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癒しの温泉・なごみの宿を探せ
新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

書庫鎌先温泉 湯主一條 2

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これまで3回に渡り、部屋・館内・お風呂の雰囲気について紹介してきましたが、私が『湯主一條』に何度も足を運ぶ最大の理由の一つが宿の食事にあります。
歴史ある本館食事処でいただく、和と洋が絶妙に織り交ぜられた創作料理の味わいはまさに絶品で、一條でのタイムトリップのクライマックスとも云うべき時間をいつも楽しみに迎えて来ました。
最終回となる今回は、「森の晩餐」のテーマのもとに、見た目・味・雰囲気を三位一体で堪能することができる、宿の食事について紹介したいと思います。
先ずは夕食からの紹介です。

『湯主一條』の食事処へは、本館と新館とを結ぶ「時の橋」を渡って向かいます。
チェックイン時に指定した時間にホールへ足を運ぶと、スタッフの先導で一組ずつ橋を渡って行くというスタイルが取られ、夕食への期待を高める見事な演出を楽しむことができます。
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「時の橋」を渡った先には、本館個室料亭「匠庵」への入口が待ち構えていました。
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夜の廊下の風情は感動の光景です。
今回は、廊下を歩く楽しみを長く味わうために、一番端の個室をリクエストしました。
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途中、最近新たに加わった驚きの掲示が目に止まりました。
これは何かというと、「キリンドラフトマスター」の受講修了証で、客に美味しい生ビールを提供するために、ビールの品質管理や機器の取り扱い方法などの知識・技術の習得について講習を受けたという証です。
ビアホールであるというわけでもないのに、接客スタッフのほとんどが受講されていたようで、この宿がいかに手抜きのない接客に取り組んでいるかをうかがい知ることができました。
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そして、こちらが食事処「匠庵」の様子です。
一番端の個室は広すぎず、狭すぎずの2人くらいでちょうど良い広さ。
この他にも人数に応じて広めの部屋に通されることもあります。
廊下の端に位置するため外の眺めも素晴らしく、初めて足を運んだ際は、部屋になかなか入らず「後でも眺めることができますよ」とスタッフになだめられたという経験もありました。
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席に座り、早速今宵のお品書きに目を移しました。
今日は何が出るかなと、佐々木料理長渾身の作品に期待が募る瞬間です。
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普段はあまり日本酒は飲みませんが、今回は辛口の「日高見」を選んでみました。
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先ずは食前酒の梅酒で乾杯し、前菜をいただきます。
可愛らしい小鉢に入って、松茸・岩魚の焼き浸し、柿みず昆布の白和え、焼き茄子の利休寄せ、秋刀魚のマリネ、あけび・独活・アスパラの胡麻和えの5品が並んでいます。
見た目の派手さはありませんが、どれも皆、季節感を感じる絶品料理でした。
私はこの前菜5点盛りへの期待が大きく、いつもながら胸に響く美味しさです。
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続いては、やどの名物の一つである汲み上げ湯葉です。
豆乳に火をかけ、出来たての湯葉をわさび醤油でいただくという趣向ですが、今回は3回しかすくえませんでした。
この豆乳は、後で豆乳しゃぶしゃぶとしてもいただくことになり、あまり火をかけすぎると焦げ付いてしまうので注意が必要です。
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今回のお造りは、かんぱちと鯛のカルパッチョ仕立てです。
添えられた香味野菜との相性もぴったりで、さっぱり目のだいだい酢ドレッシングと共にいただきました。
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こちらの焼き物は、高級魚である吉次(きんき)のグリエで、秋茄子その他の旬の野菜と共にバスサミコソースでいただきました。
祝いの席に良く登場するという吉次ですので、今回の旅の趣旨にぴったり合った一品です。
およそ昔ながらの湯宿で登場するとは思えないような、フレンチ風テイストに大満足でした。
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続いては、一転して和の蓋物となる、れんこん饅頭です。
シャキシャキとした食感が楽しいれんこん饅頭と、上に乗ったパプリカの甘みが良くマッチし、あっという間にいただいてしまいました。
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こちらはタラバガニと仙台牛の陶板焼きです。
実はこの陶板焼きは、宿泊プランによって素材が分けられ、トイレ無し客室の宿泊プランがタラバガニ、その他のトイレ付客室の宿泊プランが仙台牛となっています。
今回は二つの部屋を予約したため、両方味わえることになりました。
仙台牛は最高級A5ランクで当然ながら極上の美味しさ、タラバガニの方も肉厚で、仙台牛と全く遜色ないほどの美味しさでした。
ちなみに、仙台牛、タラバガニとも別注で追加することができるので、両方食べてみたいという人でも大丈夫です。
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そしてこちらがメインとなる宿の名物鍋、豆乳しゃぶしゃぶです。
地元のブランド豚である、「宮城野ポーク霜降りレッド」を汲み上げ湯葉をつくった豆乳でしゃぶしゃぶにするという、一度で二度美味しいというお鍋です。
豚しゃぶと云ってもチープなイメージは皆無で、その肉は甘みがあって軟らかく、非常に優しい味わいでした。
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食事は、新米となる宮城産のひとめぼれ、香の物三点、のっぺい汁です。
普段は季節にあった炊き込みご飯が出てくることが多いのですが、今回はあえて白米ということで、この時期だけの新米の美味しさをストレートに味わってもらおうとの心意気が感じられました。
実際、おかずがいらないほどに美味しいご飯をいただくことができ、十分に満足できる内容です。
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締めのデザートは、胡麻のジェラードと梨でした。
特に胡麻のジェラードは甘さ控えめで、香ばしい黒胡麻の風味が強く残っていて美味しくいただきました。
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さらにここで嬉しいサプライズがあり、母親の誕生日ということで女将さんの直筆メッセージが添えられたメロンが運ばれて来ました。
母親ということもあり、今回はさすがにケーキなどは注文しなかったのですが、女将さんの心遣いで、程良い誕生日ムードに花を添えることができて大変嬉しかったです。
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大正ロマンの香り溢れる個室食事処において、2時間かけてゆっくりと夕食をいただきました。
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以上で夕食の紹介を終わります。
『湯主一條』の夕食は、豆乳しゃぶしゃぶや陶板焼などの看板メニューを除き、季節に応じて献立が変わるので、何度足を運んでも飽きることがありません。
今回も、旬の秋の味覚を取り入れた創作料理の数々に、いつもながら大変満足の行く食事となりました。
但し今回を含め、今まで5月に2回、10月に2回足を運んだ中では、前回の5月訪問時の夕食が一番素晴らしい料理内容であったと思います。
同行した彼女は、出てきた料理の味に感動して涙を流すほどの充実した夕食でした。
数万円もするような高級宿で極上の料理をいただくというのも非常に素敵なことですが、1万円台前半でいただけるこの一條の料理は、まさにお値打ちであると思います。
限られた予算の中で、こだわりと創意工夫に満ちた美味しい食事を提供してくれる料理長の腕と宿の姿勢にはいつも頭の下がる思いですね。

続いて朝食の紹介です。
朝食も夕食と同じ部屋にていただくことになり、指定した時間に直接足を運びました。
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朝食のお膳に並んだ小鉢には、野菜の和え物や佃煮、お浸しなどの胃に優しい料理が並んでいます。
また、一輪挿しの箸置きには花が添えられ、朝から気持ちを和ませてくれました。
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こちらは、蔵王山麓農園サラダです。
新鮮な高原野菜をいただき、食欲がよみがえってくるような感じがします。
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続いては、ピリ辛味の豚肉と野菜類の煮物と、焼きたての秋刀魚のひらきが運ばれて来ました。
朝食の定番である、塩鮭や鯵のひらきなどとはひと味違う嬉しい一品です。
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そして、私が一條に宿泊して好物となった白石名物のうーめんです。
キノコなどが入ったとろみがかった汁に、やわらかい熱々のうーめんが独特の食感で、普段の朝食にも食べたいような優しい味わいの一品です。
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ご飯は夕食時同様、炊きたての新米を存分にいただきました。
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一通り食事が済むと、最後にデザートとして自家製ヨーグルトと、コーヒーか紅茶を選んでいただくことができます。
朝食も決してありきたりなメニューでなく、大変美味しくいただくことができました。
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以上で『湯主一條』の食事の紹介を終わります。
以前宿泊した際に手に取った宿の小冊子には、「やわらかいまぐろの刺身」、「あたたかい茶碗蒸し」、「日本人の好きな天ぷら」という温泉宿にありがちな3種の神器を安易に出すことなく、脱・日常を存分に感じることのできる料理を提供して行きたいとありました。
夜はムーディーなJAZZの調べ、朝はさわやかなクラシックを耳にしながらいただく一條での食事は、五感を刺激する癒しの時間であると強く感じました。

本物を味わう旅がしたい・・・
自分らしさに出会える時間が欲しい・・・
大切な誰かと満たされた刻を過ごしたい・・・
大人の旅を愛する、あなたにふさわしい宿があります。
本物に癒される時音の宿 宮城県鎌先温泉 湯主一條 〜

こんな宿のメッセージに興味が湧いたら、皆さんも是非一度足を運んでみてください。
但し、年月を重ねた建物は決して流行りのデザイナーズ旅館の様な派手さありませんし、アクセスも恵まれているとは云えません。
ただそこにはあるものは、風情であり、優しいスタッフ達のもてなしであり、美味しい食事と本物の温泉です。
私に取って『湯主一條』は、いぶし銀の様に渋い大人の魅力を持った癒しの湯宿です。
脱・日常を感じたくなった時、ふらっとまた足を運んでみようと思いました。


採点(5段階)

接客・・・・・5(新人からベテランさんまで、皆さん大変素晴らしい)

館内の雰囲気・・・・・5(本館の持つ雰囲気は文化財級の素晴らしさ) 

部屋の雰囲気・・・・・4(概ね満足。特に不満無し)

清潔感・・・・・4(館内はピカピカ。大浴場の清掃に更なる努力を注いで欲しい)  

温泉・・・・・4(概ね満足。男女の入れ替えさえあれば文句なし。)

夕食・・・・・4.5(4回目ということで口も慣れて来たが、質・ボリューム共大変満足)

朝食・・・・・4.5(夕食と同様の評価)

コストパフォーマンス・・・・・5(1万円台前半で宿泊できる宿の中ではベスト3に入る満足度)

総合満足度・・・・・5(何度足を運んでも変わらぬ風情に癒しの空間。大変満足)

次回リピート度・・・・・5(間違いなく必ずまた足を運ぶつもり)
開湯600年という長い伝統が息づく鎌先温泉〜。
一人の農夫が水を求めて沢に立ち入り、持っていた鎌の先で岩をかき分けたところ、そこから温泉が湧き出したという謂われが残っています。
『湯主一條』では、古くから「傷に鎌先」謳われるように、きり傷や火傷などに高い効能を持つとされる鎌先温泉発祥の湯が自噴し、その湯を掛け流しで味わうことができます。
さらに、いわくありの洞窟から自噴しているという別源泉も注がれ、異なる2種類のお湯を同時に楽しめるようになっています。
第3回目となる今回は、そんな歴史ある宿のお風呂について紹介したいと思います。
先ずは、別名「つや肌の湯」と称される洞窟の湯を引いた露天風呂付大浴場から紹介します。

露天風呂のある大浴場は、別館の一番端に位置します。
宿泊する部屋によってはかなりの距離を歩くため、案内板に沿って目指すことになります。
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青い暖簾のこちらが、別館2Fにある男性用大浴場の入口です。
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脱衣場は広めのゆとりある造りで、貴重品を入れる暗証番号式のキーボックスも設けられていました。
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こちらの入口から早速中へと入ります。
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夕方に入った浴室内には湯気がもうもうと立ちこめ、人気(ひとけ)の無い静かな雰囲気に包まれていました。
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こちらに注がれるお湯は無色透明の冷鉱泉で、加温・循環されてはいますが、塩素臭などは感じることなく、別名通り肌がつるつるする浴感です。
少し熱めのお湯ですが、いつも比較的空いていて非常に気分良く湯浴みを満喫することができました。
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カラン・シャワーなどもしっかりと造られています。
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夜間は眺めが効きませんが、日中は大きく取られたガラス窓の外に、一條の森を眺めながらお湯に浸かることができます。
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こちらが内湯の外にある露天風呂です。
4人も入れば一杯になってしまうような小さな露天風呂で、壁に囲まれているため眺めも効かず、あまり魅力はありません。
今回は一度も入ることはありませんでした。
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湯上がり時には、脱衣所の入口に設けられている冷水器でのどを潤すことができます。
そしてこちらにもCDデッキが置かれていて、ヒーリング系の音楽が静かに流れています。
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続いて女性用の露天風呂付大浴場の紹介です。
女性用大浴場は3Fにあり、男性用に比べてかなり眺めの良いつくりになっていました。
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脱衣所の広さ、造りは男性用とほぼ変わりありませんが、奥にベビーベッドが設けられていました。
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扉を開け中に入ります。
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カラン・シャワーの数は男性用と変わらず、配置が横一列になっていました。
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こちらが女性用の内湯です。
湯気が立ちこめていて写りが悪いですが、男性用に比べるとやや小ぶりな印象を受けました。
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そして、こちらが写真にもよく登場する女性用の露天風呂です。
男性用に比べてはるかに眺めも良く、目の前には色づき始めたモミジの姿が望めました。
内湯が小ぶりな分、露天の方は大きめとなっていて、森林浴気分で湯浴みを堪能することができそうです。
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内湯と露天風呂を隔てる窓も、一面ガラス張りとなっているため、非常に開放的で眺めの良いお風呂という印象を受けました。
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露天風呂付大浴場に関しては、男女別の入れ替えは特に無く、あきらかに女性用の方が満足度の高い造りになっていました。
露天風呂からは、春夏は木々の緑、秋は燃えるようなモミジの紅葉、冬は一面の雪景色と、四季折々に一條の森の自然を楽しむことができそうです。
また、時にはお湯につかりながらカモシカの姿も目にできるということなので、+αの楽しみも広がりそうな感じがしました。

続いては、「薬湯」と名が付いた内湯のみの「鎌先の湯」を紹介します。
露天風呂付大浴場とは反対方面にあり、別館の1Fまで階段を降りて出向きます。
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こちらが今でも湯治客達を支え続ける薬湯への入口です。
モダンなオブジェで分けられた左側の赤い暖簾が女性用、青い暖簾が男性用となっていて、
こちらの浴室も男女別の入れ替えはありません。
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こちらは男性用薬湯の脱衣所です。
露天付大浴場に比べるとやや狭い造りですが、貴重品を入れるキーボックスなどは完備されていて安心です。
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壁にはこんな掲示もあり、薬湯こそが、一條を代表するお湯であることが伺えました。
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浴室はご覧の通り、タイル張りのレトロな雰囲気に溢れています。
いつも賑わっているお風呂ですが、今回は長い時間独り占めで入ることができ、効能高いそのお湯を贅沢に味わうことができました。
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鎌先の湯の泉質は、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、湯に含まれる鉄分が多く、茶色の湯の花が湯船の中にたくさん沈殿していました。
時には褐色に濁ることもあり、よく温まる滑らかな肌触りのそのお湯は、いかにも効きそうな感じがします。
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源泉が注がれる湯口は、ご覧の通り成分が結晶化して変色しています。
旅館によっては、このような湯口を磨いてしまうところもありますが、これは濃厚な泉質を現す指標ですから、ありのままの姿で保持して欲しいと思います。
そういった意味で、一條の薬湯は大変素晴らしい印象を与えてくれました。
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薬湯の方も、シャワー・カラン等はしっかりと設置されていて助かります。
露天風呂付大浴場よりも、こちらの方がシャワーの水圧が高めなので、髪を洗ったりする際は、個人的には薬湯で済ますことが多い気がします。
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朝の浴室は、窓の向こうに木造本館の姿を望みます。
男性は特に気にならないと思いますが、目隠し等が十分で無いため本館からは丸見えに近い状態となり、この辺が男女の入れ替えを行わない要因でありそうです。
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続いて女性用の薬湯の紹介です。
女性用の薬湯は、脱衣所、浴室共に男性用に比べるとかなり小ぶりになります。
こちらが脱衣所の様子です。
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そして浴室は男性用同様、タイル張りのレトロな雰囲気が漂っていました。
お湯の良い薬湯だけに、女性客は混雑時はやや窮屈だと思いますが、雰囲気的にはこちらの女性用も負けてはいないような感じがしました。
このお風呂を貸切状態で利用できれば、それはもう素晴らしい湯浴みを満喫できそうです。
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最後に湯上がり処の紹介です。
薬湯の前の湯上がり処には冷水機が置かれていて、その隣には有料の家族風呂も造られていました。
但し家族風呂の評判はあまり聞かれないので、それほど人気が高い感じではないようです。
ちなみに、私もこれまでに一度も利用したことがありません。
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鎌先の湯は良く温まるので、湯上がり時には汗が引くまで、こちらでしばし一休みとなりました。
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以上で宿のお風呂の紹介を終わります。
露天風呂、薬湯とも男女の入れ替えが実施されれば、造りも雰囲気も異なる浴室のため、より一層充実した湯浴みを楽しむことができると思います。
事実、宿泊客のそういった要望・意見も良く聞かれますし、個人的には大掛かりな改装を伴わずして実施できるのではないかと感じています。
湯主と名乗る以上、お風呂の充実は使命でもあり、来年の改装計画の際にでも是非取り組んで欲しいと思いました。

次回は、「森の晩餐」というテーマのもと、大正ロマンの世界が広がる本館個室料亭でいただく充実した宿の食事について紹介します。
次回へつづく・・・
前回は『湯主一條』の宿泊した客室についてレポートしましたが、第2回目となる今回は「時音の宿」の称号通り、歴史と風情を感じる宿の風景について紹介します。

『湯主一條』に滞在する上で、館内の散策は大きな楽しみの一つです。
取りあえず部屋を出てから1Fへと足を運んでみました。
廊下の途中には、宿泊客が滞在中に撮影したというカモシカの写真などが飾られていて、気持ちが和みます。
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館内のところどころには、つる細工の照明や装飾品などが飾られ、優しい雰囲気を演出していました。
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こちらはチェックインの際に通される、カフェラウンジ「都路里」です。
コーヒーなどのドリンクをいただくことができます。
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「都路里」の壁際には、ウェルカムドリンクや食事の際に使用されている茶碗などが展示販売されています。
味わい深い器もあり、欲しいものがたくさん並んでいました。
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「都路里」の入口脇には、ご覧のような本棚が置かれていて、本の貸出しもしてくれるようです。
但し蔵書数はかなり少な目なので、できればもう少し数を増やして読書も楽しめる環境に改善していって欲しいものです。
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こちらは玄関とロビーです。
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ロビーにはシックな椅子とテーブルが並び、落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
ぬいぐるみなど、やや疑問を感じるような調度品も置かれていますが、素敵な空間であると思います。
こちらのロビーに、雰囲気にあった雑誌などを置いてもらえると尚嬉しく感じます。
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またロビーを始め、食事処や大浴場の脱衣場など館内至るところにCDデッキが置かれていて、場の雰囲気にあった癒しの音楽が流れています。
女将さんがいろいろとCDをチョイスしているようなので、さりげないこだわりが感じられて楽しくなります。
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玄関の正面には、小じんまりとした土産処も設けられています。
小物類や地元のお菓子などの他に、『湯主一條』のポストカードなども販売されていました。
ポストカードを作れるくらいに絵になる日本的風景ということなんですね。
外国人の宿泊客も多いとのことですから、きっといいお土産になるのではないでしょうか。
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続いて再び2Fへと足を運びます。
別館の館内は横に広く延びているため、やや複雑に廊下や階段が入り組んでいます。
その為、廊下の至るところに案内板が設置され、迷わない工夫がなされていました。
但し、4回宿泊している私でも時々間違ってしまうことがあるので、注意が必要です。
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右手の階段を降りていくと、「薬湯」と名が着いた大浴場や、木造本館へと続く渡り廊下へと繋がっています。
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大浴場前の湯上がり処の奥には、あまり目立ちませんが湯治客用の売店が設けられていました。
人気宿となった今でも、湯治客に門戸を開いている姿は好感が持てますし、「傷に鎌先」と謳われた効能高い温泉宿としての誇りを感じることができます。
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本館に繋がる渡り廊下からは、一條へと続く坂道と木造本館の勇姿を眺めることができました。
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そしてこちらが大正末期から昭和初期にかけて建てられたという本館の歴史ある佇まいです。
モダンな個室食事処の他、今でも湯治客用の客室としても使用され、風雪に耐え忍んで今なお聳える木造建築の姿を目にし、当時の宮大工の技術の高さが伺えます。
消防法の関係から、現在ではこのような建物を造るのは不可能であり、くれぐれも火事等の災害に合わずに後世に伝えて行って欲しい建物ですね。
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日が暮れてくると、磨き抜かれた廊下には照明が灯り、神々しい感じさえ与えます。
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更に夕暮れ時に外へ出てみると、ノスタルジックな光景が広がり、『湯主一條』が最も雰囲気を増してくる時間帯となります。
下駄を鳴らして温泉街をブラブラすれば、そこはまさに大正時代にタイムトリップしたかのような感覚を味わうことができました。
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翌朝も宿の周囲を少し歩いてみました。
こちらは宿の裏手にある「新奥の細道」と称された散策路で、「天狗の相撲場」と呼ばれる裏山へと小径が続いています。
10月末の時点では、モミジの枝先がようやく色づき始めた頃でしたが、今頃は紅葉に雪景色という素晴らしい光景を目にすることができるでしょう。
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こちらは祠は、「いわくありの洞窟」と呼ばれるもので、およそ80年前に一人の男性によって彫りあげられたという全長15mもの洞窟です。
中に入ることはできませんが、洞窟内からは宿の第2号源泉が湧き出し、露天風呂などに供給されているとのことでした。
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最後に宿の外観の写真です。
木造本館と鉄筋の別館という全く対照的な建物となっており、風情を味わいながらも快適に過ごせる環境が整っていました。
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以上で『時音の宿 湯主一條』の館内風景ついての紹介を終わります。
『湯主一條』に宿泊した客の感想などを目にすると、よく「千と千尋の神隠しに出てくる湯宿のようだ」との声が聞かれます。
600年という長い年月を培って来た温泉宿に漂う空気感が、安らぎと懐かしさをそこに集う人達に与えているんだろうと思います。
本館を含め、鉄筋の別館もそれなりに古い建物であるため、決して完璧な宿というわけではありませんが、徹底した掃除と良く工夫されたインテリアに寄って、非常に居心地の良い空間造りがなされていると感じました。
何かの書籍で目にしたのですが、一條に続く坂道を石畳にしたいという計画もあるらしいので、時間がかかっても是非取り組んで欲しい計画であると思います。
味わいのある石畳が敷かれることによって、より一層日本的情緒が増すことは間違いないはずです。
『湯主一條』を中心にして、浴衣と下駄が似合う温泉街の雰囲気を創り上げて行って欲しいものですね。

次回は、薬効高い鎌先温泉の湯が注がれる宿のお風呂について紹介したいと思います。
次回へと続く・・・
いくつもの宿に足を運んで来た私ですが、お気に入りの宿として真っ先に頭に浮かぶ旅館の一つが、宮城蔵王の麓に位置する、鎌先温泉『時音の宿 湯主一條』です。
『時音の宿 湯主一條』は、宿のHPにもあるように、そこに訪れる人達に対する分かりやすいコンセプトを持っています。

    『映画の主人公になって一條の森に迷い込んでください。
    そこでは大正時代にタイムスリップし一條の六百年の歴史を感じながら普段忘れかけていた
    小さな感動を、いくつも体験し、優しい気持ちになれますように・・・』

こんな宿のコンセプトに惹かれ、異日常の時間を過ごすべく、10月の終わりに再び『湯主一條』へと足を運んできました。
通算4度目の訪問になりますが、今回は母の誕生日旅行という目的もあり、リーズナブルな料金でスマートな接客と落ち着いた雰囲気、上質な創作料理を堪能できる宿として『湯主一條』を選びました。
前回宿泊時のレポでは詳細に紹介できなかったので、これから数回に分けて鎌先温泉『時音の宿 湯主一條』での滞在をレポートしたいと思います。
第1回目の今回は、宿泊した部屋を中心に紹介します。

当日はあいにくの雨模様。
山形空港からレンタカーを借りて蔵王山麓を走りましたが、楽しみにしていた紅葉巡りはかなわず、足早に鎌先温泉へと向かいました。
歴史ある佇まいの『最上屋旅館』の前を通り、先へと進みます。
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日常の世界から、鎌先の最奥部に位置する『湯主一條』へと続く坂を上っていくと、見えてくる景色が、少しづつ古き良き大正時代へと時間を遡っていくような感じがしました。
何回見ても、この木造本館の荘厳な姿は素晴らしいの一言に尽きます。
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左手に見える本館の玄関奥は、現在事務所となっているため、宿泊客は向かいの別館より館内へと足を運ぶことになります。
チェックインは15時からで、到着するとすぐにスタッフが駆け寄ってきて荷物を持って案内してくれました。
宿までの坂道は大変細い道ですが、車で入ることも出来ますし、温泉街入口にある『湯主一條』の駐車場に停めて歩いて向かうことも可能です。
初めて足を運ぶ場合は、坂道をゆっくりと歩いてみることをオススメします。その方が、タイムトリップの感覚をより楽しめると思います。
車を玄関に着けた場合は、鍵を渡すとスタッフが駐車場まで車を寄せてくれます。
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館内に入ると、レトロ一色の本館に対し、別館の玄関は和モダンな雰囲気が漂っていました。
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こちらの宿にはフロントがなく、チェックイン・アウトの手続きは喫茶「都路里」にて行います。
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いつもと同じように、ウェルカムドリンクに深蒸茶をいただきながら宿帳へと記帳します。
お茶に使われる器は全て違う茶碗が用意され、宿泊客に対するもてなしの心が伝わって来ました。
ほっとひと息着く瞬間であると共に、宿での滞在をスタートする喜びが湧き上がって来る感じがします。
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しばらくして客室へと案内されますが、その前に浴衣を選ぶことになります。
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「都路里」の前には主に男性用の浴衣が並び、2種類の柄から2枚選ぶことができ、女性用の色浴衣は玄関前に並んでいました。
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浴衣を選んだ後は、スタッフに案内されて階段を上がり部屋へと向かいます。
この宿にはエレベーターが無いため、足腰の弱い方の滞在は少々厳しいかも知れません。
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『湯主一條』は通年一人での宿泊も受け入れているため、実は今回、シングル利用で2部屋予約させてもらいました。
同行の母が大浴場に近いバストイレ付の客室で、私はトイレ無しの客室です。
客室の広さがどちらも8畳とあまり広くないため、誕生日旅行くらいはゆとりある滞在をさせようと判断したためでした。
トップシーズンのため宿には申し訳ない感じでしたが、平日泊ということで今回だけご容赦願いたいと事前にメールも送らせていただきました。
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先ずはバストイレ付客室の紹介をします。
今回宿泊した部屋は「有明の間」というクラシカルな名が付いた客室です。
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扉を開けて部屋に入ると、板の間の広めの前室が目に入ります。
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部屋の中は、落ち着いた佇まいの純和室となっていました。
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広縁には椅子とテーブルが並び、窓の外には四季折々に一條の森を目にすることができます。
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テーブルの上には茶菓子の他、気持ちを和ませる花や女将直筆のメーセージなどが置かれていました。
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こちらの暖簾の奥に、洗面所や部屋風呂などが設けられています。
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客室のトイレは、狭いながらもウォシュレット完備で助かります。
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こちらは板の間に備えられた冷蔵庫で、中身はグラスのみ、全て持ち込み用のスペースとなっていました。
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続いてトイレ無しの客室について紹介します。
用意してもらった客室は、階段を降りてすぐの場所にありました。
割と近い位置にしてもらったので、この辺は宿の配慮が伺えます。
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以前も泊まったことのある「つつじ」という名の客室でした。
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部屋の造りは他の客室とそれほど相違はなく、トイレがあるか否かといった感じでした。
バストイレの付客室が平日料金15,900円、トイレ無し客室が同11,700円と4,000円以上の差があるため、トイレ無しでも大丈夫な人は、こちらの客室のコストパフォーマンスは絶大です。
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備え付けのテレビは小さいものでしたが、今回は一度もスイッチを入れることなく、のんびりと滞在することができました。
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広縁には椅子・テーブルの他、洗面スペースも設けられています。
バストイレ付の客室よりも広いスペースのため便利でした。
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こちらは客室からの眺めです。
目の前に見える白い蔵は、20代も続く一條家の家宝が備わるという由緒ある蔵で、鎌先温泉発掘の由来ともなった600年前の「鎌」などが保管されているとのです。
テレビなどで蔵内の様子を目にしたことがありますが、是非一度見学をしてみたいですね。
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夜に布団を敷いた状態です。
ふかふかの羽毛布団で気持ちよく眠りにつくことができました。
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翌朝になると、今はあまり見かけなくなった朝刊のサービスが受けられます。
チェックアウト時間は11時と比較的ゆっくりなので、新聞を目にする時間の余裕もありました。
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以上で『時音の宿 湯主一條』の客室紹介を終わります。
今回宿泊した部屋以外にも、木造本館を眺められる人気の客室や、広めの和洋室なども設けられており、細かく料金設定されているので、好みに応じて部屋を選ぶことができます。
更にディープな一條ファンになると、木造本館の湯治部屋を選ぶ人もいるようです。確かに本館に宿泊してこそ、真の大正時代へのタイムトリップを実感できるのかも知れません。
また、来年には別館客室を中心とした改装計画があるとのことなので、施設的にやや古くなって来ている客室等もセンス良く生まれ変わることが期待されます。
但し、女将さんのブログなどを拝見すると、いたずらに流行りのスタイルを取り入れようとする姿勢は感じられないので、今の一條の良さを活かした形での改装となるのでしょう。
今後が楽しみですね。

次回は、レトロモダンな世界を満喫できる宿の風景について紹介したいと思います。
次回へと続く・・・

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