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癒しの温泉・なごみの宿を探せ
新年明けましておめでとうございます。年末は奥鬼怒・鬼怒川温泉3連泊の旅で〆ました☆皆様にとって良い一年となりますように!!

書庫川渡温泉 山ふところの宿みやま

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〜とれたての旬の味、里山の滋味。ちょっと洗練された田舎の家庭料理〜
宿のHPに記載のあるこの言葉が、『山ふところの宿みやま』でいただく食事の内容を率直に表現しています。
こちらの宿では代々農業を営んで来たというだけあって、夕・朝食ともお米や野菜など素材の味を噛みしめていただくような料理が並び、心づくしの農家のご馳走を味わうことができました。
過去3回に渡って川渡温泉『山ふところの宿みやま』の紹介をしてきましたが、最終回となる今回はそんな滋味溢れる宿の食事について紹介します。

普通、温泉宿にチェックインすると部屋に通される前または直後に、夕食の時間を聞かれるものです。
ところがこちらの宿では夕食時間を特に定めていないようで、夕方近くになってから何時頃にするか決めれば良いといった感じでした。
一応部屋に通された際に、「夕食時間は?」とこちらから聞いてみたのですが、宿のご主人曰わく「そんなのは後でゆっくり決めればいいので、先ずは旅の疲れを癒してくつろいでください」といった言葉が返ってきました。
何とも押しつけがましいところのない宿だと感心したものです。
そうは云っても希望の夕食時間はいつも6時から6時半頃なので、今回は6時半からいただくことにしました。
支度ができると部屋の電話が鳴り、1Fの食事処へと足を運びます。
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今回用意された食事処は、1Fの客室をそのまま食事処として提供している部屋でした。
五室ある新館客室のうち、全館貸切時以外はこちらの部屋が客室として使われることはないようです。
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席に着くと既にいくつか料理が用意されていました。
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お膳の上には、いかにも素朴系の優しい味わいの料理五品が並んでいます。
左上から順番に、蕗の煮付け、柿のカッティングチーズ和え、お漬物、なめこおろし、月見蒸しといった内容です。
蕗の煮付けはあえて長めにカットした蕗がポイントの優しい味付け、柿のカッティングチーズ和えは胡麻の風味が強く効いていて、柿とチーズの意外な組み合わせが非常によくマッチした一品、歯ごたえの良いお漬物に、ビタミン大根という中まで緑色をした大根に柚子を加えて後味爽やかに仕上げたなめこおろし、卵・えのき・みつば・しいたけ・鶏肉が温かく上品に蒸し上げられた月見蒸しと、どれも皆大変美味しくいただきました。
見た目の華やかさこそありませんが、普段の食生活で忘れかけている手を掛けた和のお総菜のご馳走をいただいているような印象を受けました。
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続いては岩魚の田楽です。
私の好きな川魚+味噌という取り合わせの焼き物で、味噌が岩魚の旨みを引き立てて頭から丸ごといただける一品でした。
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こちらは鳥饅頭です。
ジャガイモと山芋を混ぜ合わせて独特の食感が楽しめる饅頭の中に、鳥そぼろ・大葉・キノコなどが入っており、上にかかった上品な餡が何とも云えない美味しさを醸し出していました。
個人的に夕食の料理の中ではこちらの鳥饅頭が一番気に入りました。
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そして食事として運ばれて来たのが、おにぎりと飛竜頭です。
さすが農家だけあって自然乾燥させたお米の味は天下一品で、汁物の代わりに運ばれた関西風がんもどきと云われる飛竜頭も、山芋・舞茸・銀杏・ごま豆腐・海老といった具が盛りだくさんに入り、揚げてある分ふわふわとサクサクの食感が両方楽しめて非常に美味しくいただくことができました。
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最後はデザートしてリンゴのワイン煮をいただき、夕食の終了となりました。
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『山ふところの宿みやま』の食事は、よくある温泉旅館のように食べきれないほどの料理が並ぶわけというではなく、どちらかとえば量は控えめな感じがします。
それでも普段の食事からすれば必要十分な量であり、いかにも手作りのご馳走の数々に十分満足することができました。
私はどちらかというと創作料理系の食事が好きなのですが、こちらの宿のような素朴系の料理であっても、美味しいものは心から満足することができるのだということをあらためて認識することができました。

夕食を終えて部屋に戻ると、テーブルの上に冷水ポットが置かれていました。
できればチェックインの時から用意して置いてもらえると、尚嬉しい感じがします。
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引き続いて朝食の紹介をします。
朝食も支度ができたとの連絡が入り、夕食時と同じ部屋へと足を運びました。
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実は今回、夜明け前頃から体調不良になってしまい、発熱・下痢などの症状に見舞われてしまいました。
従って朝食会場に足を運んだものの全く食欲が出ず、ほとんど口を付けずに残してしまい宿には大変申し訳なく思っています。
一応頑張って写真だけは撮ってきたので、それを紹介します。

部屋に入ると、お膳の上に美味しそうな食事が並んでいます。
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同行の彼女曰わく、しそ巻き・くるみ豆腐・焼き魚・かまぼこ・お漬物・温泉卵・味噌汁といったおかずはいかにも朝食らしいシンプルなものが中心ですが、出来たての料理はどれも皆食欲をそそるものばかりで、胃に優しくて大変美味しかったとのことです。
とにかく一口だけでも食べてみた方が良いとさかんに進められたのですが、残念ながら手を付けることができずにかなり悔しい思いをしました。
写真で見返しても美味しそうな物ばかりであったので、つくづく運が悪かったとあきらめる他ありません。
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ご飯に至っても、朝食のメインディッシュであると宿のHPでも謳っているとおり、自家製のお米を炊きあげたものを木のおひつに入れて振る舞ってくれるあたりに、手抜きの無い宿のもてなしの姿勢を感じることができました。
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朝食後はコーヒーをいただくことができます。
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また、朝食も夕食と同じように1F客室でいただいたので、客室以外の食事処も見学させてもらいました。
こちらは「SPACE 結」と名付けられた個室スペースですが、人数の多い別の組の宿泊客はこちらで食事をいただいたようです。
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椅子・テーブル席の他に、ご覧のような掘りごたつ式のテーブルがいくつか並んでおり、大変落ち着いた雰囲気の食事処であったので、次回はこちらで食事をしてみたいと思いました。
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朝食後は、薬をいただいてチェックアウト時間の11時まで客室で休んでいました。
宿のご主人にはずいぶん心配をかけてしまいましたが、次の目的地へと向かうべく荷物をまとめて部屋を出ました。
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帰り際も、ご主人の丁寧な見送りとともに必ず再訪するとの約束をして宿を後にしました。
幸い彼女も運転ができるので、運転を託してこの日の宿泊先となる山形の湯田川温泉へと向かいました。
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以上で川渡温泉『山ふところの宿みやま』の宿泊レポートの紹介を終わります。
帰り際こそ体調を崩してしまったため非常に残念でしたが、初めて宿泊してみた感想は、温泉・客室・館内の雰囲気・食事・接客と、どれも皆高いレベルでのもてなしを受けることができ、心から満足の行く滞在となりました。
現代人が温泉宿に求めてやまない「癒し」という要素がこの宿にはたくさん用意されていて、とにかく居心地の良さが抜群であるとの印象を受けました。
大いなるこだわりを感じさせつつも、無理をせず、儲けに走らず、あくまでも自然体で訪れる客をもてなしくれる宿の姿勢には、本当に頭の下がる思いでいっぱいです。
このような素晴らしい宿こそ、なかなか予約の取れない大人気の宿になって欲しいと願うばかりです。
次回は緑の眩しい春から夏にかけて、「癒し」を求めて再訪してみたいと思いました。

山ふところの宿みやま   http://www.yado-miyama.com/index.html

また、山ふところの宿みやまのHP作成にも携わっているタビエルさんのサイトでも宿の魅力をつぶさに紹介していますので、是非ご覧になってみてください。
温泉レポート@タビエル  http://www.tabier.com/yad/miyama.shtml

採点(5段階)

接客・・・・・5(素朴かつ温かい雰囲気のもてなしを受けることができた)

館内の雰囲気・・・・・4.5(吹き抜けのロビーを中心とした空間造りはまことにお見事)

部屋の雰囲気・・・・・4.5(シンプルでありながらも洗練された雰囲気を持ち合わせていて素晴らしい)

清潔感・・・・・4.5(廊下などはピカピカに磨かれている。窓ガラス等の掃除まで徹底されればほぼ完璧)  

温泉・・・・・4.5(浴室の雰囲気、泉質など大変満足。男女の浴室のつくりに変化があれば尚良かった)

夕食・・・・・4.5(農家の心づくしのご馳走の数々にお腹も心も満足できた)

朝食・・・・・4.5(同上=同行者の意見)

コストパフォーマンス・・・・・4.5(宿泊人数を抑えた優雅な滞在が保証されつつも1万円台で宿泊できるのは素晴らしい)

総合満足度・・・・・4.5(予想していた以上に満足度が高かった。あまり雪を見ることができず、冬枯れのロケーションでなければさらに満足できたと思う)

次回リピート度・・・・・5(季節を変えて必ず再訪したい)
東京の著名な建築家のもと、4年もの長い歳月を掛けて構想・完成に至った『山ふところの宿みやま』の新館の建物は、11年たった今でも色あせることなく深い味わいを保ち続けています。
99年には、全国「小さな和風旅館」10選にも選ばれるなど、木目の細かさと美しさ、狂いが生じにくい木材であるという「金山杉」で建てられた新館の趣は、重厚さや風格を感じる建物とは対照的に、温かみや爽やかさが感じられるナチュラルテイストな魅力に溢れていました。
今回はそんな新館の建物を中心とした宿の館内の様子について紹介したいと思います。

客室を出て、先ずは廊下を左手に進みます。
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廊下をはじめ、館内の至るところにご覧の様な小物がディスプレイされているのが目に留まりました。
ちょうどクリスマスシーズンだったこともあり、それにちなんだ小物が多かったように思います。
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2Fの廊下からは、吹き抜けになったラウンジの姿を目にすることができます。
むき出しの梁や天井から吊り下げられた照明が美しく、思わず見とれてしまう光景です。
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廊下の突き当たりには、扉で隔てたデッキテラスが設けられていました。
この時期は気温も低いのであまり外へは出られませんが、夏場などは夜風にあたって夕涼みするのにぴったりな気持ちよさそうな空間です。
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デッキから望む景色も、春から秋にかけてはきっと美しい木々が目に映ることでしょう。
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2Fのデッキとは廊下を挟んで反対方向にある階段から1Fへと降りてみました。
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廊下を降りた先には、2Fと同じようにちょっとしたデッキテラスが設けられています。
建物内部と外の風景との一体感が感じられるようなスペースが多くつくられているのが、こちらの宿の特徴です。
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廊下を進み、ラウンジの方へと足を運んでみます。
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こちらが昼間のラウンジの光景です。
ラウンジを囲むように開放感抜群のガラス窓が設けられ、ごちゃごちゃと家具を置かずにスッキリとした空間が広がっていました。
過去にACTUS(アクタス)などの一流インテリアショップの雑誌ロケにも使われたこともあるという、実に絵になる風景です。
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照明類もラウンジの雰囲気づくりにひと役かっていました。
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ラウンジに隣接して、一際広めのデッキテラスが設けられています。
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このスペースを心置きなく楽しむには、やはり夏場に宿泊した方がいいようですね。
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こちらはデッキから降りて庭から見た宿の外観です。
大きな窓ガラスが印象的で、こんな家に一度住んでみたいと思わせる建物でした。
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続いて夜の風景を紹介します。
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日が落ちた後の吹き抜けの空間は、木の温かみがより一層引き立つような感じがしました。
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2F廊下からラウンジに繋がる階段を降りていきます。
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こちらのラウンジでは、時にはコンサートやセミナー、貸切パーティーなども執り行われるということで、地域のサロン的スペースとしての役割も担っているようです。
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感心させられたのが、サッシに沿って床に設けられた暖房設備です。
厳しい冬の寒さにも耐えられるようにと、設計の際には建築家を冬の季節にも呼び寄せて実際に体感してもらうことで、冬でもくつろげる空調設備をしっかり取り入れたとのことでした。
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ラウンジの一角には雑誌や書籍が置かれ、ラジカセからは雰囲気にあった音楽が流れています。
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温泉に浸かって食事を楽しみ、長い夜をラウンジで雑誌などを眺めながらゆったりと過ごす・・・。
日常を離れ、心からリラックスできる空間でした。
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その他館内には、食事処などにも利用されている個室空間「SPACE結」や、書籍などが販売されているギャラリー空間なども設けられていました。
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ロビーの暖簾をくぐってすぐ左手に個室空間とギャラリーが位置しています。
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こちらは夜のフロント前のロビーです。
本館の建物になるため、新館に比べると心なしかレトロな雰囲気も感じられました。
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外に出てみると、肌を刺すような冷たい空気に包まれます。
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足早に部屋へと戻り、この後は冷えた体をお風呂で温めることにしました。
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以上で『山ふところの宿みやま』の館内の様子についての紹介を終わります。
事前に建物の知識を仕入れて来たためか、写真などを撮っていてご主人と話をした際、建築に至るまでのエピソードなどをいろいろ聞かせてもらうことができました。
派手さや豪華さは決してありませんが、ご主人のこだわりと設計に携わった建築家との思いが時間をかけてこのように素晴らしい作品を生みだしたのであろうと思います。
また、玄関周辺を含めて初めに目にする宿の外観が古いままであるというのも、かえって館内とのギャップが楽しめる要因となっているような気がしました。
『山ふところの宿みやま』の建物は、大自然のまっただ中でも無く、混み合った都会の光景でも無く、人が自然に癒されるような里山の風景にこそよく似合う空間が広がっていました。

次回は素朴で優しい農家のご馳走をいただくことができる宿の食事について紹介します。
次回へと続く・・・
川渡温泉『山ふところの宿みやま』の新館客室は全部で5室あり、1Fに3室・2Fに2室設けられていますが、そのうち1Fの2室については主に食事部屋として使われているため、客室はわずか3組の宿泊客のだけに提供されているという贅沢さです。
正直、5室全てに客を入れた方が宿としては儲かるのではないかと思ってしまいますが、家族経営ということで、客に目が配れる範囲のみで受け入れているという宿の姿勢に頭が下がる思いでした。
新館は、館内及び客室とも山形の銘木である「金山杉」を使用して建てられ、温かみのある色調で統一された空間は非常に落ち着きがあり、癒される雰囲気が漂っていました。
一方、名湯・鳴子温泉郷に軒を構える温泉宿の名に恥じないような素晴らしいお風呂もこちらの宿には備わっています。
モール泉系統の肌に優しい温泉がとうとうと掛け流され、湯治宿としての役割も十分に果たすことのできる実力を兼ね備えているように感じることができました。
第2回目となる今回は、宿泊した客室及び宿のお風呂について紹介したいと思います。

先ずは客室の紹介です。
客室までご主人に案内され、早速中へと足を運びました。
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部屋に入ると、淡いベージュ系の色調で統一された空間が宿の雰囲気にとても良く似合っているように感じました。
シンプルなつくりながらもアーチ型の天井を施したり、和紙による壁紙、畳の縁に生麻を用いるなど意匠にもこだわりを見せています。
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広縁には、窓に向かってポツリと置かれた座布団が二つ。
四季折々の風景を心を静にして眺めることができるようになっています。
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パネルヒーターやストーブなど暖房設備もしっかりしているため、冬でも寒さを感じずに過ごすことができました。
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広縁側から客室内を見るとこのような光景になります。
客室の広さは2Fの二部屋が10畳、1Fの一部屋が12畳となっており、二人客には十分な広さです。
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備え付けの部屋着は、浴衣ではなく作務衣となっていました。
この辺のチョイスも、のんびりとくつろいでもらいたいとする宿の姿勢が感じられるところです。
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こちらは客室内のトイレ・洗面所です。
全室トイレ付となっていますが、バス付の客室は設けられていませんでした。
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洗面所はホテルと同じように、トイレと一体型となっていました。
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また、到着時にはお茶請けとしてこちらの「鳴子ゆべし」をいただくことができます。
このゆべし、鳴子の芭蕉庵というお店で販売されているものですが、もちもちとした食感がクセになる美味しさで、私が今まで食べたゆべしと名の付いたお菓子の中では一番美味しく感じられました。
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夜になると、日中とはまたひと味違った雰囲気が楽しめます。
以前は普段の生活と同じように、旅館に泊まっても夜は部屋でTVを見て過ごすことが多かったのですが、最近はTVに向かう時間もだいぶ少なくなり、寝転がって本を読んだり外の景色をぼーっと眺めて過ごすことが増えてきました。
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窓から眺めるライトアップされた外の景色もなかなかのものです。
できればしんしんと降る雪景色も見てみたかったですね。
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寝具も寝心地の良い羽毛布団で快適でした。
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宿泊した客室は余計な装飾が無く、シンプルでモダンな居心地の良い和の雰囲気が漂っていました。
窓からは5世紀頃につくられたという古墳に生える杉木立を望むことができ、いにしえのロマンを感じながらゆったりとした時間を過ごすことができて良かったです。

続いては宿のお風呂について紹介します。
川渡温泉『山ふところの宿みやま』のお風呂は、男女別に内湯が一つずつと最近の温泉宿にしては少な目です。
露天風呂も無く、男女とも同じつくりの浴室であるので人によっては物足りない感じを受けるかもしれません。
但し注がれるお湯と浴室の雰囲気は一級品で、宿泊客も限られているため混み合うようなことはまず無く、いつ行っても貸切状態で気持ちの良い湯浴みを満喫することができました。
お風呂は1Fにあり、階段を降りて浴室へと向かいます。
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男女別の浴室は隣り合っており、先ずは男性用のお風呂から紹介します。
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清潔感のある脱衣所は、お風呂同様宿の規模にあった小じんまりとしたつくりとなっていますが、貴重品を入れるキーボックスも設けられているので安心です。
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洗面台も一つのみですが、特に不自由することはありません。
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扉を開け、はやる気持ちで浴室へと入ります。
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こちらが『山ふところの宿みやま』のお風呂の様子です。
金山杉をはじめとした木の温もり感溢れる浴室に、ほんのりとした照明が灯って素晴らしい雰囲気を醸し出していました。
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自家源泉が掛け流しで注がれるお湯は単純温泉ながらも、濃い目の紅茶のように色づいた肌に優しいモール泉です。
硫黄泉系のお湯が多い川渡温泉ですが、さすが温泉のデパートとして名高い鳴子温泉郷だけあって、宿が一つ違っただけでも全く異なる温泉を楽しむことができます。
個人的にこちらのモール泉で何よりも気に入っているのが、ほのかに漂うお湯の香りです。
お湯に浸かっていると何とも表現しがたい高貴な香りが鼻孔を伝わり、アロマ効果を感じながら心身共に非常にリラックスした状態で湯浴みを堪能することができました。
湯温もやや温めの適温であるため、貸切状態で長湯を楽しめます。
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床面にはタイルが敷き詰められ、温もり感の中にもモダンな雰囲気が感じられました。
さらに浴槽内は硯の原料となる玄晶石が用いられ、お風呂を構成する一つ一つの材料がこだわりのある物となっています。
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2面あるカラン・シャワーの数も不足することはなく、浴槽との間に衝立も設けられているので気を使わずに利用することができます。
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お風呂は一晩中入ることができ、夜も大変素晴らしい雰囲気に満ちていました。
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続いて女湯の方を紹介します。
こちらの宿は男女とも左右対称で同じつくりのため、浴室が入れ替えになることはありません。
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脱衣所のつくりも全く同じです。
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浴室の広さつくりとも男女同じもので、浴室上部の空間に隔たりがないので会話をすることもできました。
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以上で宿泊した客室及び宿のお風呂の紹介を終わります。
こちらの宿のお風呂は湯量に見合った小じんまりとした内湯が一つのみですが、泉質・湯の温度・お風呂の雰囲気とも大変素晴らしく、全く不満を感じることなく滞在することができました。
最近はいたずらに湯船を拡張して循環してしまう宿が多い中、お湯への確かなこだわりが感じられて良かったです。
但し浴室を男女とも全く同じつくりにせず、雰囲気を変えて両方楽しむことができるようになれば、より一層満足度が高まるような感想を持ちました。

次回は、癒しの風景が広がる館内の様子について紹介していきたいと思います。
次回へとつづく・・・
ちょっぴりお洒落な雰囲気の中・・・、肩肘を張らず静かでのんびりとくつろぎの時間を過ごすことが出来る宿〜。
今回紹介する宿は、そんな簡単そうでなかなか見つけることが難しい条件に見合った癒しの温泉宿です。
その宿の名前は『山ふところの宿みやま』〜。
温泉地として名高い宮城県鳴子温泉郷の一つである川渡温泉のはずれに佇み、周囲には森や田畑といったいかにも日本的な田舎の風景が広がるというその環境は、都会の喧噪を離れ、温泉宿に泊まってのんびりとくつろぎの時間を過ごしたいという目的にぴったりと見合った立地となっています。
スローライフ・スローフード・・・。
そんな言葉がよく似合う川渡温泉『山ふところの宿みやま』に宿泊したレポについて、これから数回に分けて紹介していきたいと思います。
今回は、主に宿に到着するまでの行程について紹介します。

旅の始まりは秋田市内から〜。
12月の3連休を利用して金曜夜の最終便の飛行機で秋田へと向かい、空港近くのビジネスホテルに宿をとりました。
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心配していた雪の量も少なく、ホテルをチェックアウト後は高速を飛ばして横手市方面へと車を走らせました。
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今回の旅で先ず向かった先は、例によって秋田の蕎麦屋さんです。
店名は「手打ちそば処 川嶋」といい、秋田手打ち蕎麦の会に加盟しているという実力店です。
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OPEN時間の11時ちょうどに到着し、自宅改造型のお店へと足を運びました。
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店内はご覧のとおり畳の部屋にテーブルと座布団が並び、人のお宅におじゃまして蕎麦をいただくようなスタイルです。
今ではこのようなお店にすっかり慣れましたが、初めて自宅改造型のお店に足を運んだときは違和感を感じたものでした。
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メニューを見て悩んだ結果、今回は鰊の煮付けと天ぷら盛り合わせ、ざるそばをそれぞれ注文してみました。
先ずは鰊の煮付けが運ばれて来ましたが、こちらはこのお店でつくっているのでは無く、調理された物を仕入れているとのことでした。
味はまずまずといった感じですが、自家製でないのであれば次回は頼まないかも知れません。
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続いて運ばれてきたのは天ぷらの盛り合わせで、こちらは軽くサックリと揚がっていてとても美味しかったです。
野菜だけでなくエビはぷりっと、キスはほっこりしていて十分満足できました。
蕎麦屋の天ぷらで私が今まで食べた中で一番美味しいと感じたのが、岩手県平泉にある「二足の草鞋 地水庵」ですが、さすがにこれを超えるような天ぷらはなかなかお目にかかれません。
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そしてお楽しみのざる蕎麦です。
こちらのお蕎麦は江戸流という手法で打ったという喉ごしの良い二・八蕎麦で、上品な感じの見た目に加え蕎麦の風味と辛口の出汁との相性がぴったりで美味しくいただくことができました。
値段も良心的で、満足できる一品です。
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蕎麦処として名高い山形に比べると、お隣の秋田は蕎麦不毛の地などと云われて来ましたが、ここ数年は県内の各店が共同して手打ち蕎麦のスタンプラリーなども行っており、豊富な温泉地と組み合わせて昼食などに蕎麦を楽しむ機会が増えてきました。
今回初めて立ち寄った「手打ちそば処 川嶋」もなかなか美味しい蕎麦を提供してくれたので、秋田の県南の温泉地に足を運ぶ際はぜひまた訪れてみたいと思います。
http://www.edinet.ne.jp/~ebata/sobaya/mise.html

「手打ちそば処 川嶋」で早めの昼食をいただいた後は、鳴子へと通じる鬼首道路をひた走ります。
冬季閉鎖にならずに通年走れる道路としてありがたい存在ですが、冬場はかなりの豪雪地帯なので私のような都会者の運転には十分注意が必要です。
実は数年前に真冬の鬼首道路を走っていて雪道で思い切りスピンした経験があり、今回のように道路にあまり雪がない状況であってもその時のトラウマが脳裏をよぎり、思わず手の平に汗をかく思いでした。
山道をゆっくり運転で小一時間ほど走ると、やがて鳴子温泉郷の看板が迎えてくれました。
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鳴子温泉の全貌を見渡す場所にくると、湯煙たなびく風情ある温泉街の姿を目にすることができます。
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温泉のデパートの異名を誇る鳴子温泉は、年に2回は必ず足を運ぶというお気に入りの温泉地です。
4箇所の独立した温泉地で形成される鳴子温泉郷は、実に様々な泉質を楽しめる旅館達がひしめき、何遍行っても飽きることがありません。
今回は宿に到着する前に、まだ足を運んだことの無かった『ホテル亀屋』に立ち寄ってお風呂をいただくことにしました。
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大きな提灯が印象的なこちらの宿の温泉の特徴はずばり「黒湯」。
重曹成分を豊富に含んだ美肌系の湯で、アブラ臭の強い個性的な泉質であるとの情報を耳にしていたので、期待に胸を膨らませて受付に向かいました。
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フロントで日帰り料金の600円を払い、2箇所ある大浴場のうち1Fの源泉露天風呂を要するお風呂へと足を運びます。
まだ宿泊客達がチェックインする前のため、館内は非常に空いていて嬉しく感じました。
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規模の大きいホテルだけあって、脱衣場もしっかりとつくられています。
ちょうど掃除を終えたばかりのようで、非常にきれいな感じがしました。
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服を脱ぎ浴室へと足を運びます。
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こちらが内湯の写真で、檜の縁がいい雰囲気を醸し出しています。
お湯の色は評判通り透明感のある褐色をしており、入った瞬間アブラ臭を感じることができました。
そよそよと湯船から溢れるお湯が心地よく、貸切状態で非常に贅沢な湯浴みとなりました。
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カラン・シャワーの設備もしっかりとつくられています。
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そしてこちらが外に設けられている露天風呂です。
岩で組まれた湯船の中は、内風呂よりも多くの黒っぽい湯の花がたくさん舞っていました。
湯温も調度よく、時折すぐ目の前を走る電車の姿を眺めながらのんびりとお湯に浸かる時間は正に至福のひとときです。
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1Fの源泉掛け流しの大浴場で十分満喫した後は、6Fにある展望大浴場も覗いてみることにしました。
宿泊客の姿がまだないこともあり、館内は非常に静かで落ち着いた雰囲気を感じました。
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こちらが展望大浴場の脱衣所で、1Fよりも広々としたつくりです。
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そして内湯のみですが、広々とした湯船と一面ガラス張りで開放感のある浴室です。
こちらの大浴場は循環放流式となっており、湯の花の姿もあまり見られなかったので1Fの源泉掛け流しのお風呂よりも浴感は薄そうに感じました。
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初訪問となった『ホテル亀屋』は、設備の整った比較的規模の大きなホテルでしたが、注がれるお湯は非常に個性的で十分満足することができました。
鳴子温泉の中には重曹成分の強い「黒湯」がたくさんありますが、こちらのお湯は割とマイルドな感じがして入りやすいものでした。
日帰り入浴の場所としては人も少なく穴場的な感じがしたので、機会があればまた足を運んでみたいと思います。
http://www.hotel-kameya.co.jp/

『ホテル亀屋』で湯浴みを満喫した後は、今宵の宿となる川渡温泉『山ふところの宿みやま』へと車を走らせます。
雪の無い道は走りやすく、わずか10分ほどの道のりで川渡温泉へと到着しました。
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看板に沿って、宿のアプローチを奥へと進みます。
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宿の目の前に車を停めると、飾り気の無いいかにも田舎の宿のような佇まいが目に入ります。玄関がある建物が本館で、その横に比較的新しい建物である新館が建ち並んでいました。
実はこの宿へは以前日帰り入浴で立ち寄ったことがあり、その時の宿のご主人の丁寧な接客が忘れられずに、いつか必ず宿泊してみたいと思っていました。
一見、パッとしない地味な外観ですが、館内に入ると見た目とは全く違った空間が広がっていて驚かされます。
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本館のもう一方の隣には、登録有形文化財にも指定されているという茅葺きの母屋が佇んでおり、写真を撮っていると母屋からご主人がひょっこりと姿を現して館内へと案内されました。
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本館の玄関を入ると、右手に先ずフロントがあり正面に湯治目的に適した本館客室への階段が目に入ります。
今回私達が予約した客室はわずか5室しか無い新館の客室で、この新館客室もおよそ2、3組の予約が入った時点で満室にしてしまうという宿の方針により、わずかな宿泊客だけのゆったりとした滞在が保証される形になっています。
到着時にフロントで宿帳に記帳するようなことはなく、速やかに客室へと案内してくれました。
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のれんをくぐった先に、新館へと続く廊下が延びています。
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途中、お風呂の案内などを受けながら客室・ラウンジのある新館へと足を運びました。
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宿の顔ともなっているこちらのラウンジスペースは、木と光りに優しく彩られた吹き抜けの開放的な空間が広がっています。
後ほどあらためて紹介しますが、外観からは想像出来ないような洗練された雰囲気が漂っていました。
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今回宿泊する客室は2Fにあり、木の感触が心地よい階段も素晴らしい設計です。
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2Fの客室は階段を上がって左手にわずか2室のみです。
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こちらが客室への入口で、雰囲気にあったタペストリーが飾られていました。
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今回用意された客室は「小啄木鳥」という名前がついていて、扉の向こうにはシンプルで居心地の良い空間が私達を迎えてくれました。
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以上で、川渡温泉『山ふところの宿みやま』の客室へ通されるまでの行程の紹介を終わります。
次回は、上質なスローライフを体感できる宿泊した客室及び宿のお風呂について紹介します。
次回へと続く・・・

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