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第9回「神戸建築物語」 神戸に生きる茅葺建築



3月27日(土)、神戸市(都市計画総局計画部景観室)の主催で第9回「神戸建築物語」が

開催されました。

今回は、神戸の都心部からわずか30〜40分の地域に数多く残る

北区の茅葺民家に焦点をあて、講演会と現地見学会が実施されました。


午前中の講演会は、北区の谷上駅ビルホールで、

「茅屋根の空間と神戸の田園風景」をテーマに、神戸芸術工科大学、鎌田誠史氏より、

セスナ機より撮影した北区の民家と田園風景を織り交ぜての講演があり、

また、「茅葺屋根の秘密」としたテーマで、「茅葺屋」代表の、塩沢実氏から

茅葺屋根の構造と葺き方、特に何故雨漏りしないか等、そして、茅の育てる茅場、

などについての講演がありました。



午後の部は、2台のバスに分乗しての、現地見学会です。

私は、すでに何回も訪問しており、またこのブログでもご紹介を

させていただいておりますが、このような機会でなければ見られない、或いは

説明を聞くことが出来ない事柄がありますので、参加して大変有意義でした。


イメージ 1
北区、山田町に保存されている「農村舞台」です。(国指定有形民俗文化財)


イメージ 2

農村舞台とは、神社の境内などで、地方廻りの役者一座や農民自身が歌舞伎などを

上演していたところで、江戸時代末期に沢山建てられいました。

イメージ 3
床下の廻り舞台装置です。

今回初めて見せて頂きました。

中心軸にクサビを打ち込み、回転操作が出来るようにします。


イメージ 4
廻り舞台の外周の辺りです。


イメージ 5
舞台の上で切り欠きに竹の棒を挿して、数人で廻します。

このように、廻り舞台や、つり天井などの仕掛けが工夫されており、

文化財として貴重であるそうです。



イメージ 6
舞台に説明を色々と受けています。


イメージ 7
過去に上演されたときのアルバムの1ページです。



イメージ 8
山田町の西端、衝原地区の箱木家住宅です。(国指定重要文化財)

わが国最古の民家で、建築年代は、室町時代まで遡るといわれています。



イメージ 9
北区淡河町の民家と里山風景を見学しました。

この辺りには、多くの茅葺民家があり、田園とのコラボは、素晴らしい景観ですが、

現在、お住まいになっておられる住宅ばかりですので、

画像は省略させていただきます。


次回、第10回はどの様なテーマなのか今のところわかりませんが、

決まりましたら、神戸市のHPで検索して、参加を申し込まれては

如何でしょうか。


最後までご覧戴きありがとうございました。

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