東京新聞 2007年9月17日 朝刊 広島県福山市で自閉症の長男(5つ)と二男(3つ)を絞殺したとして殺人罪に問われた母親の審理が、広島地裁で続いている。明らかになったのは、わが子の障害と正面から向き合い、必死に育児を続けていく中で次第に追い詰められた姿だった。 被告が「駐車中の車内で子供の首を絞め殺した」と広島県警府中署に自首したのは、昨年十一月六日。公判で「自分も死のうと思った。世間では障害者は不幸という見方が強く、生きていても幸せになれないなら一緒に死んだ方がいい」と話した。 二男は自分の思い通りにならないことがあるとパニックになり、暴れたり道端で全裸になったりした。長男もパニックを起こすと「包丁で刺すぞ」など乱暴な言葉を吐いたという。 被告は、二人の養育をあきらめていたわけではなかった。自閉症についての本を読み、勉強会にも参加。二男が通園していた児童福祉施設の担当者も「アドバイスを忠実に受け止め、熱心に育てていた」と振り返る。 変化が表れたのは昨年八月。うつ状態や不眠症が悪化、合わせるように二人のパニックがひどくなった。夫に「助けて」とすがりつくと「おまえの育て方が悪い。なめられているんじゃないか」。子供の世話を手伝ってくれた父親も高齢のため負担が重く、孤立無援の状態になっていった。 十月二十七日。「もうだめだ」と思った被告は二男の首を絞めてしまう。夫は仕事を休み、県福山こども家庭センターに相談。県は「一時保護を提案したが拒否され、母子だけにしないよう家族に協力を求める方針だった」と説明する。 十日後、「自閉症は障害だから薬をのませるものでない」と伝えていたのに、母親に「薬をのませなさい」と言われた。「夫も母も無理解。死ぬしかない」と、再び愛する子供に手をかけた。 被告は現在、精神鑑定中。今年七月の被告人質問で今後の生き方を問われ「生きたいとは思っていない。子供たちのところへ行くのが一番の供養と思う」と答えた泉被告。「とてもつらい思いをさせた。かわいいという気持ちはなくなっていなかった」。涙ながらに話す言葉が法廷に響いた。 支援組織に相談を 日本自閉症協会の石井哲夫会長(日本社会事業大名誉教授)の話 自閉症の子を持つ親が独りぼっちになると、生きる気持ちがそがれる。母親を受け止めてくれる相談相手がいなかったのだと思う。子殺しという事態になる前に、都道府県や政令市にある発達障害者支援センターや協会の支部に相談したり、苦労してきた先輩を頼ることもできた。親だけに育児の責任を負わせる現状では、第二、第三の事件も起こりかねない。自閉症について正確に理解し、家族を援助できる人材を増やしていく必要がある。 痛ましくて、切なくなる。 支援組織に相談をと言うことで結ばれているが、社会が援助される必要は当然有るのだろうけど。 >夫に「助けて」とすがりつくと「おまえの育て方が悪い。なめられているんじゃないか」。 最も手を差し伸べなければ行けない父親なのに、けれどこういう関係は実際のところ少なからず有るのだろうな、離婚に至ることも有ったりするのだろう。 この様な父親はどんな理屈付けをしようと立派な育児放棄じゃないのか、ろくでなしの父親にもっと子どものことを考えろなんて言っても無駄だろう、せめてこういったことは罪とする法律が出来ないものだろうか、自分の妻が我が子に手をかけるほど追い込まれているのに、この母親は罪に問われるのだろうけど父親が野放しなのが正当なのだろうか? 母親以上の罪に問われるのが妥当ではないだろうかと思う。
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この父親は、家族を持ち、父親になる器ではなかったのですね。
「家のこと(子供のこと)はお前に任せてあるだろう!」
「お前の育て方が悪い!」と現実逃避する父親って少なくないと思います。
一昔前の日本は、「家庭を護る婦徳」みたいなものが美化され、それを口実に家庭の諸事を妻に丸投げする男性が当たり前にゴロゴロいました。
心情的には、この父親こそ裁かれて欲しいです。「責任の所在をどこまで遡るか」が問題ですね。
2007/9/20(木) 午後 1:14 [ soa*_*ild*ird ]
子どもに対しての育児放棄・監督放棄や、妻に対してのモラルハラスメントは確実ですね。
ここで、「妻に子どもを殺された可哀想な父親」として同情されるのは許せない事と思います。
子どもを殺した事は、被告が悪いとして、「そこまで追いつめられた」事に関しては、被害者でもありますよね(この事件の場合は、男に走るため〜などの安易な理由ではない)、夫の方にも「妻に与えた精神的苦痛に対する慰謝料」等の訴訟を起こすなどの制裁が加えられればよいのに。
2007/9/20(木) 午後 6:36
鴻さん、その通りですね父親にもう少しでも懐があれば、母親と共に生きる姿勢が有ればぜんぜん違った結果になったでしょうね。
こういう件の父親を裁く道を作る必要が有りますね。
少なくともマスコミは実名と顔写真を出したらって思います。
2007/9/21(金) 午後 1:13
こみちさん、ニュースの一文だけで分からないことが多く有りますけど、この父親には何らかの罰を受けて欲しいものですね。
2007/9/21(金) 午後 1:16
うちには2人の自閉症の子どもがいます。
主人こそいいませんでしたが「育て方が悪い」と身内や子どもの同級生の親からどれだけ言われたかわかりません。
子どもと一緒に一生引きこもってしまおうか・・
このまま交差点へ突っ込んでしまおうか・・
何度思ったか知れません。
無邪気な笑顔を見てその笑顔を失ってはいけないと思い踏ん張ってきました。
ご主人からも投げかけられた躾の問題・・ひどく苦しかったと思います。
石井会長は支援組織に相談を・・と投げかけていますが、
支援団体へ相談で切れば一番良いと思います。
ただ・・家族の理解がなく「支援施設へ足を運ぶことすら世間体が悪い」と非難されてしまえば相談出来ないでしょうし、「支援団体を知る(調べる)」エネルギーさえ残ってないこともあるでしょう・・
周りの母親に相談しようと思っても、子どもが問題行動を起こすたび、冷たい視線を浴びている母親にその勇気がもてるでしょうか・・
2007/10/1(月) 午後 4:13 [ - ]
世の中には、今回のケースのように父親からも(時には母親からも)理解してもらえない自閉っ子は少なくないと思います。
当事者の苦しみから勝手ながら・・
大きく取り上げられることで自閉っ子を取り巻く環境が少しでも変わってくれたら・・・問題提起となってくれたら・・と願ってやみません。
亡くなられたお二人のお子様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2007/10/1(月) 午後 4:14 [ - ]
子育てを母親任せにしないとか、父親も育児に参加するべきだとかする意見が多くなってるようです、女性ばかりが家庭に縛られるのはおかしいとかよく聞きます。
でも私は思います、子育て養育はやはり母親の専横事項で有るべきだと、まぁいろんな事情の有る人は別に考えるとして、子供に最も適した親はやはり母親だと思います。
母親は子のために在り、父親はその母親のために在るというのが良いんじゃないかと思います、父親の直接の子への関与は私としたらんー?って感じることが多いですね。
母親の孤立を防ぎ、母親に安堵の思いと勇気を持たせ声援を送るパートナーたる父親にしかできないことだと思います。
自分自身の反省を込めてそう思います。
2007/10/1(月) 午後 7:15
何らかの障碍や疾病を親に理解してもらえない、確かに少なからず有ると思います、子達にとってはとても悲しいことです。
まずは正確な知識が必要だと思います、特に教育関係者には正確な知識を持って欲しいと思います。
おっしゃる様に取り返しのつかないこの様な事件でしか世間は注目しませんね、せめて社会の理解が深まるきっかけになって欲しいですね。
2007/10/1(月) 午後 7:30
私には、この方の気持ちが良くわかります。私も、今八歳の自閉症、ADHD の要因を持った男の子がいます。何度も、死のうと思いました。でも無理なんです。
死にたくないて言われて、目が覚めました。育て方は悪くないよ、苦しいよね。助けてくれても、聞いてくれても、母親は辛い、毎日、良いときと悪いときの繰返し、遊んでてトラブルしないか、心配の毎日。人に話しても、その時だけ、自分が強くならなきゃ、母だもん!
2015/5/20(水) 午前 0:24 [ えりまる ]
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