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2008年6月21日「Pintu Amaterasu」 at TBS(中部ジャワスラカルタアートセンター)
【活動理念】
Dewandaru Dance Companyは、インドネシアのジャワ島に伝わる伝統舞踊の
普及、及びその動きを基礎としたコンテンポラリーダンスの振付・作品発表、
さらに日本とインドネシアの文化交流を目的に2006年4月インドネシア出身のリアントと
川島未耒により東京にて結成されました。
インドネシアは地域毎に独自の文化・習慣・芸能を持つまさに芸術の宝庫です。
ジャワ舞踊とは中部ジャワのふたつの王都ジョグジャカルタとスラカルタで
生まれ発展してきた伝統舞踊ですが、王宮の儀式の際に踊られていた為、
長い間一般の人々の目に触れる機会はありませんでした。
その一方で農村部のお祭りや庶民の楽しみの中から生まれた力強く
エネルギッシュな舞踊もあります。
私たちは崇高で優雅なスラカルタ様式の舞踊、リアントの出身地バニュマス地方に
伝わる軽快な踊り「レンゲル(Lengger)」、そして東ジャワのバニュワンギやマランに
伝わるダイナミックな舞踊を紹介します。
さらにジャワの人々の精神性にも着目しています。
目上の人に対する敬意や自然界に対する畏怖の念、ゆったりと時の流れに身を任せる
悠然とした在り方、それらはどれも今日の日本人が失いつつあるものです。
ジャワ舞踊という形だけではなく、彼らが大切にしているRasa(ラサ:目には見えない気のようなもの)という感性も伝えていくことができたらと切望しています。
【Dewandaru(デワンダル)の意味について】
デワンダルとはジャワ語でヒマラヤ杉、または人々を平和に導く為
祖先を通して神から授けられた叡智という意味があります。
かつてジャワ各地に王国が栄えていた時代、王族間で戦争が絶えませんでしたが、
最終的にはそれぞれの王が和解し、自分たちを太い幹から枝分かれした先に茂る緑の葉に喩え、
気持ちをひとつに一本の不動の大きな木のように、調和の中で国を治めていく事を決心したと
いう逸話があります。
ジャワ舞踊を通して人々の心に光を灯し、世の中が明るく平和になることを
願って命名しました。
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