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新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

書庫四万温泉 渓声の宿 いずみや

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過去3回に渡って『渓声の宿いずみや』を紹介してきましたが、最終回の今日は「達人の山菜料理」と称される、豊富な天然の山菜を駆使した宿の料理について紹介します。

『渓声の宿いずみや』の食事は、一般客室2室と、私達が宿泊した『水天』の宿泊客については、1Fのラウンジ兼食事処にて、他の露天風呂付客室2室については、夕・朝食とも部屋食でいただきます。
個人的に部屋食を好まないので、食事処でいただけるのは良かったです。

先ずは夕食を紹介します。
夜の食事処は、静かで落ち着いた雰囲気に包まれ、わずか3組の宿泊客を迎えます。
テーブルは3席あり、早く来た順から好きな場所を選ぶことができました。
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益子焼きの器に乗って、はじめにテーブルに並んだのは、こごみの胡麻和え・わらびのお浸し・ぜんまい、独活、蕗を使った煮物・自家製刺身こんにゃくの4品でした。
見た目地味な山菜ですが、ビックリするくらいに美味しかったです。
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続いて、見事な青の長皿に盛られて出てきたのは、わらびの生ハム巻・茗荷の佃煮・鴨の薫製・エシャレットです。
エシャレットの鮮烈な風味、素材の風味を損なわない茗荷の佃煮など、こちらも非常に美味しくいただきました。
酒に良く合う前菜といった感じです。
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次に登場したのが、ボリューム満点の上州牛のステーキです。
柔らかい上州牛と添えられた玉葱の炒めが良く合って、家庭的な美味しさを感じる一品でした。
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そして、楽しみにしていた名物の山菜グラタンです。
月毎にその時期に取れる山菜を具にしたグラタンで、わらびなどがふんだんに入っていて、普通ではなかなか味わうことのできないオリジナル料理でした。
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更に料理は続き、揚げたての天ぷらが運ばれて来ました。
山菜やキノコなど、カラッと揚がっていてとても美味しかったです。
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焼き物は、岩魚の塩焼きです。
益子焼きの見事な器が、料理を上手に引き立て、食欲をかき立ててくれました。
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食事は赤出汁、漬け物、ご飯です。
かなりお腹がいっぱいになっていましたが、最後まで残さずに美味しくいただきました。
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最後は、カフェも営業している宿らしいオリジナルのデザートで締めくくりとなりました。
バナナケーキは包装がしてあり、夜食用として持ち帰ることもできました。
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以上で夕食の紹介を終わります。
宿のご主人が、時には県境を越えた山の中まで採りに行くという山菜料理は、正に山のご馳走をいただいたという感じで、大変満足できる食事となりました。
味付けも絶妙で、山菜を美味しくいただくコツを熟知した技の料理の数々でした。
夏の時期の宿泊でこの美味しさですから、山菜が旬の季節である春先や、きのこが顔を出す秋口などは、さらに自然の恵みを堪能できるのではないでしょうか。

続いて朝食の紹介です。
朝食も夕食と同じように、野菜や山菜のおかずが中心です。
シンプルなおかずでしたが、これまた見事な器に盛られているために、非常に贅沢な感じがしました。
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朝は古代米を炊いてくれて、体に優しい朝食で美味しくいただきました。
見た目は決して派手ではありませんが、山菜好きとしては充分満足できる内容でした。
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以上で食事の紹介を終わります。
『渓声の宿いずみや』の料理は、ありきたりの旅館料理とはひと味違った大人の創作料理という感じでした。
山菜が苦手という人には、あまりおすすめできませんが、個人的にはこの山菜料理を食べにまた足を運びたいと思えるほど、満足度の高い料理となりました。

朝食後は速やかに支度を整え、打ち水のされた宿を後にしました。
玄関先までスタッフが出て、最後まできちんと見送ってもらえたのが好印象でした。
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初めての四万温泉訪問の宿として選んだ『渓声の宿いずみや』は、雰囲気の良い館内、絶好のロケーション、良質の温泉、達人の山菜料理と、喧騒を離れ、大人が静かに滞在する宿としては最適な環境でした。
但し、エレベータの無い環境や、少々使い勝手に疑問の残る部屋のつくり、古びた貸切露天風呂など、まだまだ改善していくべき点は多いかと思われます。
別な言い方をすれば、これからもっともっと良くなっていく旅館であるとも云えます。
客室数わずか5室という利点を活かし、かゆいところまで手が届くもてなしの宿として、今後も頑張って行って欲しいと思いました。
今度は味覚の秋にでも、少し時間を置いて再訪してみたいと思います。


採点(5段階)

接客・・・・・4(丁寧で概ね良かった。特に不満なし)

館内の雰囲気・・・・・4.5(シンプルでモダンな空間は◎)

部屋の雰囲気・・・・・4(雰囲気は◎、鏡や洗面台など使い勝手にやや難あり)

清潔感・・・・・4(概ね満足。特に不満なし)  

温泉・・・・・4(部屋付露天・貸切内湯は満足。貸切露天は△)

夕食・・・・・4.5(質・ボリュームとも大変満足。今まで食べた山菜料理では一番◎)

朝食・・・・・4(シンプルであったが、質・量ともほぼ満足。もうひと工夫あれば◎)

コストパフォーマンス・・・・・4(値段相応という感じ。特に不満なし)

総合満足度・・・・・4(大変満足まではもう一頑張りといったところ)

次回リピート度・・・・・4(貸切露天の改修後、料理目当てにまた再訪してみたい)
3回目となる今回は、『渓声の宿いずみや』の館内のお風呂について紹介したいと思います。

『渓声の宿いずみや』は、客室数全5室のうち3室が露天風呂付客室となっており、館内にいわゆる大浴場はなく、渓流沿いの露天風呂『渓声の湯』と、落ち着いた雰囲気の内湯『泉の湯』の2箇所が、自由に利用できる貸切風呂となっています。
温泉は全て源泉掛け流しで、無色透明の塩化物泉が注がれています。
湯の花が舞う『四万たむら』などの硫酸塩泉に比べると、やや控えめな優しい感じの泉質だと云えるでしょう。
まずは宿泊した部屋『水天』の部屋付半露天風呂を紹介します。

『水天』の部屋付半露天風呂は、見た目は少し小さい感じですが、2人くらいは一緒に入れる大きさでした。
温度調節も比較的簡単に行うことができ、気持ちよく湯浴みを楽しむことができました。
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2箇所ある窓を開けると、外の風が気持ちよく吹き込んで来て、露天風呂感覚で入ることができます。
特に朝風呂に入った時の気持ちよさは格別でした。
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こちらは洗面台とシャワーです。
入浴時は使い勝手にそれほど問題ないのですが、部屋の中で洗面台と鏡のあるスペースがこちらしか無かったため、洗面スペースを利用する際に、床が濡れている時など少々気を使わなくてはなりません。
(後日、宿への要望として、鏡を部屋内に追加した方がよい旨あげておきました)
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お風呂の窓から望む眺望は、ご覧のとおりの絶景です。
宿の向かいには「山口露天風呂」があり、入浴している人の姿もちらほら見かけました。
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夜になると、川のせせらぎの音がより一層響き渡り、自分一人のお風呂の時間を満喫できます。
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続いては、2箇所の貸切風呂を紹介したいと思います。
こちらは貸切風呂の前に設けられている湯上がり・待合い処です。
貸切風呂は地下に設けられているので、部屋からの階段の往復は少々疲れるものがありました。
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先ずは渓流沿いの露天風呂『渓声の湯』です。
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入口の扉を開けると、川に降りていくかたちでさらに階段が続きます。
階段を降りた先には、ご覧のような湯船が設けられており、川面を眺めながら湯につかることができます。
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但し、川を挟んだ向かいにちょうど「山口露天風呂」が位置しているため、女性客が明るい時間に利用するのは少々抵抗があるかもしれません。
一応、よしずを垂らして目隠しができるようです。
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カラン・シャワーは極めて簡素なつくりでした。
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こちらの『渓声の湯』は、正直云って宿の雰囲気にそぐわない、極めて古びたつくりの露天風呂です。
事前に口コミ情報で、かなり不評との声を耳にしていましたが、実際目にして「なるほどな〜」という感じを受けました。
錆びた階段、トタンの屋根など、改修前の古いつくりであることが一目瞭然であり、決して風情につながるようなものでは無いので、今回は写真だけ撮ってこちらのお風呂は利用しませんでした。
但し、来年こちらのお風呂も改修する計画だということなので、きっと雰囲気の良いきれいな露天風呂が誕生することでしょう。

続いては、貸切内湯の『泉の湯』です。
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こちらが脱衣所で、小さなスペースながらも雰囲気の良いつくりでした。
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浴室に入ると、石造りのシックな湯船が設けられていて、湯船の中央からぴりっと熱めのお湯がこんこんと湧き出していました。
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内風呂ながらも、大きめの無双窓が造られているため、のぼせることなく気持ちの良い湯浴みを堪能できました。
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カラン・シャワーはシンプルなつくりで、鏡などは設けられていませんでした。
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夜になると、落ち着いた照明に湯船が照らし出され、昼間とはまたひと味違った雰囲気が楽しめます。
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『渓声の湯』に比べると、こちらの『泉の湯』の方は改修後ということで、つくりも雰囲気も良く、気持ちよい湯浴みを満喫することができました。
但し、冒頭でも云ったように、3Fの部屋からの階段の上り下りが面倒なため、貸切風呂は1度しか利用しませんでした。
その分、部屋付の半露天風呂が良かったため、さほど不満は感じませんでした。
但し、部屋風呂の無い一般客室に宿泊した場合は、人によってやや物足りない感じを受けるかもしれません。
その場合、共同湯や立ち寄り入浴可能な宿も周囲には多くあるので、事前に情報を得て上手に利用したいものです。

以上で宿のお風呂の紹介を終わります。

次回は、絶品の山菜料理を味わうことのできる食事について紹介したいと思います。
次回へつづく・・・
前回はチェックイン時〜部屋の紹介をしましたが、2回目の今回は、『渓声の宿いずみや』の館内及び周囲の風景を紹介したいと思います。

部屋を出て階段を下りていくと、1Fにチェックインをしたラウンジとフロントが並んでいます。全5室の小さな宿のためパブリックスペースが少なく、基本的に部屋でお籠もりか、温泉街をぶらぶらといった過ごし方になると思います。
こちらはシックな雰囲気のフロントです。
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フロントの脇には、益子焼の作品の展示販売を行っていました。
こちらの宿では、食事の際など全て益子焼きの器が用いられているようで、料理や飲み物の味を数段引き立ててくれました。
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ラウンジの脇にも、同じように益子焼のカップなどが販売されています。
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また、焼酎が充実している宿のようで、廊下の一角やラウンジスペースにたくさんの銘柄の焼酎が陳列されていました。焼酎好きにはありがたい宿かも知れません。
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館内を出て、タオル一式を持って温泉街にも繰り出してみました。
玄関周りも小じんまりとして粋な感じです。
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こちらが宿の外観です。
旅館というよりも、どこかの小料理屋といった感じを受けました。
リニューアルして間も無いながらも、なかなか渋い趣で良かったです。
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そして『渓声の宿いずみや』から歩いて15分ほどの新湯地区に位置する、四万温泉屈指の名旅館『積善館』の立ち寄り入浴に向かいました。
『積善館』の玄関部分は、元禄4年建築という日本最古の湯宿建築で、さらに昭和5年築の『元禄の湯』は国登録有形文化財指定にもなっている日本温泉文化の結晶の様な湯宿です。
以前から一度は入ってみたいと憧れを抱いていましたが、今回念願かなっての入浴となりました。
今回『積善館』に宿泊という考えもあったのですが、まずは様子見ということで足を運んだ次第です。
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こちらが本館の玄関部分です。
年季の入った素晴らしい佇まいでした。
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そして、こちらが雑誌などで幾度と無く目にして来た『元禄の湯』です。
大正ロマンの香り漂う湯殿の中には、5つの小さな湯船が設けられ、湯船の底からこんこんと清澄な湯が注がれていました。
『積善館』の源泉は自然湧出泉らしく、毎分900Lもの湯量が、宿の前を流れる川の底から湧き出しているとのことです。
『四万たむら』と同様、こちらも貸切状態で湯浴みを満喫することができて、非常に幸運でした。
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元禄の湯の脇には、飲泉所も設けられていました。
温泉街の至るところで飲泉所を目にしたので、入って良し、飲んで良しの名湯であることがうかがい知れました。
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憧れだった『積善館』での入浴を満喫した後は、レトロな香り漂う「落合通り」を歩いてみました。
わずか200mほどの小道でしたが、飲食店や土産物店などが軒を連ね、鄙びた温泉街の風情を味わうことができます。
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スマートボールやパチンコ台など、古き良き遊技場の姿も懐かしさいっぱいでした。
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四万温泉には、無料で入れる共同浴場も充実しています。
こちらは四万川の畔に立つ石組みの特徴ある共同浴場「河原の湯」です。
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そしてこちらが、『渓声の宿いずみや』の川向かいにある「山口露天風呂」です。
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この他にも、「御夢想の湯」や「上之湯」など、合計で4箇所の無料共同浴場が設けられており、観光客も気軽に四万のお湯を味わうことができるようです。

また四万温泉では、旅館が経営するカフェの姿が目に付きました。
宿泊した『渓声の宿いずみや』も『響』という名でカフェ営業をしていますし、『鹿覗きの湯鶴屋』や『柏屋旅館』などの和モダン系の宿も、お洒落なカフェを経営しています。
私達は、温泉街の中心にある『柏屋カフェ』に足を運んでみました。
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2階建ての店内はシックで落ち着いた雰囲気で、ドリンクの他にケーキや軽食などもメニューも充実しており、温泉街の中で飲み屋以外にこういうカフェがあると何かと重宝すると思いました。
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中には入りませんでしたが、今年7月に『鶴屋』がOPENしたカフェ『KISEKI』も四万川の「甌穴群」(県指定天然記念物)の入口にあり、散策の後の小休止にぴったりの環境でした。
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こちらがその「甌穴」です。
石や砂が川の流れによって川底を浸食し、円形の穴を造りだしたという自然の芸術です。
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以上で、館内及び周辺の風景についての紹介を終わります。
宿自体が小じんまりとしている分、外に出て温泉街や自然散策を楽しむことができ、四万温泉全体で大きな魅力を放っていることを実感しました。

次回は宿のお風呂について紹介したいと思います。
次回へつづく・・・
湯の国群馬にあって、草津・伊香保温泉らと共に「上州三名湯」の一つとして数えられ、古くから「四万の病を治す」と云われている効能豊かな温泉地である「四万温泉」〜。
「日本三大胃腸病の名湯」としても有名で、清流四万川に沿って、5つのエリアに大小様々な旅館が軒を連ねています。四万温泉は、昭和29年に国民保養温泉地第1号の指定を受けた関東屈指の名湯ですが、今まで訪問する機会がなく、この夏初めて足を運んで来ました。
鄙びた湯治宿から、風情溢れる伝統旅館、モダンなデザイナーズ系旅館など、様々な魅力溢れる旅館の中から今回の宿泊先に選んだのは、山口地区に佇む全5室の小さな宿、『渓声の宿 いずみや』です。
『渓声の宿 いずみや』は、その名の通り四万川のせせらぎが間近に聞こえ、源泉掛け流しの貸切風呂と、「達人の山菜料理」の異名を誇る、豊富な天然の山菜料理を味わえる宿として、人気を博しています。
これから数回に分けて、四万温泉『渓声の宿 いずみや』の紹介をしていきたいと思います。
今回は、チェックイン時〜宿泊した部屋までの紹介です。

四万温泉は、四万川に沿って手前から、温泉口、山口、新湯、ゆずりは、日向見地区という五つの地区に分かれ、南北4kmに渡って宿が点在しています。
四万川の流れは清く、蒼い水がとても印象的でした。
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宿にチェックインする前に、先ずは立ち寄り入浴をしてみました。
初めての四万温泉の入湯先として選んだのは、湧出量毎分1600Lという豊富な湯量を誇る、老舗旅館「四万たむら」で、雑誌「自遊人」の無料パスポートを利用しての訪問です。
今回足を運んだ際、ちょうどTV番組「いい旅夢気分」の撮影を行っており、俳優の西郷輝彦・ベンガル・根本りつ子さん一行が来訪していました。
その為、入館するまでに少しだけ待たされることになりましたが、撮影現場を目にすることができたので楽しかったです。
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豊富な湯量を活かしたお風呂の数は8箇所にも及び、どのお風呂に入ろうか迷ってしまうほどでしたが、先ずは雑誌などで良く目にする露天風呂『森のこだま』に入ってみました。
湯の花が舞う抜群の泉質、木の香漂う風情ある湯船、水と緑が目に眩しい絶好のロケーションと、このお風呂に入った瞬間、「四万温泉に来て良かった〜」としみじみ感じる素晴らしい温泉であり、平日の昼間であったため、貸切状態で堪能できたのが非常に幸運だったと思います。
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続いては、檜の風情ある湯殿が魅力である『御夢想の湯』に入ってみました。
こちらの湯船は更に湯の花の量が多く、泉質の濃さを実感することができます。
『四万たむら』の泉質は「ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉」で、口に含むとほんのりと昆布出汁の様な味を感じました。
『御夢想の湯』も貸切状態で利用することができ、無料にもかかわらず極上の湯浴みを満喫することができました。
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温泉三昧の宿『四万たむら』は、客室数70室を超える比較的規模の大きい旅館ですが、豊富な湯量とたくさんの浴室が設けられているので、宿泊しても四万の名湯をゆったりと満喫することができるのではないでしょうか。
通常なら日帰り入浴料金が1,680円もかかるところを、無料で入浴させていただいた『四万たむら』さんには大感謝です。


しばらく温泉街を散策した後、今回の宿泊先である『渓声の宿 いずみや』へと向かいました。宿の手前、温泉口から見て右手の細い道を少し登ったところに駐車場が設けられています。
『四万たむら』のある新湯方面から来た場合、左折がかなり厳しいので注意が必要でした。
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駐車場に車を止め、坂道を降りて宿へと到着しました。
大人の隠れ家をコンセプトとしている宿ということで、必要最小限の小さな看板が目印です。
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暖簾をくぐり、早速宿の中へと足を運びました。
今年3月までは看板もなく、玄関にかかる暖簾だけが宿の名前を表示していたとのことです。
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宿に入ると、こちらのラウンジでチェックインの手続きをします。
日中は喫茶『響』という名前でカフェの営業もしており、四万川を望みながらドリンクやケーキなどをいただくことができます。
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冷たいお茶をウェルカムドリンクでいただき、ほっとひと息つきました。
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しばらくして、部屋へと足を運びました。
館内にエレベータは無く、移動は全て階段を上り下りすることになります。
宿泊した部屋が3Fだったので、少々息が切れました。
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今回宿泊した部屋は『水天』という名称で、2名専用の和風ベットルームです。
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四万温泉でも多くの宿のリニューアルを手がけた、有名建築家・松葉啓氏の設計で、リニューアルしてまだ間もない部屋のようです。
部屋の入口も、モダンで落ち着いた雰囲気でした。
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部屋に足を踏み入れると、このような感じになっています。
全体的に茶系で統一された色調にシックな照明が灯り、和風ベットをしつらえたスタイルは、いかにも流行りの造りといった感じでした。
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部屋には源泉掛け流しの半露天風呂も設けられており、気兼ねなく四万温泉の湯を満喫することができます。
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脱衣スペース等は特に設けられて無く、目隠しなどはロールスクリーンのみで行います。詳細については、お風呂の回に紹介したいと思います。
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落ち着いた感じの椅子が置かれ、部屋の雰囲気づくりに一役買っていますが、スペースの関係上一つしか無いのが少々残念です。
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TVは部屋の雰囲気をこわさないように、薄型の小さなものが壁際に置かれていました。
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こちらは浴衣と、お風呂に入る際に便利な手提げカゴです。
このような手提げカゴがあると非常に便利で、温泉街を散策する際も役立ちました。
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トイレはウォシュレットのようですが、私達が訪問した際は装置が故障していたようで、普通の洋式トイレとなってしまっていました。
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小じんまりとした和風ベットルーム『水天』は、デザイナーズルームだけあって、お洒落で落ち着いた空間が広がっていましたが、洗面台や鏡が露天風呂のスペースにしか無い、クローゼットが狭いなど、使い勝手に少々不自由を感じることもありました。
但し、半露天を備えていることを考えると、平日で一人当たり20,100円という宿泊料金は、比較的リーズナブルなものであると思います。
タイプの違う5部屋のうち、3部屋が露天風呂を備えているので、快適な滞在を求めるのであれば、よりグレードの高い部屋を選ぶのも一つの手だと思いました。
(私達はこちらで充分でしたが・・・)

次回は館内及び温泉街の風景について紹介したいと思います。
次回へとつづく・・・

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