ここから本文です
毎日や仕事のことなど 色々

書庫観たり読んだり

イメージ 1

仕事とバンクーバー五輪フィギュアのTV観戦で すっかり疲れきりました。
特に女子シングルの試合…。

私が仕事として扱っているのは フィギュアでも「アイスダンス」
だから正直 シングルのルールは全部把握しているわけでもないし、ジャンプの見分けもできません。
ただ昔からフィギュアスケートが好きで、漫画の連載を始めてからはTVで放送される番組は ケーブルも含め全種目録画して観てきたし、生の試合もずいぶん行っています。

だからこれは フィギュア好きの いちファンとして感想です。
試合を観て あまりにも感じることが多かったもので…。



オリンピックは巨大なマネーの動く特別な「ゲーム」です。
「ゲーム」である以上 ルールがあり、それにのっとって採点がされます。
キム選手陣営の勝利は ルールを手中にしたことにあると思います。ほとんど国策として 陣営はありとあらゆる手段を講じて 見事に勝利をもぎ取ったのです。(スポーツでは多かれ少なかれ あることなのですが)

それは、試合の翌々日に行われた 史上最低の盛り上がらなかったEX(競技後に行われるショー)を観ればわかります。
普通EXではあり得ない 順位順でなく出てくる選手達。
日本選手は1部にまとめられ、2部の最初に長々と キム選手を想定したと思われる(胸にキムと字が入っていた)少女スケーターの成長物語が入っていたとか…。(日本では全部は放送されなかったようです)
これって あらかじめ彼女が金メダルと想定していたということですよね。
本命が勝てないと言われ続けていた オリンピックのEXで?
あり得ないなー。。。。

それに対し 日本の陣営は まるでされるがままで、最初から金メダルを諦めていたかのよう。
その中で 巨大な権力に一人 トリプルアクセルで正面突破を試みた真央ちゃんは 間違いなくヒーローでした。

だってこの数年間に ISU(国際フィギュア連盟)の推奨してきた「難度を下げてバランスの取れた完璧な演技」をしたとしても、キム選手とロシェット選手(開催国選手の地元ageはいつものことなので仕方ない)以外は「まんま難度の低い点数」しか出ないのですから。
安藤選手が推奨演技で難度を下げても 順位は上げられなかった結果にも それは出ています。
自分の持てる最大の武器で全力で立ち向かう。それだけが この悪夢のような「ゲーム」で勝負する方法だったと思います。

この3年あまりの間に行われた度重なるルール改正により フィギュア女子シングルはすっかり「キム選手仕様」のルールにされてしまいました。
3回転ー3回転のコンビネーション・ジャンプは キム選手の最大の武器ですが、2〜3年前まではトップクラスの選手なら普通に入れていた技です。
それがキム選手以外の女子選手は、ことごとく厳しいダウングレード判定を受けまくり「入れると点が下がる」ので、すっかりやる選手が減ってしまいました。
浅田選手も例外ではなく、その代わりとして 女子では自分しかプログラムに入れられないトリプルアクセル(3A)3回で挑むというリスキーな選択をしました。

ショートとフリーで合計3回の3Aは、前代未聞の男子並みの構成。
能力では浅田選手を越える選手は居ないのに、韓国の国家戦略の前に、武器をことごとく捨てさせられ、彼女には最終兵器しか残っていなかったわけです。

ショートとフリー合わせてのキム選手のノーミス演技は、それまで無かったことだけに「この大舞台で」と感心しました。
だから彼女の金メダルに異を唱える気はありません。

ただ彼女のプロは何年も構成が同じで「新しいことをしない」超安全運転のプロ。
見栄えのする演技は練り込まれていますが、よく見るとポジションも手の使い方も美しくないし 踊りの能力は そんなに高い方ではないように思えます。(EXのプログラムを観ると特に感じます)
3年前くらいに東京で行われた世界選手権と日本で行われたアイスショー、去年のグランプリファイナルの3度、生で彼女の演技を観たことがあります。
3年くらい前の時は、真央ちゃんと二人「新世代の選手」と思わせる際だったものがありました。まるでバレエでS.ギエムを観た時と同じような…。
けれど昨年のグランプリファイナルでは、調子が悪かったせいもありますが、「すごいスピード」と言われていたのが「????」という出来でした。
生で観た感じでは、出来としては鈴木>安藤>キム選手でした。(それでも優勝。会場では「え〜〜〜?」というエーイング?が起きました)
そして重要な点ですが、今の彼女の演技はTVで観た方が 遙かに良く見えるということ。

真央ちゃんのコーチのタラソワさんが ぶっちゃけトークで凄いこと いっぱい言っていたのが記事になっていましたが(苦笑)今までの経緯を観てきているスケートマニアには、みな頷けることばかり。その中で「ISUはTV中継で映える演技を求めている」(怒り)という発言もありました。

キム選手陣営は2週間に一度はジャッジを呼んで、どうやったら点が取れるかミーティングをしたそうなので、この辺はたぶんバッチリ対策を取っていたのでしょう。
TVで映える場所でのジャンプ。(TVカメラはだいたい設置される場所は決まっている)
止まる場所をたくさん作ってのカメラアピール。。。。
確かに ISUの方針に沿った作戦勝ち。

でもフィギュアはTVショーじゃないし、ジャッジが生で判定するスポーツなのです。
完璧な演技の美しさをマスコミで喧伝されてはいますが、私の目からはバレエの基礎がきっちり入っている浅田選手の方が美しく見えますし、ネットで数多く上げられた二人の比較検証映像を観ると、淺田選手のプログラム方が遙かに難しく 演技も優れているのが一目瞭然なのですが…。


オリンピックは「ゲーム」だから「ルール」にのっとって行われ「キム選手を勝たせるためのルール」だったから、勝つべき選手がパーフェクトに勝った。
表面上はなんの問題もありません。
けれど フィギュアを競技として終わらせてしまうような問題を孕んだオリンピック結果だった。
なのにそれを 解説者も含め、関係者はタブーを口にすまいと不自然なコメントで逃げているように
私には思えます。

根は とてつもなく深い…のでしょう。

さいとう ちほ
さいとう ちほ
女性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事