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神戸市の相楽園は、丁度今が満開のツツジとモミジの新緑とが 相俟って、とてもきれいな季節です。 この庭園の池には、恰も屋形船が浮かんでいる様に見える、 御座船の船屋形(ふなやかた)があります。(国の重要文化財) この船屋形が、5月8日に公開され、神戸市教育委員会の 方からの説明会が行われました。 これは御座船の模型ですが、ここに保存されているのは、白線印部分の 船屋形です。 これは江戸時代に姫路藩主が河川での遊覧用に使われていた「川御座船(かわござぶね)」の 居室にあたる屋形部分です。 1・2階とも3室続きです。 階段も春慶塗りが施されて美しい輝きを見せています。 上部の「懸魚(けんぎょ)」は牡丹の彫り物です。 外壁の春慶塗りには、新緑と満開のツツジが映っています。 建具の桟(さん)の間は、金箔押しがされています。 構造は、2階建て桧皮葺で1・2階とも3室あります。 内側、外側共に全てが漆塗りで、木肌が見える「春慶塗(しゅんけいぬり)」と 重厚な「黒漆塗り」に塗り分けられています。 長押(なげし)や垂木(たるき)の先端などには金箔を施した錺金具(かざりかなぐ)が 打たれています。 建造年代は、錺金具の家紋の痕跡(本多家)から、本多候が姫路城に 入封した天和2年(1682)から宝永元年(1704)の間と推定されています。 江戸時代、西国諸大名は参勤交代のため、競って御座船を造りましたが、 現存するものは数例しかなく、川御座船としてはこれが唯一で、 貴重な遺構だそうです。 相楽園については、HPをご覧下さい。 [お詫び] 画像が一部乱れております。
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