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稲盛会長のもと、経営再建中の日本航空ですが、ロゴマークを昔なつかしの「鶴丸」に戻すことになったそうだ。
★2011年01月19日
JALグループの新しいロゴマークの採用について(JALのプレスリリースより) ★「新生JAL」のシンボル 「鶴丸」ロゴ復活を発表
2011/1/19 18:47(J-CASTニュースより)
「鶴丸」復活。これは、いいと思う。
JALといえば「鶴丸」でしょう。
思い起こせば、JASとの経営統合にあわせてのブランドアイデンティティの刷新で、伝統の「鶴丸」ロゴが消え去り、現行ロゴになったのは2002年のこと。イメージキャラクターに松井秀喜選手を起用したCMをよく覚えています。2008年には「鶴丸」ロゴは、機体の垂直尾翼から完全に消え去りました。
当時、その新ロゴをはじめてみたとき
「うわぁ、縁起悪〜い、JAL大丈夫?」と思いました。
ロゴにしろ、ポスターにしろ、デザインというものは、パッと見たときの印象というのが、最も大事です。どんなに知識や教養がない人でも、言葉の壁があろうとも、意図する事を「パッと見」でしっかり印象付け、一瞬のうちに理解してもらう事が重要だからです。
と、私は思って仕事してました。(一応、ちょっと前まではグラフィックデザイナーだったのよ。って言っても、田舎デザイナーだけどね 笑)
で、当時、このJALのロゴを見た瞬間に思い浮かんだのは『 JALというロゴ(会社)が刀でバッサリ斬られているイメージ』っていうか、どうみても、そうにしか見えなかったですよ。だから、このデザインを採用したJAL幹部って大丈夫なの?って思ったわけですよ。
そしたら、案の定のJAL破綻劇。
やっぱね、「勘」って大事なんですよ。あのロゴに対して、直感的に嫌なものを感じなかったら、相当鈍いですよ、経営者として。
当時のプレスリリースがこちら。デザインコンセプトについて詳しく書いてます。
★2002年09月18日
新「JALグループ」、ブランドアイデンティティを決定!
〜「空への想い」と「よろこび」を新JALマークとしてデザイン〜 このときのJALのCIを手がけたのは、米国のブランディングやデザインの老舗『ランドー・アソシエイツ』だったらしいですけど、デザイナー集団は、自分たちのデザインにいろいろ後付けでそれらしい理屈をこねますよ。そこで、あのデザインにナットクさせられてしまった経営陣ってね〜、やっぱ、何かおかしい、何かずれてたと思います。
★Landor
(landor.comより クライアントリスト)
で、話は現在に戻って、経営再建の切り札として、カリスマ経営者の稲盛和夫氏を迎えてますが、百戦錬磨の稲盛氏ですらビックリする経営状況だったらしく、道は険しいようです。「鶴丸」ロゴマーク発表の裏では、解雇無効を訴えるデモも・・・。
★日本航空経営破たんから1年 整理解雇されたパイロットら約150人が解雇無効訴え提訴
新ロゴマークに変更するお金があったら、再雇用しろ!って声が上がるのも当然だと思う。「鶴丸」ロゴは、日航が権利をもってるから、安上がりにロゴを変えられるとはいえ、名刺のような小さなものから機体のロゴの塗り替えまで、何から何まで変更する訳ですから、かなりコストがかかるのも事実。
それでも、現経営陣は、あの縁起の悪いロゴマークを変更したかったのかしら?
(もし、私が社長なら変えたいと思うわ。)
★JAL鶴丸ロゴ復活 ちょっとシャープ、経費安も決め手 2011年1月20日5時11分(asahi.comより) http://www.asahi.com/business/update/0119/TKY201101190485.html 「鶴丸」復活について、大西賢社長は、こう語ってます。
初心に立ち返るという、「初心」を「日本の品格・信頼感、パイオニアスピリット」だと位置づけていますが、本当にそうあって欲しいなあと思います。JALの官僚体質がどこまで抜けるのか、変身できるのか?JAL再建に、ある意味、日本社会の縮図をみるような、そんな気もしてます。
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日々、よしなしごと
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Happy Holidays!
友人が素敵な動画を教えて下さったので、皆様に紹介します!
★Christmas Food Court Flash Mob, Hallelujah Chorus - Must See!★
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以前、長岡輝子先生を偲んだ記事を書きましたが、NHKで先生を取材した番組が放送されてました。
いやあ、懐かしかったですねえ。
蔦のからまるアーチの奥の校舎で、あのころと同じ教室で詩の授業をする輝子先生。
教室にいるのは、私から見てもだいぶ後輩にあたる学生さんたち。
でも、不思議なことに、読んでいる詩は「あどけない話(高村光太郎「智恵子抄」より)」や「わたしを束ねないで(新川和江)」など、輝子先生の授業では、おなじみの詩。
彼らとは、だいぶジェネレーションギャップがあると思うのですが、読んでる詩が同じなことに、ビックリ!
しかし、学生さんたちがおとなしいことにもビックリ!
私たちのころは、もうちょっと、不真面目だったかな(笑)
変人も多かったし(笑)
番組最後の方で、学生さんが島崎藤村の「初恋」を取り上げて、長岡先生が読んだとき、なんか、グッときて、泣いちゃいました。
林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり 何度となく、あの教室で聞いた詩。
どんな風に読んだらいいか。
どんな風に先生が教えてくれたか。
全部覚えてます。
不思議なもんで、自分が声を出して、恥ずかしい思いをして体験したことって
生々しく覚えていて、今でも、さっと、読めるんですね。
でも、きっと、また、輝子先生に「そうじゃないのよ!」って、たしなめられるのでしょうけど(笑)
今、振り返っても、「不良学生」と、いってもいいような私たち相手に
本気で、手を抜くことなく教えてくださった輝子先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
先生、本当にありがとうございました。
こころからご冥福をお祈りいたします。
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NHKハイビジョンで「BSベストオブベスト」と題して、過去の番組から秀逸な番組を取り上げて一挙放送しています。
★BSベストオブベスト
この番組の中で嬉しかったのが、故米原万里さんの傑作ノンフィクション「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」の元になった番組「世界わが心の旅 プラハ 4つの国の同級生 旅人 ロシア語同時通訳者 米原万里」が放送されることです。
ずっと、この番組を観たくて、地元のNHKまで行って、アーカイブを探したのですが、観ることができず、このたび、ようやく視聴できるので、本当に楽しみです。
この他にも、吉田都さんや小沢征爾さんのドキュメンタリーなど、面白そうな番組が目白押しです。
この番組、わたし、見覚えありますよ。エレーナ・ベレズナヤ&アントン・シハルリドゼ組も出演してなかったかな?うろ覚えだけど、たしか、この番組を観てたから、ソルトレイクシティオリンピックでロシアペアの方がわずかなミスがあったものの金メダルをとったのは「カナダも素晴らしい演技だったけど、まあ、ロシアのペアは難しいことをやってるみたいだしなあ、そんなもんかなあ。」と、それほど、疑惑の判定とは思わなかった記憶があります。
でも、それは、すご〜く、うろ覚えなんですよね。
なぜかと言いますと、その頃、実は、義父が脳腫瘍の手術をしまして、フィギュアどころじゃなかったんですよ。10時間の手術の付き添いをしたあと、ファミリーレストランで夕ご飯を食べてる時に、たまたま、ペアのフリーの演技がテレビで放送されてたんですね。わたしも、はじめは、ノーミスのカナダペアが優勝だと思ったんですよ。でも、わずかなミスのあったロシアペアが優勝で「う〜ん・・・」と思ったのですが、ふと、先のドキュメンタリーを思い出して「まあ、そんなもんかなあ。」と、ナットクしたような記憶があるのです。
当時の感覚としては、ジャッジの判定に「え〜っ!」って思うことはあっても、結局「まあ、そんなもんかなあ。」と思ってましたねえ。
その後、いろいろ忙しくって、フィギュアどころではなかったので、採点問題の大騒動も「なんか大変なことになっちゃったねえ」程度の認識で流してましたし。
まあ、とにかく、この番組がまた観られるのは、とっても楽しみです。
他にも沢山、面白そうな番組があるのでお楽しみに! |
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女優で、演出家でもあった長岡輝子先生が18日にお亡くなりになった。
★「おしん」の大奥さまで知られる女優・演出家の長岡輝子さんが死去 享年102歳
日本の女性演出家の草分けとして活躍
学生時代、長岡先生の詩の朗読の授業を受けていた。
長岡先生は、その当時でも、もう十分におばあさんで、足腰も弱り、かなり視力も弱くなられているにもかかわらず、毎週授業にきて下さった。
お優しくて、でも、詩の朗読には厳しくて、でも、おちゃめなところもあって、わたしたちは、先生が大御所であるのにもかかわらず、愛情を込めて「輝ちゃん」と呼んでいた。
先生は、宮沢賢治をいつもお読みなって、それは、もう、この世には宮沢賢治を読むべき人物は長岡輝子のみと思わせる素晴らしさだった。
わたしなど、恐れ多くて、宮沢賢治など読めるはずもなく、智恵子抄などを読んでいたが、果敢にも、宮沢賢治を読む学生には「そうじゃないのよ、賢治はねえ、そんな読み方はしないの」と、独特のやわらかな輝子節できっちりと指導してくださった。
本当に宮沢賢治の世界を理解されている方だった。
朗読というのは、文字で書かれている世界を音声で表出させる作業なのだが、人のこころに届く音にするには、相当な鍛錬と書かれているものへの深い洞察力と共感性が必要だ。
二次元である本を突き抜けて、文字と文字で書かれていない全てを含んだ三次元の世界への想像力がとても大事。
今の私には、せっかく教えて頂いた朗読を披露することはないが、あの時期に習ったことは、わたしの生きる力になっていると思う。
先生、ありがとうございました。
享年102歳。大往生の輝子先生。
こころより、ご冥福をお祈りします。
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