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新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

書庫肘折温泉 丸屋旅館

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これまで3回に渡って、肘折温泉『丸屋旅館』のレトロモダンな世界を紹介してきましたが、最終回となる今回は、滋味溢れる山・川の幸が並ぶ味わい深い宿の食事について紹介したいと思います。
先ずは夕食の紹介です。

『丸屋旅館』での食事は、夕・朝食とも客室を改装した個室食事処でいただくことになります。
夕食の支度ができると部屋の電話に知らせが入り、1Fにある食事処へと足を運びました。
但し、1Fに降りてしばらくの間、係りの人が姿を見せずにウロウロする羽目になってしまったので、連絡をくれたのであれば、しっかりと出迎えて欲しいものです。
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しばし待った後、以前は湯治用の客室として使われていた襖で区切られた食事処へと通されました。
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用意された座敷に腰を下ろすと、すぐにたくさんの料理が運ばれて来ます。
また、こちらの部屋に備えられたテーブルは、蔵などに使われた扉をテーブル板として利用して制作した物らしく、その重厚な雰囲気に目を奪われました。
テーブル一つで、食事の楽しみが何倍にも広がるような感じを受けました。
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先ずは地の物の山菜などが並んだ前菜です。
お品書きが無かったのではっきりと覚えてはいませんが、4つの小鉢にはそれぞれ、わらびのお浸し、ブナカノカと牛蒡のにんにく味噌炒め、蕗の炒め物、なめこの醤油煮が盛られ、いかにも山の宿的なご馳走をいただきました。
私達は山菜やきのこ類が大好物であるので、たとえ見た目が地味であっても、その土地で収穫された山菜類の料理が並ぶと嬉しくなります。
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こちらは鮎の塩焼きです。
旬が過ぎ、冷凍保存されたものであったとしても、好物の鮎を晩秋にいただけることはありがたいことです。
焼き加減も適当で、添えられた蕗味噌と共に美味しく頂きました。
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続いて山菜の天ぷらです。
しめじ、スナックいんげん、よもぎ、茄子、舞茸などの天ぷらをシンプルに塩でいただきました。
天つゆや抹茶塩でいただくよりも、普通の塩の方が好みであるので良かったです。
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そしてこちらが、季節限定のもくず蟹の味噌鍋です。
川蟹であるもくず蟹からは、かなり濃厚な出汁が湧き出て、極上の蟹の味噌汁といった味わいでした。
用意されたハサミで必死に殻を切っていただいた蟹味噌も、濃厚で絶品の味わいでしたが、いかんせん身が小さいので量的にはやや寂しい感もありました。
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メインとなる焼き物は、山形牛のステーキです。
適度にサシも入り、肉厚でボリューム満点の山形牛を存分に味わうことができ、かなりの満腹感が得られます。
ただ、翌日に米沢牛料理の宿を予約していたため、この日はできれば肉類は避けたかったのですが、ついつい完食してしまいました。
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そして、ご飯のおかずとしてか、鰻の蒲焼きが登場しました。
冷めていたのがやや残念ですが、温泉宿に泊まってあまり鰻をいただく機会もないので、意表ついたメニューで良かったと思います。
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食事は白いご飯、原木なめこの味噌汁、漬物です。
特になめこの味噌汁は、具だくさんで非常に美味しくいただきました。
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最後にデザートとして、ゆでた小豆が運ばれて来ました。
シンプルで少し物足りない感じも一瞬受けましたが、口に入れると、甘さを抑えた優しい小豆の味わいに、湯治宿としてふさわしい控えめのデザートであると納得する気持ちになりました。
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以上で夕食の紹介を終わります。
ご覧のとおり、いただいた料理に決して派手さは無く、量的にも他の旅館の様にたくさんの品数が並ぶといった夕食ではありません。
それでも、地元の山菜や野菜類の滋味溢れる味わいは、ここでしか味わうことのできない何よりのご馳走であると感じることができました。
あえて刺身類などを出さない献立も、きっと宿のこだわりなのかも知れません。
料理目当てで宿泊するような宿ではないと思うので、これくらいで調度良いのだと思います。
但し、部屋に通す際のスマートな給仕や、部屋の暖房の効きが悪くて寒い思いをしたので、その辺は今後改善していった方が良いと感じました。

引き続いて朝食の紹介です。
朝食は夕食時とは別室の、玄関脇の渋い廊下の先に並んだ部屋に通されました。
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朝食時も、重厚なテーブルの上に小鉢が並んでいます。
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夕食時同様、主役の山菜類が食卓を彩ります。
小鉢には、たけのこの味噌炒め、食用菊の和え物、赤こごみの炒め物、切り干し大根の炒め物、昆布の炒め物といった具合に胃に優しいおかず類が盛られていました。
特に、ぜんまいに似た赤こごみという山菜は初めていただく物で、まさに山菜の炒め物といった味わいで気に入りました。
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こちらは自家製豆腐で、塩をふっていただきます。
出来たての豆腐に塩をふると甘みが引き立ち、朝食向きの優しい味わいでした。
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焼き魚は鮭と同じような大鱒の切り身が運ばれ、付け合わせに非常に甘く煮た蕗が添えられています。
蕗を口に入れると、あまりにも甘いので一口食べて残してしまいましたが、おそらくこれが郷土の味付けなんでしょう。地方の食文化を感じた一品でした。
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そして、ご飯にお味噌汁とお新香です。
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食後には、談話室でいただいた月山コーヒーを無料でいただくことができましたが、食事が終わらないうちから運ばれて来たため、冷めてしまったのがやや残念です。
しかし、朝食も夕食と同様に、滋味溢れる体に優しい食事をいただいた感が強く、概ね満足できる内容でした。

以上で『丸屋旅館』の食事についての紹介を終わります。
全般的に秘湯の宿、湯治の宿といった前提があるため、質・量的にはこれで十分であると思います。
食事について過度な期待をこめずに、その土地の旬の味覚を慎ましくいただくような楽しみ方が向いていると感じました。
但し、今後は宿のウリとなるような名物料理を1、2品産み出していく努力や、配膳などのタイミングをよりきめ細やかなものへと取り組んで行くことで、更なる満足度の向上につながるのではないかと思います。

朝食後は素早く荷物をまとめ、次の目的地に足を運ぶべく9時過ぎにチェックアウトしました。
車をつけてもらう間、寒いので玄関内でしばし待たせてもらいました。
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最後に宿のご主人の丁重な見送りを受け、レトロモダンそのものであった『丸屋旅館』を後にします。
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晴れ渡る空に、新雪をかぶった山々が美しい肘折温泉の全景を高台より目にし、またいつか足を運ぼうと心に思いました。
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肘折温泉『丸屋旅館』は、私のようにレトロな趣を求めるけど古くて汚い旅館は好きではない・・・。
モダンな空間は好きだけど、同時に風情も感じたい・・・。
そんな我が儘な嗜好の持ち主には、正にピッタリの宿であったと思います。
料理はそこそこでしたが、部屋・館内の雰囲気・お風呂と、どれをとっても非常に居心地の良い空間が広がっていました。
また、接客態度も概ね良好であったので、時折目にする隙を埋めていくことができれば、極上の湯宿としての称号を不動のものにできるのではないでしょうか。
今度は部屋のタイプを替えて、また贅沢な湯治気分を味わいに足を運びたいと強く思いました。


採点(5段階)

接客・・・・・4(丁寧で概ね良かった。食事の給仕の際以外は特に不満なし)

館内の雰囲気・・・・・5(木造で、レトロかつ清潔な癒しの空間に大変満足)

部屋の雰囲気・・・・・4.5(畳にベットという和モダンな空間に大変満足)

清潔感・・・・・4.5(改装したばかりの客室、黒光りする廊下の美しさに大変満足)  

温泉・・・・・4(湯治場風情を感じる浴室・掛け流しの効能豊かなお湯に概ね満足)

夕食・・・・・4(取り立てて豪華ではないが、山の幸の優しい味わいは概ね満足)

朝食・・・・・4(同上の評価)

コストパフォーマンス・・・・・4.5(グランドルーム以外は1万円代で宿泊できるため満足度高し)

総合満足度・・・・・4.5(宿の規模、館内の雰囲気など期待以上の満足感があった)

次回リピート度・・・・・4.5(距離的に少々遠いが、何年か後にまた必ず再訪してみたい)
開湯1200年という長い歴史を誇る肘折温泉郷〜。
今から遡ること1200年前、崖から転落して肘を折った老僧が、この地に湧き出る温泉に浸かって傷を癒したとの謂われが、肘折温泉の名前の由来になったと伝えられ、古来からの湯治文化を今に残す貴重な温泉地です。
肘折温泉の泉質は主にナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、鉄分や炭酸成分を豊富に含み、茶褐色に濁る湯が特徴的な入り応えのある温泉です。
湯治宿としても名高い『丸屋旅館』では、効能高い肘折の湯を掛け流しで楽しむことができ、客室数も8室と少ないために宿泊客はゆったりとした湯浴みを満喫することができます。
第3回目となる今回は、宿のお風呂について紹介したいと思います。

『丸屋旅館』のお風呂は、空いていれば無料で自由に利用できる貸切風呂「幸鶴の湯」、露天風呂も併設された大浴場「檜葉の湯」、内湯のみの大浴場「金山杉の湯」の3箇所で、他に玄関前の足湯や、宿の向かいにある共同浴場「上の湯」にも無料で入浴することができ、湯治宿にしては充実したお風呂を設けていると思います。
先ずは貸切風呂の「幸鶴の湯」から紹介します。

タオルを片手に、湯治場風情を感じるお風呂へと足を運びました。
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階段を降りてすぐに貸切風呂の入口があり、内鍵式の扉が開いていれば利用可、閉まっていれば入浴中ということになります。
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脱衣場は比較的小さめで、洗面台などは特に設けられていませんでした。
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扉を開け、一段下がった位置にご覧のような風情のある浴槽が設けられていました。
地元産の最上石でつくられたという湯船には、熱めのお湯がとうとうと掛けながされており、時折加水しながらゆっくりと名湯を味わせてもらいました。
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カラン・シャワーは設置は1箇所。
今回宿泊時はボイラーの故障か、カランからお湯が出ずにかなり不便な状態でしたが、宿のご主人にその旨を伝えたので、今は改善されていることと思います。
またこの宿の特筆すべき点は、お風呂に置かれているシャンプー・ボディーソープに、自然環境に優しい100%天然素材のシナリー化粧品を使用しているということ。
実際に使用してみて、かなり使い心地が良くて気にいったのですが、部屋に置かれていたカタログの値段を見てビックリ。1本数千円もするような製品を、宿のこだわりで提供しているという姿勢に頭が下がる思いでした。
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夜の貸切風呂もまた、ほのかな灯りが浴室を照らし、静かな雰囲気で湯浴みを楽しむことができました。
今回いつ行っても空いていたので、非常にラッキーだったと思います。
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続いては2箇所の大浴場について紹介します。
廊下の途中ある「お風呂」の目印に沿って先へと進みます。
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大浴場に続くアプローチも、和の照明類が黒光りする廊下を照らし出し、和モダンな雰囲気を演出していました。
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こちらは、手前に設けられた内湯のみの大浴場「金山杉の湯」への入口です。
この日は、到着時から夕食後までが男性用、夕食後以降翌朝まで女性用となっていました。
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民芸調の清潔な脱衣場には棚などは無く、シンプルに脱衣カゴのみが置かれていました。
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こちらの脱衣場には洗面台が設けられているので助かります。
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日が暮れてから入った浴室内は、地元を代表する銘木である金山杉を壁面に使用し、いかにも湯治場といった趣を感じさせてくれます。
このようなお風呂は、混雑するとなかなか落ち着けない感じになるのですが、「幸鶴の湯」と同様、こちらも常に貸切状態で、瞑想に耽るような思いで湯浴みを堪能することができました。
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カラン・シャワー類も不足なく設置されているので安心です。
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こちらは翌朝に撮った写真ですが、ほんのりと薄暗い浴室には時間が止まったかのような、ただただレトロな雰囲気が溢れていました。
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「金山杉の湯」から廊下を少し奥に進むと、「檜葉の湯」に面してしっとりとした湯上処が設けられています。
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こちらが「檜葉の湯」の入口です。
到着時から夕食後までが女性用、夕食後から翌朝までが男性用となっていました。
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「檜葉の湯」の脱衣所も棚などは無く、脱衣カゴのみが置かれていました。
小さいスペースながらも、およそ湯治宿とは思えない清潔感溢れる脱衣所には好感が持てました。
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こちらが青森檜葉を壁面や湯船の縁にしつらえた「檜葉の湯」の内湯です。
かなり熱めのお湯が注がれていたので、やむなく加水して入らせてもらいました。
金気臭が漂う褐色のお湯は別名「温まりの湯」とも呼ばれ、さっぱりとした浴感ながらも非常に良く温まり、成分の濃さを伺い知ることができました。
内湯に続く右手の外には、小さな露天風呂も設けられています。
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「檜葉の湯」の入口に近い方は底が浅くなっており、寝湯も楽しめるようになっていました。
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こちらの浴室は、湯船とシャワー・カランの位置が比較的近いので、シャワーを利用する際などは配慮が必要だと思われます。
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そしてこちらが、今年5月に新設されたという露天風呂です。
OPENして間もないお風呂ながらも、周囲は温泉成分によって茶色く変色し、既に年代物のような雰囲気を醸し出していました。
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やや閉塞感を感じる小さな露天風呂に浸かると、目の前にやはり小さな庭を望み、上空にはわずかに空を仰ぐこともできました。
個人的には、こちらの露天は別に無くてもいいかなと感じましたが、小さくても露天には浸かりたいという宿泊客のニーズに応えたものだと思われます。
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夜間の「檜葉の湯」は、ほの暗いオレンジ色の灯りが浴室を照らし、かなりの鄙びを感じることができました。
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浴室から一歩出ると、夜間であってもこのように洗練された湯上処が広がり、そのギャップがまた楽しみを与えてくれました。
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以上で宿のお風呂についての紹介を終わります。
以前宿泊した肘折温泉内の「優心の宿 観月」は、同じ茶褐色の湯ながらも炭酸水素イオンの含有量が多いためか、かなりつるつるする滑らかな肌触りであったのに対し、こちらの『丸屋旅館』のお湯はややキシキシ感が伴う、ひと味違った浴感でした。
さらに宿の向かいの共同湯「上の湯」には無色透明のお湯が注がれ、同様の泉質ながらも源泉の違いにより、異なる浴感を楽しむことができるようです。
豪雪地帯である肘折温泉ということで、露天風呂を有する数少ない旅館の一つとして、『丸屋旅館』の存在価値は一際輝いているのではないでしょうか。
今回は湯治気分を味わいたいとの目的があったので、滞在中5回も湯に浸かって肘折の湯を満喫することができました。
いつの日か、こんな居心地の良い宿にて長逗留で湯治生活をしてみたいものです。

次回は、滋味溢れる山の幸が並ぶ宿の食事について紹介したいと思います。
次回へとつづく・・・
明治元年創業という『丸屋旅館』の館内は、年代を重ねた木造建築の深い趣の中に、懐かしさとモダンが見事に調和した居心地の良い空間が広がっています。
前回は、主に宿泊した客室について紹介しましたが、第2回目となる今回は、宿の内・外に広がるノスタルジックな風景について紹介したいと思います。

浴衣に着替え、部屋を出て早速館内の散策へと足を運びました。
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階段を降りていくと、木造特有の床が軋む音が響き渡ります。
他の宿泊客に気を使う面もありますが、耳に心地いい素敵な音色であると思います。
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階段途中の踊り場には、クラシカルな鏡が掛けられ、レトロな空間に奥行きを感じさせていました。
・・・と、一瞬思ったのですが、よく見ると前に立っても自分の姿が映らず、実は鏡ではなく壁が四角く切り取られて奥の廊下が望めるような意匠であることが分かりました。
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壁の向こう側は、和紙の照明が黒光りする廊下を照らし、思わず見とれてしまう光景でした。
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踊り場の脇には、今年完成したばかりの書斎「肘折文庫(Gen Study)」が、茶室の様な雰囲気を放って私達を中へと誘います。
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「肘折文庫」の中は、真新しい地元の銘木を使った木の温もり感溢れる素晴らしい空間で、山形に関する書籍やDVDの貸出リストなどが置かれていました。
非常に小さなスペースですが、宿の雰囲気づくりの一役を見事に果たしています。
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続いて1Fへと足を運びます。
階段を降りた正面には、扉の奥に貸切風呂が設けられ、左側に炊事場、右側に談話室が設けられていました。
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こちらが、湯治場の面影を残す共同の炊事場です。
レトロモダンの宿として生まれ変わった現在でも、古き良き湯治文化の根を絶やさない姿勢には頭が下がる思いでした。
こちらを利用する宿泊客の数は少なくなった思いますが、湯治客には嬉しい設備である思います。
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そしてこちらは談話室への入口です。
格子戸の向こうに、落ち着いた雰囲気の空間が広がっていました。
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談話室の中は、ストーブが炊かれて非常に温かい雰囲気に包まれていました。
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ところどころ置いてある照明類が、優しく和やかな雰囲気を演出します。
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そして談話室では、コーヒーもいただくことができます。
月山水で入れたコーヒーはまろやかな味わいで、とても美味しくいただきました。
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談話室内には、新聞や旅行雑誌などが置かれていて、雑誌を片手にのんびりと優雅な時間を過ごすことができました。
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続いて日暮れ時の温泉街にも足を運んでみます。
玄関先には多数の下駄や番傘などが並んでおり、レトロな温泉情緒を醸し出しています。
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こちらは玄関先の照明です。
宿の雰囲気にあった、可愛らしい灯りを放っていました。
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竹筒をつたう清水に、紅葉の枝先〜。
非常に絵になる風景です。
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夕暮れ時になると宿の部屋からは一斉に灯りがもれ、外観の彩りに華を添える時間帯となります。
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秋の夕日はつるべ落とし〜。
この季節、夕方の五時過ぎになると辺りはすっかりと闇に包まれます。
周辺のお土産さんも、そろそろ店じまいとなる時間の頃でしょうか。
いかにも温泉街といったお店が並んでいて、散策にも楽しみが広がりました。
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また、こちらの肘折温泉の名物は「朝市」です。
雪の降る冬場を除いて、朝の五時から温泉街には活気ある光景が広がります。
野菜や衣類など、地元の人達や湯治客達が楽しそうに買い物をしている姿を目にしました。
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名所であるレトロな元郵便局も、早朝は朝市の荷物置き場になっていました。
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ひとしきり温泉街を散策して宿に戻ると、玄関周りはより一層優しい光りに包まれ、古き良き日本旅館の美しさに目を奪われました。
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館内もにぶく金色に光り輝き、私達は宿の雰囲気にすっかり魅了されてしまいました。
冷え切った体を温めるため、部屋に戻ってひとっ風呂浴びることにします。
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以上で『丸屋旅館』のレトロモダンな風景の紹介を終わります。
TV番組「劇的ビフォーアフター」でも活躍したデザイナーがリニューアルを手がけたという館内は、レトロとモダンが融合した、大人の雰囲気に包まれた素晴らしい空間が広がっていました。
そこはまさに、限られた歴史有る一部の宿だけに感じられる「粋」な空間です。
わずか8室という小さな旅館ですが、パブリックスペースから廊下・階段に至るところまで、この宿の持つ雰囲気は大変素晴らしく、古い建物を活かしつつ現代風にリニューアルしたという、個人的に最も好むタイプの宿のつくりに十分癒されました。
自分はやっぱり木造が好きなのだということを再確認した次第です。

次回は、名湯肘折の濁り湯を掛け流しで味わうことのできる宿のお風呂について紹介します。
次回へつづく・・・
東北の温泉王国山形には、秘湯の一軒宿から歴史有る名旅館、さらに最先端のデザイナーズ系旅館に至るまで、実に様々な温泉地や旅館達が集まり、凌ぎをけずっています。
そんな数ある山形の温泉地の中で、一際ノスタルジックな温泉風景を今にとどめている温泉地が、大蔵村の山あいに佇む「肘折温泉」です。
秋も深まり、身を持って温泉が恋しくなる季節になると、そんなノスタルジーな温泉街に身を寄せ、日常を忘れてひたすら温泉に浸かって湯治気分を味わいたいという思いが強くなりました。
但し、自分の今の趣向を考えると、単に古びた湯治宿に泊まるというのはやや面白みにかけるというもの。
肘折温泉は歴史有る温泉地だけに、軒を連ねる温泉宿も生粋の湯治宿が多いのですが、そんな肘折温泉の中でも屈指の名旅館として人気の高い『丸屋旅館』が、湯治場としての面影を残しつつも、大人の湯治を楽しめるレトロモダンな宿にリニューアルしたという話を耳にしました。
かねてから気になっていた宿でもあり、リニューアルして生まれ変わったというこだわりの湯宿の姿を一目見るべく、遠路、山形まで足を運ぶことに決めました。
折しもこの時期の山形は、新蕎麦がまた美味しい季節〜。
今回は、蕎麦と温泉を楽しむ旅をテーマとして、レトロモダンの極みである、肘折温泉『丸屋旅館』の宿泊レポを数回に分けて紹介したいと思います。
第1回目の今回は、チェックイン時までの行程と宿泊した客室について紹介します。

旅の始点は山形県の新庄から。
蕎麦処として名高い山形ですが、新庄市内にもいくつかの名店が点在しています。
今回ランチとして足を運んだのは、「そば処いせき」と共に市内で人気を二分する「手打ちそば さぶん」です。
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奥の駐車場に車を停め、築150年という歴史ある店内へと足を運びました。
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こちらが店内の様子です。
高い天井に囲炉裏が切られ、なかなか趣のある空間となっていました。
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今回いただいたのは「おろし蕎麦」です。
新蕎麦の季節におろし蕎麦とは邪道のような気がしますが、私は鮮烈な辛み大根で食べる蕎麦が大好きなので、仕方がありません。
自家製粉、外二で打たれた蕎麦は香りも十分。
適度にコシもあって、なかなか美味しい蕎麦で満足できる味でした。
但し、辛み大根を投入してからは、香りも味も全く分からず、ひたすら刺激を楽しみながらいただかせてもらいました。
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初訪問の「手打ちそば さぶん」でしたが、蕎麦の味もまずまずで、いかにも歴史のある佇まいの店内であるため、雰囲気も楽しみたいという方には向いている店と思います。
手打ちそば さぶん http://www.sabun.jp/

蕎麦をいただいてお腹が満たされた後は、雨上がりの道を足早に肘折温泉郷へと車を走らせました。
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宿にチェックインする前に立ち寄ったのが、肘折温泉街から車で5分ほど走った先にある日帰り湯、黄金温泉『カルデラ温泉館』です。
変わった名称ですが、肘折温泉郷自体が深い山の中の火山活動で形成されたカルデラ地形に位置することが由来となっています。
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券売機でチケットを購入して廊下を奥に進みました。
右手の緑色の暖簾が、外につくられている男女交代制の露天風呂への出入口となっています。
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廊下の突き当たりには、この施設の名物である「炭酸泉」の飲泉所が設けられていました。
入浴前に飲んでみましたが、味はまさに「和製ペリエ」とった感じで、温度も湧水と変わりなく非常に美味しくいただきました。
私が今まで飲泉した中では、間違いなく一番の味であると思います。
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男女別の内湯は、飲泉所を挟んだ両側に位置しています。
脱衣所は公共の浴場にしては落ち着いたつくりで、清潔に保たれていました。
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扉の向こうには、小じんまりとした内湯が望めます。
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こちらが男女とも同じつくりの内湯です。
木と石が程良く使われたレトロな感じの浴室に、やや熱めのナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉が掛け流しで注がれていました。
平日の午後ということで、浴室は空いていて非常に気持ち良かったのですが、混み合った場合はやや窮屈な印象も受けました。
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続いて、外の露天風呂にも足を運んでみました。
露天風呂は1箇所しかないため、1時間置きに男女が交代となります。
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こちらが石組みの露天風呂の様子です。
内湯同様、熱めのお湯がとうとうと掛け流されていて、貸切状態で湯浴みを満喫することができました。
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これだけ素晴らしいお湯に浸かれて、料金はわずかに350円というから、地元の人達は羨ましい限りですね。
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カルデラ温泉館で温まった後は、いよいよノスタルジックな温泉街が広がる肘折温泉へと向かいました。
駐車場が見あたらなかったので、丸屋旅館前に車を停めて宿のスタッフに確認すると、鍵を預けて車を移動してくれました。
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こちらが今宵の宿、日本秘湯を守る宿の会員宿でもある『丸屋旅館』の風情溢れる佇まいです。肘折温泉は2度目の訪問ですが、何度見ても惚れ惚れする外観でした。
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宿の女将さんらしき女性が手荷物を持って宿の中へと案内してくれます。
暖簾をくぐって中に入ると、黒光りする素晴らしい木造建築が目に飛び込んで来ました。
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先ずはこちらの帳場でチェックインの手続きを行います。
館内には凛とした空気が漂い、期待に胸を躍らせながら宿帳へと記帳しました。
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予約した客室は2階にあり、木の温もり感溢れる階段を踏みしめながら客室へと通されます。
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今年5月にリニューアルした2階の客室は全部で4室。
先にリニューアルしている4室と合わせ、全部でわずか8室という小さな旅館です。
階段を上がって左手が私達の宿泊する客室の入口です。
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今回予約した部屋は、畳にベットという流行りのスタイルを取り入れた「壱号室」です。
他にも二間続きの和室、リビングを備えた和洋室などがあって、大変悩みましたが、ベットルームを設けたということがリニューアルした部屋の象徴のような気がしたので、今回は和風ツインルームを選択しました。
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消火器なども紙で包まれ、雰囲気をこわさないような配慮が見られました。
早速部屋の中へと足を運んでみます。
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こちらが部屋の様子です。
白いカバーがかかったツインベットや、凝った照明などがセンス良く並び、落ち着いた和モダンの雰囲気を醸し出していました。
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宿名が「丸屋旅館」だけに、障子の意匠も丸い模様が施されていました。
ゆったりとしたソファーに座りながら、窓の外を眺めることができます。
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広縁のテーブル上には、茶菓子の饅頭他、向かいの共同浴場「上の湯」の無料入浴券などが置かれていました。
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窓からはご覧の様に、古き良き温泉街の風景を眺めることができます。
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そして正面には共同浴場「上の湯」が佇み、ひっきりなしに足を運ぶ入浴客達の姿を目にしました。
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ベットの壁際には、ご覧のようなモダンな調光パネルが設置され、部屋の灯りを自由に調節して、光りの演出を楽しむことができるようになっていました。
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客室のTVは薄型の液晶タイプで、DVDプレイヤーなども装備されています。
また、電話機なども非常にこったデザインのものが置かれていました。
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こちらは入口を入ってすぐのホールに置かれた給湯器セットです。
お風呂巡りに嬉しいカゴもしっかりと用意されていて助かります。
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冷蔵庫内には瓶の飲み物が入っており、持ち込みできるスペースもわずかに確保されていました。
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こちらは洗面スペースです。
パウダールームを兼ね、椅子も置かれています。
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部屋付のトイレもウォシュレット完備で、非常に清潔感あるつくりとなっていました。
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最後に用意されていた浴衣類と丹前です。タオル浴衣は2枚づつ用意されているので助かりました。但し、残念ながら足袋の用意が無かったので、できれば足袋も備えていて欲しいと感じました。
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以上で『丸屋旅館』のチェックイン時までの行程と宿泊した客室の紹介を終わります。
予約する段階で客室選びを相当悩んだのですが、結果的には雰囲気・つくりともに大満足な一室でした。
ベットもシモンズベットを用いていて快適でしたし、オットマンのついたソファーに座って、外を眺めながらゆっくりくつろぐこともできました。
更に、ノンフロンの冷蔵庫、無公害のエコ塗料、温泉熱を利用したオイルヒーターの設置など環境に配慮したこだわりの装備品も感心させられます。
およそ外観の印象からは想像も付かないほどのモダンな空間が広がっていて、素敵なつくりの客室であると強く感じました。
今回宿泊した客室の広さは約28m2と、二人には程良い広さとなっていましたが、その他の客室は更にゆとりあるつくりとなっているため、どの客室に宿泊しても快適に滞在することができそうな気がしました。

次回はレトロモダンな空間が続く、宿の館内・外の風景について紹介します。
次回へとつづく・・・

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