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オリオン座のベテルギウス、謎の縮小 オリオン座のベテルギウス、謎の縮小
巨大恒星として有名なオリオン座のベテルギウスが急速に縮小しているらしい。だが、天文学者たちはその理由を解明できていないという。ベテルギウスは地球から600光年の距離にある赤色巨星で、地球からはオリオンの左肩を飾る赤い点として肉眼ではっきりと確認できる。おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに「冬の大三角」を形作る一等星としてもおなじみだ。 カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは1993年、カリフォルニア州南部のウィルソン山天文台にある赤外空間干渉計でベテルギウスの大きさを測定し、ベテルギウスを太陽系の中心に置くと木星の軌道と同じぐらいの大きさになると推定した。 しかし、その後に同じ装置を使って測定したところ、現在のベテルギウスは金星の軌道と同程度の大きさしかなく、15年前と比べると15%小さくなっていることがわかった。急速な収縮の原因は解明されていないが、同チームは3年前にベテルギウスの表面に通常とは異なる大きな赤い点があるのを観測している。 研究チームのメンバーでノーベル賞を受賞したカリフォルニア大学バークレー校の天文学者チャールズ・タウンズ氏は、「ベテルギウスになんらかの不安定な現象が起きているようだ。この赤い点は星の大きさが徐々に縮んでいることと関係があるかもしれない」と話す。 ミラ型変光星灯と呼ばれるタイプの星は2年周期で25%程度の膨張と収縮を繰り返し、最も収縮したときは観測ができなくなることもある。そのような変光星が脈動する仕組みと理由は既に解明されており、脈動と星の明るさの変化に関係があることもわかっている。 研究チームによると、ベテルギウスも変光星の一種であり、明るさは数年ごとにわずかに落ちているが、ミラ型変光星のような劇的な変化には程遠く、平均すると明るさは15年前とそれほど変わらないという。 「この星で、何かしらいつもとは違うことが起きている。次に何が起きるのか、というのが目下の疑問だ」とタウンズ氏は言う。約850万歳のベテルギウスは超新星としていつでも爆発する可能性があると予測されており、爆発時にはその様子を地球からはっきりと観測できるはずだ。 「このまま縮小を続けて崩壊するのか、それとも膨張と縮小を繰り返すだけなのかはまだわからない」と、タウンズ氏は熟考中だ。 この研究は6月9日にカリフォルニア州パサディナで開催されたアメリカ天文学会第214回会合で発表された。 ナショジオ 金星軌道の半径分って。。。 そんだけ縮んで15%の縮小って。。。 ベテルギウスってどんだけでけぇんや?(笑)。 我々のなじみのあるSI単位系に直すと、金星軌道の半径は約1億kmっすよ。 って言いながら、既に1億kmの概念がないから、やっぱり、金星軌道の半分という換算の方が分かりやすかったりする。。。 意味なかったなSI系。。。 まぁどっちにしても、でかすぎでピンとこなさすぎるので、映像を用意しましたが。。。 こちらも参考動画 ますます、訳分からん(笑)。 ベテルギウスの大きさは取り敢えずおいといて、とにかく、15年で15%という数字は、でかいというか、天文単位系で考えると急激過ぎる。。。 だから爆発する可能性、十分あるんだろうなぁ。。。って実際「ある」って書いてあったわ。。。(笑) 超新星爆発については、高校講座地学「恒星の最後」がよく分かります。 で、ここからが問題。 単純に考えると、600光年離れた場所にベテルギウスがいるということは、600年前のベテルギウスを現在観測していることになるわけです。なので、今、この瞬間にベテルギウスが爆発を起こしたとしても、600年後に観測できるわけなんですよね。 でも、爆発自体が約600年前に既に起こっている可能性も否定できないんですよね(笑)。 実際のところ収縮率がどのくらいで超新星爆発を起こすのかが、よく分からないし、そもそも収縮率がある一定の値に達した時点で爆発するとも限らないし、そもそも宇宙のことなんて、まだほとんど分かっていないから、本当にいつ爆発するかなんて絶対わからないわけで。。。 そうやって考えると、既に600年ほど前に爆発が起こっていても何ら、問題はないんですよね。即ち今日、明日にでも爆発が観測できても不思議はないわけです。 問題は、この今日、明日に爆発が観測できてしまうということ自体が問題で、「観察できた時≦爆発の影響を被る時」で、早ければ同時に影響が出始めるわけなんですよね。600光年離れているから、600年後という感覚とは違ってくるわけなんです。 で、爆発の影響って何がおこるんだろう?ということで、ちょっくらネットで調べてみました。 ベテルギウスの爆発に関して、ウィキによると、 ベテルギウスが超新星爆発を起こした際には地球にも若干の影響が出ると言われているが、地球から距離が離れすぎているためにガンマ線の威力は弱まり(地球からは640光年も離れている)、オゾン層が多少傷つく程度で惑星および生命体への影響はほとんどないと予測されている。ただし超新星爆発の際のガンマ線放出については近年では指向性があることが指摘されており、偶然地球方向を向いて爆発した際の地球への影響は未知数である。。
ウィキペディアベテルギウスから一部抜粋 ガンマ線バースト(ガンマ線放出)によってオゾン層が破壊されると、紫外線の量が激増して、その結果、皮膚がんになっちゃったり、DNAが破壊されるから、奇形が生まれてきたりで、基本的には、ヒトという種は激減するでしょうね。もちろん、紫外線の量が絶対量を超えた場合は地球上から生物が死滅してしまうこともあります。 何と、この最悪のシナリオの映像がYouTubeにありました(笑)。 ネットってなんて便利なんだろう! 上のウィキや映像にもありますように、この指向性があるというところがミソで、ガンマ線のビームの直径次第でしょうね、被害が出るか否かは。 映像のように細い(天文学的にはめっちゃ細い)ビームが600光年先から、ピンポイントで地球に命中する確率なんて、限りなくゼロに近いような気がしますけどねぇ。 限りなくゼロに近い確率で命中したら、それはもう人間なんて要らないっていう、神様の意思ですよ、きっと。 というわけで、二つ目の動画はあくまでも最悪のシナリオであって、その可能性は極めて低いと勝手に判断し、私自身は心配はしていません。 また、ネットって便利いいって書きましたけど、この記事内にある、ベテルギウスまでの距離表記、気付かれた方もいらっしゃるとはおもいますけど、600光年と、640光年という表記があるんですよね。そもそも、ナショジオのオリジナル自体が、ベテルギウスの縮小規模のことを「木星軌道」→「金星軌道」とか言っちゃってるし。。。さらに、直接ここには記載していませんが、数字に関してはかなりバラツキがありました。例えば、超新星爆発を起こす恒星の条件として、太陽の質量の4倍、8倍、20倍という風に何種類か存在してるんですよね(笑)。 まぁそれだけ、宇宙のことについては、はっきりと未だ分かっていることが少ないんでしょうけど。。。 というわけで、ネットは便利良いんですけど、最終的な真実の見極めは、己でちゃんとやらんといかんということですね。さらに専門的なことは、ちゃんと体系化したシステムの中で学ばないと、今のところ、ネットではやっぱダメですね(笑)。 |
★ 殿堂入り(100)
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木星軌道サイズから金星軌道サイズまで小さくなって「15%の縮小」ってのはオーダーがおかしいんじゃないかと思いましたが、やっぱりナショジオ日本版の翻訳ミスでしたか。情けないなあ。いやしくも天文学系の記事を書く記者なら、太陽系主要惑星軌道のオーダーくらいは覚えておいてほしいです。
どっちにしろ、とんでもない観測結果です。名作「宇宙のスティルヴィア」を思い出してしまいました。
2009/6/15(月) 午前 2:31
なんてコメントして良いのかわからないけど
すッッッごく面白いです!!!
宇宙の大きさ比較の東京ドームの大きさは解るけど、見たことも無いような単位が出てくるし・・一個一個想像してもドンナ大きさや距離なのかわからないけど、後でユックリ想像してみたいです^^スッゴクドキドキして楽しいです!!
宇宙は凄い!って思いました。
比較の動画のところに色々関連の動画もあって嬉しいったら嬉しいたらです。
2009/6/15(月) 午前 5:59
もしもし?
私メリーさん、
いま・・・あなたのゲスブにいるの・・・!
2009/6/15(月) 午前 10:15
半端者さん>
ナショジオクラスになると、情けないのもさることながら、責任というか、なんというか、教科書みたいなもんだから、そこが間違えられていると、ちょっとしんどいです(笑)。
うっ名作と言われると、見ていないものとしては辛い。。。(笑)
これに近いストーリだったんですかねぇ。ナデシコの方は昔に見た覚えがあるのですが。。。
2009/6/17(水) 午後 11:44
おばはんさん>
宇宙ってでっかいですよね。このスケールに比べると小さいのですが、昔の記事に太陽系関連のものがありました。記事内にあるリンクから、お金のかかった説明を聞く(見る)ことができますので、是非どうぞ(笑)。
http://blogs.yahoo.co.jp/den_nou_keiba/14236329.html
2009/6/17(水) 午後 11:55
メリーさん>
俗に言うところの都市伝説「メリーさんの電話」の模倣版というやつですね(笑)。嫌いじゃないですよ、そういうの。
チャンスがあれば、そういうのも記事にしてみたいですね(笑)。
2009/6/17(水) 午後 11:59
仕事がようやくひと段落したところでふと気が付いたら、いったい何を研究しようとしていたんだか焦点がボケてきております。なんのために大学に籍をおいているんだか\(ToT)/
それはさておき、「宇宙のスティルヴィア」というのは、みずへび座ベータ星の超新星爆発で地球壊滅的打撃を受けてから189年後、まもなく襲来すると分かっている衝撃波から地球を守るべく、全人類が防御のためのミッション「ザ・グレート・ミッション」に取り組んでいるという時代の物語です。詳しくは下記公式サイトをご参照ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/stellvia/
続編を期待していたのですが・・・私が評価する作品の常としてその企画はポシャッたようです。残念。
2009/6/18(木) 午前 2:52
せっかく教えていただいたのに、私のヘッポコPCでは見られないようです・・・
残念・・図書館のPCなら見られるかもしれませんね。
2009/6/18(木) 午前 8:01
ご無沙汰しました<(_ _)>
ほんっとに凄い!私にはチンプンカンです(──┬──__──┬──)
未知の世界・・・に、無知orz (。-д-。)ゞウーン
2009/6/19(金) 午前 3:18
半端者さん>
二束の草鞋だとどうしてもそういう時って確かにありますよね。私なんか、しょっちゅう思い返してましたよ。
宇宙のステルヴィア、情報ありがとうございます。さっきニコ動で検索したら、それらしいのが出てきたので、今週末にでも見てみます!「まっすぐ天へ」はマジであたりでしたから、今回も期待してます(笑)。
2009/6/19(金) 午前 8:53
おばはんさん>
チャンスがあればトライしてみてください(笑)。これ音声解説とかもしっかり入ってるので、かなり勉強になります。とにかくCGきれい。半端者さんとアオネコさん、絶賛(笑)。
2009/6/19(金) 午前 8:58
チョロさん>
ご無沙汰してました!なかなか自分のところのブログの記事が精一杯で、なかなか、よそ様のところへお邪魔できてません;;
にも関わらず、覚えていただけていて光栄です。今後とも宜しくお願いいたしますです。
2009/6/19(金) 午前 9:00