山梨歴史・観光tokidoki通信

山梨の歴史観光の出来事を伝えます

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 NHK大河ドラマのおかげで、山本勘助の歴史が全国各地にいっぱい生まれた。
 
 ありがたいことだか、迷惑なことだか知らないが、官民一体となっての「間助狂騒曲」の大合唱も、ようやく終焉を迎えようとしている。

 行政の取り組みも異常で、何万人集客したなどの泡沫観光を嘯いている。財政逼迫の地方行政にとって、天下のNHKのテレビ放映は「金印観光歴史卵」であり、もろ手を挙げて率先垂範して、無条件降伏の様相を示した。

 さて今回は、今だから言及して尾かなければ、後世の山梨県の歴史に与える影響が大きいことから、あえて取り上げた。

 NHKテレビ放映とともに、多くの武田信玄や山本勘助の刊行物も店頭を賑わしたが、現在は私の愛する「ブックオフ」の店頭にも開かれていない著作物が目立ってきた。

 ある書など行政関係の施設でうずたかく「大安売り」をしている。

 山梨県や長野県を覆う「風林火山群旗」のおかげで、その作者井上靖の小説も復刻されている。と考えている山梨県人は少ない。

 山梨県は井上靖の生誕100年を記念して製作した「風林火山」の思いがけない展開に、地方行政とタイアップして、ある市に、まったく史実や信玄に関係ない「風林火山館」をNHKのテレビスタジオ用に提供、観光ツアーの客を集めている。

 こうしたことを個人の資金でする分にはかまわないが、税金をつかってとなると、考えされることである。山梨県には無駄で必要でない、施設や建物が満杯でも、今後も類した計画があると聞く。

 行政観光の視野の取り組みは、多くの民間施設や民間観光には、多大な悪影響を与えている。税金納入者にこそ、光と潤いを与える施策こそ、行政の心がけることである。

 NHKも突き放すことなく、「信玄や勘助」を永遠に放映してやってください。
 こうした行政の筆法に嫌気を示す視聴者は受信料の不払いにもつながる。

 さてこの山梨県大イベントの影で、粛々と「新たな歴史」が創作されている。

 さて本題。

 まったく史実のない山梨県の「勘助伝説」をこともあろうに、山梨県を代表する歴史家
により、創作され、それを行政も取り入れて、数年後には「山梨の歴史」となる可能性もあるので、(すでに一般にはそう信じらている)あえて苦言を呈したい。

 本来なら歴史家の中からも声があがりそうであるが、仲間意識が強いこの世界では、誰ももう言わない化石となっている。

 もしうっかり口を滑らすと、切捨て御免となり、その世界から消えていく運命にある。

 史実と資料を探求して止まないはずの歴史家が自らの手で、歴史創作に加担する行為は「私のいうことは間違いない」の驕りさえ感じられる。


 要点は、

1)山本勘助の管理運営していた土地(知行地)など山梨には無い。

2)県内の北杜市の某家にある「勘助屋敷墓」は個人伝承で史実とは無関係で、これこそ  歴史大家の思い上がった押し付け無理強い創作歴史。

3)その他の勘助歴史も、地域の創作民話・伝説から生まれたものである。


<掲載写真は、勘助屋敷墓のある、北杜市「高根町誌」の「山本勘助」関連の記事であり、これから展開する「勘助屋敷墓」には慎重な態度を保っていて、この見解が歴史家の当たり前の論である>


 <関連ホームページ>
 
 ◎http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-yjmsg&p=%b4%aa%bd%f5%b2%b0%c9%df%ca%e8


 ◎http://www.pairhat.jp/satoaruki/2006-7/kansuke1.htm

 ◎http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto_wdm/html/sight-sec/59690776730.html


 <こうして、約一年で、何の証拠もない「山本勘助屋敷墓」は歴史の一ページを飾ることになる。

 のか。

 イベント観光からは歴史は生まれない。歴史は史実の積み重ねであることを再確認したい。>

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