日本の再生と国際化を考える

英才教育、日本語の国際語化、数値の3桁読み、度量衡改革、漢字仕様電脳、やる事は多い。

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 地震・停電が日本再生に対し教えるもの
 
 地震が津波を起こし、更に原発事故を起こし、経済破綻寸前の日本に対し未曾有の損害を起こした。まあ、ここまでは、仕方がないとしよう。ここで、降って湧いたのが電力不足。これに対し、最初は、輪番停電(計画停電)で対処しようとした。
 仕方がない。皆んなそう思ったが、2、3日すると、電力不足は、深刻な事態を引き起こすことが分かった。工場生産が計画通りできないばかりでなく、電車や信号が止まれば交通は混乱し、また、日常生活にも深刻な影響を与える。計画停電に対する不満が一斉に上がった。
 政府は訴えた。皆さん、電気を節約してください。大規模停電防止の為には、最大限の節電は仕方がなかった。もう、冗談や不満を漏らしている時ではない。計画を作ることにより生活がよくなっていく計画停電じゃない、皆んなが輪番で我慢する停電じゃないか。1週間ほどで、節電の効果が上がり、計画停電が回避できるところまできた。
 これから夏にかけ、電気使用が多くなれば、事の道理からして、国民は、更に大きな節電をしないと大規模停電の恐れが大きい。そこで、政府は、夏場に掛けて、大工場では25%の節電、その他の所では15〜20%の節電を強制的に迫ってきた。この難題は、どうしたら達成できるか。
 
 
1、国民は、呼び掛けに応えるか
 地震直後の節電は、政府の必死の呼びかけにより何とか達成された。夏までは、この体制で行けそうだが、夏が来たらどうなるか。国民は、再び我慢して節電するだろうか。
 深刻さが喉元を過ぎれば、もうその深刻さを忘れてしまう。これは、人間の心理。たぶん、私は、元へ戻った生活を国民は不便に戻すことには賛成しないと思う。あの原発事故のあの対処のまずさが、その事を教えてくれる。
 
 
2、何かいい対策はないか、ある
 人は、耳のそばでいくらガナリ立てられても、うるさい、でおしまい。だが、そんなことをしなくても、人の心理を利用する簡単に節電効果が上げられる。節電しないと、被害を及ぶような制度を創ればいい。
 どうするのだ。消費電力の単価を使用量が多ければ多いほど高くなるようにすればいい。つまり、料金逓増制度を実施すればいい。
 例えば、パチンコ屋やコンビニは、夜でも昼間のように明るく、遠くからそれらの店がそこにある事が分かる。誰が見ても電気の無駄遣いだ。これを止めさせるには、どうしたらいいか。いくら電気を使っても単価が上がらず、昼と同じように明るくすれば売上げが上がるようなら、自店の儲け確保のために節電なんかするはずがない。それを、電力料金が使えば使うほど単価が高くなるようにすれば、あのように明るくするのがばかばかしくなるだろう。その心理を利用すれば、彼らは、無駄な電力を使用しなくなるはずだ。
 
 つまり、家庭に対しても、自発的に節電を仕向けるようにしたらいい。例えば、1ヶ月の使用量100kwまでは単価を1キロ20円にし、200キロなら25円、500キロまでなら30円、2000キロまでなら35円、5000キロまでなら40円、10000キロまでなら50円、それ以上は100円くらいに設定すればいい。ちなみに、現行単価は、使用量による変化は少なく25円ほどだ。
 そして、それをテレビで宣伝すればよい。単価が2倍から4倍に上がるのなら、通常の神経なら当然節電に努めるはずだ。私は、15年前から、限りある資源無駄を大事に使うためには、電気の単価を上げるべきだと主張してきた。そのことは、「21世紀を細く長く活きるために」の中に書いた。
 
 
3、思い出してみよう、50年前の電気事情
 こんなに単価を上げてもいいのか。人の善意に訴える方法が功を奏しなければ、この程度の措置は仕方がない。
 
 そこで、思い出す。50年前の電気事情。我が家では、電気ストーブというものを使ったことがない。電気が使えればどんなに便利だと思いながらでも、電気料金の高さに目をむいていたからだ。火鉢に炭火だった。一般人は、暖房などという我慢して我慢できないことに金を使う余裕はなかったのだ。
 今、裕福層の収入は上がっているに、中・下層国民がどんどん広がっている。200万円以下の国民は、ざっと1千万人増えたばかりか、正規社員の年収も平均で100万円も下がっているのだ。この社会状況なら、もう我慢しかない。節電が進むというより、下層国民には電気が使えない時代が来そうだ。電気の逓増制を導入すれば、20%の節電は達成されるはずだ。
 そればかりではない。増益は、地震復興資金に充てられる。
 
3、日本の再生は、国債発行を止め日本破産防止から始まる
 今次の輪番停電(計画停電)は、有無を言わさぬ大規模停電回避について大きな教訓を教えてくれた。
 資金需要は、少し使いすぎたから、これからは、もう少し節約してくれということでも何とかなる。だが、電気の使いすぎは、こうは行かない。ある水準を超えれば、一瞬にして、その地域の電力供給組織が一瞬にして破壊されてしまうのだ。先にニューヨークで起きた。何かの不具合で大規模停電が起き、何もかも即時に停電、そして、地下鉄の停止は、大混乱を起こした。
 大規模停電は、こういう調子にして起きる。これが東京で起きればどうなるか。想像するだけでも恐ろしい。
 
 日本の国債発行残高は、刻一刻ふくれあがる。だが、まだ借りられる、まだ借りられるで、もう間もなく1千兆円、この1千兆円を超えれば、もう日本破綻は目前だ。つまり、銀行の国債引受ができなくなれば、日本が一瞬にして崩壊するのだ。
 もう少し詳しく言えば、国が国債を発行し、銀行は、これを国民から預かった預金を原資として、これで国債を買う。しかし、国民の貯金が底をつけば、国は、銀行に国債を買ってくれと言ってもない袖は振れないのだ。そうすると、国債の振出価格は、一瞬にして暴落する。この時、国家の破壊が起きるのだ。
 
 この国債暴落をどうしても止めないと、日本は破産する。こちらは、大規模停電より影響は大きいのは当然のこと。だが、政治家の中に、その事を真剣に捉えている者は少ない。衆愚政治でもって、日本は、迫り来る日本の危機が回避できない事になっているからだ。
 今次の原子力発電所の事故後の対応のまずさは、目を覆うばかりで、このままでは、日本破産の悲劇はプログラムに乗ってきた。この事に気づかねばならない。
 
 
4、欧州では、ポルトガルが財政破綻した
 欧州に最初に財政破綻が起きたのはイタリア。衆愚政治のなせる業だった。政治に誰も責任をとらず、マフィアが国を仕切るようになった。だが、どうしようもなかった。裁判官は、殺害を恐れて、まともな裁判ができなくなった。
 イタリアは、EU貨幣・ユーロを導入するかどうか。欧州経済に歩調を合わせなければ世界から遅れる。仕方がない、導入しよう。1990年からのイタリアは、国家予算を半分にまで圧縮せざるを得ない所まで追込まれた。日本で言えば、50兆円の財政圧縮だった。やれば、出来る。数年で財政再建し、こうしてイタリアは、統一通貨ユーロを取入れたのだった。
 
 欧州では、次は、ギリシアで財政破綻が起きた。財政破綻が起きることが見えていても、公務員改革が全然進まず、財政が破綻してしまうのだ。橋元以前の大阪府の財政破綻と瓜二つの破綻だった。
 そして、その次は、ポルトガルだった。まだ、1週間と経たない(2011,4)。すべて、衆愚政治のなせる業だった。そして、この衆愚政治からの脱出は、外国からの財政介入だった。
 
 今こそ、日本も外国の経験を他山の石として、衆愚政治を止めるべき時がきた。
 

閉じる コメント(2)

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うちの近くのスーパーは、自主的に電気暗くしています。
駅も、ホームにエスカレータが二機あれば、一機は使用停止に
してたりします。

電気料金使えば使うほど、単価が高くなるって、いいアイディア
だと思います。

2011/5/7(土) 午後 2:08 [ yositune ]

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義経さん、

いい考えでしょう。
私は、この考えを15年以上前から主張しています。
「21世紀を細く長くいきるために」
の中に書きました。

いや、腹の立つことに、出版社は私から100万円以上の金を取り、一冊も売らずに、それを全て紙くずとして処理しました。
売れなかったと思っていたら、15年以上経った今、アマゾンで古本として売られていました。
出版社が、このように著者から金を取るだけで後は何もしないのでは、怒り心頭。だけどどうしようもありません。

2011/5/7(土) 午後 10:26 [ 出野行男 ]


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