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癒しの温泉・なごみの宿を探せ
新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

書庫田沢温泉 ますや旅館

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これまで3回に渡って『田沢温泉 ますや旅館』の紹介をしてきましたが、最終回の今日は、郷土の味覚
溢れる料理について紹介していきたいと思います。

『ますや旅館』の食事は、夕食は部屋にて、朝食は1階の食堂でいただくことになります。
部屋食はあまり好まない私ですが、一人旅の時は人目を気にせず食事をいただけるので、部屋食も意外と
重宝します。

まずは夕食の紹介です。
時間になると、お膳にいくつかの料理がのってテーブルの上に並びます。
料理は地の物の素材が中心で、郷土の味覚である鯉料理や馬刺などがいただけます。
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せっかくですから、セルフで写真も撮ってみました。
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お造りは鱒と鯉の2種類です。
鯉の洗いなど今まであまり美味しいと感じたことがなかったのですが、今回いただいた鯉には正直びっく
りしました。
口にした感じ、臭みやざらつく骨などは全くなく、氷で冷やされた刺身は身が締まって歯ごたえが良く、
とても美味しくいただくことができました。
鯉は名産地の佐久鯉だということで、本場の食材はやはり違うのかなと感心しました。
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続いては、冷製の茶碗蒸しと胡瓜の和え物です。
冷めると不味い茶碗蒸しを、あらかじめ冷たくしてさっぱりと仕上げています。
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小鉢にオクラや野沢菜漬、炒め物などが少しずつ添えられています。
さすが信州だけあって、野沢菜はとても美味しかったです。
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冬瓜の煮物です。
夏の定番野菜ということもあり、さっぱりとして美味しかったです。
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こちらは後から運ばれて来た鯉の煮付けです。
箸をつけるまでは少し抵抗があったのですが、こちらも意外や意外、甘く濃い味に煮付けられたせいか、
残さずに美味しくいただくことができました。
山椒の香りがうまくアクセントになっており、私が今まで感じてきた鯉料理のイメージがずいぶん変わっ
た感じです。
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続いて揚げたての夏野菜の天ぷらが運ばれて来ました。
カラッと揚がっていて美味しくいただきました。
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こちらは信州牛の鍋物です。
生姜?などの風味が効いたような少々変わった味付けでした。
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最後におひつに入ったご飯と吸物が運ばれて来ました。
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以上が夕食の紹介です。
ボリュームはやや少なかったものの、思った以上に質の高い料理が並び満足できる食事となりました。
こちらの旅館では、宿泊料金が9,450円〜15,750円とほぼ千円刻みで料金設定がなされており、
料金によって料理の内容が大きく変わるようです。
今回、私は10,500円の料金で宿泊しましたが、値段の割には満足のいく食事であったと思います。
特に揚げたての天ぷらなども運ばれて来たので、料理の基本である熱いモノは熱いうちに、冷たいモノは
冷たいうちにという原則はしっかり押さえていると感じました。

続いて朝食の紹介です。
朝食は8時から食堂にて、他の宿泊客と一緒にいただきます。
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こちらが朝食の内容です。
ごく普通の宿の朝食といった感じで、温泉たまご、のり、魚の甘露煮、冷や奴などが少しずつ並んでいま
す。特に不満もなく、美味しくいただきました。
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以上で『ますや旅館』の料理の紹介を終わります。

朝食を食べてもう一度ぬる湯を楽しんだ後、なごり惜しくも宿を後にしました。
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島崎藤村ゆかりの宿を名乗る『ますや旅館』では、島崎藤村がかつて滞在した部屋が今でも残されてお
り、当時のままの部屋に宿泊することもできるようです。
今回は、ちょうど『藤村の間』に宿泊客がいたため見学させてもらうことはできませんでしたが、こちら
の宿に訪れるのであれば是非とも宿泊してみたい部屋であると思います。

何もかも行き届いたモダンな宿も好きですが、今回宿泊した『田沢温泉ますや旅館』のような風情と歴史
のある旅館もまた、全く違う魅力に満ち溢れていてとても楽しい時間を過ごすことができました。
『田沢温泉』は、歓楽的要素の全くない山間の小さな温泉地ですが、真の温泉好きを引きつけて止まな
い、素晴らしい魅力に溢れる温泉地であると思います。
『ますや旅館』は、リーズナブルな価格で、日常を離れた懐かしい時間を過ごすことのできる貴重な名旅
館であると思いました。


採点(5段階)

接客・・・・・・・・・・3(きさくで家庭的な感じ。特に不満なし)

館内の雰囲気・・・・・・4.5(歴史ある佇まいは大変素晴らしい。夏場は虫が非常に多いのがやや難)

部屋の雰囲気・・・・・・3.5(設備は最小限であるが、眺め・風情は素晴らしい)

清潔感・・・・・・・・・3.5(古い建物ながらも廊下・階段などは磨き込まれている)  

温泉・・・・・・・・・・4.5(浴室のつくり以外は、泉質・温度・湯量など大変満足)

夕食・・・・・・・・・・3.5(質・ボリュームともほぼ満足。特に不満なし)

朝食・・・・・・・・・・3.5(質・ボリュームともほぼ満足。特に不満なし)

コストパフォーマンス・・4.5(一万円で非常に充実した温泉ライフが楽しめる)

総合満足度・・・・・・・4.5(期待どおりの宿の雰囲気・温泉街の風情に満足度◎)

次回リピート度・・・・・4.5(虫の少ない5月、10月頃にまた是非再訪したい)
3回目となる今回は、『ますや旅館』のお風呂について紹介したいと思います。
田沢温泉の泉質は、無色もしくは薄い緑に色づいた透明の単純硫黄泉で、いかにも温泉らしいタマゴ臭が
心地よい滑らかな温泉です。
炭酸イオンの含有量が多く、入ると肌がつるつるになると共に、湯温が40度前後で豊富に掛け流されて
いるため、気持ちよく長湯を楽しむことができます。
今回残念ながら入らなかった共同浴場の『有乳湯』では、入浴するとかなりの泡付きを体感できるとの評
判で、無理してでも入ってくれば良かったなと少し後悔しています。ただ、宿のお風呂も十分に満足でき
るものでした。

看板に沿って、別棟の長い廊下を進んだ先に男女別の大浴場が各1箇所づつ設けされています。男女とも
同じつくりで、浴場が入れ替えになることはありませんでした。
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のれんをくぐって浴室に入ると、掃除の行き届いた広めの脱衣場となっています。
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浴室内は内湯・露天風呂がそれぞれ一つずつ設けられていて、宿の雰囲気に反してタイル張りの近代的な
つくりとなっていました。
個人的にはもう少し風情が欲しいところですが、女性客などはこの方が入りやすいかも知れませんね。
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湯口からは、タマゴ臭ぷんぷんの豊富なお湯がとうとうと掛け流されていて、湯船内には細かい湯の花が
たくさん舞っていました。
夏場には最適な湯温ということもあり、1時間以上のんびりと湯浴みを楽しむことができました。
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カラン・シャワー類もしっかりと作られています。
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内湯から続く露天風呂です。
こちらも湯量豊富で非常に気持ちよい湯浴みが楽しめますが、日中はアブが多く飛んでいたため、タオル
を振り回しながら入る羽目になってしまいました。
秋口になれば気兼ねなく湯を堪能することができると思います。
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露天風呂の周囲には緑が多く、気分が癒されます。
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さて『ますや旅館』には、男女別の大浴場の他に、無料で自由に入ることができる貸切風呂が2箇所設け
られています。
貸切風呂へは、フロントのすぐ横にある入口から階段を下りていきます。
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写真のように、空いているか入浴中かは札をひっくり返して利用します。
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脱衣場も割と広めのつくりでした。
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こちらは大きい方の湯船で、4人くらいは余裕で入れそうな大きさでした。
こちらの浴槽ももちろん掛け流しで、狭い浴室内いっぱいにイオウの香りが満ちていました。
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こちらは小さい方の湯船で、2人くらいで入るのがちょうど良い感じでした。
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私は夕と朝にそれぞれの貸切風呂に入って見ましたが、あまりその存在に気づかない宿泊客が多いのか、
2つとも空いていて気兼ねなく利用することができました。

『ますや旅館』では、お風呂の側に冷水機を置くなどの気が利いたサービスは当然ありませんが、1階に
レトロな雰囲気を醸し出している自販機が設けられています。
事前情報で館内に自販機などは一切無いと聞いていたので、私はあらかじめ2Lのペットボトルを持ち込
んで泊まりましたが、自販機があって少しほっとしました。
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以上が『ますや旅館』のお風呂の紹介です。
個人的に、にごり湯が好きなタイプなんですが、田沢温泉のお湯は、香り・肌触り・湯温と大変素晴らし
く、すっかりお気に入りとなってしまいました。
ぬる湯好きにはたまらない、素晴らしいお湯だと思います。
次に訪問する時は、必ず共同湯にも足を運んでみようと思いました。

次回は宿の料理について紹介したいと思います。
次回へつづく・・・
ニ回目となる今回は、レトロな雰囲気満載の『ますや旅館』の館内及び周辺の風景について紹介したいと
思います。

宿泊する部屋のすぐ脇の階段を下りて、早速館内の散策へと出かけました。
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階段を下りきると、1階の廊下につながります。
大浴場や卓球場のある別棟への廊下へ足を運んでみました。
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廊下いっぱいに、この宿を訪れた著名人のサインや写真がたくさん飾られていました。
かなりB級な香りがしますが、サイン類の数の多さには驚きました。
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廊下から見る『ますや旅館』の外観です。
明治時代に建てられたという、木造三階建ての威風堂々たる建築は何度見てもほれぼれします。
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こちらは廊下に隣接する大広間です。
あまり使用されていない感じで、かなりレトロな雰囲気が漂っていました。
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そして、こちらがこの宿の魅力の一つであるピンポン室です。
まさに『卓球温泉』そのものの空間が広がっていました。
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ピンポン室の壁にはこんなポスターも貼られています。
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多くの旅館では、卓球台があっても有料であるところがほとんどですが、こちらの『ますや旅館』では、
ピンポン室に自由に利用できるラケットとボールが備えられており、宿泊客は無料で卓球を楽しむことが
できます。
今回は一人旅だったので、残念ながら卓球を楽しむことはありませんでしたが、もしグループで宿泊して
いたら、きっと大いに温泉卓球を楽しんだことでしょう。
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続いては、ロビーのレトロな調度品を眺めてみました。
数多くの民芸品や農機具などが、所狭しと飾られており、タイムスリップしたような空間が広がっていま
した。
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下駄を借りて宿の外にも足を運んでみました。
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こちらは田沢温泉街に広がる石畳です。
『ますや旅館』の前に佇む『たまりや旅館』も、負けず劣らずのレトロな名旅館でした。
歴史を感じさせる門構えに、こちらの宿にもいずれ宿泊してみたいと思いました。
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石畳を登り詰めると、有名や共同浴場『有乳湯』が懐かしい湯屋建築の姿で佇んでいます。
平成12年に改修されて現在の姿になったという共同湯ですが、古くから「子宝の湯」として親しまれて
来ました。今回は残念ながら入浴しませんでしたが、旅館宿泊者は100円で入浴できるようです。
3本ある田沢温泉の源泉のうち、一番新しい源泉を掛け流しで注いでいるという共同湯の湯質が一番良い
ともっぱらの評判です。
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『有乳湯』の脇には、誰でも気軽に利用できる足湯も設けられていました。
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ひとしきり温泉街をぶらついた後、宿へともどりました。
田沢温泉は土産物屋や飲食店などは全くなく、もっぱら湯を楽しむ温泉街のようでした。
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続いて館内の紹介にもどります。
こちらは部屋のすぐそばに設けられている洗面所です。
歯磨きなどはこちらで行いましたが、虫が多くて長居はできない感じでした。
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洗面所のすぐ横には男女別のトイレが設けられています。
狭い空間ながら、ウォシュレット完備で不便さはありません。
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夜になると、1階ロビー付近のテラスに提灯が灯り、こちらで夕涼みを楽しむ宿泊客の姿をたくさん目に
しました。
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翌朝、朝日が昇る浅間の山々と、朝日に照らされて金色に輝く歴史ある宿の姿を目にし、神々しいほどの
素晴らしい光景に感動させられました。
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以上が館内及び周辺の景色の紹介です。

次回は、滑らかで優しい泉質が自慢である宿の温泉について紹介したいと思います。
次回に続く・・・
城下町として知られる長野県上田市の郊外には、別所温泉などをはじめとして、小じんまりとした泉質
自慢の温泉地が数多く存在します。
上田市から14キロほど離れた、青木村の山間の静かな温泉地『田沢温泉』も、そんな泉質自慢の隠れた
名湯の一つです。
白壁の土蔵、石畳の坂道といった懐かしい風景を今に残し、共同浴場『有乳湯』を中心に数件の古びた
旅館が建ち並ぶ様は、今となっては貴重な光景です。
そんな田沢温泉の中で、映画『卓球温泉』の舞台にもなり、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』にも登場
する、木造三階建ての高楼がひときわ存在感を放つ宿、『ますや旅館』に宿泊してきました。
以前から憧れていた宿の一つで、温めの温泉で名を馳せているため、暑い夏を待っての訪問となりました。
今回は気ままな一人旅で、じっくりとレトロな空間を満喫しようとのもくろみです。
これから数回に分けて、『田沢温泉 ますや旅館』を紹介していきたいと思います。

上田の市街地から国道143号線を30分ほど車で走ると、里山の田園風景の中に「田沢温泉入口」の
看板が見えて来ます。
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間もなくして、石畳の広がる『田沢温泉』の鄙びた温泉街が見えてきました。
事前情報で、宿へはこのまま石畳を車で入って行くとの情報を得ていたので、狭い道路を慎重に運転し
ながら進んで行きました。
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100Mも走ると宿の看板が目にとまり、宿の前の駐車場に車を停めました。
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石畳から見上げると、見事な木造建築に目を奪われます。
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初めての宿を訪問する際の、かすかな緊張と大きな期待に今回も胸を躍らせて、宿の門をくぐりました。
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扉を開け、『ごめんください〜』と大きな声で呼びかけます。
フロント前に広がる懐かしいレトロな空間を目にし、興奮を隠せません。
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何回かの呼び声の後、奥から女将さんが出てきて、早速部屋にと案内されました。
年期の入った木造の廊下や階段に、思わず『素晴らしい〜』との声を連発してしまいました。
女将さんは『ただ古いだけですよ・・・』と笑っていました。
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階段を上がって3階の部屋が今夜の客室です。
廊下と扉一枚で繋がっている感じでした。
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ふすまを開け中に入ると、六畳の和室には既に布団が敷かれていました。
簡素な佇まいですが、一人旅を満喫するには十分な空間です。
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当然ながら、部屋にはトイレや洗面所はもちろん、クーラーや冷蔵庫などはありません。
こういう宿に足を運んだら、不便を楽しむことが大切です。
日中は蒸し暑い部屋の中も、山の中だけあって朝晩は非常に涼しく感じられました。
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廊下と一つなぎの縁側には、このような風情ある椅子とテーブルも設けられています。
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こちらは浴衣とタオルです。
バスタオルなどはありませんが、浴衣のサイズはすぐに変更してもらえました。
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部屋からの眺めです。
目にするのは、レトロな建物と緑溢れる山々だけで、妙に心落ち着く眺めがそこにはありました。
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次回は館内及び宿周辺の風景を紹介していきたいと思います。
次回へとつづく・・・

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