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ヘビを怖がるのは生まれつき? 京大、写真で実験

ヘビを怖がるのは生まれつき? 京大、写真で実験 2010/11/23 19:56
 「人間は生まれつきヘビを怖がる」という説を支持する実験データを、京都大霊長類研究所の正高信男教授らが得た。ヘビを見たことがない幼児でも、複数の写真の中からヘビだけは素早く見つけ出した。ヘビへの恐怖心が本能に基づくことを示すという。成果は24日、米オンライン科学誌プロスワンに掲載される。
 実験では3歳児20人、4歳児34人、成人20人に9枚の写真を見せた。花8枚とヘビ1枚の中からヘビを、ヘビ8枚と花1枚の中から花を見つける時間を測った。
 すると幼児でも成人と同様にヘビを見つける時間が花より数百ミリ秒速かった。とぐろを巻いていたり、かま首を持ち上げたりして攻撃的なヘビの写真の方が、攻撃的でないヘビの写真より数百ミリ秒速く見つけられた。クモやムカデ、ヘビと似た形のホースの写真では見つける時間に変化はなかった。
 3歳児と4歳児はヘビを実際に見たことがなかったため、研究チームでは、ヘビを怖がるのは経験ではなく本能によると推測。正高教授は「狩猟・採集をしていた時の習性が残ったのではないか」と指摘する。今後は脳機能の画像検査などによって、怖がるメカニズムを詳しく調べる。
日本経済新聞より


動物の生得的恐怖の存在については、実証されていて、グレイはチンパンジーに生得的なヘビ恐怖のあることを証明し、サルの生得性恐怖については、マークスやサケットの実験があり、サケットはこれを生得的開発機構――個体維持・種族維持に意味のある刺激だけに選択的に反応する機構――と結びつけて説明しています。

生得性(せいとくせい)恐怖とは、その種のすべてに共通で、時代年齢を超えた先天的な恐怖のことです。

こうやって考えると、人はやっぱり猿から進化して、猿のころの恐怖体験を遺伝的に引き継いでいるのかもしれません。

ユングはフロイトが解明した個人的無意識のもっと底に、人類共通の、深い無意識の層が横たわっていることを想定し、これを「普遍的無意識」と名付けたのは有名な話です。

ユングのこの手法は、初めて神話学に心理学的接近を可能したものですが、精神医学の方で注目されているのは、これが動物心理学との接点を成しているからです。人間の行動は、動物の行動から還元的に説明が出来る部分が多いことから、猿の行動科学がジャーナリズムにもよく取り上げられています。

長い間、人類の祖先(サル)は道具を使うまで、樹上生活を営んできました。樹上生活は間違いなく地上で生活するよりも安全だったからです。しかしその安全である樹上生活を唯一脅かす存在としてヘビは、――樹上で睡眠をとるサルにとって、密かに忍び寄り生命を脅かします――サルにとって最大の天敵であったと考えられます。

サルが道具を使うまで、すなわち樹上生活から地上生活に切り替えるまで数百万年の時間が必要であり、その間にサルにとっての天敵としてヘビというものが生得性恐怖が出来上がったと考えられます。



民話、説話を皮切りに、その民族の最も古い物語(記憶の痕跡)として、神話というのがありますが、その中でも蛇はあまり良い役として登場していません。

ギリシャ神話をはじめ西欧各国の神話では、ドラゴンとして登場し退治されるストーリーが多く残っています。

聖書では、サタンの化身とされアダムを惑わし、一貫して呪われた動物として記載されています。

日本神話(古事記)でも、ヤマタノオロチとして、改心してヒーローとなったスサノオに退治されます。

これらのことからも、勝手に結論づけていますが、間違いなくサルの時代からの生得性恐怖が我々人類にも残っているんでしょうね(笑。


PS
なんか久しぶりに記事らしい記事をエントリーできたのでかなり嬉しい

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ネット上だけで存在している「生き物」はハナアルキの他いくつかいるのですが、ネット上だけで存在している「現象」というのもあります。

「フェレンゲルシュターデン現象」というのがそれなんですけど、結構私の場合、日常でも使ってますね、この言葉(笑。

2010/12/17(金) 午前 2:52 ポテデメ 博士(工学)

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そんな言葉があるとは知りませんでした。フェレンゲルシュターデン現象、ねえ(笑)オカルト用語めいた響きのある造語を最初に作った人は、ある意味偉いです。

ところで、その元ネタたる「猫が何も無いところを睨む」ということは、そんなに一般的に起こることなのでしょうか?だとしたら、それなりに何か合理的事情があるのでしょうか??

これはやはり、実際にお猫様執事の経験が長いpotedemeさんの見解も聞かせてもらわねば(^o^)/

2010/12/20(月) 午前 0:01 半端者

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一般的に、犬と猫を比較すると、犬は嗅覚に優れており、猫は聴覚に優れています。この猫の優れた聴覚において、猫は人に聞こえない音(可聴域を超えた高周波数帯域→超音波)を聞き、その音を聞くことに注力することがよくあります。

猫の餌であった小動物が発生する鳴き声やその移動音が高周波数帯域なんですよね。

でこの、人には聞こえない音を聞こうと猫が集中するとき、音源の方角を直接見ずに、注力することがよくあります。人でも時々音を聞くときこういう動作をすることがあると思います。猫の場合それが、たまたま、何も無い空間や、壁を見つめることも決して少なくありません。

なので、猫を飼っている人でも、この意味を知らないと、非常に不気味に感じられてしまいます(笑。

2010/12/20(月) 午前 3:41 ポテデメ 博士(工学)

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人は人(動物)の視線で自分の視線が誘導されてしまう生き物なので、どうしても他の人(動物)が見ているところを同じように見てしまいます。しかし、そこに何も無く、猫が必至に緊張した面持ちで、そこを凝視しいる姿を見ると、猫には見えて、人には見えない何かの存在を考えてしまうという訳です。

どのくらいの頻度でこれを猫がやっているかと言うと、飼い主さんに聞くと「なんとなく良く見かける」という程度の表現になると思います。でも実際は、一日に数回はやっているはずです。まぁ、飼い主さんも一日中、猫を観察してはいないでしょうからね。

フェレンゲル・シュターデン現象とは、本当に良く言ったものだと感心しております(笑。仰るように、いかにも的なサウンドがありますよね(笑。

半端者さんへの答えとしては、かなり回りくどいというか過度の説明になっていると思いますが、同じ質問を他の方からもいただいていたので、かなり一般的なところから説明をしてみました。お猫執事のpotedemeより(笑。

2010/12/20(月) 午前 3:41 ポテデメ 博士(工学)

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potedemeさん、早速の詳しい解説ありがとうございました。なるほど耳をすませた時の猫の様子がそれにあたるというわけですね。

そういえば、人間の集団行動に関する実験でそういうのがありましたな。街中で、ただじーっと空の一点をひたすら見つめていると(別に双子座流星群とか関係なしに、です)、道行く人達が次第次第に集まってきててんでに空の同じ方向を見つめ始める、というあれ。人によってはそれだけで空に何者かを見出すこともあるに違いありません。人間は、何も無いところに何かを見る名人ですから。

2010/12/20(月) 午後 10:57 半端者

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視線誘導に関しては、様々な研究が進んでおり、かつてうちの研究室では、独自の個性的なアニメキャラを複数作り、被験者がアニメキャラ個性によって視線誘導率が変わるのかを学部生が実験していました(笑。

アニメキャラの個性については、例えば、色っぽいお姉ちゃんキャラとか、「遊星からの物体X」みたいなグロテスクなキャラとかいろいろです。

結果は、変化なしという感じでした。

また、道行く人達の実験は有名ですが、一人で空の一点を見つめても効果はなく、ある一定以上の人数で一点を見つめたときに初めて、効果を表すという結論でした。

2010/12/22(水) 午前 1:39 ポテデメ 博士(工学)

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その実験で有意な変化がないとは意外です。被験者のキャラクター選好との相関を考えても、そういう結果だったのでしょうか。直感的には例えば「メイド萌え」な被験者を集めて比較すれば「正統派ビクトリアン・メイド」と「アキバ型ミニスカ・メイド」と「RPG型女戦士」と「物体X」とでは絶対視線誘導率が微妙に変わってくる思うのだけどなあ・・・
(うわ、趣味丸出し)

2010/12/26(日) 午後 2:13 半端者

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確かに、被験者を絞ると有意差が出そうですよね(笑。

でも、濃すぎますねこの話題(笑。

2011/1/4(火) 午前 3:20 ポテデメ 博士(工学)

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猫の写真がかわいいので、ついつい書き込みを。

あのインチキ正高おじさん、今度はヘビですか。


>3歳児と4歳児はヘビを実際に見たことがなかったため

花はどこにでもありますからね。
見たことのあるもののなかに、見たことがないものが混じっていたら、3歳だろうが100歳だろうが、見つけるのは早いでしょ。
それだけのことでしょ?

>数百ミリ秒速かった

って、写真9枚をどのように並べて見せたんでしょ?並んでる場所によって数百ミリ秒以上の違いは出るんじゃないでしょうか?

>ヘビは、――樹上で睡眠をとるサルにとって、密かに忍び寄り生命を脅かします――サルにとって最大の天敵であったと考えられます。

サルより鳥の方が樹上生活は長いですぞ。ヘビは鳥にとって天敵でしょ?でも猛禽類は、ヘビを食べちゃう。そんな怖いものをわざわざ探して食べちゃうのをこれでどうやって説明するの?

>ユングは・・・「普遍的無意識」と名付けたのは有名な話です。

この「普遍的無意識」は、遺伝子に書き込まれるんですか?

2011/3/8(火) 午前 10:19 [ zpq018 ]

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意見を書き込んでいただくことは自由ですので、書き込まれたものがポジディブであれネガティブであれ、意見として捉えさせていただいており、特に構わないのですが、アカデミックな問題に反論を記述される場合は、書き込まれる方もある一定のアカデミックなバックグラウンドを持った方(ある一定水準以上の教育を受けられた方)を望みます。

でないと、話が噛み合わない。。。

先ず、公開されている論文なので、最低限として、そちらをお読みになられてから、反論をされてみてはどうでしょうか?

私はプロスワンに投稿したことがないので、ここのPeer-reviewがどういった体制で行われ、プロスワンにどのくらい権威があるのかはよく分かりませんが、私が論文を斜め読みした限りでは、貴兄の論文の内容に関する疑問に関しては、全て論文内に答えが出ております。実験におけるprocedureも、ほぼ問題ないと現段階では判断しております。

2011/3/8(火) 午後 9:52 ポテデメ 博士(工学)

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被験者に写真を並べて見せる手続きも、貴兄が持たれたような疑問が出ないように工夫されております。先ずは貴兄に論文を読む能力があるのであれば、読んだ後に、問題点を指摘されることをお薦めします。論文を読む能力が無いのであれば、変に固執しない方が、己の教養をさらけ出さずに済みますし。

また私の考察部分へのご質問ですが、鳥の件については、残念ながら貴兄が言わんとしていることを理解することができませんでした。但し、貴兄が言われている鳥というは鳥類という「鳥綱 」を一括りにしておられ、「鳥の天敵は〇〇である」は「哺乳類の天敵は〇〇である」と同義であり、〇〇を特定するに至りません。

2011/3/8(火) 午後 9:53 ポテデメ 博士(工学)

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仮に、鳥類の中のある特定の「目(モク)」が何百万年の太古からヘビにより生命の危機にさらされ続けている場合、その「目」は記事内に記載したようにヘビに対して生得説恐怖を持っていると推測します。但し、逆の場合、特定のヘビが鳥によって太古から生命の危機にさらされ続けたとしても、ヘビに過去の恐怖という情動を司る脳内のサーキットシステム(側頭葉、乳頭体、扁桃体や海馬など)が鳥類や哺乳類のように存在し機能しているのかどうかが不明(私が知らないだけかも)なため、前例のようにはならない可能性もあります。

2011/3/8(火) 午後 9:53 ポテデメ 博士(工学)

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また、普遍的無意識に関する件ですが、普遍的無意識が遺伝子に書き込まれるかどうかは現在不明です。が、これはユングの唱える仮説であり、多くの研究者がこのユングの仮説「人類に共通している心の層(祖先の経験が遺伝したもの)」に対して注目をしています。

この仮説は現在立証されてはおりませんが、反証もされておりません。貴兄が世界で第一号の反証可能性を証明するのであれば、是非頑張られてはどうでしょう。

反論かつ否定を行う場合、雑学程度の知識ではなく系統的に学ばれた知識(この分野ですと認知心理学や精神医学など)を身に付けられてから、書き込みをしていただけると助かります。

ここは2chではありませので。

2011/3/8(火) 午後 9:54 ポテデメ 博士(工学)

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>でないと、話が噛み合わない。。。

ご自分の意見に反することは、すべて、「意見が噛み合わない」ですか・・・


>先ず、公開されている論文なので、最低限として、そちらをお読みになられてから、反論をされてみてはどうでしょうか?

どこにあるんでしょ?「公開されている論文」は。
京大 ヘビ で検索しても、いろんなブログがでてきますが、新聞社の記事ばかり。それも 「記事が見つかりませんでした。」ばかり。
貴兄のリンク、日本経済新聞より をクリックしてごらん?
もっと、ましなところにリンクをはってください。

失礼しました。

2011/3/8(火) 午後 10:44 [ zpq018 ]

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これだから、系統的に学ばれていない方のコメントは困るんですよね(笑)。どこから手解きをすればよいのでしょうか。

論文を理解する能力の有無ではなく、それ以前の問題ですよ。

京大 ヘビでしか検索できないところに、己の限界を感じてください。

記事中の日経新聞の引用の中にきちんと論文のありかが書かれているのですから。。

米オンライン科学誌「プロスワン」に掲載されております。そこでの検索のやり方も指導させていただかないとダメですかね。

私からの返信コメントにもプロスワンの事を記載していますが、それも理解されていないということでしょうね。


だから話が噛み合わないのですよ。

失礼されました。

2011/3/8(火) 午後 11:07 ポテデメ 博士(工学)

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potedemeさん、この方が系統的に学ぶべきなのはまず人としての礼儀だと思います。それすらできない人に、科学的な論考を読むときの常識など教えようとしても無駄です。

まあ、そう熱くならずに(^o^)/

2011/3/8(火) 午後 11:23 半端者

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問題の論文は、Plos Oneで Nov 30th, 2010での公開になってました。
日本語記事では24日掲載と書いてあったので、ちょっと探すのに時間がかかってしまいました。危ない危ない、危うくzpg018氏と同列に堕ちるところでした(^o^;)

2011/3/8(火) 午後 11:36 半端者

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あと、ひとつだけ同氏に同情的な要素をひとつ。日経新聞へのリンク先、既に消えてます。

2011/3/8(火) 午後 11:38 半端者

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>半端者さん

お気遣いありがとうございます。確かにこの方が先ず学ばなければならないのは、礼儀でしょうねぇ。

私の場合、Plos Oneでの検索、authorで検索かけたので、一発でした(笑。

また、元ネタがニュース系の場合、どうしても時間が経ってしまうと元データが消されちゃうんですよね。そのこともあって、ブログ記事の中に元ネタの引用(コピペ)を貼りつけてるんですよね。

ただ、この時タイトルもそのまま引用していますので、「ヘビを怖がるのは生まれつき?」でググると、元ネタの内容は出てきます。あくまでも内容(うちみたいなブログとか)であって、オリジナルのキャッシュも出てこないみたい。。。

まぁ論文探すのに日経新聞の元ネタがないと探せないわけではないので(笑。

2011/3/9(水) 午前 0:05 ポテデメ 博士(工学)

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日本語って面白いですね(たちの悪い冗句です)。

本能的に恐怖するもののうち、闇に対してのそれは日本人の記憶から消えつつある気がしますね。
最近では闇夜を探すほうがむつかしい、貴重なものとさえ思えます。(余談からはじまる)

動きに特徴のあるヘビですが、形状も(形だけでいえば、単なる棒と変わらないですが)たたずまいも独特です。
神格化されてもおかしくない雰囲気がありますね。

ヘビなんかよりよほどもゾッとする生き物が世の中にはあるのですが、そうしたものを見ると私は頭頂部の右後方あたりの皮膚がぞわぞわします。

ちなみにヘビ、私は結構好きです。

2011/3/10(木) 午後 0:00 青猫


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