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家犬になって安穏と暮らすようになったとめさんのテリトリーは、父母が暮らす1階居間である。 (クマ子は、私とカミさんが暮らす2階がテリトリー) とめさんは、人間でも動物でも、ここへの家族以外の侵入を嫌う。 だから、お客さんが来れば、当然のごとく吠える。 もちろん、それは生後1ヶ月の子犬に対してさえも、例外ではなかった。 生後3ヶ月くらいまでの子犬は、大人犬に可愛がってもらう為の匂いや顔をしているらしいので、 とめさんも、相手が子犬だったら、ちょっとは仲良くできるかもと思ったのだが、 そんな飼い主の淡い希望は、こっぱみじんこに砕かれた。 最初の1年はクマ子は激しく嫌われっぱなしだった。 (←子犬だった頃のとめさん。普通の写真をスキャンしました) 小さなクマ子を1階の居間へ連れて行くと、父と母は大喜びだった。 が、とめさんだけは、猛抗議!! 居間へ入るだけでも吠え、父母がクマ子を抱いたり可愛がったりすると、 ヤキモチを妬いてまた抗議。 今思うと、とめさんの目には、 「家族を奪うもの」としてクマ子が映っていたのかも。 しかし、怖いもの知らずのクマ子は、 めげずに「とめさ〜ん♪」と近づこうとする。 近づかれると、とめさんはまた吠えて、クマ子が近づくのを拒否した。 特に、居間の先端にある温室と呼ばれている2畳ほどのサンルームにクマ子が入る事を、とめさんは絶対に許さなかった。 普段、とめさんはここにいて、外の通りを歩く人影に吠えたりしているが、 とめさんにとっては、1階でも1番のテリトリーらしく、 クマ子がここへ入ろうものなら、一段と吠え声が激しくなり、絶対に追い返した。 おやつの時もこの状態だった。 成犬と子犬とでは、食べられるおやつに差があるので、あげるものは別々なものだったが、、 2匹一緒に伏せをさせて、並んだところであげようとしても、 とめさんはおやつを死守するためか、クマ子が近づくのを拒否した。 仕方なく、家族の一人がとめさん担当、一人がクマ子担当で、 同じタイミングでおやつをあげる、という様な形をとっていた。 (ピンボケですが、4ヶ月頃のクマ子です。 この頃のクマ子は、妙でした。 耳がやたらとでかくて、 他のパーツや体との比率がおかしくて、 見た目、かなり変でした・笑 →) そうこうするうち、クマ子が散歩デビューの日を迎えたので、 とめさんと一緒に散歩に連れてこうと思っても、 それも激しく拒否。 母がとめさんを連れて歩く後ろから、カミさんがクマ子を連れて歩いたが、 とめさんは後ろからついてくるクマ子に向かって吠え立てて、ついて来ることも拒否した。 (←子犬の頃のとめさん。 普通の写真をスキャンしました) そうして拒絶を続けるとめさんを見るにつけ、
もしかしたら、 このままずーっとクマ子の片思い状態が続くのか?と 思わずにはいられなかったのだが、 そんなとめさんに小さな変化が現れ始めたのは、 クマ子が来て1年ほど経った頃、 クマ子がお手やお座りをちゃんと出来るようになり、 成犬と一緒のおやつをもらえるようになった頃だった。 |

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