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童謡詩人、金子みすず(本名テル)は、山口県
長門市仙崎という漁師町で育ちました。
東を仙崎湾、西を深川湾、北を青海島で囲ま
れた三角州の仙崎は、テルが育った大正時代、活気に溢れていました。
人間と自然とは別のものではなく、人間も
自然の一部という想いをみすずは少女時代に
育んでいったのだと思います。
弁天島
『あまりかわいい島だから
ここには惜しい島だから
貰ってゆくよ、綱付けて。』
北のお国の船乗りが
ある日笑っていいました。
うそだうそだと思っても
夜が暗うて、気になって、
朝はお胸もどきどきと
かけて浜辺へゆきました。
弁天島は波の上
金のひかりにつつまれて
もとの緑でありました。
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2013年02月16日
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