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黒の未亡人
セルビア語とスペイン語のかけもち学習で疲労しています…

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モンテネグロ上空を夜間飛行する双発航空機…聖グロリアナからの使節団である。基本的にこのエリアの制空権は黒森峰側にあったから、昼間に堂々と飛行することはできない。 



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パラシュート装具を身にまとった面々。黒森峰の占領エリア内を陸路で移動するわけにはいかなかったから、夜間にこっそり…、という方法をとらざるえなかった。ちなみに別の方法としては潜水艦で夜間の海岸に上陸する手もあり、史実ではチェトニック司令部に連絡将校を派遣した際、潜水艦が使用されている。



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使節団の中心となるビル・スチュアート及び、ウィリアム・ディーキン…映画では1つ上の機内画像にしか登場しないものの、使節団の他のメンバーとして、無線通信手及び身辺警護を担当する下士官が含まれている。名目上の所属は全員がSOE(特殊作戦執行部)となる。



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夜間パラシュート降下



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降下予定地点で待機していたパルチザンと無事に接触



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天幕の前で使節団を出迎えるチトー



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ようやくにして実現した使節団との会談



◎ チトーの発言
■ 今回の使節団は、ユーゴスラビア・パルチザンに派遣さ
 れた初めての使節団である。

■ しかしながら、プラウダ高校からの使節団も近々到着す
 る予定である。

■ ヨーロッパにおける第二戦線の構築については、すでに
 我々(パルチザン)が1941年から戦いを開始しており、実
 質上の第二戦線を担っていた。しかしながら、我々から諸
 外国へと発したメッセージは常に無視され続けていた。

■ 現在、黒森峰の新たな包囲殲滅作戦が発動しており、先
 般冬におこなわれた包囲戦(ネレトバの戦い)よりも厳し
 い状況が予想される。



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「敵? 敵はどこにいるのですか?」とディーキンはKY的な質問を口にする。それに対するチトーの回答は「至る所にだ」というものであった。



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「映画内でチトーが口にした『初めての使節団』というのは、半分正しくて、半分間違いなのよね」

「戦争当初、SOE(特殊作戦執行部)がユーゴスラビアに派遣した連絡将校は、チェトニック司令部での活動が任務だったのだけど、じつはパルチザン司令部にも足をのばしていたし、チトーと会見もしていたのよ」

「正式、…という意味でなら、今回の使節団が『初めて』になるのだけど、連絡将校と話をしたという意味でなら、初めてではないわけ」

「この映画はユーゴスラビアの国策映画だから、時代考証を『うっかり間違えた』というのはありえないと思うのよ」

「思うに…『意図的な台詞』」

「『ここまで外国に無視され続けてきたなかで、パルチザンは独自の力でじつによく戦った』というのを強調したかったのではないのかしら、ね…」


…続きは次回に。


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