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DerivazioneABARTH750の【Collettore Aspirazione 】
(インテークマニフォールド)について
アバルトのエンジンルームの景色のひとつの魅力にもなっている
【アルミ鋳造によるABARTHのレリーフ文字】が特徴としてありますが、
デリバジオーネの時代は、まだその文法が確立されていない時期になります。
インマニもそうで、【derivazione750KIT】の正しい姿は鋳鉄の無印の物が正解になります。
最近人に教えていただき判りましたが、鉄製ですので塗装されている事が前提な訳で、
【黒に塗装されているのが正しい姿】だったようです。
私が所有する750アバルトもその時代ですから、
【鋳鉄製のインマニ】がインストールされているのですが、
その話を踏まえあらためて良く観察しますと、黒塗装の痕跡がわずかですが
残っていました。
果たしていつからアルミ鋳造の部品にすり替わっていったのかは
今もって正確にわからないのですが、ダブルバブル以降であることは間違い無さそうです。 ダブルバブルでもアルミ鋳造のもの、鋳鉄のものそれぞれ存在していますので、
正確な時期はもう少し調べてみないと判りません。
ただ下記、ABARTH750のベルリーナSr.2では(当時の写真で)
アルミ鋳造インマニが入っているのが見て取れるので、おそらく'58〜'59のどこかかと想像します。
そして下記は一般的によく知られているアルミ鋳造もの。
こちらのほうが一般的には馴染み深いかもしれません。
ついついABARTHマークモノにリプレイスされてしまいがちですが、
時代考証的にはそぐわないことになります。
そして下記が鋳鉄製インマニ。【600derivazione750KIT】においてはこれが正解です。
下記、、当時のABARTHのトレカート工場内で撮られた
750derivazioneKITの写真を見ても黒塗りの鋳鉄製インマニが見て取れます。シブイ!
そしてこの写真、右背後にはDuo-tone、スモールテールランプの
'56年最初期デリバジオーネの姿がみれますので、まぎれもない
初期のderivazione750エンジンの正しき姿を示している数少ない貴重な資料になります。
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