過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

「つ く も 窯」(神戸市北区)にて、器と書のコラボ展。



神戸市の北区 神影町、「石 峯 寺(しゃくぶじ)」のすぐ東に

茅葺屋根が見えます。 「つくも窯」のギャラリーです。




折りしも、「石峯寺」は今が紅葉真っ盛りで、大きな三重塔(国重文)が

緑・黄・赤の三段紅葉で埋められています。

イメージ 1


つくも窯では、この絶好の時期に、

『書〜中西賀子』 『器〜十場天神』  のコラボ展が開催されています。


2階の茅葺の竹組みをバックに、陶芸家、十場天神氏の作品「スリップ ウエア」と

アート書家、中西賀子氏の書の大皿等が展示されていました。

イメージ 2

「スリップ ウエア」とは、英国の古陶で、

器の表面をスリップと呼ばれる泥漿(でいしょう、

水と粘土を適度な濃度に混ぜた もの)状の化粧土で、

装飾する方法が特徴とされています。

それを再現されたものです。

イメージ 3



1階の一番奥には、見事な書が飾られていました。

今回、私が一番心惹かれるた作品です。

イメージ 4
   「猪 熊」

皆さん如何でしょうか。

丁度バックがガラス戸になっていましたので、

画面いっぱいに撮影をしましたが、

実際は少し離れてご覧頂くと一段と味が出てくるかと

おもいます。




そして、この様な書が、部屋いっぱいに掲げられていました。

イメージ 5
《裴将軍詩》(クリックで拡大してご覧下さい。)

裴将軍(はいしょうぐん)、大君 六合(りくごう)を制し、
    
将軍九垓(きゅうがい)を清くす。戦馬 竜虎の若く、
    
陵に騰れば(のぼれば)何んぞ 壮たらん哉・・・・・・・・。


中国の八世紀頃の将軍、裴旻(はいびん)の武勇を讃える五言詩で、

元の書は、いわゆる拓本となっているそうです。


面白いのは、楷書、行書、草書体を混え、

文字の大小・長短・肥痩が錯綜しながらも、

渾然と統一された見事な書。

「清の王澍は忠義の気性横溢した顔書中第一の

奇蹟であると激賞」したそうです。


この書は、中国の書道教本にも見られますが、

これを中西氏は、実に見事に表現されているのに

驚きました。

「器と書のコラボ展にて十場家の方々と合して記す」とあります。


ご興味のある方には、裴将軍詩の全文です。

大 君 制 六 合  猛 將 清 九 垓

戰 馬 若 龍 虎  騰 淩 何 壯 哉

將 軍 臨 八 荒  烜 赫 耀 英 材

劍 舞 若 遊 電  隨 風 縈 且 回 

登 高 望 天 山  白 雲 正 崔 巍

入 陣 破 驕 虜  威 名 雄 震 雷

一 射 百 馬 倒  再 射 萬 夫 開

匈 奴 不 敢 敵  相 呼 歸 去 來

功 成 報 天 子  可 以 畫 麟 臺


11月25日まで開催されています。

全1ページ

[1]


.
NORI
NORI
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事