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昨日(5日)は久しぶりに、六甲山に登りました。 神戸の住吉から北へ白鶴美術館横を通り、真直ぐ北に上ると天狗岩南尾根登山道の入り口がある。 最初の急登を上がるとまず、赤紫色のコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)が出迎えてくれます。 この「コバノミツバツツジ」は静岡県以西、九州に自生しており、関東地方では見ることは出来ません。 しばらく登ったところに、ヒサカキ(非榊・姫榊)が花を咲かせていました。 私達はこの木を「ビシャコ」と呼んでいて、仏花に必ず使う地方が多いようです。 さらに登った標高600m付近で、クロモジ(黒文字)が小さな黄色の花を咲かせていました。 この木の分布も中部地方から九州にかけてで、皮付きの高級な楊枝はこの木で作られています。 松ノ木に大きなコブがありましたが、枝にあるのは時々見かけます。 何故こんなコブが出来るのでしょう??。 天狗岩の頂上には標高750mの札がありましたが、実際にどれだけかよく解かりませんが、750mと記載されているのが多いようです。 この日は霞んでいて眺めは今ひとつでした。 この後、六甲山上道路を東に進み、六甲最高峰(931m)を目指しました。
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六甲山
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ニシキギ科ニシキギ属 真弓は人名にもよくありますが、この木の名前は、昔、この枝で丸木弓を作った事からだそうです。 木質は緻密で、現在でも工芸品材料には欠かせないようです。 この赤い実は、これからまだ4っに炸裂して、赤い種子をだします。 秋の生け花として人気があり、花屋さんでもよく見かけます。 これは表六甲ドライブウエイの中腹あたりですが、その他でも所々に自生しています。 モクレン科モクレン属 四月の初旬に咲く、タムシバの花は白くてコブシとそっくりです。山で見かけてもまず区別が付かないの ですが、花房をよく見ると、花の下に小葉が付いているのがコブシ、付かないのが、タムシバと云われて います。 葉を噛むと甘いので、別名「サトウシバ」「カムシバ」と言われ、カムシバが訛ってタムシバになったようです。 ぶつぶつした赤い実はあまり美しいものでもありませんが、一般の山では珍しいものの一つです。 これは、六甲山頂駅(ロープウエイ)より少し東に行った道路沿いに数本あります。 その他、六甲山系の北側にあります。この時期にコブシは既に実は落ちてありませんので、今まだ実が付いているのは、タムシバです。 美味しそうなブドウですが、ヤマブドウとは葉が違います。 どんな味がするか食べる勇気がありませんでした。 この種のもので有毒の場合があるのと、どうも鳥が食べた形跡がありません〜〜。 表六甲中腹の道沿いにありました。 少し噛んでみようかという気持ちは残っています・・。
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ユリ科ホトトギス属 花の時期は8〜9月頃ですが、今年はいつまでも暖かいためか、まだ元気に咲いていました。 名前の由来は、鳥の「ホトトギス」の胸の斑点に見立てたそうですが、実際にホトトギスを見たことが無いので、図鑑で調べて見ましたら「サシバ」、とか「ウズラ」、「オバシギ」とか云った方がはるかに似ている様にみえます。 場所は、六甲山上の前が辻から北区唐櫃までの古道で、路傍に沢山の野仏が佇む「シュラインロード」の途中です。 花ことば、「夢よりステキな現実」だそうです?。 キク科オニタビラコ属 日当たりの良い道端に、遠目で見ると「黄色のノジギク」のように綺麗に咲いています。 名前の由来は、薬師堂の近くで発見されたとか、葉を薬師如来の光背に見立てたとか、薬用に利用された等、諸説があるそうです。 六甲山では表六甲ドライブウエイの中腹より下に多く見かけられます。 花の少ない時期に白いノジギクと共にドライバーの目を楽しませてくれます。 野草では多年草が多いのですが、これは二年草となっています。 花言葉は、「不信感」だそうです。 リンドウ科リンドウ属 天気の良い暖かい日には、花を開かせる性質で、この日は綺麗に咲き誇っていて、 この時とばかりに「みつばち」達が入れ替わり集まってきました。 名前は漢名の竜胆を和音読みにしたそうです。 根茎や根はゲンチアニンという苦味成分を含み、まるで竜の肝のように苦いので、漢方でこれを竜胆(りゅうたん)と呼び利用されるそうです。 この場所は、六甲山上、紅葉谷の入り口のブナの植樹された所で、登山道から10m程入った笹の中で、意外と人目につき難いところです。 http://blogs.yahoo.co.jp/dekunobou36/38024564.html 花の少ないこの時期に癒される一輪です。 まるで春を思わせるピンクの花ですが、全く解かりません。 一見、ヒルガオに似ていますが、つる性ではなく、直立していますし、葉が異なります。 場所は、表六甲ドライブウエイ沿いの谷川の堰堤の下で、日当たりの良いところです。 園芸品種が飛んできたのかも知れませんが、どなたか教えて下さい。
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クマツヅラム科 ムラサキシキブ属 名前は、紫色の美しい果実を、美女として名高い紫式部に例えたようです。 木の大きさは2〜3mになり、全体を眺めて美女のイメージとは少し違うようですが 冬になって葉が落ちても、紫の実は残り冬枯れの中での印象は強いものがあります。 よく観賞用に栽培されていますが、その殆どはコムラサキのようで、実が多くかたまっています。勿論葉のギザギザを見れば違いがよく解かります。 この写真は六甲山頂上付近の林の中で撮影したものですが、脇道を入った、所々に生えております。 また、実の白いシロシキブもあります。 ニシキギ科 ツルウメモドキ属 名前の由来は、蔓性でウメモドキ(梅擬)に似た木という意味だそうですが、9月に撮影した実が青い時期は、葉が梅によく似ています。 ウメモドキに似ているのではなく、梅そのものに似たつる性だからだと思います。 黄色の外皮と赤橙色の実とのコントラストが美しく、つる性の枝ぶりが良く、生け花の材料として広く使われています。 そのためか、切り取られることが多く、人目に付きにくい所のみに残されているようです。 これは東六甲の建設局の無線中継大鉄塔付近のものですが、いい枝ぶりは切られております。
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コウライテンナンショウ(高麗天南星) サトイモ科 テンナンショウ属 名前の由来は、コウライは昔の朝鮮半島の国の名、「天南星」は漢名に由来するそうです。 図鑑には「マムシ草」と書かれている物もありますが、こちらが正式名ではないかと思います。 六甲山上の日陰の道端などに多く見かけられます。 この植物は、有毒とも食用ともいわれていますが、部分によって薬草とされています。 果実を胃痛,腹痛に用いたり、また塊茎の毒の部分を除いて食用にもしたそうです。 一般には塊茎を去痰,鎮痙剤として使用し、腫れ物の吸出しにも使用するそうです。 ミヤマシキミ(深山樒) ミカン科 ミヤマシキミ属 名前は、シキミ(樒)(よくお葬式に使われる)に葉が似ていることからだそうです。 葉の裏側をすかして見ると、油点が見えます。 六甲山系では紅葉谷などの裏六甲の谷筋で見られます。この写真は紅葉谷登山道の入り口付近(山上)で撮ったものです。 真っ赤な綺麗な実ですが、有毒のようです。
どうやら鳥たちも食べないようですね。 |




