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9月16日 大平山〜社山を歩いてきました
社山〜大平山に続く稜線を歩きたい・・・暖めていた計画を実行しよう♪
計画したルートは大ナギ沢右岸取り付き、990mピークより大平山南尾根を登り
社山南稜バカ尾根を下るというもの
マニアックなルートで地図にも道はありません
朝から午前中は快晴でしたが、予報より早めに天気が崩れ
懸念していた山頂付近でのガスと雨、目的だったハズの稜線歩きはガスに巻かれて真っ白
そして何度も道に迷いながら、『遭難」と言えるような山歩きになってしまいました(T_T)
銅親水公園(6:30)〜松木沢(渡良瀬川)林道〜大ナギ沢出合(7:30)〜
大平山南東尾根出合(12:30)〜大平山(1:00)〜ガス・道迷い〜
黒檜山・社山分岐〜社山(4:00)〜支尾根・道迷い〜復帰〜
支尾根・道迷い〜久蔵沢渡渉〜久蔵沢林道(8:30)〜銅親水公園(9:30)
朝6時、足尾の気温は20℃
歩くには少し高い気温ですが、山肌も秋の気配を感じさせてくれます
いつものように水道橋を渡り、松木沢(渡良瀬川)に沿った林道を皇海山方面へ歩いていくと
右側に大規模な法面工事が行われていて、動物だか人だかわからない足跡が上まで続いてる
しばらく歩き、かつての松木村の跡あたりからは大平山がよく見える
左を見れば松木沢(渡良瀬川本流)を挟んで中倉山のある石塔尾根だ
この方向から見ると確かに石塔のような岩がいくつも並んで見える
ヘリポートを過ぎると遮断機があり、その辺りにも踏み跡があるのでここからも取り付けるようだ
計画通りすぐ先の大ナギ沢右岸から取り付くことにする
松木沢の対岸はジャンダルムと呼ばれる岩陵帯
この日もクライマーの声が谷間に響いていた
薄い踏み跡をたどり直ぐに急登
ズルズルと崩れやすい斜面を草木を掴みながら登ると
銅親水公園方面、松木沢上流方面の眺めも良い
鹿避けネットがあり、それに沿って行くとちょうどで入り口があったので針金を解いて中へ入った
相変わらず急登を喘ぎながら登っていくと、なんと鹿避けネットが両側から迫ってきて行き止まり
どうやらネットの囲いの中へ入ってしまったようで笑えた(^^;)
同じような人がいるようで下には人が通れるくらいの穴が開いている
自分もそこから這い出すとそこが地図でいう大ナギ沢右岸の990mピーク
990mピークからヤセた尾根を行くと大ナギ沢源頭部から続くと見られる踏み跡があった
そこからひと登りすると草地の気持ちのよい草原に着いた
皇海山も見えてきたところで一休み
正面には中倉山から続く稜線もよく見える、良い眺めだぁ〜(^^)
のんびり昼寝でもしたい気持ちを振り切って進むと
右から上がってくる南東尾根の合流1805mピークも近い
青空に変わって低いくて怪しい雲が増えてきたのが気がかり
一足早く色付いている木もありました
この辺りからは足元は笹に覆われ、ダケカンバの組み合わせ
日光らしい雰囲気で鹿道が縦横さまざまな方向にありました
浅かった笹薮も深くなり、深いところは胸の高さくらいになってます
掻き分けながら進むも、雨がポツポツ落ちてきてガスも出てきた
大平山の山頂付近はガスに巻かれるとわかりにくいという、これを一番懸念してのに・・・
地図を見て、一番高いピークが山頂だということを確認し、そこを目指して急ぐ
振り返ると登ってきた南尾根、右から合流した南東尾根が気持ち良さそうに見える
登ってきた南尾根
南東尾根
山頂付近西端のピーク
山頂付近の稜線
山頂付近は道迷いを避けるために樹林帯のある北側ではなく南側を歩きたい
しかし南側は笹で歩きにくくてしょうがない
道を選びながら歩き、急速にガスで覆われる頃、山頂に着いた
何頭もの鹿には会ったが、誰一人出会いませんでした
時間はかかったけれど歩くペースがゆっくりだったためにあまり疲れはなかった
それがこの先幸いすることになるとは知る余地もなかった・・・
雨が強くなってきたのでのんびりする事もなく先を急ぐ
次の目印は「社山・黒檜」の標識だ
赤テープもところどころにあるが、方角だけでの判断しか出来ない
薄っすら下りの道があり、笹が深くてオカシイと思いながらも進んでみるとグングン下ってしまう
やっぱりオカシイ、笹は胸の辺りまであり、おまけに雨で濡れてて全身グッショリ
どうにか稜線まで戻るも今度は自分のいる位置がわからない
樹林帯をウロウロ歩き、赤テープをいくつか見つけたので、山頂方向の西へ戻ってみると
見覚えのある場所で、地形的にも山頂の次のピークだとわかった
今度は周りをキョロキョロしながら少し北側の樹林帯部分を進んでみると赤テープがいくつもある
樹林帯を歩いているうちに北の方角、黒檜方面に進んでしまったようだ
南に向きをを変え戻ってみるとようやく「社山・黒檜」の標識にたどり着いてホッとする
時間にして1時間以上もさ迷ってしまった
そこからは笹丈も低く、比較的しっかりとした道があった
楽しみにしていた稜線歩きの道も周囲の景色はガスで見えず、ただひたすら歩くのみ
ガスが薄くなって日も差してきたところで一応写真も撮った
ガスでぼんやりしている中の日差しで草木の雫がキラキラしてた
思っていた以上に長い道のりをいくつかのアップダウンを繰り返し、社山へ向かう
4:00 社山到着
ここまで来れば、この先の選択枠が広がる
その前に「社山・黒檜」の道迷いのときも黒檜岳へ向かい、中禅寺湖・千手ヶ浜への
エスケープ・ルートも考えたけれど、その先の交通機関を考えると現実的ではない
計画では南稜バカ尾根を下る計画
他の選択枠は阿世潟へ下り中禅寺湖・歌ヶ浜へのルート
これも中禅寺湖へ下りてしまうため却下
残るは阿世潟峠道〜長手沢林道を下るルート
最後は40分の林道歩きなので日が暮れても大丈夫だろう
ガスも切れて視界もある、雨も上がったので計画通りの南陵バカ尾根を下ることにする
この甘い判断が間違いの元だった・・・・・・・・・・・
山頂下、南西の方角から大平山方面の岩場の展望地では何度かお昼を食べたことがある
せっかくあの稜線を歩いてきたのに展望がなかったのは残念だったなぁ〜と
惜しみながら写真を1枚
急坂を下った先は西側の崩落地というイメージを持ちながら
グングン下ると西側の尾根と離れていく
笹も異常に深くて掻き分けながら進むも、オカシイ・・・
早く下りたいという気持ちが強く、周囲の状況を確認していなかったため
東の支尾根を下ってしまっていた
「迷ったら元に戻る」という鉄則は頭にあったが地形もイメージできていたので
登り返さず、急斜面をトラバースしながらどうにか崩落地の端へ復帰できた
日が暮れる前に下りなきゃ!
順調に下り1568mピークを通過、1182mの平坦地を過ぎ、急なススキのカヤトを
下って行くも久蔵雨量計のある1012mピークに着かない
日も暮れて辺りが薄暗くなってきた
またしても西側に尾根を見るようになる、オカシイ・・・
カヤトの急坂を下りるところが東側過ぎたのか?
ライトを頼らないと先が見えない(^^;)
林道まで大した標高差は無いはず
地図と方角を確認し焦る気持ちを抑えながら慎重に少しずつでも下りたい
このような気持ちが滑落の原因になるんじゃないかと思いながら・・・
石のゴロゴロした涸沢のようなところをズルズル下りるが地図にもない小さな沢のよう
自分の居場所が確定できない
案の定、水の流れる音が聞こえてくると次はどこかで滝が出てくるんじゃないかと
思いながらも下るとやっぱり・・・
小さな滝だがライトの灯かりでは先が見えないので怖くて下りられない
ならば水平移動でどうにかならないか?
どうにか巻きながら移動し下りられた
するとまた水の音が聞こえてくる、同じパターンで通過した
平坦な場所を見つけてビバーグするか?
幸いなことに食料はアンパン1個と水は1リットル残ってる
いつまで電池が持つか不安で点けっ放しにもできない
標高1000mまで下りているので寒くはない、ライトを消してみるとやっぱり真っ暗
「星がキレイだ」たくさん見えるなぁ〜
こんなときに限って、半袖のウェアを着ているのもツイテナイ
笹や草木で腕もキズだらけ、携帯電話はもちろん圏外
このまま下ると久蔵川に突き当たり、林道は対岸だと思う
もう一度地図を見て考えよう
脚力・体力はまだ大丈夫そうなので、もう少し下ってみよう!
水の音が大きくなってきた、久蔵川ではないか?(^^)
運良く河原に下りることができた ・・・ということは対岸には林道があるハズ
普段より水位が少ないかはわからないが渡渉出来るところを探して下流へ歩く
水の流れはそれなりにあるので深いところは渡れない
しかもライトで照らしても水がキレイなので深さがわからないのだ
ここでビバーグかぁ〜 と大きな岩の上で寝転がって休むと
やっぱり星がキレイ・・・そんな場合じゃないツーの(^^;)
対岸に岩場がないので渡渉できるのはここしかないというところで
浅瀬を見つけて渡っちゃえ〜
靴を脱いでズボンを捲くろうかとも考えたが既に雨の笹薮で靴の中までグショグショだった
渡れた!!!
偶然、河原に下りてる新しそうな舗装道があり、それを行くと林道に出られた♪
下流方向へ歩くと直ぐに小さな橋があり見覚えのある車のすり替え場の標識もある
しばらくすると社山南陵バカ尾根の取り付き地点だ
ライトを照らしながらトボトボと真っ暗な林道を歩いて行くと松木川の河原で
キャンプしているテントの灯かりが見えてきた
駐車場に着いたのは9:30ちょうど、長い一日が終わった、アァー疲れた
山の怖さを垣間見た反省材料ばかりの山歩きでした
無事帰還できたのでこんなことを言ってられるんですけどね(^^;) |
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