新神戸駅前の新生田川の満開のさくらと東福寺 4月8日はお釈迦様の誕生日です。 新幹線の新神戸駅の近くの、曹洞宗、東福寺では、 毎年、お釈迦様の誕生日をお祝いし、 「いのちを尊重する日」として、花祭りが行われています。 きれいな花で飾られた屋根の、お堂の中には、生まれてすぐの、 お釈迦様の、右手をあげて天を指し、左手を下げて地を指して 「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆいがどくそん) 」と 言われたとされる、「誕生佛」があります。 お参りの人々は、お釈迦様に甘茶をかけて、お祝いをされていました。 この甘茶をかけるいわれは、お釈迦様誕生のとき、天から2匹の龍が降り、 甘露(かんろ)の雨を降らせ、お釈迦様に産湯を使わせ、 洗い清めたと言う言い伝えによるそうです。 産湯を頭からかけるのは、2匹の龍がかわるがわるに、 甘露を天から降らしたと、言われていることによるそうです。 用意されたお湯呑みで、甘茶をいただきます。 また、水筒に入れていただくことも出来るそうです。 この甘茶は、「甘露」といわれ、神々の常用の飲み物で これを飲めば、不老不死になるといわれています。 この日には、特別にお願いをして、本堂を拝観させていただきました。 この本堂は、総ケヤキの重厚な建築で、神戸市の美術建造物に 指定されております。 金箔が施された欄間は見事な彫刻です。 幸いにも、太平洋戦争の空襲からも免れましたが、 大震災では、亀裂が入り、壁が崩れるなどの大きな被害がありましたが、 長い歳月をかけて修復されています。 庫裏の内部 庫裏も立派ですが、「旭 玉観(あさひ ぎょくかん)」の筆による 襖絵は見事なものです。 武内宿禰の生い立ちの画(私の想像です) 獅子の子落しの図 この他に、松竹梅が描かれた部屋があります。 |
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