もしかしたら開発室附属雑記帳

計算機の明後日を考える「もしかしたら開発室」の雑文(又は下書き)コーナー

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突然ですが、こんなニュースを目撃してしまいました…。


なんでも、Intel Galileo(含Gen2)、Edison、Jouleの各ボードが、今年一杯で生産終了とのことです。

ちょっと待って…。オレ、Galileo Gen2向けにOS書いてる最中なんだけど…。

いや、正確に言うと、モジュール間通信仕様(って言えば良いのか、或いはオブジェクトシステム仕様といえば良いのか、とにかくこのOSの核となるI/F部分)を固める為に、まだWindows上で動くシミュレータをスクラップ&ビルドしているところなので、カーネルやドライバが直接影響を受けた訳ではないのですが、このシステムのテーマとして「ソフト・ハードを問わないモジュール実装と高いモジュール可換性を実現する」と掲げているだけに、手軽にGPIO操作できるターゲットボードが無くなってしまうと、正直ファーストインパクト半減といったところです…。まぁカーネルそのものはGalileoとPC/AT(IA-32)版で共通にするつもりだったので、Galileo固有のドライバをオマケで準備する程度には対応するつもりですけど…なんだかなぁ。

正直、(チップ単体と違って)民生品っぽいとはいえ組み込み分野の製品ですので、細々と長期生産してくれるものだと勝手に考えていたのですがねぇ…。下手すりゃそこら辺の市販マザボとかよりも短命だったんじゃなかろうかという気がします(特にJoule)。

尚、今回はチップそのものがディスコンになる訳ではないように見えるので(先行きはあまり明るくない気がしますが)、またQuark X1000を使ったボードとか出てくれればいいなぁ…と、生温かく期待することにしておきます…。


ええと、ついでにOSネタの進捗状況です(長らく外部に見える成果が出てないので、何かこういう形でも出さないと寂しい気がしてきました…)。

上の方で少し書いた通り、まだ仕様固めに走っている段階で、カーネルにはほとんど手が入っていません。最初はカーネル上で色々試行錯誤していたのですが、一旦メモリ管理のことを忘れたくなったので、Windows上で動くシミュレータを作り、そっちで実験することで試行錯誤を高速化することにしました。お蔭でI/Fは大分目標地点に近づいてきたと思います(アプリ走らすところまで確認できたら一旦完成にして、カーネル上への移植を始めようかと)。

このシミュレータですが、いずれ実OSが走っているマシンと通信してなんやかんやするツール(デバッガ兼ウィンドウマネージャ…Xサーバみたいな…)を作るつもりだったので、実験完了後はこっちの雛型にでもして、無駄にしないつもりです(笑)。

しかしまぁ、このシステムの本丸に定めているアイディアは4〜5年位前に思いついたものなのですが、これをベースに「オペレーティングシステム」として使いものになるよう細部を詰めていくと、なかなか一発で良い形にはなりません。最初の頃は、無駄に使い勝手が複雑だったり実用アプリが書き辛い仕組みになってしまったりと(実は1回だけ人目に触れた機会があるのですが、そのころの話です)、せっかくのネタが生きない代物になってしまったので、実際にテストアプリを作りながらフィードバックしたり、「最終的に同じことが実現できるものの、全く別なI/Fやオブジェクト機構」を考え直して大改造するとか、ここ2〜3年はこんなことばっかりやっております。これもやっと、Windows上で検討サイクルを高速化(ぉ)したことで終わりが見えてきたところですが…。

ということで、まだまだ時間はかかりそうですが、Galileoのディスコンまでに実機で動く版をリリースできればいいなぁ…とぼんやり考えながら、引き続き開発を続けようと思います。つーか早くこのシステムで動くアプリを書きたい(順番

# 尚、実際に動くところまで作ってみたら大凡実用的とは言えない何かになる可能性もありますが、それはご愛嬌ということで…。

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