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先日は”私鉄界の103系”東武8000系をご紹介しましたが、今回は只今製作中の本家の国鉄103系・塗装済みキットについてご紹介いたします。
塗装済みキットということで、塗装済みの上回りと床板のみの製品構成で、窓サッシ・窓ガラス、ライトレンズ(製品に付属)の接着や台車、動力装置(市販品利用)の組みこみなどはユーザー様に作業していただくスタイルとなります。 長編成や複数の編成を揃えたいというご要望も多いと思われるアイテムなので、出来るだけ品質を落とさずお求め易くするために、窓貼りなどの難易度が低い作業を省いて製作コストを抑えました。今回の企画がご支持を頂ければ同様の製品を引き続き企画していきたいと思っております。 今回は非冷房車、原型ヘッドライトでスカイブルーとエメラルドグリーンの2色を製作します。 こちらは先行サンプルとして製作したものになります。エラーがありますので量産製品では修正の上発売いたします。前照灯位置を若干下げることと、方向幕の位置を外よりに移動すること、運行番号表示窓の形状の修正などです。通風口の周囲に隙間が目立ちますが、これも前面と一体エッチングとすることで改善される予定です。 乗務員室ドアの手すりはロストワックスパーツを採用して、真鍮線を差し込んだ場合よりも実物らしい形状に見えるように工夫しました。 常磐線無線アンテナは室内天井部にポンチマークを印してありますので、ドリルで貫通したうえでアンテナの足を差し込んで接着となります。 2段窓のサッシとサッシレールは形状を改良してもう少し開口部にきっちり嵌りこむように改善します。 クモハの後位です。一通りの配管は処理した上で塗装、タッチアップしてあります。空気管のジョイントから先がゴムホースになっている感じを自然に見えるように部品構成を考えました。 正面から見た画像です。車体曲げ担当の職人さんにお願いして複数の曲線で構成される屋根のカーブが自然に見えるように処理してもらいました。手間が掛かりますが、屋根Rと肩Rの二本で繋ぐと屋根が尖ったり、肩が張って見えたりする場合があるようです。模型を作ろうとするとどんな車種にも一見簡単に見えても固有の難しさがあります。 通風口はエメラルドグリーン仕様は写真のようにルーバー形状とし、スカイブルー仕様はあて板でふさいだスタイルとします。 室内の処理です。淡緑色で全体を塗装してあります。座席そでのつかみ棒はドアと一体にすることで左右8本ずつがしゃきっと垂直に揃うように工夫しました。つかみ棒を銀色に塗り、市販の座席パーツを取り付けていただくと懐かしいあの車内風景がよみがえると思います。つかみ棒の上端にはツリ手棒の取付部を設けましたので、別売予定のツリ手を簡単に取り付ける事が出来ます。 テールライトハウジングを兼ねた運転台ユニットは別売りパーツを準備する予定です。ヘッドライトは運客仕切上部の貫通部にLEDを入れたパイプを差し込んでヘッドライトと接続します。 取り付けるほどに楽しくなるようなオプションパーツを色々発売したいと思っています。 編成としては エメラルドグリーン 3連基本Mc-M'-Tc(組み合わせて常磐快速10連) 4連増結M-M'-T-T(組み合わせて常磐快速10連) スカイブルー 3連基本Mc-M'-Tc(組み合わせて京浜東北10連) 4連増結M-M'-T-T(組み合わせて京浜東北10連) 6連Tc-M-M'-M-M'-Tc(阪和線) 7連Tc-M-M'-T-M-M'-Tc(京阪神緩行) このようになります。 蛇足ながら、店主は幼少のころ関西に住んでおり、時折遊びに行く祖父母の住む尼崎の団地の階段から国鉄の線路が良く見えました。飽きもせず行きかう列車を眺めていたのですが、地味な国鉄車両の中で独特の音を立てて頻繁に走ってくる明るい水色の電車が印象に残っていました。その後親の転勤で千葉県北西部に引っ越したのですが、そこでは緑色をした同じ電車が全く同じ音を立てて爆走しておりました。 昨年、模型を作ろうと思い立ったときにはとっくに首都圏からは完全撤退してしまったので取材のために阪和線を訪れるとなつかしい水色でまだ走っており、幼いころの記憶を追体験するようなシアワセな時を過ごすことができました。 |

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