でんきくらげとしびれブログ。

今から10年前、福島ローカルで放送していた深夜番組「でんきくらげとしびれふぐ」スタッフによるブログです。

もはやひとりごと。

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黙祷

早いもので、ブログの最終更新から半年が過ぎようとしています。
忘れてはいけないことがたくさんあった1年でした。

来年の今頃は、でんくら制作から丸10年ということになります。
なんとも、信じられません。。

とかく去年の今頃は…とか、9年前の今頃は…と過去を振り返りがちですが、
できるだけ前を向いて生きたいですね。

今日は山手線の車内で14時46分を迎え、黙祷をしました。
来年の私は、いったいどこでどうしていることやら。

そういえば先日、久しぶりに食べた「ままどおる」が昔よりおいしくなっている気がしました。
 今年も福島に行こうと思います。

気がついたら2か月。

前に更新したのが7月15日…ということは、あさって更新すればピッタリ2か月じゃないか!
と思いましたが、今日のうちに更新することにしました。(休みだから)
相変わらずのしびれブログ管理人です。ご無沙汰しております。

この2か月…いろんなことがありましたねえ。
前の話題がなでしこですもんね。
東◯テレビのテロップの件とか、検証番組についても思うところはありましたが
ここでの言及は避けました。歯止めが効かなくなりそうなので。

私はひたすらiPhoneアプリの「なめこ栽培」でナメコを摘む日々…。
そして、
問題点から目を背け、厄介なことにはなるべく関わらないようにして生きている
今の日本をそのまま縮小したような職場で、1人わぁわぁ問題提起をしては
うっとおしがられています。
某元俳優さんと同じ生年月日ですからね、黙っているわけにはいかないのです。
誰かが行動を起こさないと、状況は変わらない。
そのことで自分がなんと言われようと、めんどくさがられようと
私には絶対的な味方がこの世に何人かはいるだろう…
そう思えることで、そんな逆風にも耐えていける気がします。
ま、職場のような小さな空間でのことですから、
いざとなったらいつでもその場から出ていくことはできるわけですが。

でも、東北はそうはいかない。
どんなに不安でも、憤りを感じても、そこに居続けなければならないとしたら
そのストレスは計り知れないものがあります。
長い目で見ても、放射能より精神的負担の方がよっぽど身体に悪いような気が。
何を信じていいかも、どこに怒りをぶつけたら良いのかもわからない状況で
今も進んでいるであろう、いつまで続くのかもわからない環境汚染のことを考えると 
本当に気が遠くなるというか… もはや冷静になるしかないというか…
では自分には何ができるだろうと考えてみると、わからないんですよね。
デンクラのような映像で気を紛らわせることだって、
こんなことしてていいんだろうかと思ってしまいます。

某テレビ局のテロップ問題や、某キー局の報道の酷さに辟易し、
作り手も含めて、テレビと言うメディアをすっかり嫌いになってしまった私に、
今後もテレビの仕事ができるのか、ずーっと考えていました。
現在の職場はCSの専門チャンネルだから、とりあえず映像の仕事を続けていますが
テンション的には、地上波の仕事はもうできないかもしれないですね。
個人的に映像は作っていきたいと思うんですけど…。

そんな中、これは!と思う映像を見つけました。

さすが箭内さんですね。いい仕事してます。
初めて見た時、泣いてしまいました。
こういう、人の心に直接沁み込んでいくような映像を
いつかは作ってみたいものです…(夢)


また、私が勝手に「でんくら特派員」の称号を押しつけてしまった
東京の学生さんhrizmさんの東北旅行記がとてもステキでした。

ちゃんと「まるさ食堂」にも訪れてくれたようで嬉しいです o(^_^)o
東北に縁もゆかりもない関東の学生さんがアルバイトで稼いだお金で東北を旅し、
写真と文章で状況を公開してくれる…
こんなにすばらしいことはないですよね!
もちろん、募金やボランティアも復興には役立ちますが
地元の産業を活気づけてもらえることは、個人的には1番の東北支援だと思います。
人が来る、ということだけでも地元の人たちは嬉しいはずですからね。
hrizmさんの行動の源に、少しでもデンクラが関わっているのだとすれば
私たちもこんなに嬉しいことはありません…(T_T)
(関係ないかもしれませんけど…


最後に、もう1つ。
福島で働いていたディレクターさんが、先日急逝されました。
47歳… でんくらディレクターと同じ歳です。
報道の方なので、私は仕事で直接関わったことはあまりありませんでしたが、
某方言番組の再現VTRに急遽出演してもらったことがあります。
ヒゲの生えたおじさんを探していたら(本当はデカ長を狙っていた)
ちょうど廊下を歩いていたので、そのままトイレで撮影させていただきました。
(鏡を見ながらヒゲをさするシーン)

その時、モニターを見ながら
「今デンクラをやっていたら、この人は特捜大宣伝にいいなぁ…」
ついそんなことを考えてしまうような、とてもダンディなおじさまでした。
急だったのに快く引き受けてくれて、本当に助かったのに。
先日福島を訪れた時も、元気そうに声かけてくれたのに…
いっぱい、お礼を言いたかったです。

本当に、未だに信じられませんが…
報道ディレクター、Iさんのご冥福をお祈り致します。

なでしこの思い出。

気がついたら2ヶ月以上もブログをほったらかしにしていた
しびれブログ管理者です。
ほんと、すみません。 いつものことですけど。。

今回はデンクラとは違う番組の話ですが…
福島ローカルの「熱烈応援マリーゼくらぶ」という番組に2年ほど関わっていたので
丸山桂里奈選手活躍のニュースは嬉しかったですね…(T_T)
あと、マリーゼ1のアイドル選手だったサメちゃんこと鮫島彩選手もメンバー入りしていたなんて
新人の頃から見てたから、なんだか感無量。。 じーん…

とはいっても、今までの試合は全て見逃していて…
決勝戦は石にかじり付いてでも見なきゃ!

あの番組のように「マールーカーリーゴーーールっ!」とは誰も言わないでしょうけどね。
そんな名称つけたの、うちの悪ふざけディレクターと野球馬鹿(?)アナウンサーでしたから。
彼女自身は喜んでくれていたようでしたけどね。
「なにそれー キャハハ」とギャルっぽく喜んでくれていた記憶があります。(^_^;)
番組で彼女にあげた数々のトロフィー、今でも持っててくれてるのかなあ…
(なぜかサッカーとは全く関係ないスポーツ用のトロフィー。スキーとか、テニスとか

ぜひ、Jヴィレッジで培った力を世界に見せつけてほしい
がんばれ、マルカリ、サメちゃん、なでしこJAPAN!!!


一生懸命の力。

電気も水も使える状況で、通常勤務にも戻りつつある…しびれブログ管理者です。
少なくとも自分も関わってきた土地が、あんな状況になっているのに
私は普通の生活を送っていていいんだろうか、今の仕事を続けていいんだろうか、
仕事が中断して自宅待機だった数日間、部屋にこもってひたすら考えました。
でも、何もできない私がボランティアに行っても足手まといだな…とか
だったら何か役に立てる資格を取る勉強を始めようか…とか。
もやもや考えているうちに通常勤務になり、地震前と同じ生活に戻りつつあります。
変わった事と言えば、牛乳が売っていないこと。
トイレットパーパーもいまだに売っていません。

電気が使える事、水が使える事、電車に乗れる事、心の底から笑える事…
当たり前だった毎日がいかに幸せなことだったのかと痛感しています。
テレビが不安を煽る道具でしか無くなっているように感じ、強い嫌悪感を感じた事もありました。
でも、テレビは人々の不安を和らげたり、
現実を忘れられる瞬間を届ける事も可能なはずのメディアです。
震災番組だらけだったテレビに、バラエティが戻ってきて
これで少しは気持ちが平穏に戻るだろうかと思いきや、逆撫でするような番組も。
報道の仕方も通常番組に戻すのも…その配慮は局によって違うなぁとしみじみ感じました。

また「被災者の方に勇気を与えたい」とテレビの中の人がよく言ってるけど、
勇気を与えるってどういうこと?と密かに思っていました。
そんな中で「あ、こういうことか!」と思ったのは、スポーツです。
サッカーにも、高校野球にも、確かにそういう力がある。
きっと「一生懸命な姿」というものが、人に勇気や希望を与えるんですね。

私は個人的に「金八先生」にも励まされました。
最終回の放送にあたって、夕方に第1シリーズを再放送していましたが
これはすごく面白かったです。
金八先生といえば、一生懸命さが暑苦しいイメージだったんですが
第1シリーズは良かったですね。久しぶりに「人間くさい」人を見たというか…
深刻な問題や刑事事件に立ち向かう、ドラマ性の強い後期よりもずっと好感が持てました。
心が重くならないし、なにより金八先生の一生懸命さが爽やか!
ま、先日の最終回についてはノーコメントとして…(汗)。

私は、まだバラエティ番組を見る気分にはなれません。
サンドウィッチマンさんたちも言っていたようですが
不安が解消する見通しも立たないうちから「お笑いで人々を元気にする」ことは無理だと思います。
かといって、芸能人が何かに挑戦して勇気づける、なんて番組があっても
所詮は番組企画ですからね。その努力や電力を違う事に使ってほしいくらいで。
でもやっぱり、テレビにはバラエティも必要…。
今後のテレビ番組の作り方は大きく変わってくると思います。

そういえば、はるな愛さんが福島の避難所で炊き出しをしたというニュースは感動しました!
番組の企画でも売名行為でもなく、自分の意志でやったこと。
芸能人でありながら普段着に薄化粧で自ら料理をして被災者に配っている姿は
本当にありがたい、嬉しい光景でした。
江頭2:50さんも自らトラックを運転して、いわきに物資を届けに行ったと言われています。
風評被害で報道や業者すら足を踏み入れなくなってきている福島では
どれほど避難している方々の励みになったか、心強かったか、有り難かったか…と思います。
他にも、公になっていなくても行動に出ている芸能人はたくさんいらっしゃるようです。
こういうことでテレビには映らない真の人間性がわかりますね。。

自分が言いたい事、感じている事をうまくまとめられませんが…
人を励まし、心を明るくする仕事とは、番組とはどういうものなのか、
福島県で放送していた番組のブログに書くべき事はどういうことなのか…
日々、深く考えさせられています。


明けない夜は無い!

3月11日 午後2時45分頃。
私は出勤途中で東京の地下鉄を乗り換えるところでした。
足元がふらついてまっすぐに歩けない感覚があり、
電車の中で寝すぎたかな? 寝ぼけてるのかな…? と思っていました。
ホームには、停車している電車とケータイを確認する人々。
みんな何が起こっているかわからない…といった表情。
そのとき、地面が大きく揺れました。
慌てて電車から降りる人。立ち上がったり座ったりする人。
ホームから見ても車両はグラグラと揺れていました。
思わずしゃがみ込んで呆然としていると
「只今、関東地方で大きな地震がありました。
 この駅は大丈夫です。そのままお待ちください。この駅は大丈夫です。」
何度も呼びかけ、走り回る駅員さん。
『この駅は大丈夫です』 その言葉を信じよう。
誰か1人でも慌てるそぶりを見せたら一気にパニックになる…
そのホームに居合わせた人たちが、その空気を読み取って冷静にしている、、
見知らぬ人たちが協力し合っているような、不思議な感覚でした。

しばらく待っても電車は動かず、近くの公園に避難するようアナウンスがありました。
とりあえず親に「私は無事だよ」と伝えなくちゃ…と思いながら地上に出ると
平日のオフィス街はビルから出て避難している人々でごったがえし。
異様な雰囲気の中、徒歩で会社に向かう間も電話は全くつながらず…
それでも、ツイッターの情報で東北に大きな被害が出ている事を知り、
職場に到着して、改めてテレビで凄まじい光景を目の当たりにしました。

 東北は、こんなことになっているの!?

私の実家は岩手県盛岡市にあり、姉の家族は宮城県北部に住んでいます。
母にも姉にも友達にも連絡がつかず、
第二の故郷、福島県も大変な事になっている…
いろんな人にメールを送っても全く返事が来ません。
とても仕事する気にはなれないかも…と思っていたら、その日の仕事は中止に。
しかし、電車が止まった東京は帰る手段が無く
余震で何度も揺れる古いビルの6階で、ツイッターとテレビを見ていました。
状況が明らかになるにつれ、不安は募るばかり。
その日は結局、誰にも連絡がつかないままでした。
翌日、ツイッター情報で被災地にはこちらから連絡しない方がいいことを知り、
とりあえずどちらも内陸だし、大きな崩壊などの報道もされていないので
きっと大丈夫だと信じて、連絡がくるのを待つ事にしました。

お昼頃、姉から「大丈夫です」というメールが届き、ひと安心。
その直後には母から電話が。
停電になり、ケータイの充電に限りがある中で何度もこちらにかけていたそうです。
母の声は涙声でした。
1年前に父が亡くなったので、今は盛岡の家に1人で住んでいる母。
明かりも無く、頻繁な余震で揺れる夜はどんなにか不安だったと思いますが
母は「ネコやイヌの方が怖がって、うっとおしかった」と言っていました。
電気は止まってるけどガスは使えるからカレーを作ろうかな、とか
弱音を吐かず、そんなことばかり言うので私も少し元気が出ました。
その後、中学時代の友達がわざわざ私の家まで母の様子を見に行ってくれたり
大学時代の友達からメールが来たり… 本当に励まされました。

身内の安否がわかっても、テレビで目にする震災の様子は本当に恐ろしくて…
辛いけれど、目をそらす事のできない現実。
岩手の沿岸には何度か海水浴に行ったし、仙台市に住んでいた事もある。
福島県は特に、仕事関係でたくさんの市町村を目にしています。
私は主に編集の立場だったので、実際に行く機会はあまりありませんでしたが
それでも番組に関わって「ここ、行ってみたいなぁ」と思っていたところもたくさんあります。
福島の、どの市町村にもデンクラを応援してくれた人がいます。
そう思うと… 本当に直視しがたい、辛すぎる現実です。

また、ローカル局のスタッフは、自分たちも被災者でありながら
24時間ほとんど休みもせずに働いています。
早朝に出発し、何時間も車を運転して、日が暮れるまで撮影し、夜遅く帰り着いて、
家に帰るか会社で仮眠をとって、また朝に集合。
散らかった自分の部屋を片付ける時間もないまま、断水でお風呂にも入れないまま、
ずーっと働き続けている人もいます。
取材で行ったことのある場所が、変わり果てている。
その現実を目の当たりにする衝撃は計り知れないものがあります…
日本中、いや世界中の人々と同じく
原発についてのいろんな憶測や不安を感じながらも、粛々と仕事を遂行しています。
知っている人も、他局の人も。地元を報道する方々の心と身体が心配です…

1日も早く、世の中が元の生活に戻れますように。
またデンクラみたいな番組を放送できる県に戻りますように。。。

今、私にできることは何か?と、この数日間ずっと考えていましたが
このブログを更新する事と、ふぐツイッターで必要な情報を公式リツイートすること、
あとは、当たり前ですが「節電」と「無駄な買い物をしない」ことを実行しています。
一人一人の心がけが少しずつでも変われば、それは大きな力になる。
「ヤシマ作戦」の効果や、誰も文句を言わず並んでいる電車の列など
そんなことができるんだ…と、感動することもたくさんあります。
日本が、世界が、一致団結して東北を応援しています。

東北に生まれて良かった!
今、とても誇りに思っています。
明けない夜はありません。
今を生きている私たちで、この試練を乗り越えましょう!


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