
当社は、ここより西の地区(西垣内)で昔に火災があり、村人が三田市の永澤寺、秋葉殿より、火防に霊験あらたかな秋葉三尺坊大権現を勧請し祀ったのが始まりだとされております。
現在、西垣内地区の24戸で講があり、維持管理が行われております。
蓬 莱 峡
この船坂峠から有馬街道を少し下った所で右下に奇妙な褐色の岩肌が目に入ります。
これが太多田川の川岸に展開する「蓬 莱 峡」で、ロケ地にもなっている渓谷です。
この奇妙な形は花崗岩形成されていて、断層のひとつ「六甲断層」によって破壊された岩石がつくり出したもので、この地方の最大の景勝地となっています。
ご参考 :西宮市山口町船坂574
阪急電鉄又、JR、宝塚駅 阪急バス 蓬莱峡経由 山口営業所前行、船坂下車スグ
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