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心配された事実が起きた、中国漁船の領海侵犯
9月8日、中国漁船が尖閣諸島付近の領海を侵犯したということで、日本の海上保安庁に逮捕された。それを受けて、中国国民が在北京日本大使館に大挙してデモをかけてきた。この事件は、日本側に行きすぎがあったのか。考えてみよう。
事件の背景。今夏以来、尖閣諸島付近では、中国漁船が1日に70隻、多い日には270隻も違法操業してきたという(読売新聞)。海上保安庁は、蜘蛛の子を追い払うように追い払っていたが、ついに今次の事件に相成った。
この漁船は、追尾される時、単に逃げるだけでなく、ジグザグに逃げ、巡視艇に当て逃げしたという。こんなやり方をすれば、国際的には、巡視艇に発砲されても仕方のない所だ。
それが北京ではどうなっているか。「我が国」の領海内で、日本巡視艇が漁船に非常に危ない方法でぶつかってきて、我が漁船を逮捕していった、と。
それは、事実か。日本巡視艇は、装備も大きさも遙かに大きい船なのに、なりふり構わず逃げ回る1隻の漁船を捕まえるのに3時間もかかっている。人道的配慮から、発砲しなかったからこういうことになったのだった。
1、そもそも、尖閣諸島は、中国の固有の領土か。
1970年までは、中国は、日本に対して、自国領土の主張をしたことはない。その頃、東シナ海で有望なガス田が発見されるや、自国領土を主張し始めた。それ以前の中国の地図には、尖閣は、はっきり日本領土になっていたが、以降急遽、それを改めて、中国国民に尖閣は自国領土だとの教育を始めた。
2、中国近海は、全て中国領海だと教育
漁船員を初めとして、尖閣に、日中間で争いが起きたとは教育していない。学生に聞いてみると、中国政府発行の地図に疑問を持つ者は一人もいない。もし、こんな状態で、尖閣が日本に実行支配されているという自体を知ったらどうなるか。即時奪還せよ、となる。
「即時奪回」は、学校教科書には書いていない。だが、なぜ、中国学生は、尖閣は勿論、沖縄まで元は中国領だと教育されるのだ。そう、陰の教育者がいるのだ。学校の共産党教員がそう教育している。私は、多くの学生からその事を聞いた。尤も、彼らが私たち日本人に敵意を持って「日本は領土の潜奪者」だと言っているわけではない。ただ、そう教えられた、というに過ぎない。
3、中国では、デモは許されない、だが官製デモがある
中国では、労働者、国民の意見を封じるために「デモ」は許されていない。だが、それでは爆発する。そのため、地方政府の一つの窓口に、苦情処理係を儲けて何とか乗切ろうとする。それが巧く行かない時は、しばしば流血を伴う暴動に発展する。大きなものは、年に数回起きる。
だが、何で、今次、北京で日本叩きデモが起きたのか。そう、政府がデモを許した、いや、学生その他活動家を扇動して、起こしていたのだ。その証拠に、警察は、在北京日本大使館に押しかけたデモ隊を排除せねばならないのに何もしていないのだ。
ついでに言おう。私は、2005年の日本叩きデモの時、上海にいた。中心の人民広場での地下鉄降車はできなかった。一駅前から降りて歩かねばならなかった。そうしておいて、中では、デモ隊のやり放題のデモだった。これが、何で官製デモでないのだ。また、あの時、上海の日本人飲食店は、散々破壊された。政府は謝るどころか、お前らが悪いのだ。勿論、その修繕費は、店舗持ちだった。在上海日本領事館だけは、何ヶ月遅れで、中国政府が修繕費を出した。
4、指令は、共産党網で行われる
デモの指令がどこから来たか、私は知らない。だが、分かる時がきた。オリンピックの時だ。学生に指示メールが来た。聖火隊を守ろう、と。と、その学生は、次の朝5時に出かけていった。私は、この学生メールを自分の目で見たので、確実だ。
あの時、中国非難(少数民族抑圧)のデモが世界中で起きていた。そのため、外国では、聖火がまともに実行できない所があった。中国国内では、そんな無様はできないと、学生、労働者を大量動員して、さも中国では誰一人妨害者はいないとの報道をさせようとしたのだ。つまり、沿道にいたのは、一般市民ではなく、共産党本部から名指しで動員された者だったのだ。尤も、全部かどうかは分からない。主要な所では、邪魔が入らないように被動員者だったことは間違いない。
5、こんな国際法無視の国には、力で対処し、国際教育するしかない
日本は、中国政府に扇動された漁船によって経済水域ばかりか領海まで蹂躙されている今どうしたらいいか。
もう、少し手荒ではあっても、少しでも抵抗する者は、逮捕し、罰金を科し、帰りには、国際常識を教育するしかない。
ちなみに、私が中国にいた時、もめ事が起きた。事件は、学校理事長が学生を騙して金を巻上げた事によって起きた。日本人10人が学生を支持した。とどういう事か、「中国公安」がやって来て、「外国人は、中国の国内法に従え」「従わない時には、処罰する」との脅し。「そんな事は、分かっている。事件を調査しにきたら、本論に入れ」、誰かが叫んだ。「うるさい、黙って聞け(←日本語)」と脅しをかけ、トンでもない話を30分もして出ていった。これが事情聴取だった。
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2010年09月09日
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