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癒しの温泉・なごみの宿を探せ
新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

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城下町として知られる宮城県白石市の山ふところに、古くから『傷に鎌先』と謳われる薬効高い鎌先温泉
が涌き出でています。
この鎌先温泉は、全国的にはまだまだ知名度が低い温泉地ですが、この場所に大正ロマンの香り漂う、
極上の名旅館が建っています。
その旅館の名は『時音の宿 湯主・一條』です。
昨年5月に初めて訪れて以来、その素晴らしさにすっかり惚れ込んでしまい、1年の間に3回ほど足を
運びました。
「茶寮宗園」や「だいこんの花」などの高級旅館は別として、個人的にはこの『湯主・一條』が宮城県で
一番の旅館だと思っています。
一万円代で宿泊できる宿としては、『湯どの庵』・『船山温泉』と並んで自分の中でベスト3に入るお気
に入りの宿です。

この旅館の素晴らしさは、大正末期から昭和初期に建てられた見事な木造建築の本館、薬効高い温泉、
和と洋が組み合わされた極上の創作料理、教育が行き届いた素晴らしい接客と、日本旅館に求める癒しの
全てが凝縮されているところです。
そんなとっておきの宿、『時音の宿 湯主・一條』を紹介したいと思います。

小じんまりとした鎌先温泉街の坂道を登って行くと、一番奥に、一本の釘も使わずに建てたという文化財
級の建物が見えてきます。
宿の前まで車をつけることはできますが、私たちは手前の駐車場に車を止めて、歩いて宿に向かうこの道
が大好きです。
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この歴史ある建物は、今も湯治客の部屋として使われていると同時に、上部は個室食事処として改装され
ていて、古き良き日本建築の素晴らしさを存分に味わうことができます。
但し、一般客室・お風呂などは本館向かいの鉄筋の建物を利用することになります。
この宿にはフロントはなく、チェックインは『都路里』というラウンジにて、深蒸茶を頂きながら行います。
部屋は基本的には8畳間が中心であり、つくりは古いですが、照明や花などで優しく居心地の良い空間が
創られていました。
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この宿についたら、いつも浴衣に着替えてすぐに宿の内外を散策します。
ちなみに女性は色浴衣を選ぶことができました。


こちらは玄関脇のロビーです。
ENYAなどのヒーリング音楽が流れ、のんびりくつろぐことができます。
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風情ある本館の玄関です。
奥はスタッフルームとして使われているようで、一度こちらの玄関からチェックインしてみたいと思い
ました。
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磨き込まれた木造本館の内部です。
湯治客に迷惑にならない程度に、階段を登ったり、廊下をあっちへウロウロ、こっちへウロウロと建物
探訪を楽しみました。
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宿の裏手には、小川に沿って天狗の小径という散策路がつくられています。
夏場は蛍などの姿も目にすることができるようです。
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続いてお風呂の紹介です。
『湯主・一條』には、「傷に鎌先」と謳われる効能高い源泉掛け流しの薬湯が男女別に1箇所、露天風呂
を備えた別源泉の大浴場が男女別1箇所、有料の貸し切り風呂が1箇所設けられています。
薬湯に方は、少し熱めでつるつるした湯ざわりが特徴のナトリウム塩化物硫酸塩泉で、時には茶色く濁る
こともあるようです。

こちらは男性用の薬湯。女性用は一回り小さめ。(HPより)
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露天風呂付きの大浴場は、裏山の洞窟から湧き出た源泉を加熱循環していますが、塩素の匂いなどは感じ
ず、「つや肌の湯」と言われているように、こちらもつるつるした浴感です。

こちらは男性用の大浴場です。女性用の方が眺めの良い露天風呂が設けられています。(HPより)
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『湯主・一條』のお風呂は、お湯の質は薬湯、眺めや開放感は大浴場の方が良かったです。
宿泊客の感想で、お風呂の男女別入れ替えを実施して欲しいとの声を良く聞くので、近い将来、全ての
お風呂を味わうことができるのではないでしょうか。

温泉の後は、お待ちかねの夕食です。
時間になると、「時の橋」と名付けられた本館渡り廊下前のスペースに足を運んで、一組づつ個室食事処
「匠庵」へと案内されます。
初めての宿泊客には、「大正ロマンの世界へご案内いたします〜」とスタッフのかけ声が入り、期待に胸
が躍る瞬間です。
日が落ちた後の木造・本館の雰囲気は、何とも云えないレトロでモダンな空間が広がり、BGMにおしゃ
れなJAZZの音が響き渡ります。
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個室食事処「匠庵」です。夕・朝食とも宿泊客はこちらの食事処でいただきます。
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夕食は旬の素材を活かした和洋折衷の創作料理で、佐々木料理長の技とセンスが光る大変素晴らしい料理
がならびます。
食事処の雰囲気と極上の料理に心から酔いしれ、この食事を味わうだけでもこの宿に来る価値があると思
いました。 
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この宿の名物でもある、「汲み上げ湯葉と豆乳しゃぶしゃぶ」です。
始めに豆乳に膜を張った出来たての湯葉をわさび醤油でいただき、その後さっぱりとした宮城野ポーク
霜降りレッドというブランド豚のしゃぶしゃぶを味わうという、食べて二度美味しいという趣向です。
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『森の晩餐』と銘打った夕食は、宿の外観からは全く想像できない質の高い料理が並び、配膳のスピード
も完璧で、限られたコストの中で出来うる最高の料理をいただけたような気がしました。

朝食もありきたりの旅館料理ではなく、取れたて高原野菜のサラダや白石名物のうーめんなどがいただけ
ます。
この白石うーめんの味が大好きで、とろみのかかった優しい味わいに、疲れた胃が再び元気を取り戻す
ような気がします。
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朝食後は朝の散歩が気持ちいいです。
周囲を緑に囲まれた山間の小さな温泉地には、春夏秋冬毎にそれぞれ味わいのある異なる景色を楽しむ
ことができます。
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600年もの古き伝統を誇る、鎌先温泉『時音の宿 湯主・一條』は、数年前は経営状態もかなり厳しい
状況だったらしいですが、それを建て直し、今日の人気を得たのは、今の代の20代目の社長と女将さん
でありました。
二人とも、東京の一流ホテルでの勤務経験を持ち、ホテルのスマートな接客のノウハウを既存の伝統旅館
に持ち込み、古い木造旅館を、個室食事処としてレトロモダンな雰囲気に大変身させたのも、二人の努力
とアイデアがあってのことでしょう。
JTB、楽天、じゃらんなど、どのサイトを見てもこの旅館に対する宿泊客の評価は絶大です。
最先端のデザイナーズ旅館のような設備はありませんが、この宿には、従業員全てが良い旅館を創っていこうとの気概が溢れているような気がします。
そして、宿泊客の意見や要望を積極的に取り入れて行こうとする姿勢が強く感じられます。
以前私が、「食事処のBGMを流すラジカセを床にただそのまま置くのでは雰囲気が損なわれる」との
意見を出したことがありましたが、次に宿泊した際には、ラジカセに、雰囲気にあった可愛らしいカゴが
被せられていて、その見事な改善に手をたたいて喜んだ経験がありました。
初めて泊まる方は、そのコストパフォーマンスの高さにきっと驚くことと思います。
鎌先温泉『時音の宿 湯主・一條』は、これからも年に1度は必ず足を運びたいと思える旅館です。


採点(5段階)

接客・・・・・・・・・・5(気さくかつ非常に丁寧であり、大変満足)

館内の雰囲気・・・・・・5(木造本館のレトロモダンな雰囲気は文化財級)

部屋の雰囲気・・・・・・4(小さいながらも雰囲気がよく特に不満無し)

清潔感・・・・・・・・・4.5(造りは古いが概ね満足)  

温泉・・・・・・・・・・4(男女の浴槽の入れ替えが実施されれば、さらに満足度も高し)

夕食・・・・・・・・・・5(質・ボリューム共大変満足)

朝食・・・・・・・・・・5(質・ボリューム共大変満足)

コストパフォーマンス・・5(1万円台で泊まれる旅館では最高レベル)

総合満足度・・・・・・・5(過去に泊まった全ての旅館のうちベスト3に入る満足度)

次回リピート度・・・・・5(冬に行ったことがないので、次回は雪の時期に泊まってみたい)

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    はじめまして。温泉で検索で来ました。
    あちこち行かれてますねー。うらやましい。
    私も行った所がいくつかありました。
    またお邪魔させてください。

    [ kty**089 ]

    2007/7/24(火) 午前 8:25

    返信する
  • こちらこそ初めまして。
    訪問ありがとうございましたm(_ _)m
    これからも情報交換よろしくお願いしますね。
    オススメの宿があったら是非教えてください☆

    ☆☆りんく☆☆

    2007/7/24(火) 午後 7:45

    返信する
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    今週末、長野方面に行ってきます。
    また紹介しますね。
    今の、一押し宿は、越後長野温泉「嵐渓荘」ですね。
    http://www.rankei.com/indexpc.html
    みてみてください。

    [ kty**089 ]

    2007/7/25(水) 午前 8:34

    返信する
  • ktybf089さんこんばんは。
    ボクは新潟の温泉にまだ行ったことがないので、いずれは
    訪問してみたいですね。
    週末の長野旅行楽しんできてください。
    レポ楽しみにしています☆

    ☆☆りんく☆☆

    2007/7/25(水) 午後 7:33

    返信する
  • 憧れのお宿です!今年泊まる予定だったのに、何を勘違いしたのか予約した日を1週間間違えて覚えてて泊まり損ねてしまったおバカな私です。今度こそ絶対泊まりに行きたいです。
    リンクさんの写真はいつもスバラシイですね。モデルさんがいいからでしょうか(^_^)

    のんぴりー

    2007/7/25(水) 午後 10:01

    返信する
  • のんぴりーさん、コメントありがとうございます。
    何と、一條旅館泊まりそこねてしまったんですか!?
    それは、かなりおとぼけでしたね〜(^_^;)
    でも、絶対に一度は泊まった方がいいですよ。
    とにかくコストパフォーマンスは最高ですから。
    「大忠」や「湯どの庵」が好きなら泊まってまず間違いないと
    思います☆
    のんぴり〜さんのレポこそ、いつもきれいな写真ばかりで感心して
    見ています!!
    これからも情報交換よろしくお願いしますねm(_ _)m

    ☆☆りんく☆☆

    2007/7/25(水) 午後 10:53

    返信する
  • ここ、予約取りました!といっても私ではなく主人なのですが。
    行って帰ってきたら感想を聞いてみたいと思います。
    「湯どの庵」好きなので凄く気になっています!

    ちきどん&メイ

    2007/7/28(土) 午前 9:34

    返信する
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    はじめまして 私も一條が大好き。満足度の高い宿ですよね。
    来週二度目の宿泊予定なので、楽しみです。

    びぃ

    2007/7/28(土) 午後 5:57

    返信する
  • チキドンさんは一緒に行かれないのですか?
    一條の料理と接客は感動に値します!
    是非一度足を運んでみることをオススメします。
    日本の旅館の良さが凝縮されている気がしますよ☆

    ☆☆りんく☆☆

    2007/7/29(日) 午後 10:26

    返信する
  • ぴぃさん、初めまして。
    コメントありがとうございましたm(_ _)m
    ぴぃさんも一條の魅力に取り付かれてしまった一人ですね。
    来週再訪のようで羨ましい限りです☆
    来年あたり改装の計画があるとかで、さらに進化した一條が
    誕生するんでしょうか!?
    愛車レガシィで良い旅行を楽しんで来てくださいね(^_^)/

    ☆☆りんく☆☆

    2007/7/29(日) 午後 10:30

    返信する
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    いつもありがとうございます。良く分かりましたね。
    鎌先の吉永さゆり似は、引地です。彼女の接客は日本一。一條の宝
    です。秋、お会いした時は、是非声を掛けてあげて下さい。
    素晴らしいブログで楽しい温泉旅行が良く伝わってきます。感謝 削除

    [ 女将 ]

    2007/9/6(木) 午前 9:32

    返信する
  • こちらこそいつもありがとうございます。
    女将さん直々にコメントまで寄せていただいて嬉しい限りです。
    やはり写真は引地さんでしたか!
    女将さんが云うのだから接客日本一、間違いないですね♪
    ボクも心からそう思います☆
    彼女の接客は温かくて丁寧で頭が下がりますよホントに。
    また秋に伺うのを今から楽しみにしています。
    今度はどんな極上料理が待っているのかなぁ・・・♪

    ☆☆りんく☆☆

    2007/9/6(木) 午後 9:32

    返信する
  • 顔アイコン

    素晴らしく上手にできていますね。一條の女将さんのブログからながれてきました。お気に入りに登録しまーす

    [ きまぐれ ]

    2008/5/30(金) 午前 11:14

    返信する
  • kimagure_88888さん、ご訪問&書き込みありがとうございました☆
    kimagure_88888さんも「一條」を愛する方の一人ですか!?
    リニューアルが楽しみですよねー♪
    拙いブログですが、今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m

    ☆☆りんく☆☆

    2008/5/30(金) 午後 11:07

    返信する

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