山梨歴史・観光tokidoki通信

山梨の歴史観光の出来事を伝えます

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 最近、時間があると、北杜市内の森林(民有林・県有林)の状況調査に出かける。

 これは人家のそばに出没して、

 農業や林業に大きな被害が出ているからである。

 調査は続行中であるが、

 その範囲と深刻さは甚大で、

 林政の枠を超えて、

 全面的な施策をもって対処しないとならない時期に来ている。

 鹿や猿への対策は電気柵設置では、

 行き届かない状況であり、

 この電気柵が、彼らの「安全地域の確保」

 にもつながっていることは皮肉である。

 鹿も同じ樹種を食するのではなく、

 その地域に於いて、

 特徴的に現れている。

 特に彼らの標的になるのは

 手入れの行き届いた桧の植林樹皮

 百日紅(さるすべり)の樹皮

 樅(モミ)の樹皮

 などあり、
 
 雑木などは、剥がれたところから

 枯れて倒れる木が増えていて

 小淵沢や白州の鳥原から上教来石(かみきょうらいし)

 の山地の被害は甚大であり、

 イノシシの被害も確認でき

 早急な対策が望まれる。

<追記>

 10・11・12

 の写真は、桧の35年育ったもので

 鹿に表皮を剥がされ、

 甘皮を食されたもので、

 剥がれた所から、

 腐れや変色が始まり

 将来にわたって、

 製材品とはならない。

 従って食されたときに

 伐採して使用することが望ましい。

危険木の処理

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 <日本列島危険樹木がいっぱい>

 今回の台風のでも、風倒木の被害が報道されています。これは他人事ではなく、身近に潜んでいる、

 もっとも危険な事故につながる問題です。

 私の家にも、

 こうした樹木の撤去や処分以来が殺到しています。

 しかしその数の多さは天文学的数字であり、これは年々増加の一途たどっています。

 北杜市でも、予算措置を講じて、

 赤松虫害処理や道路周辺危険木の撤去をしていますが、

 それはほんの一部です。

 最近では、赤松も虫害倒木だけでなく、

 蔓(つる)による「絞め枯れ死」

 蔦(つた)による「覆い窒息枯れ死」

 地下水や表層水の「流露変化枯れ死」

 「管理放棄枯れ死」

 「電気柵設置により、育林放棄枯れ死」

 「鹿害枯れ死」

 「イノシシ根堀枯れ死」

 「酸性雨枯れ死」

 「道路工事枯れ死」

 「皆伐採周囲枯れ死」

 「土地造成環境変化枯れ死」

 など、名前の付け方はともかく

 多くの樹木が枯れ死倒壊しています。

 さあ、

 「危険な蔓(つる)虫害枯れ死」の処理です。

 処理にはこんな服装で行ってはいけません。

 安全基準と安全作業を励行してください。

 作業は写真で。

◎山地内の七地蔵(むかしここには墓所があった)

 と、
 伐採する木への感謝と慈しみの供養(酒と塩)

1)周囲の整理
2)周囲の危険倒壊木の処理
3)蔓や蔦の除去
4)倒す位置の確認
5)周囲に人がいないか安全確認と「立ち入り禁止」の看板設置
6)木を引っ張る「チルホール」の設置
7)チエンソーで受け口(倒れやすくする)を入れる。
8)チルホールで倒れていた木を垂直まで引っ張る。
9)作業確認をして、チエンソーで切断作業。
10)枝落ちなどの危険を確認除去
11)倒して木の枝を落とす。
12)数日後には山地から撤去
13)有効活用へ
14)費用は実費

山梨の観光と行政

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 <井上靖と風林火山>
 関連ホームページ
 ■ http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-tbtop&p=%a4%a4%b0%e6%be%e5%cc%f7%a1%a1%c9%f7%ce%d3%b2%d0%bb%b3

 風林火山の最初は信玄ではない(参考ホームページ)
 ■http://search.live.com/results.aspx?mkt=ja-jp&FORM=TOOLBR&q=%E9%A2%A8%E6%9E%97%E7%81%AB%E5%B1%B1+%E5%8C%97%E7%95%A0&FORM=TOOLBR


<写真は山梨県北杜市内の倒壊危険樹木の情報です。画像のような樹木には近づかないでください>


昔と違って、現在は観光やイベントに積極的に取り組んでいる県や市町村が目立つが、一方ではその運営管理に、好ましくない報道も為されている。

 特に平成18年から19年にかけての、HNKテレビ大河ドラマ「風林火山」への行政の積極的な取り組みは「山本勘助狂騒曲」といってよいほどの、異常ともいえる取り組みを行った。

 結果、観光客は増えたが、しかしその内訳を分析してみると、県立や市立施設に入場者が集中して、周囲や本来の観光地は思ったような集客ができずに、閑散とした箇所も出てきた。一箇所に集めれば周囲に人は行かない。こんな簡単な計算が不足していた。

 今回の「風林火山」は、原作者の井上靖生誕100年を記念して制作との、NHK責任者の講演で聞いたが、山梨県や一部の市観光は、率先してNHKの撮影や収録に奔走し、大型の施設を急遽建設して、テレビ放映同時観光を展開、民話にもならない個人的伝承を、歴史作家と報道の後押しで、「史実」に昇格させる愚かな行為を繰り返している。
 度重なるイベントとNHK放映の影響で地域の歴史はズタズタに引き裂かれてしまったのである。

 現在、言葉は悪いが「性懲りもなく」次の展開をしている。

 どこも財政は逼迫していて、相当の絞込みが求められているが、馬耳東風の感さえする取り組みも見られた。

 山梨県の観光と何なのか。それは多くの森林とそれを取り巻く自然環境である。
 最近崩壊がすすみむ、こうした資源を守り育て、
 県内にある賭けがいない施設や神社仏閣と人的資源を生かす努力をするべきと考える。

 県の博物館や観光施設も、集客策に、武田信玄・山本勘助それにNHKの大河ドラマ館を設置して、一時の観光の目玉にした。

 これは長野県八幡原でも、昨年「功名が辻」でNHK観光を実施した、掛川城でも二番煎じ「山本勘助展」を展開している。

 こうなると観光行政も本末転倒であり、何のための観光か、長期的な見通しなどまったくない、場当たり観光といっても過言ではない。

 多くの人が勘違いされているが、「風林火山」の旗など武田信玄は用いていない。長い漢文の旗は戦場に棚引いていたかも知れないが、

 「風林火山」は井上靖の小説「風林火山」から生まれたものである。
 それをあたかも、武田信玄が作った言葉で、しかも中国の「孫子の兵法」のものは、もう少し文が長い。(別記)

 井上靖はその手記の中で、

 風林火山の命名
 新国劇と風林火山
 映画と風林火山
 風林火山の主人公、山本勘助への思い入れ

 など興味深い話が満載されている。

 本来なら、こうした井上文学の紹介や生き様などを中心にしてこそ、
 井上靖生誕100年を期に、多くの井上文学に触れたり、浸るよい機会なのに、
 NHKも地方も違った方向で融合してしまった。

 
 行政もHNKも「風林火山」のボタンを完全に掛け違え、
 歴史検証のないままに、地方の行政とタイアップして、
 方向性の少ない井上文学からかけ離れたドラマ展開。

 「井上文学とテレビドラマ」を期待していた方々も多かったに違いない。

 しかも井上靖命名の「風林火山」の旗は、至る所に設置され、交通の妨げになっている。しかもその名づけ親が「武田信玄」と信じ込んでの設置である。
 そしてなびく旗にいざなわれて、観光ツアーバスは、一直線に施設に直行して、客は一部の観光品を漁り買い求めて帰途に着く。

 県内の武田信玄ゆかりの地など閑古鳥とカラスの集散地となっている。
 筆者もたとえば、武田家と最も近い関係にある「窪八幡神社」など、壁面の絵画など色あせて、たまに子犬を連れ、散歩する人が通るくらいである。
 
 山本勘助や武田信玄関係の本も一般書店から、歴代知事の著書と一緒に「ブックオフ」の、100円コーナーに目立ち始めた。

 もったいない。もったいない。数多くある山梨県の観光地の一年の収益は如何に。

 「何でも間でも行政」の時代は終わった。
 行政も民間も、自らが何を考え、何をすべきかをじっくり考える時期に来ている。

 これまでの反省のないままに、展開される山梨県行政観光の、
 
 次のターゲットは

 <山梨県のシンボル野生鹿肉を加工して、レストランへ>

 「山本勘助」の二の舞にならないように願いたい。

 また少ない予算で最高の効果を求める観光は、山梨県には潜んでいる。


 


 

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