山梨歴史・観光tokidoki通信

山梨の歴史観光の出来事を伝えます

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 山梨県を代表する赤松の名木「舞鶴の松」が
 終焉を迎えた。

 多くの人に惜しまれながら。
 天命を全うしたのか、
 それとも人為的な行為が影響しているか。 
 
 検証を加えてみたい。

1)自然死
 これもうなづけるところがある。
 樹齢450年とも500年とも
 いわれる樹齢は赤松としては長寿である。
 従って自然死としても遜色はない。

2)赤松虫害(マツノマダラカミキリムシが媒体する「線虫による」)枯れ死。
 これが私の調査では確実のところである。
 ただ新聞発表より、一年前くらいから、その兆候はあった。
 南側からみて、左側の中間くらいの処の枝が最初に赤くなった。
 これ以後1〜2週間に一度は通い続けた。

3)人為的
 これも大きな影響があった。
 補助金垂れ流し時代には、こうした天然記念物観光が横行し
 周囲の整備が頻繁に行われた。
 観光立県山梨である。「蛍の里」をつくり蛍を失い、
 自然公園と称したセーヌ川畔のような公園が林立した。

 舞鶴の松の周囲も、整備が行われ、観光客も増加し、
 安心し見学できる環境を整えた。
 一部整備の段階で、北側前面の庭園の下部に一部コンクリート
 が使用され、根回りへの影響も懸念された。

4)環境の悪化(マダラカミキリムシー線虫)

 この赤松がある、中山は十数年前から、マダラカミキリ虫による
 被害が続出し、現在北杜市の中でも、その進行が急速である。
 この被害は「舞鶴の松」周辺にも及んで、特に前面の大武川両岸
 の大量の虫害発生も大きな影響があった。
 最近は、駆除や予防も、山梨県ではほとんど行われていない。
 一部実施されているが、それは虫害財の千分万分の一である。
 従って、今後は無限大に広がり、深刻な森林将来が予想される。

5)根からの腐れの拡大

 この赤松は、すでに根元から腐れがあり、中心部の腐れが進行していて
 相当の資金をかけて、腐れ拡大防止の手当てを施してある。
 この部分が、地下の水分過剰とも影響仕合って、今回の枯れ死への
 影響も考えられる。


 今度伐採して見れば、枯れ死の原因が明確になると思われるが、

 天然記念物を観光の目玉に吸えたり、観光のための環境整備は
 相当の知識と認識が、求められる。

 北杜市には、

 遠照寺の 鶴亀松
 神田の桜
 山高の神代桜
 無名の大桜3本
 横手の駒の松
 白州石尊神社の赤松
 白州幻の赤松
 小淵沢の笹尾の塁の赤松
 明野の一本松
 石船神社の境内の赤松
 須玉に石上の一本松
 大桧・大杉・大栂・白州美林
 
 などなど、多数の名木や記念木それに巨木がある。

 最近では、笹尾の塁など、無闇の開発行為が認められ、
 施設優先のために、赤松の根元部分が削られ、
 数年後には、構造物で腐り崩落の危険のある物見橋(?)が、
 設置されている。

 またすでに建設されているものは傾斜や腐食が進んでいて
 見苦しい。
 
 歴史的な史跡を、観光目的に活用する認識不足がもたらす、
 悲劇である。
 しかもそのほとんどが補助金導入である。
 施設が崩壊しても、即座に撤去といかない。
 無残な姿をさらし続けることになる。

 観光とは何かを問い直すきっかけにしないと、
 第二第三の「舞鶴の松」が生まれることになる。
 

  またこうした林業にかかわることも
 縦割り行政の管轄は
 教育委員会の担当になる。
 この部署で、こうした問題に明るい人は少ない。
 したがってフットワークも悪い。

 今後は部署や所属を離れた取り組みが
 求められる。

 せめて
 
 林政・観光・そして所轄くらいの取り組みが
 考えられる。

 また記念物の周囲を
 いじらないことも
 保存の大切な行為と考えられる。
 


 

 
 


 
  
 

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 この問題は奥が深い。

 私がこの松にあったのは小学校一年生の遠足であった。
 その後、50数年、必ず一年に一回は見に行った。
 あるときは

 心を洗われ
 励まされ
 勇気付けられてきた
 住職の杉浦先生も、
 高校の国語の先生で
 恩師である。

 この舞鶴松はここ20年くらい
 取材を続け、
 影ながら保存に心がけ
 行政とも話し合ったことがある。

 新聞記事では、
 急に赤松虫害に
 かかったような感じの記事になっているが
 この問題は、ずっと以前から
 進行していた。

<以後の記事 編集中>

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