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癒しの温泉・なごみの宿を探せ
新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

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美しまふくしまを巡る旅〜、初日・二日目は『湯守玉林房』、『おとぎの宿米屋』という比較的和モダン系の宿に宿泊したため、三日目となる宿は似通った雰囲気を避け、飽きの来ないような宿に泊まりたいと慎重に考え抜いて選び出しました。
今回宿泊した先は、栄えある我が国登録有形文化財第1号の宿として、歴史と伝統を今に伝える会津の至宝、会津東山温泉『向瀧』です
数年前『向瀧』を紹介したある雑誌を眺めていた際、雪灯籠に浮かぶ感動的な日本建築の写真を目にして一目惚れし、「ここに行くならぜったいに冬だっ!」と自分の中で思い描いて来たのですが、やはり少しでも早く泊まってみたいという気持ちは消えなかったようでした。
福島の温泉を知るためには、やはり『向瀧』を知らねばならない・・・。
そんな憧憬を抱きつつ足を運んだ会津東山温泉『向瀧』の宿泊レポートについて、これから数回に渡って紹介して行きたいと思います。
今回は、丸1日懐かしい日本的な情緒を楽しもうとの思いで立ち寄った場所を中心に、宿に到着するまでの様子について紹介します。

『おとぎの宿米屋』を後にし、峠道をひた走りながら先ずは岩瀬湯本温泉へと向かいました。
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山あいに鄙びた温泉街が広がる岩瀬湯本温泉−。
こちらの温泉地に以前からずっと足を運んでみたかった小さなお宿があります。
その宿の名は『ひのき風呂の宿 分家』で、空いていれば日帰り入浴も受け付けているとのことだったので、期待を込めて足を運んでみました。
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こちらが待望の初訪問となる憧れの宿の玄関です。
茅葺き屋根に白壁が映えるレトロな外観、しかし決してボロさを感じさせない宿の佇まいは期待通りの趣に満ち溢れていました。
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中に入ると、磨き抜かれた木の廊下に思わず目が奪われます。
女将さんらしき人に声をかけ、入浴可能かどうか問い合わせしたところ2人であれば大丈夫であるとのこと。
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お風呂を含め、ちょうど館内を掃除中らしく忙しそうにしていましたが、入浴OKの返事をもらったので喜び勇んでお風呂へと向かいました。
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廊下の突き当たりに、宿と同じように小じんまりとした男女別のお風呂が隣り合っています。
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服を脱ぎ浴室の扉を開ける瞬間、憧れのお風呂との初対面に期待と緊張が高まる感じがしました。
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浴室に入ると、そのあまりに美しいお風呂の佇まいに「おぉ〜」と思わず感動のため息が・・・。
3人も入ればいっぱいになってしまうような小さな湯船がポツリと一つあるだけの浴室ですが、温泉好きの心を満たすにはそれだけでもう充分です。
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湯船にはピリッと熱めの食塩泉が掛け流され、一つのアートを見るような思いでただただ静かな湯浴みを楽しませてもらいました。
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洗い場は三箇所、しっかりとシャワーも備わっていて便利です。
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続いて女性用のお風呂も紹介します。
女性用のお風呂は脱衣所、浴室内とも壁に窓ガラスが多く、外光が差し込んで比較的明るい雰囲気でした。
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そしてこちらがお風呂の様子です。
男性用に比べて更に一回り小さな湯船で定員はおよそ2名といった感じでしたが、その鄙びた雰囲気は負けず劣らず非常に素晴らしい光景でした。
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湯上がり後は非常によく温まるため、夏場ということもあってなかなか汗が引かずに大変でした。
こちらのお宿、檜風呂だけでなく客室も非常に趣があり、料理の評判もまた高いようです。
お風呂が混んでいる時など窮屈感は否めないとは思いますが、宿の雰囲気にすっかり魅せられてしまったので、いつか宿泊してじっくりと楽しんでみたいと思いました。
ひのき風呂の宿 分家  http://www7.ocn.ne.jp/~bunke/
   
待望の『分家』への初訪問を果たした後は、昼食を取るべく「大内宿」方面に車を走らせました。
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「大内宿」へも今回が初訪問となり、のどかな田舎の風景に心が癒されます。
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平日とはいえ夏休みシーズンでもあり、観光客の姿はそれなりにあって賑わいをみせていました。
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テレビや雑誌では幾度と無く目にしてきた場所ですが、このような山の中に江戸時代の宿場町の姿がそのまま現存している事実にただただ驚かさせます。
まるで時代劇のセットのような茅葺き屋根が連なっている様は感動の光景でした。
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水路で冷やされているラムネや野菜など、いかにも夏の田舎のワンシーンを切り取ったようで郷愁を誘います。
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さて、「大内宿」で味わう味覚の代表といえばこちら、「三澤屋」にていただく「高遠そば」です。
ご存じの方も多いかと思いますが、丸ごと1本のネギを箸代わりにして食べるという変わり種の名物蕎麦で、蕎麦好きを名乗るからには以前から是非一度食べてみたいと思っていました。
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広々とした店内には囲炉裏が切られ、岩魚の塩焼きが香ばしい匂いを放っています。
整理券を配るほどの繁盛ぶりで、20分ほど待ってようやく座敷に入れました。
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吹き抜けになった屋根裏を見上げると、黒光りする柱と梁が力強くそびえ立っています。
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メニューはいくつかありますが、二人ともお目当ての「高遠そば」を注文し、蕎麦茶などを飲みながら出来上がりをしばし待ちました。
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待つこと5分、こちらが見た目のインパクトも強烈な「高遠そば」です。
大根おろしと鰹節が乗った豪快なぶっかけ蕎麦で、ネギは箸と薬味を兼ねていてある意味合理的です。
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割り箸も添えられていますが、やはり果敢にネギの箸にてチャレンジです。
なかなか蕎麦が引っかからず、おまけにネギを薬味として囓るとどんどん短くなってしまうため食べるのにはかなりの労力を要しましたが、蕎麦の味も大変美味しく名物蕎麦を堪能することができて大満足でした。
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「大内宿」で旧き良き日本を楽しんだ後は、城下町・会津若松の市街地を通りつつ奥座敷たる東山温泉へと向かいました。
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湯川の渓流に沿って長く延びる温泉街の道を進んでいくと、向こう岸に圧倒的な存在感を放つ日本建築の姿が目に入って来ました。
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Y字路を右手に入り、橋を渡ると間もなく到着です。
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こちらが『向瀧』の勇姿。
ちょうど夏祭りを数日後に控え、温泉街一帯に情緒ある提灯の飾り付けが行われていました。
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玄関前に車を着けると、番頭さんに鍵を預けて駐車場へと移動してもらいます。
宿のスタッフによる和やかな歓迎の出迎えを受けつつ、その風格ある玄関を見上げながら館内へと入りました。
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館内に足を踏み入れるとそこは正に別世界、飴色に磨き抜かれた木の床を目にすると感動がこみ上げて来ます。
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玄関脇のホールには、皇族や現職時代に宿泊されたという小泉首相らの写真が飾られ、国内外のVIP達も足を運ばれるという老舗宿の格式が感じられます。
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到着すると先ずは客室へと案内されます。
途中、同行の彼女が埃一つ無いそのあまりにも美しい廊下に見とれて何度も立ち止まってしまい、仲居さんに思わず笑われてしまうほどでした。
たとえ歴史ある建物であっても、痛みや古さが目につく建物を好まない彼女がこれほどまでに目を奪われること自体が、多くの人に絶賛され続けてきた『向瀧』の素晴らしさを物語っているような気がしました。
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廊下から眺める庭園も手入れが行き届いていて素晴らしい光景です。
こちらの庭園の写真を見たのがこの宿に泊まりたいと思ったきっかけでしたが、雪景色ではない夏の緑もまた違った美しさを感じます。
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明治・大正・昭和と、時代をまたにかける木造建築の美しさは、写真ではなかなか伝えられません。
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そしてこちらの階段を2階に上がると、
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ようやく今宵の客室へと到着しました。
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以上で、会津東山温泉『向瀧』の宿泊レポート第1回を終了します。
この日は1日中、日本的な懐かしい風景を巡る旅を楽しんだ感じでしたが、やはり『向瀧』に到着した際に感じた圧倒的な存在感は他に類を見ない素晴らしいものでした。
次回も引き続き、宿泊した客室と宿の館内の様子についてじっくり紹介して行きたいと思います。
次回へとつづく・・・

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    分家、とてもステキですね〜。こじんまりとした宿が好きなので、かなり惹かれます♪
    向瀧さん、立派ですね。ピカピカに磨かれている床や柱が素晴しい。
    お庭も最高ですね。

    ちろっこ

    2008/11/10(月) 午後 2:05

    返信する
  • ちろっこさん、こんばんは☆
    ちろっこさんは「分家」のような鄙びた感じのお宿もイケル口ですか?(笑)。
    ここ、結構雑誌などでも紹介されることが多くて、今まで何度が目にして来たんですがようやく訪問するに至りました。
    とは言っても日帰り入浴しただけなんで、やはりここは一度宿泊してどっぷりとレトロな世界を味わってみたいと思いましたね♪
    「向瀧」の美しさは写真なんかでは到底伝えられないほど感動的でした。
    流行りのモダンな宿に泊まっていると、こういった木造旅館こそが逆に新しく感じられるから不思議です。
    最近は文化財系の宿に何度か足を運んでいますが、間違いなく「向瀧」の建物がダントツNO.1の素晴らしさといった感じでした☆

    ☆☆りんく☆☆

    2008/11/10(月) 午後 6:58

    返信する
  • ワタシ、デザイナーズ系も素朴系も、正統派系も何でも好きです!
    お宿全体が、ちゃんとそのコンセプトにピッタリはまってれば、どれもステキなんですよね♪向瀧さん、お風呂付のお部屋もあるみたいですね、いいなぁ。。

    ちろっこ

    2008/11/11(火) 午後 4:08

    返信する
  • おー、ちろっこさんは本物の温泉好き!というワケでしたかっ(^-^)
    そういえばちろっこさんのオススメ宿リストで白骨の笹屋なんかもかなり推してましたもんね♪
    コンセプトにピッタリはまってれば、ステキ!!
    う〜む、実に納得のいくコメントですね〜(^_^)v
    向瀧は宿の雰囲気だけでなく、温泉力もパワー全開でとっても素晴らしかったですよ☆
    正に本質を追究した老舗旅館って感じでした!!

    ☆☆りんく☆☆

    2008/11/11(火) 午後 9:06

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    こんばんは!
    分家は以前にTVでやっているのを見て行ってみたいなって思ってたんですよ。想像していたより館内ってキレイな感じですね。そして、お風呂の雰囲気も想像以上に素敵です♪
    気軽に立寄利用も出来るんですね、あちら方面に行くことがあったら私も行ってみようと思います。

    そして、今回は宿に向かわれる道中に色々な所に行かれたんですね〜
    高遠蕎麦も召し上がられたんですね〜
    一度食べてみたいと思っているのですが、やはり食べるのって難しいですかね(^艸^)
    画像のイケメン男性も、苦戦してるように見えるのは私だけでしょうか(笑)

    それにしても向瀧はやはり素敵ですね。
    この庭園を見れるだけでも宿泊する価値がありそうです。 削除

    [ ポルポ ]

    2008/11/12(水) 午後 11:29

    返信する
  • ポルポさん、こんばんはー☆
    えぇ〜、「分家」ってTVで取材受けるような宿だったんだぁ〜。
    風情があるのは行く前から分かってましたが、ボクも思った以上にキレイな館内にすっかり気に入ってしまいました♪
    ちょっとお風呂が小さいので他の客と一緒になったりするとやや気まずい空気が流れそうな感じもしますが、一度は泊まってみたいものです☆
    大内宿の高遠そばは味もかなりイケましたね!
    さすがにネギだけではあまりに食べづらいので途中で挫折して割り箸をつかってしまいましたが、話題性だけでなくかなり気に入りましたよ(^-^)
    「向瀧」はホントに美しい館内でした。
    これは実際に行った人しか分からないと思いますが、言葉や写真ではぜったいに伝えられないような空気が流れています。
    温泉ファンとして、是非一度は足を運んでみる価値が大いにあるべき宿だと思いますよ。
    ポルポさんも絶対に足を運んでみてくださいねー(^_^)/~

    ☆☆りんく☆☆

    2008/11/13(木) 午後 10:35

    返信する
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    遊びに来ました(^o^)
    大内宿、茅葺屋根で木造の家が並んでいて、江戸時代の町のような感じですね。とてもおもしろそうです(^^♪。高遠そばもおいしそうですが、けっこう混みそうですね。整理券をもらったら、自分の番が近くなるまで他を見ていてもいいのでしょうか。それとも並んで待っていないとだめでしょうか。

    [ - ]

    2009/4/26(日) 午後 2:09

    返信する
  • わんわんさん、いらっしゃいませ☆
    そーなんです、昔ながらの街並みが今も現存しているところが大内宿の魅力なんですね♪
    時間の都合でボクは登れなかったのですが、大内宿の最奥部の高台に登ると街並み全体が見渡せてベストビューポイントのようです☆
    蕎麦屋の整理券は一旦店を出ても大丈夫です。
    僕等は20分くらいの微妙な待ち時間だったのですが、店の前のパン屋に行ったりしてました。
    ちなみに三澤屋意外にも何軒かネギの蕎麦を食べられるお店があるんですよ。
    三澤屋がダントツ混んでいるんですが、他の店は比較的空いていたので、激混みの場合は他の店を選ぶのも一つの手かも知れませんね。
    それじゃー、楽しい旅になることを期待しておりますね〜(^_^)/~

    ☆☆りんく☆☆

    2009/4/26(日) 午後 6:27

    返信する

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