|
中国、粉ミルクの薬物汚染について
先日、日本で、中国・河北省・石家庄の三鹿集団の粉ミルクに、樹脂原料メラミンが大量に混入されたと事件が報道されるや、
今、中国では、粉ミルクのことで話題が一杯です。
私は、知合いの若い奥さんに電話してみました。彼女には、2才になったばかりの子供がいます。いや、もう、びっくり。それにしても、三鹿ミルクは安くて、何回も手が出そうだったが、あまりも安くて、手を出さなかった。自分は、外国産(最高値とまでは行かない、下)で良かった、と言うのです。
価格は、
三鹿が一缶18元(300円)、
高いのは段々あり、最高は60元(950円)近いそうです。
(缶の大きさは日本とほぼ同じ。400グラムと言いましたが、未確認です)
誰が考えたって、こんな差ができる訳がない。原料は牛の乳だ。怪しいから買わない。だが、背に腹は代えられない人、政府のお墨付きのような物があったからです。
三鹿の話が出ると、
他の食品会社もメラミンが入っている事が分かりました。
ここで、中国は大混乱に陥ったのです。
母乳でない人は、もうほとんどの人がどこかの粉ミルクを使っていました。日本と同じで、少しでも早く、大きくなれ、大きくなれ、同じ気持ちです。とも働きの増えた中国、安くて品質(見せ掛けの高蛋白)の良い物があるとなると、粗悪品どころか混ぜ物い粉ミルクが次第に根を張る風土がありました。
三鹿ミルクは、10年位前からあったのではないか、と言います。とにかく、彼女は、最近ミルクが必要になっただけで余り詳しいことは知れません。だが、とにかく、三鹿は有名だったと言います。
10年間、害をまき散らして、やっと表沙汰になった、
こんな事が許されるのでしょうか。政府が情報を握りつぶしていると、こんな事が当たり前のようにして起こるのです。
注。中国だけではありません。日本だって一緒です。日本は、食品のような物は比較的厳格ですが、工業製品、防衛情報、主権関連事項などは、米国で公表されても、まだそんなことはないと強弁しています。私たちは、国家の重大な情報にはもっと敏感にならなければなりません。
補足。牛乳にメラミンを加えると、牛乳の一種独特の臭いが消える
と言うことについて。
これは、確かにその通りだと思います。牛乳には、汗の成分の乳酸のような少し嫌な臭いがします。
この酸性物質は、
アルカリ物質(例えば、メラミン)を加えると、
凝集(造塩)し沈殿します。
水系から除外されるので臭いがなくなるのです。
この性質が、全面の出たのがメラミンが腎臓で沈殿蓄積されることになったのです。詳しくは、私の前のブログを見て下さい。
牛乳にメラミンを加えると、
臭いが取れた上に
蛋白成分が上がる(分析の手抜き)。つまり、高級感が出るのです。
この事は、業者の間ではよく知られていたようです。
消費者も、乳の臭いがせず品位が高い。これに騙されたようです。
こんな事は、政府が本当は真っ先に取締まらねばならなかったのに、たぶん、政府が真っ先に立ってミラミン投入を認めてきたのです。それどころか、嫌な臭いがしなければ、改良品になるのです。情報を制限すると、こういう事は当たり前になります。昆明の中学女子強姦事件(2008)、上海の警察署襲撃事件(2008)は、通常良くある事件でしが、これが予想に反して爆発してしまいました(余談)。
今、中国では、子供を持つ母親は、気が動転しています。まず、その事を皆さんのお伝えします。
|