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過去3回に渡って『干川旅館 別邸 花いち』をレポートしてきましたが、最終回となる今回は、地の素材を中心とした見た目も華やかな宿の食事について紹介します。 『別邸 花いち』の食事は、基本的に夕・朝食とも広間での食事となります。 但し別料金にて部屋食にすることも可能で、夕食のみ、朝食のみという風に細かく選択することができるようです。 私達は部屋食を好まないので、広間での食事となりました。 先ずは夕食から紹介していきたいと思います。 食事処となる広間は本館の1Fにあり、畳に椅子・テーブルといったスタイルです。 個室ではありませんが、テーブルの間には衝立が設けられていたので、他の宿泊客の話し声や視線はあまり気にせずにいただくことができました。 先ずは前菜です。 真鯛の唐揚げ・長芋田楽・鳥ささ身醤油和え・茄子揚げ出し煮・牡蠣チーズ焼きの5品がお品書きに載り、さらにお浸しと筋子が加わって、豪華な前菜となりました。 それぞれ一口サイズで美味しかったですが、特に真鯛の唐揚げと牡蠣のチーズ焼きは絶品でした。 献立の順番が逆になりますが、次にいただいたのが先付けの南瓜豆腐です。 南瓜豆腐のほのかな甘みに、添えられた山葵の辛さがよく合いました。 お造りは山の宿ということで、大岩魚・信州サーモン・生湯葉の三点です。 あまり好みではない川魚でしたが、身が締まりまずまずの味だったので良かったです。 続いては、蒸し物の土瓶蒸しです。 松茸や鱧、海老や栗など具たくさんな土瓶蒸しで、この時期にいただく土瓶蒸しは秋の味覚がふんだんに使われていて、非常に贅沢な味わいでした。 但し、鱧の骨がやや口にあたったので、さらに繊細な調理を望みたいところです。 こちらは台の物の秋野菜の味噌焼きです。 大根・キャベツ・葱・舞茸など、地の野菜がふんだんに使われており、甘めの味噌との相性もぴったりで美味しくいただきました。 焼き物は定番の岩魚の塩焼きです。 花豆や甘酢大根などが添えられてあって工夫を感じますが、できれば頭からかぶりつけるくらいに、じっくり骨まで火が通っていてくれると嬉しいです。 山の温泉宿に泊まると、8割方岩魚の塩焼きをいただきますが、心底美味しいと感じる機会は以外と少ないものですね。 続いては酢の物です。 豆腐の白和え・柿・帆立・しめじ・菊・きゅうりなどが酢で締められて並んでいました。 さっぱりした味わいで美味しかったです。 かなり満腹になった頃合いに運ばれて来たのが、メインとなる上州牛のステーキです。 食べやすくカットしてあって、柔らかくてジューシーな上州牛に大満足でした。 食事は、炊きたての釜飯と赤出汁、香の物です。 テーブル上で炊いた釜飯は、牛蒡や舞茸がふんだんに入っていてとても美味しかったのですが、いかんせん満腹になってしまったため、だいぶ残してしまったのが残念です。 そしてデザートは、黒胡麻のアイスとチーズケーキです。 特に黒胡麻のアイスは甘さがぐっと控えめで、胡麻の風味がかなり強く感じられて美味しかったです。 以上で夕食の料理は終了ですが、今回は彼女のバースデイ旅行を兼ねていたので別注でケーキを注文してみました。 さすがに食べきれない感じだったので、半分は部屋へと持ち帰って翌朝いただきました。 さらに夕食後部屋に戻ってみると、冷蔵庫の中に夜食としてフルーツが用意されていました。 最後までありがたいサービスでしたが、こちらも夜は手をつけられずに翌朝いただきました。 今回は料理グレードアッププランで予約したためか、夕食はとにかく盛りだくさんな内容でした。 肉・野菜・魚など、豊富な食材を使った料理がバランス良く並び、満足できる夕食となりました。 続いて朝食の紹介です。 朝食も夕食と同じ広間・同じ席にていただきました。 朝食のおかずは、ご覧の通り大ぶりな木箱に入って運ばれてきます。 朝食のおかずらしく、さっぱりとした和食という感じでした。 続いて湯豆腐が運ばれて来ました。 こちらの豆腐は、この宿のオーナーの両親が豆腐屋を営んでいるらしく、毎日実家から仕入れているとのことでした。 いかにも昔ながらの豆腐といった感じで、優しい味わいでした。 ご飯は木のおひつに入って運ばれ、炊きたてのご飯に朝から食が進みます。 最後にデザートとしてヨーグルトをいただき、朝食もすっかり満腹となりました。 朝食後、談話スペースにてコーヒーをいただきました。 以上で『干川旅館 別邸 花いち』の食事の紹介を終わります。 三連休の最終日であったので、朝食後は早めに身支度を整えて、宿を後にしました。 最後まで女将さんに丁寧に見送っていただき、満足の行く宿泊となりました。 奥嬬恋温泉『干川旅館 別邸 花いち』に宿泊した感想は、温泉・料理・館内の雰囲気・接客と、非常にバランスの取れた大人が楽しめる良い宿だと思いました。 露天風呂付客室がこの宿のウリになっている面がありますが、一般客室でも貸切風呂を利用できるなど満足の行く滞在ができて良かったです。 行楽シーズンで満室であったにもかかわらず、食事時以外はあまり他の宿泊客とも顔を合わすこともなく、静かに過ごすことができました。 周辺には、軽井沢や万座・志賀高原、草津温泉などの観光地がひしめいており、周辺観光の拠点として、宿泊は静かで上品な雰囲気の宿を選びたい人にはぴったりの宿だと思いました。 但し、やや気になる点もいくつかありました。 先ずは、メールでの問い合わせのレスポンスがかなり遅いこと。 岩盤浴や別注ケーキ予約の件でメールのやりとりをしましたが、翌日にすぐ返事が返ってくるということはなく、数日かかる場合がありました。 次に、別注のケーキが2,500円であると伝えられていたのに、請求金額が3,000円であったこと。 別に500円の金額の差はどうでも良いのですが、あらかじめ伝えられた内容と食い違いが生じるということは気分のいいものではありません。今回はいろいろと配慮してもらったので、云わなかったのですが、正確な情報を伝えて欲しいものです。 最後にスタッフの数が少ないためか、フロントに人が常駐していないことです。 時間に寄っては、フロントに電話してもなかなか繋がらない時があったので、この辺は少しストレスを感じました。 以上の三点については、今後の改善を望みたいところです。 『干川旅館 別邸 花いち』も『高原のホテル ラパン』も、和と洋の落ち着いた異なる魅力を持ち合わせた居心地の良い宿だと思います。 是非両方の宿を泊まり比べて、それぞれ好みの宿を選んでみるのも楽しいのではないでしょうか。 採点(5段階) 接客・・・・・4(人柄もよく丁寧で良いが、きめ細かい対応にややかけるかも。) 館内の雰囲気・・・・・4.5(限られた空間を和モダンな雰囲気に上手に演出している。特にエントランスは◎) 部屋の雰囲気・・・・・4(展望は利かないが、庭園を設けるなど工夫している。露天付客室なら満足度は更に上がると思われる) 清潔感・・・・・4.5(概ね満足。特に不満なし) 温泉・・・・・4(泉質と貸切風呂の雰囲気は◎ 大浴場の男女別入れ替えを実施して欲しい) 夕食・・・・・4(質・ボリューム共概ね満足) 朝食・・・・・4(質・ボリューム共概ね満足) コストパフォーマンス・・・・・4.5(本館料理グレードアッププランで1名当たり17,000円はお得) 総合満足度・・・・・4(バランスの取れた良い宿だった。改装された露天付客室であれば更に満足度もUPすると思われる) 次回リピート度・・・・・4(個人的にはラパンの方が満足度が高かったが、花いちもまた泊まってみたい)
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奥嬬恋温泉 干川旅館 別邸花いち
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前回まで、『干川旅館 別邸 花いち』の部屋及び館内の様子について紹介しましたが、3回目となる今回は、良質な源泉が注がれる宿のお風呂について紹介して行きたいと思います。 『花いち』のお風呂は、露天風呂付客室の他に、露天風呂を備えた男女別の大浴場が各1箇所と、貸し切り半露天風呂が1箇所設けられています。 泉質はいずれも、ナトリウム・カルシウム・塩化物泉で、湯船の中には黒っぽい湯の花が舞い、なめると塩分を感じることができる濃度の濃い温泉でした。 先ずは男性用大浴場を紹介したいと思います。 大浴場の入口はロビーに面していて、こちらの「湯」の暖簾をくぐり、スリッパを脱いで上がります。 向かって左側が男性用、右側が女性用となっています。 青い暖簾をくぐって中へと入ります。 小じんまりとした脱衣所は、清潔かつモダンな雰囲気で快適に利用できました。 浴衣を脱ぎ、さっそく浴室へと入ります。 こちらが内風呂で、細長い湯船のつくりとなっています。 浴室内には、アブラ臭と呼ばれる独特の温泉の香りが漂っていて嬉しくなりました。 ガラス窓が一面に設けられていますが、眺望は利きません。 なかなか入りごたえのある泉質で、湯の花のせいか、お湯がうっすらと濁っています。 こちらの湯口からは源泉が注がれ、浴槽内は循環していました。 ほこらのような形をした湯口の周囲には、結晶化した塩分がびっしりとこびりつき、濃度の濃さを実感できます。 カラン・シャワー類も快適に利用できました。 露天風呂へは、内風呂から扉を開けて外に出ます。 こちらが露天風呂の外観で、小じんまりとした造りは、3人も入ればいっぱいになってしまいそうでした。 露天風呂に注がれる湯は、内湯ほど濃い感じはありませんでしたが、温度も温めで丁度よく、長湯には最適な感じでした。 但し、こちらも塀で覆われているために眺望等は利きません。 続いては女性用の大浴場を紹介します。 女性用は赤い暖簾をくぐって中に入ります。 脱衣所は男性用とほぼ同じ大きさですが、造りはわずかに違って、こちらも清潔で和モダンな感じでした。 こちらが女性用の内湯です。 細長い男性用よりも少し幅が広い浴槽となっており、湯船の縁がヒノキで造られているため、全てタイル張りの男性用よりも雰囲気良く感じられました。 露天風呂は、内風呂に隣接してつくられています。 こちらも、3人入ればいっぱいになってしまう感じの小さな湯船でした。 女性用露天風呂の角に、このようなアジアン風の置物の姿がありました。 カエルの置物でしょうか?何となく雰囲気を和ませます。 以上が男女別大浴場の紹介です。 決して大きくはありませんが、宿の客室数も限られているためか、常に貸切状態で利用することができました。 眺望は利かないものの、よく温まる良質の温泉を味わうことができて満足です。 できれば男女の入れ替えを行った方が、違った浴室の雰囲気を楽しむことができるので良いと思いました。 次に貸切半露天風呂を紹介します。 貸切風呂は、本館宿泊者は無料で利用することができ、チェックイン時に希望の利用時間を予約して、カードを渡されます。 利用時間になると、カードを持ってフロントへ出向き、貸切風呂の鍵と引き替えます。 私達は今回、夕食後の10時過ぎからと翌朝7時の2回利用しました。 貸切風呂は本館にあり、こちらがその入口です。 脱衣所も機能的な造りで快適でした。 そして、こちらが夜の貸切半露天風呂の姿です。 ゆったりとした、信楽焼きの陶器製の湯船で、行灯の照明が雰囲気良く浴室を照らし、非常に気持ちの良い湯浴みを堪能することができました。 浴槽内は循環していますが、湯口からはしっかりと源泉が注がれ、茶色く変色した湯船の縁を眺めて嬉しくなりました。 シャワー・カランは1つですが、快適に利用できました。 こちらは翌朝に入った際の写真で、夜とはまたひと味違ったすがすがしい雰囲気でした。 2面ある窓を全開にするとかなり開放感が出て、文字通り半露天風呂の趣となります。 今回、本館の一般客室宿泊ということで、部屋に露天風呂はありませんでしたが、こちらの雰囲気の良い貸切風呂を無料で2回も利用できたので、大満足でした。 続いて、今年OPENしたばかりの浅間山の溶岩で造られたという岩盤浴を紹介します。 こちらの岩盤浴は、1時間の利用で1名当たりの料金が1,050円となっており、2〜3名で貸切となります。 実は今回、岩盤浴初体験で、事前に予約を入れて期待いっぱいでの入浴となりました。 始めにこちらのバスローブに着替えて中へと入ります。 浴室内は小さな空間で、実質2人用といった感じでした。 説明書を読みながら、のんびりと寝ころがってみます。 汗をかいても流せるように、浴室内にはしっかりとシャワーも設けられていました。 1時間の間、うつぶせになったり仰向けになったりして、初めての岩盤浴体験を楽しんでみましたが、正直、もっと熱いものだと思っていたのが、ホットカーペットに寝ころんでいるような感じで、あまり汗が出てきませんでした。 岩盤浴経験者の話を聞くと、こぞってみんな汗がどくどく出てくるということであったので、この宿の岩盤浴はかなり低温なのかもしれません。 何となく、オンドルの床で気持ちよくリラックスしただけという感じもします。 残念ながら、岩盤浴の効果を感じることができなかったので、是非別のところで再度リベンジしてみたいと思いました。 以上が『花いち』のお風呂の紹介です。 『花いち』のある奥嬬恋温泉は、姉妹館である『高原のホテル ラパン』のあるバラギ温泉と距離的にはさほど離れていないものの、全く違った個性的な泉質を味わうことができ、湯の国・群馬の泉質の多様さに畏敬の念を抱いてしまいました。 和モダンの宿でありながら、温泉はしっかり本物という感じがして良かったです。 できれば循環放流式ではなく、100%掛け流しで味わってみたいと思える個性的な源泉でした。 次回は、見た目も華やかな盛りだくさんの宿の料理について紹介します。
次回へつづく・・・ |
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2回目となる今回は、『干川旅館 別邸 花いち』の和モダンな館内の様子について紹介します。 部屋に通され、しばしまったりした後は、浴衣に着替えて館内の散策へと出向きました。 宿泊した部屋のすぐ近くに、昨年誕生したばかりの半露天風呂を有する特別室があったので、部屋の様子を少しだけ見学させてもらいました。 特別室入ると、白い暖炉が印象的なベットルームが目に入ります。 ベットルームの隣には、ゆとりある和室も設けられていました。 暖炉の前には、同じように白いモダンなソファーが置かれ、四季を通じてゆったりとした時を過ごせそうです。 こちらは客室半露天風呂の脱衣所兼洗面所で、シンプルでモダンなデザインが光ります。 そして4人は入れそうな客室半露天風呂です。 檜の湯船は非常に雰囲気の良い造りで、浴室内にTVなども設けられていました。 特別室の連休中の宿泊料金は3万円台後半と、私達がとても手の出るような値段ではありませんが、雰囲気も機能性も大変素晴らしく、こちらに宿泊すればより優雅な滞在を保証されるような感じを受けました。 特別室の見学を終え、引き続き館内の散策へと戻ります。 館内の所どころに、ご覧の様な草花やそれに見合った調度品が飾られ、雰囲気の良い空間造りを演出していました。 フロント前のロビーも、常に整然とスリッパが並べられ、和モダンな清潔感溢れる空間です。 ロビーの一角には暖炉が設けられ、その前にはゆったりとしたソファーが並んでいます。 夕方になると暖炉に火が灯され、より暖かみのある居心地の良い空間が生まれてきます。 こちらはお土産品を販売しているスペースです。 嬬恋村らしく、キャベツの形をしたオリジナルのクッションなども置かれていました。 嬉しいことに、ロビー内にはアルカリイオン水やコーヒーなどが自由にいただけるスペースが設けられています。 そして、ロビーの先の奥まったスペースには、『高原のホテル ラパン』と同様に談話室が設けられていました。 談話室では雑誌や書籍などを自由に眺めることができ、クラシックが静かに流れる癒しの空間です。 談話室に置かれたソファーは、アジアンリゾート風な『ラパン』と同じ物が置かれていました。 夜になると、ぐっと落ち着いた雰囲気が漂い、夕食後や風呂上がりなど多くの時間をこちらで過ごしました。 客室以外に、このようなゆったりできるパブリックスペースがあると非常に助かります。 食後のコーヒーも談話室でいただきました。 続いて、宿の外にも足を運んでみます。 エントランスは、このような和の風情を感じさせるしつらえとなっています。 また、談話室の前には玉砂利が敷かれた庭が広がっています。 宿名をかたどった信楽焼の灯籠も、雰囲気にあったセンスの良い造りです。 玄関の一歩外に出ると、周囲には畑が広がっており、宿の館内に広がる雰囲気とのギャップに驚かさせます。 夜になると宿全体がオレンジ色の灯りに包まれ、何とも云えない落ち着いた風情を醸し出していました。 『干川旅館 別邸 花いち』の館内は、姉妹館である『高原のホテル ラパン』と相通じるような落ち着きとセンスの良い空間が広がり、『ラパン』が洋の雰囲気寄りであるのに対し、『花いち』の方は、和の雰囲気が上品に漂っていました。 宿の規模としては決して大きくはありませんが、限られた空間を上手に演出し、いかにも女性ウケしそうな佇まいが印象的でした。 次回は、特徴ある源泉が注がれる宿のお風呂について紹介したいと思います。
次回へつづく・・・ |
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冷涼な高原地帯が広がる群馬県嬬恋村の奥嬬恋温泉に、ネット上の口コミで高い評価を得ている和モダンの小さな一軒宿、『ふるさとの宿 干川旅館・別邸 花いち』が佇んでいます。 今年の8月に、同じく嬬恋村にあるバラギ温泉『高原のホテル ラパン』に宿泊し、その宿の雰囲気が大変気に入ったため、10月の3連休を利用して『ラパン』の姉妹館であるという『干川旅館・別邸 花いち』を訪問して来ました。 『ふるさとの宿 干川旅館・別邸 花いち』は、半露天風呂付客室4室を有する『別邸 花いち』と、一般的な和室や和洋室など12室の様々なタイプの客室を有する『干川旅館 本館』とに区別されますが、お風呂や食事処、パブリックスペースなどの館内は全て共有となっています。 今回は彼女のバースデイ旅行を兼ね、本館客室の料理グレードアッププランでの宿泊となりました。 これから数回に分けて『ふるさとの宿 干川旅館・別邸 花いち』を紹介します。 先ず1回目となる今回は、チェックイン時から宿泊した部屋の様子について紹介したいと思います。 軽井沢から車で走ることおよそ40分、浅間山を望むのどかな高原地帯の中に、ぽつりと茶色い宿の外観が見えてきました。 宿の周囲は畑という環境で、こんな場所に温泉宿が存在するという意外性を感じます。 こちらが今回のお宿、『干川旅館 別邸 花いち』です。 落ち着いた色調の外観で、どこか料亭のような雰囲気を感じされる佇まいでした。 宿の前の駐車場に車を停め、暖簾をくぐって早速中へと入ります。 石畳のエントランスには打ち水がしかれ、しっとりとした風情が漂っていました。 最初のアプローチとしては、かなり雰囲気の良いつくりで好感が持てます。 館内に足を踏み入れると、評判通りの和モダンな空間が広がり、木の温もり感溢れるロビー・フロントが目に留まります。 先ずはこちらのフロントでチェックインの手続きです。 この時に夕食の時間や、無料で利用できる貸切風呂の利用時間を決めました。 チェックインの手続きを済ますと、女性のみ色浴衣を選ぶことが出来ます。 浴衣を選んだ後は、宿の女将さんの案内で本館の客室へと案内されます。 廊下には可愛い小物や照明などが置かれ、民芸調の雰囲気を醸し出しています。 本館の客室は、こちらの階段前でスリッパを脱いで素足で足を運びました。 途中でスリッパを脱ぐというスタイルが少し変わっているので、いっそ全館素足で過ごせるようにするか、全てスリッパを履くか統一した方が良いと感じました。 こちらが客室の入口です。 本館は造りがやや古いためか、昔ながらの引き戸の扉でした。 部屋に入ると、落ち着いた雰囲気の10畳の和室でした。 今回は部屋のタイプはおまかせであったため、どのような客室か楽しみにしていましたが、シンプルな造りで快適に滞在できそうです。 客室に広縁はなく、窓際に座り心地のよい椅子が置かれています。 そして窓の外には、このようなミニ庭園が造られていました。 デッキスペースには椅子が並べられ、湯上がり時などこちらでくつろぐことができます。 この部屋は眺望が効かない分、雰囲気作りを工夫してこのようなしつらえになったのでしょう。なかなかのアイデアであると思いました。 しばらくすると、ウェルカムドリンクが運ばれて来ました。 ウェルカムドリンクは部屋に通された際に、抹茶かミニビールかを選ぶことができます。 今回はすぐにお風呂に入るつもりだったので、二人とも抹茶をいただきましたが、何事も好きな物を選べるというサービスは非常に嬉しいものです 冷蔵庫にはビールが入っていますが、持ち込みできるスペースも確保されていました。 温泉セットは、嬉しいことに便利なカゴが用意されていました。 また女性用の浴衣は、色浴衣の他にもう一着部屋にも用意されていました。 洗面所は入口の前にあり、シンプルな造りです。 こちらは部屋のトイレです。 残念ながら、ウォシュレットは装備されていませんでした。 そして夜に布団を敷いた状態です。 この布団ですが、カップル用に気を利かせてあるのか、シングルの敷き布団がダブルサイズになるようシーツが繋がっていて、その上に掛け布団を2枚重ねるように敷かれていました。 以上でチェックイン時から宿泊した客室の紹介を終わります。 『高原のホテル ラパン』の姉妹館らしく、館内は大人が心地よく滞在できるような落ち着いた雰囲気で統一され、本館の客室も特に不満なく快適に滞在することができました。 また本館客室には、36畳もの広い空間を有する半露天風呂付特別室が昨年誕生し、宿泊客のニーズに合わせた部屋選びができるようになっています。 次回は和モダンな館内の風景について紹介したいと思います。
次回へとつづく・・・ |
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