日本の再生と国際化を考える

英才教育、日本語の国際語化、数値の3桁読み、度量衡改革、漢字仕様電脳、やる事は多い。

中国事情、一般

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ ]

中国、いよいよ無人島(海洋)開発に着手

 2、3日前のこと、「朝日」「読売」で、中国が無人島を民間の力で開発するという記事が載った。何で「無人島」なんだ、日本では、地方産業はずたずたで、「無人島」どころか「地方」に目を向ける者はいない。中国は、儲かってしょうがないから「無人島」にまで手が伸びてきたのか。まさか。北京五輪の後は、深刻なバブル崩壊。だったら、何でだろう。



★ 中国のバブル崩壊
 まず、中国のバブル崩壊。それまで輸出消費税17%を掛けていたものを来年(2009)1月からは4%程度(各種あり)にするという。一般の国内消費税(5、6%)とほぼ同じだ。今まで「外貨不畜」のため、無茶くちゃな消費税だったが、今はこんな事態だ。事態発生には、ここ3年で、2割の「元高」が影響しているが、「技術なし」の単なる「工賃稼ぎ」のバブル景気は、足下がこれほども弱いのかというほどだ。



★ 中国の軍事費
 事態は急を告げているのに、中国政府にとっては「下ろせない旗」がある。「中華帝国」建設の旗だ。中国政府幹部は叫ぶ。「我々は平和国家で、平和的手段で物事を解決し、決して、軍事優先ではない」と。だが、「衣の下は鎧(よろい)」、丸見えだ。ここ20年ほどの軍事費の伸びがそれを物語っている。軍事費は3兆円。中国政府は、この額はまだ国際標準より少ないという。本当か。

 ここ17年の統計(2007)がある。この間の経済成長は年平均10%。そして、軍事費は、その約5割り増しで、大体15%程度だという。その最終結果が、彼らの主張で「3兆円」なのだが、今、この経済成長を越える「年率15%」の軍拡は異常じゃないのか。
 17年、15%の成長を続ければ、軍事費は、初年度のおよそ十倍になる(1.15の17乗)。感覚的にいうと、日本の防衛費が現在の5兆円から50兆円になる速度だ。控えめな勘定をすると、17年前5千億円だったものが5兆円になる勘定だ。日本は、この17年間、軍事費は殆ど伸びていないから、中国の異常さは歴然としている。世界にも類を見ない「軍拡」速度なのだ。

 第2は、中国の軍事費には「軍事研究費(等)」は入っていない。これを入れると直接費の2、3倍になるという指摘がある。これは、闇の中で誰にも分からない。
 ちなみに、中国の宇宙開発の急成長。あれよあれよと言う間に「有人飛行」できるところまできた。
 電脳開発は、米国の「IBM」を買収すると、国産「レノボ」が国際競争できるところまできた。そして、影武者・「国家機密プログラム隊」は、20万人くらいいるとも言われ出した。電網の国家管理(閲覧禁止)が着々と進んでいる。
 そして、「国防大学」。軍隊幹部の養成学校だ。大学入学試験では、「別枠」で募集。勿論、第1枠で、「北京大学」「精華大学」などより格が上だ。意外に知られていないが、「入試制度」を見ると、その事が一目瞭然。肝心の大学は、私の知る限りでは、「長春」と「長沙」にバカでかいのがある。「長春」は「空軍」。門の前を歩くと、飛行機が並んでいるから確実だ。「長沙」は「陸軍」のようだ。学生が3千人いると聞いた。歩哨が構えていて、外からは校内の様子は全く分からない。休日ともなると、学生が軍服姿で街をぞろぞろしている。海軍は、大連、その他にあるようだが、見たことはない。そもそも、軍事施設は、旅行用地図には真っ白で、そこが「国防大学」かどうかは窺い知れない。バスで現実に通ってみて、なるほど「大学」かと分かる程度だ。
 最後は、「退役軍人」の施設。街の一等地にデンと構えている。いや、小さい物なら、街中に腐るほどある。
 これらの施設は、「軍事費」じゃないのか。勿論、軍事費だ。だから、「直接軍事費」以外に「研究費」「学校」「軍官舎」「娯楽施設」を加えるなら、その2、3倍の広義の軍事費があるという指摘は、あながち間違っていない。

 広義の軍事費で、計算してみよう。2007年では、広義の軍事費8兆円。この金額は、日本の5兆円を超えている。中国の国富(GDP)は、ほぼ日本の半分。だから、中国の軍事費の重さ(重量感)は、日本の3倍ほど(8÷5×2)。最近の「元高」を加味すれば、「4倍」になる。
 中国政府は、軍事費3兆円は、人口が13億人なら多くないという。だが、「国際賃金」は日本の10分の1程度だから、日本に当てはめれば、「3兆円」は「30兆円/年」に相当する。「購買力平価(「元」の実勢評価)」で表現すれば「40兆円/年」になる。これが異常でなくて何なのだ。




★ 南シナ海への触手
 中国は、1992年、「領海法」という国内法を定めて、日本海の二倍ほどの「南シナ海」を中国の海と定めた。さらに、この時、東シナ海の「尖閣諸島」も中国領とした。
 周辺国は、怒らないか。もちろん怒る。だが、軍事力で勝てない周辺5カ国は、手も足も出ない。いや、中国が「南シナ海」に触手を伸ばし始めた頃(1970代)、ベトナムが、中国に防衛戦を挑んだが、難なくひねられ、それ以降は、各国とも傍観視するだけだ。

 一般に、中国の南進は、中華帝国の「陸上支配」はほぼ固まったので、「海上支配」に手を付けたと言われている。この頃から、中国は、「海軍」軍拡が著しくなった訳だ。

 1992年、いくら海上に「赤線(国境)」を引いたところで、「実効支配」がなければ妄想に過ぎない。中国海軍は、着々と「南シナ海の珊瑚礁」に「軍事施設」を造り始めた。全く傍若無人だが、誰も止められない。特に、米軍のフィリピン引上げ(1992)からは、中国の一人舞台だ。
 軍事施設の次は、民間人の「入植」。中国は、2003年7月「無人島の保護利用法」定め、いよいよ積極的にこの広い海の経営に乗出した。無人島で何をするのか。まさか、ロビンソン・クルーソの生活か。中国沿岸の島なら観光開発もできるが、500キロ、千キロ先の遙か遠い「無人島」に行く者があるのか。冗談も、休み休み言え。それから5年は放置された。
 だが、国際法上、自国領を主張するには「居住」の実績は不可欠。そこで、今次(2008年12月)の奨励措置となったわけだ。この措置には、「中国国民」だけでなく「外国人」も含まれるという。中国海軍保護、つまり、中国の施政権の容認することが条件となっている。中国沿岸には、6千あまりの無人島がある。そこに行く者があるのか。今後の動きが注目される。

 話は替わる。尖閣諸島にも4社が名乗りを上げ、現在審査中だという。
 何だって、仮に日本人がそこに住むようになっても、中国の保護を認めれば、そこは中国領になるのか。そう。その通り。台湾人でも、フィリピン人でも、ベトナム人でも、中国に申請すれば、そういうことになる。筋が違うだろう。申請は、日本政府にするのじゃないか。これでは、丸で他人のアパートに「お前、あそこに住まないか。俺がガードマン(用心棒)になってやるよ」というに等しい。たぶん、本気で住む気になれば、日本より中国がいいのは当たり前だろう。情けない日本なのだ。



★ 尖閣諸島が風前の灯火(ともしび)だ
 尖閣諸島は、日本が明確に領有を主張した1895年以降は、明らかに日本領だった。それが1971年になると、突然、中国・台湾が自国領を主張してきた。この海底には、石油、天然ガスが眠っていることが分かったからだ。
 中国は、どう言ったか。尖閣諸島は、明代初頭には中国領が明らかで、日清戦争によって日本により奪われたものだから中国領だと。前段の「明代初頭」の件もデタラメだし、後段の「日清戦争」の件もデタラメだ。

 2000年以降、尖閣諸島近海には、中国の潜水艦、調査船がうろつくようになった。日本が抗議すると、少しは大人しかった。しかし、最近の鼻息の荒さはどうだ。

 香港のテレビ局・鳳凰電視台が、「中国・人民解放軍が魚釣島(=尖閣諸島)に進攻すれば、日本に勝てる」との記事を流した。台湾の報道機関は、「回収」できると言った。中国・浙江省には、そのための秘密の軍事施設があるという。それは、分からない。
 現実にも、2008年12月8日には、中国・海洋調査船が尖閣付近の日本領海内を航行していた(日本政府抗議)。さらに驚きは、その少し前の9月14日には、四国・足摺岬沖合の領海に潜水艦が現れているのだ(日本政府抗議)。一体、何の真似なのだ。

 尖閣諸島、危うし。この話は、話せば長くなる。改めて話すことにする。



★ いや、はや、中国(中華帝国)の海上支配欲は恐ろしい
 軍隊を出動させれば、明らかに戦争。それは、国際世論を負にし、最悪の選択肢だ。なら、「民間人」を使おう。中国の「無人島開発」援助政策は、第一陣送込み政策だ。もし、その時「民間人」に犠牲が出れば、それこそ待っていましたとばかりに「中国海軍」のお出ましとなる。
 この手段、歴史上、世界中の帝国が、繰返し繰返し使ってきた手段だ。日本も中国侵略のとき使った。「張作霖」列車爆破事件などは、民衆に憎まれた満州馬賊を演出するために、本来、日本の手先だったはずの張作霖を「日本軍隊」の手で抹殺するのだ(1928)。また、日本国内で起きた米国軍による「松川謀略事件(1949)」も類似の手口だ。その後、何かが起きた。そう、「満州事変(1931)」、「国鉄職員十万人首切り(1949)」だ。ともに、国家陰謀事件だった。
 我々は、国家「陰謀」には、常に警戒の目を持って当たらねばならない。

 全農のホームページが、外部から改竄された


 2008年11月18日、全農が自分のホームページ(電頁)が外部から不正操作されたと発表した。

 どういう事かというと、判明した事実は、9月30日から10月25日までの間に、全農の頁提供者に何者かが断続的に侵入し、「全農関連団体」に上網すると、それとは全く違う外部頁に自動的に移動するように仕組み、その結果、最新のウイルス(JS_AGENT.IMK、JS_AGENT.NND、JS_SCRIPT.CH)をダウンロード(下載)するように改竄されたというものだ。


 私は、ハタと感じた。ここ中国では、こんなの当たり前じゃないか。ウイルスこそ入っていない、いや、ウイルス防衛ソフトで防いでいれば安全だが、どうやっても目指す頁に行けないことは日常茶飯事。私は、2度3度、上網しようとしてできない時は、諦めることにした。一日に数度じゃない。度数では言えないが、頻繁に起き、酷い時は、アクセス数の10%、20%という頻度で起きる。

 もう少し詳しく言おう。朝起きて、朝日、読売の頁に上網する。朝日は半分くらいしか読めない。読売は、途中まで立上がってその先は進まない(昼過ぎになって、一部閲覧できるようになる)。別の頁に行こうとする。そうすると、「アズビー(富士通系の頁)」の頁に飛ぶのだ。その中で、関連頁を捜して上網しようとすると、再び「アズビー」の頁が現れ、その先は、循環して前には進まない。諦めて、「グー頁」に戻り、他の頁に上網しようとする。中国語の頁に替わる事がある。とにかく、何かないかとあちこち上網して回る事はできない。

 関連する話。以前、「ウイルス・対策ソフト」が切れていた時の事。何かおかしいと思っていたら、遂に電脳が動かなくなってしまった。何と驚き、「トロイの木馬」が10個以上入っていた。



 中国(政府)が電網操作をしていることは明らかだ。その証拠は、日本頁を開こうとすると、物によっては、1分もかかる事がある。その時でも、北京週報のように中国政府の日本向け頁は1秒もかからずに開く。怪しいのが出てくると、徹底的に篩に掛けているのだ。
 中国は、国民の間に、反政府的頁があることを極端に恐れている。私は、このところこの中国が気持ち悪くなってきた。

中国の選挙

 中国の「人民代表委員選挙」


 最近選挙の事ばかり書いているので、中国の選挙について書きましょう。大学にいて、初めて選挙に出会いました。これまでも、小さな単位(大体は、職場)では見たことはありますが、全国人民大会の選挙は初めてです。


 ある時、学生課前の大きなというより長い長い掲示板に、日本の屋内政治ポスターと同じくらいで色刷りのきれいな候補者名が張り出されました。「何、選挙があるのか」。特に、何の動きもなかった。というのは、学校の別の場所では、「何々の講座を始めます」「旅行の会員を募集します」などというのが食堂の前などには、前のビラを無視して上から張られていくのですが、学生課前のビラは、公式のビラでそういう者ではありません。

 候補者は、2名。「履歴」を読んでみると、まあ凄いの一語。何々大学卒業、その間、優等生の奨学金をもらい続けた、クラス委員をやった、そして、共産党員、‥‥と続く。
 そして、卒業後は、○○大学大学院、そして博士号取得、現在、本大学の講師(主任)とか続く。
 目立つのは、学歴ばかり。生え抜きの秀才で共産党員だ。他は、記憶がない。年齢は、一人は40才前、もう一人は35才。

 もう一人の人も、いずれ劣らぬ似たような学歴。日本に当てはめれば、おらが村の何年に1年しか出ない最高の秀才だ。

 何か始まるのかな。何もなかった。そのうちに、選挙ビラが外された。ええ、選挙は終わったのかな。そう、終わっていた。どちらが当選したの。はっきりしないよ。知らないよ。という感じだった。誰も何も関心はない。選挙は、どうも、学部・学科・クラスで持ち回り選挙をやったようだった。これが、選挙かは、大いに疑問がある。強制選挙だ。

 ところで、学生は、誰に投票していいか分かるか。日本で言えば、「最高裁判事の信任投票」みたいなもの。学生に、いくつか質問してみたが、何一つ知らなかった。当たり前だ。選挙の雰囲気が全くないのだ。


 さて、「全国人民代表」は、国会議員に相当する「議員だ」。この人は何をするのか。「北京に行って、大会報告を聞く」のが重要な仕事。その時は、一万人近い人が全国から集まってくる。とても壮観だ
圧倒される。こんな人数は、もちろん「会議」をやるのではない。「意思統一」の場だ。意思統一は、人数が多ければ多ければ、大衆心理が働き、「さあ、やるぞ」の雰囲気が強くなる。日本で言えば、「宗教団体」「政党」が「何万人も集めてやるあの儀式」、あれと同じなのだ。
 人民代表は、味わってきた雰囲気を、地方会議では同じ雰囲気を出すことが重要な任務。私は、「重慶の人民大会堂」を見学したことがある。立派なものだ。四千人(?)くらいが出席できる大会議室。圧倒される。ここでも、やっぱり、同じ事をやる。この時は、全国人民代表出席の上部幹部が会を仕切る。

 そうか分かった。会議とは、上意下達。それを上手に指揮するのが「人民代表」で、自分たちも重要な「兵隊」なのだ。大会が終われがば、「人民代表」は、元の職場にもどる。ええ、そうなると、その人は、その期間、中央政府の「人形」だったのか。多分そうだ。いや、代表にとっては、「一生に一度の勲章が着く」から、名誉の大会出生だったはず。

 参考にしてください。

中国の生活扶助費

中国の社会保障、ある事務所の掲示板を読んで

 今日、私は、中国のある街を歩いていました。(最近、「危険」を感じるので、住所は伏せておきます)そうすると、こんな案内がありました。

 当事務所は、以下の者の「扶助」を決定するとの文の下に2、30人の名前が列記したありました。10月20日頃の決定でした。驚きです。

 事務所とは、「社区事務所」つまり「民政」を担当する「(市役所の学区事務所みたいな)地区事務所」のこと。いや、「民政」だけでなく、「犯人」がその地区に逃げてきたら、警察みたいな事もする「治安事務所」も兼ねている。住民500人から1000人くらいの単位で作られています。

 発表内容は、
  「何のなにがし」「年齢 ○才」「住所 ○○」「身分証番号 ○○番」
      「配偶者 ○○ 年齢 ○才」「家族 3人」。
  「給付金 500元」

という具合に書いてあるのです。日本に当てはめて考えてください。お金がもらえるのは、いいのですが、丸裸にされている感じです。「生活扶助」を受ける人は、大抵「特殊な人」。その特殊な事情が、「社区事務所」の玄関先に張られるのです。あなた、耐えられますか。

 しかし、生きていく上には仕方がない。そんな気持ちでしょう。

 さあ、本論に行きましょう。「給付金 500元」で生活できますか。大体、「一人頭 120元から150元(2500円見当)」の補助です。はっきり言って、「最低の食料品」で「最低の食事」をしています。私は、「1食5元」の昼飯をよく食べますが、学校の近くで、量に問題はありませんが、とにかく貧しい食事です。彼らは、この半分程度の食事を365日しているのかと思うと、本当に気の毒で言葉がありません。


 続いて、医療補助。金額はありませんでしたが、該当者は申し出よ、との表示。「身分証」がないと受けられません。外部の者は、締め出しです。この地区には、病院はありません。診療所はあります。医療費の高いこと、目をむきます。だから、「診療所」みたいなところがあるのでしょうが、貧しい限りです。断っておきますが、「診療所」とは、6畳か10畳かその程度(中に入れば、奥にも部屋があるかも知れません)のみすぼらしい個人商店みたいなところです。

 医療費は、少しいい病院ならば、1回1000元かかります。生活扶助を受けていては、絶対にかかれません。

 以上、気がついたことです。

チベットの水

チベットの水


 私は、ある時、中国の新幹線(高速列車)に乗った。サービスで出された水がチベットの水。この水は、何千年来の水で、世界一おいしい水です、飲んで下さい。言わずもがな。
 ペットボトル(容器)のラベル(標識)には、その由来がこう書いてあった。この水は、海抜5100mから取水し、ドイツの技術で開発されたもの。有史以来、氷川で保存されてきて、汚染指数=0、リチウム、ストロンチウム、亜ケイ酸等の生命元素を含み、まさに世界の泉の水と称される。水源地は、周囲60平方キロを保護区とし、24時間監視されている、と。続いて、化学分析値が書いてあった。

 なぬ、この分析値は、これでいいのか。私は疑問に思った。泉(氷河水、溜め池水)の水は古いが、本当にこの水は奇麗な水なのか。総固形溶解物量400〜800 ppm(正確には、mg/リットル)、カルシウムとマグネシウムの合計値60〜130 ppm、その他の成分はよく分からない。私の記憶では、日本の工業用水(再生処理水)の規格値は120 ppm位だったはず。そうなると、この水は、汚染物質は入っていないとしても、化学的にはどぶ水と同じではないか。私は、早速、ラベルを剥がして鞄に入れた。

 チベット・ラサ周辺では、水が豊富とは言えず、ヒマラヤからの雪解け水が川となって流れだし、下流で水たまりになっている所が多い。そのうち、水量の多いものは溢れ出し、メコン川、サルウィン川、ガンジス川の源流になっている。この水の水源はラサ・東雄県。はっきりとは分からないが、地図で見ると近くに大きな湖があり、この辺り(ここに流れ込む雪解け水)の事を言っているようだ。人が分け入ったことのない所で、たぶん見た目は奇麗なのだろう。

 さて、このチベットの水は、どんな水か。雪解け水が、手つかずで、何千年も滞留した水。その間に、その土地の鉱物を飽和に近いところ(実際は、10分の1)まで貯め込んだ水、の筈だ。その水は、本当に奇麗なのか。とても言えない。なぜ、なら、化学分析値を発表するのか。我々を騙すためか。そうとしか思えない。鉱物質が多ければ多いほど、その水はミネラルが多く、我々は良い水いと錯覚する。実は、この水を日本の水の規格値に当てはめると、辛うじて飲料に適する程度なのだ。ちなみに、硬水(100 ppm)の水で石鹸を使うと、その瞬間に石鹸がカルシウム分と反応して水垢が水面一面に浮かび、洗濯はできないし、紅茶を入れてもコーヒーを入れてもアクだらけ。なるほど、そうなのだ、外国では、コーヒーは漉してから飲むのだ。私も経験した。上海のホテルで、僅かしか石鹸を使わないのに、余分の石鹸が水に浮く。経済的か。違っていた。石鹸が不溶のカルシウム石鹸となって水面に浮いたのだった。ついでにもう一つ。化粧水。硬水では、顔に(カルシウムの)膜ができ、まさに顔に(白い)泥を塗る。だからか、軟水の化粧水がよく売れるのだ。納得。なお、日本の水は、河川水は硬度10程度、地下水は50程度(軟水)だとのこと。

 なら、チベットの水はどうか。最高硬度の硬水。いや、これでもヨーロッパ辺りと比べると、これでも普通軟度の(普通)水。日本は、水が奇麗で本当にいい所だ。

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ ]


.
出野行男
出野行男
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(14)
  • rasen
  • cocoa
  • 水を護る国家事業の実施を
  • 底質汚染
  • アジアや世界の歴史や環境を学ぶ
  • 反日デモは亜細亜太平洋の恥晒し
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事