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デーモン閣下の地獄のWEB ROCK

「もっと歌番組に出て歌ってください」という声を幾つか貰った。
純粋に嬉しい。
で、実は吾輩はオファーのある歌番組は基本的に全て出演している。余程その日に既にスケジュールが入っていない限り断ることはない。
つまり「出てください」と吾輩に言われてもオファーが無ければ出られないので、
そう思ってくれるのであれば番組にリクエストしてくれる方が、より効果的だと思う。
 
ちなみにTVの番組は「観る人が増えて」なんぼだ。
出演依頼されるアーティスト・歌手は、
その者自身名義の作品の売り上げが多いことが、オファーの大きな基準になる。
自身名義作品の売り上げが多い = 観たい聴きたい人が多い、という理屈だ。
当然だと思う。
吾輩は現在、往年ほど自身の音楽作品の売り上げが多いとは言えない。
情報番組や広告・相撲解説など、音楽ではないことでのメディア露出はずっと安定しているが、本業の「音楽」では決して「売れている」わけではない、残念ながら。
吾輩も歌番組で歌うことは楽しいと思っているし、その機会が増えることも望んでいる。
なので、もしも冒頭で述べた「もっと歌番組に出て歌ってください」と思う人がいるのであれば、
吾輩の発表している吾輩名義の音を買ってくれる人が増えないとそれは近い道にはならないのである。
そんな社会の厳しい連鎖の掟を、無論多くの諸君は何となく知っているのであろうが、
折角の機会なので文字にしてみた。
 
そして、そんな掟の中を生きてきて、
去る金曜日に吾輩は20年ぶりに「ミュージック ステーション」に出演した。
感慨深い。
20年前は魔暦元年(1999)、その日は「嵐」の初出演の回だったと記憶している。
20年前の時点でも多分「7年ぶりの出演」くらいの感じだったはずだ。
吾輩および聖飢魔Ⅱは魔暦前12(1987)から魔暦前7(1992)あたりにかけて、
集中的に30回くらい当該番組に出演していた。
「毎月」くらいの感覚だった。つまり「売れていた」わけだ。
しかし誰でもそんな日々は永遠には続かないのだ。
言い方を変えると今回は、この27年間で2回目の出演だ。
吾輩はその間ずっと基本的に音楽作品は発表し続けていたので、
そういう意味でも感慨深い。
今回、May J.嬢から、彼女のアルバムでのデュエットの誘いが無ければ、
こんな機会も訪れなかったのかも知れない。
May J.嬢と彼女のスタッフに大いなる感謝をしたい。
そしてそれとともに、また自身の作品が評価されて歌番組から出演のオファーが来るように、己の作品作りに、力を注ごうと改めて思った次第である。
番組終了後の楽屋でタモリ氏に「また20年後ではなくね」と言われ、
「なるべく早期にまた来られるように頑張ります」と告げてきた。
まあ、そう言わなくても、いつも今までもずっと、手は抜かずに作品に臨んではいるのだがね。
吾輩の作品を聴いたことがないという諸君に、一回でもどれか触れてみてもらいたいと思っている。
先入観をなるべく振り払ってね。
発売音源でも、公演でも。
 
現在吾輩は49作目になる音楽アルバム(聖飢魔Ⅱの大教典を含む)を制作している最中である。
結構な数字になった。継続していればまた面白いこともあるであろう。
 

ところでMay J.嬢は、吾輩が今までデユエットした女性の中で最年少である。1026歳差らしい。吾輩は16年前に「ミュージカルシンデレラ ストーリー」に出演し、シンデレラの父親などを演じ、その時娘・シンデレラ役・大塚ちひろ嬢(現・千弘、当時17歳)とデユエットしているが、親子関係だし、そのちぴろより齢下の女性と「恋の歌」を歌う日が来ようとは世の中…、捨てたものではないな、ガッハッハ〜!(←おっさん)

 
更にところで、今年になって既に3回、地上波生放送の歌番組に吾輩は出演した。この3年間で1回もなかったのに5月でもう3回だ。「何だ今年は?」と思っている。
思いおこしてみると聖飢魔ⅡがNHK紅白歌合戦に(唯一回)出場したのが平成元年であった。
そうか、改元の年には、なぜか世間が吾輩の声を聴きたくなるのか?
勝手にそんな風に思って励みにすることにしよう。
ではまたWebRock!

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