慶應通信卒資格マニアの独り言

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 6月22日と23日に、静岡市職員会館で実施された、甲種防火管理(新規)講習を受講して来ました。

この講習は、甲種防火管理者になることが出来る資格を得る為の講習で、この講習を修了すれば、この資格が得られ、私も、無事、この講習を修了し、この資格を得ることが出来ました。

 ここで、簡単に防火管理者の説明をしておくと、防火管理者というのは、防火管理が義務付けられている防火対象物(一定規模以上の、飲食店、病院、工場、事務所、学校、ホテル等)の防火管理の責任者のことで、防火管理者には、甲種と乙種の2種類があり、甲種の場合は、防火管理が義務付けられている全防火対象物の防火管理者になることが出来ます。

 次に、講習内容について紹介します。

講習は、2日間(9:00〜16:30)行われ、)媛亟浜の重要性、責務、火気管理、地震対策等、施設・設備の維持管理、訓練・教育、ぞ男彪弉茘ジ果測定です。

内容的には、宅建、危険物取扱者(乙4)、消防設備士(甲4)で勉強した内容と被っている部分がある為、既知の部分もかなりありましたが、現役消防署員である講師の実体験に基づく火災現場の話、火災のビデオ上映、ガソリンの引火実験等もあり、非常に興味深く、有意義な内容でした。

効果測定は、「正しいものを選べ」という、4択の中から1つの正解を選ぶ方式の問題が10問出題されました。

尚、合格基準の公表はありませんでしたが、効果測定対策としては、講義の中で、講師が話した重要ポイントを、聞き漏らさないように、しっかりと覚えておけば、大丈夫です。

その為、今回の効果測定の結果は、講師の話では、平均点が90点台、受講者の約4割が満点で、全員、合格とのことでした。

 それから、今回の講義で、特に印象に残った話が3つあります。

1つ目は、失火の責任に関する法律の話で、実は、恥ずかしながら、この講習を受講する迄、こんな法律があったとは知りませんでした(苦笑)。

しかも、何と驚くべきことは、この法律によれば、失火による火災の場合、失火者に重大な過失がなければ、失火者は、損害賠償責任(民法709条)を負わなくてもいい、ということです。

今迄、私は、失火による火災の場合、失火者が損害賠償責任を負うのが、至極、当然のことだと思っていたのですが、それは、とんでもない間違いだったのです。

しかし、講師の話では、料理屋で料理人が鍋に油を入れて加熱している途中で、料理人が居眠りをしてしまい、油に引火して火事になった事例では、失火者が素人ではなくて、プロの料理人であり、仕事中に居眠りをした結果、失火したというのは、プロとしてあるまじき行為(重大な過失があった)ということで、失火者に損害賠償責任が発生したという事例もあったそうです。

そこで、帰宅してから、この法律の事について、ちょっと調べてみたのですが、失火者に重大な過失がなければ、損害賠償責任を負わなくてもいい、というのは、『我邦古来ノ慣習』{大判(連合部)明治45年3月23日・民録18輯315ページ}に、基づくものであるということが分かりました。

2つ目は、エステで使用したアロマオイルが付着したタオルを洗濯後、乾燥機で乾燥していたら、洗濯しても落ちずにタオルに染みついていたアロマオイルが、乾燥機の熱で加熱され火事になった事例の話で、まさか、こんなことがあるとは、思いもよりませんでした。

3つ目は、IHクッキングヒータの過熱防止装置が働かなくて火事になった事例の話で、IHクッキングヒータの過熱防止装置が働かなくて火事になる原因としては、天ぷら油を200〔cc〕未満で使用している場合や、規格に合わない鍋を使用している場合が多いのだそうです。

 このように、この講習では、多くの事を学ぶことが出来たので、心底、受講して良かったと思います。

満足です。

 最後に、もう1つ、この講習とは全く関係ありませんが、面白い物を発見しました。

それは、「教導石」(http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/shakai/shizuoka_bunkazai/tyubu_kyoudouishi.html)です。

この石は、講習が修了し、静岡駅に向かう途中、駿府城の所で見付けたのですが、簡単に言うと、明治時代の知恵袋みたいな存在です。

その為、何か質問したいことがある人が、この石の所に、質問したいことを書いた紙を貼り付けておくと、答えを分かる人が、その回答を書いた紙を、この石の所に貼り付けておいてくれると言う仕組みになっていました。

興味がある人は、静岡に行ったら、是非、この石を探してみて下さい。

以上

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閉じる コメント(8)

危険物の願書を貰って来い!指示したらば、防火管理の願書を貰ってくる、犬だってお使いできるのに…な連れ添い。
8月のK奈川県に参戦の予定でおります。

2010/6/27(日) 午前 10:09 えいとまん 返信する

甲種防火管理者を受けられたんですね。
効果測定が、4枝択一は同じだけどこちらは15問だったです。
僕も、この講習は、とっても有意義でした。
ぽちくりと、トラバをしておきますね。

2010/6/27(日) 午後 2:35 た ん 君 返信する

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「えいとまん」さん、とんだ災難でしたね。

しかし、設備関係の資格に詳しくない人からすれば、危険物や防火管理者といわれても、何のことなのか分からなくて、この両者の区別がつかないのも止むを得ないことなのかもかもしれません。

その為、結構、このような間違いをする人がいるかもしれませんよ。

2010/6/28(月) 午前 9:43 資格マニア 返信する

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「たん君」さん、「ぽちくり」&「トラバ」、ありがとうございます。

問題数は、地域によって違うんですね。

今迄、効果測定の問題数等は、全国共通だと思っていたので、ちょっと、意外でした。

2010/6/28(月) 午前 9:48 資格マニア 返信する

甲種防火管理者懐かしいです!

運転免許や習い事の段級を除けば
一番最初に受けた資格で
その後色々ほそぼそと
受け続けるきっかけに
なってくれたのが
甲種防火管理者でした。

民法709条については
ホテルニューオータニの事例で説明をされたのですが
重大過失無しの場合失火責任が問われないとの下りでは
会場がどよめいたのを今でもよく覚えてます

2010/6/28(月) 午後 0:42 [ 隣接法律職受験生 ] 返信する

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「隣接」さん、失火責任のことについては、知らない人が、かなり居るかもしれませんね。

2010/6/30(水) 午前 8:38 資格マニア 返信する

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私も消防設備士資格の延長線上で、防火に対する知識も
得たいので講習を受講したいと思っておりますが、もしか
したら、新しい職場にて取得を命じられるかもしれません。

その時は、受講の体験談を参考にさせていただきたいと思います。

2010/7/10(土) 午後 0:19 あかつき 返信する

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「あかつき」さん、この資格は、取得が簡単な割には、有資格者の責任が重いので、職場で取得を命じられた場合は、それなりの覚悟をしておいた方がいいかもしれませんよ。

2010/7/10(土) 午後 1:19 資格マニア 返信する

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