今日は青森県八戸市へ移動し、中心地に設置された『はっち』を視察。
都心部を除き地方都市では中心市街地の活性化が大きな問題となっているのは皆さんご存知の通り。
人口減少と大型ショッピングセンターなどの郊外店の進出で、まちの中心部での買い物などはほとんどしなくなった事が大きく影響しています。
釧路市も同様で、駅前から北大通りは平日ならまだ中心部で働く方や銀行や公共施設を利用する方がいるので、少しは人の動きもありますが、日曜日ともなると、その姿は全く見えなくなります。
八戸市も同様に中心市街地での商業売り上げが半減。そのような中、中心市街地の活性化のため、市民や観光客が交流できる八戸ポータルミュージアム(通称はっち)を2011年2月に開設した。
開設後一年で888.888人の入館者、2015年6月には400万人達成と、大きく中心市街地の活性化に貢献。このことで、他の空き店舗への出店や通行量も増えてきているとのこと。
はっちは観光交流と文化交流、ものづくりや子育てを軸に活動をサポートしている。
1階には通りに面したはっちひろばがあり、ここでは様々なイベントが開催される。
また、ラジオ局のサテライトスタジオ、カフェ、シアター、ギャラリー、物販こー。
2階にはクッキング工房、シアター、ギャラリー。
3階はクッキング工房、音のスタジオ、ギャラリー、和のスタジオ
4階にはものづくりスタジオ、食のスタジオ、こどもはっち。こどもはっちは木製おもちゃがいっぱい!利用料金は100円。
5階には工作スタジオ、ワークステーション、共同キッチン、それにアーティストが長期滞在で使えるレジデンスが並ぶ。
各種スタジオは作家の活動を見ることができるだけではなく、一緒に創作活動ができたり、和のスタジオは畳敷きの和室が解放されていて、そこでの稽古などは普通に鑑賞することも可能。
八戸市の産業展示もあり、観光情報の発信基地にもなっている。
釧路で例えると、まなぼっととMOOが1つになった感じだろうか。しかも体験できるのは実に素晴らしい。
今日の夜は月に二回行っているストリートミュージシャンのライブが1階はっちひろばで開催される予定でもある。
また、市民ボランティアが『まちぐみ』というグループを立ち上げ、まちの情報発信ばかりではなく、店舗のリノベーションなども手掛けまちづくりに参画。
面白みの増した中心街には人が戻り、はっち開設後の歩行者数は40パーセント増加しているとのこと。
昭和の風情も残る中心部が新しいものも取り入れながら、行政と市民により活性化が進められている。
文化芸術はまちの活性化に繋がると以前から私は考えている。
新図書館が建設中ですが、中心市街地により多くの市民アーティストが集い活動する場所があれば、まだまだ釧路の中心部も活気づくだろう。